みんなの議会

八雲町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月7日

八雲版ネウボラ、一緒に考えていきませんか

聞いた人
佐藤智子 議員
答えた人
町長 岩村克詔、保健福祉課長 戸田淳、保健福祉課主幹 鈴木郁美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 3番 佐藤智子

それでは、一問目の質問に入ってまいります。八雲版ネウボラ、一緒に考えていきませんか。ネウボラとは、フィンランド語で「相談の場」を意味します。アドバイス、助言という意味もあります。妊娠期から就学前までの子どもの健やかな成長・発達の支援と共に、母親、父親、兄弟、家族全体の心身の健康サポートを目的とする行政施策であります。フィンランドでは、子どもが産まれる前から学校に上がる前まで同じ担当者が支援をする専任制をとっています。子育ての孤立化を防ぎ、子どもの発達の問題の早期発見に効果を発揮しているといいます。八雲町の産前産後の育児教室や訪問支援は充実していると思っておりますが、さらに子育てしやすい町として、八雲版ネウボラを考えてはどうでしょうか。お伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員の1つ目の質問にお答えいたします。フィンランドのネウボラは、妊娠期から就学前にかけて子どもやその家族を支援する制度で、できるだけ同じ保健師が、必要に応じて関係機関とのコーディネートを行い、ワンストップで切れ目のないサポートを提供するもので、日本においても、フィンランドのネウボラの事業を参考にし、ネウボラの名前をつけて取り組んでいる自治体もあるようです。当町では、地区毎の担当保健師が、母子手帳の発行からシルバープラザでの母親学級、電話相談や出産後は新生児訪問などを行っているほか、母と子どもを中心としつつも、父やその子の兄弟など家族全体の状況についても相談を受けながら、妊産婦の心のケアと出産や育児の不安軽減に努めており、育児期には、各種教室や健診、予防接種など、様々な機会を利用して、担当地区の母子と頻回に接する体制で支援を進めております。また、乳幼児期から各部署が連携した健診等により、育児に関する相談や支援事業への勧奨、発達の遅れなどの早期発見に繋げており、必要に応じたケース会議の開催により各部署の専門性を活かした支援策を実施しております。八雲版ネウボラを考えてはどうかとのご質問ですが、現状においても、ネウボラに近い体制で子育て支援を進めていると認識しておりますので、今後とも、各部署や関係機関と連携しながら、子育て支援に力を注いでまいりますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 3番 佐藤智子

私も大変お世話になりまして、お亡くなりになった岡島保健師さんのお母さんなんかが家に訪ねて来てくれて、自分の子どもを生まれたばかりの子を、声かけてくれたりというのを、そういうお世話になったこともございます。それで、妊娠期に今はシルバープラザでやってると思うんですけれども、育児教室というのがございます。母親学級という名前で今もやられていると思うんですけれども、最近はお父さんのほうにも声をかけて、ご夫婦二人で参加しているというのも耳にしたりしていますけれども、どれくらいの割合で父親の参加がありますか。

町の答え 保健福祉課長 戸田淳(保健福祉課長は2024年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 戸田淳(保健福祉課長は2024年3月まで)

母親学級に参加する父親の割合ということでございますが、大体ですけれども、3分の1くらいの父親の方も参加してきて、令和元年度の数字ですけれども、参加者、3分の1くらいがお父さんにも参加していただいている状況です。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 3番 佐藤智子

町長からもネウボラの説明がありまして、本当は日本全部でそういう取り組みをしてもらえれば一番いいんですけれども、全国、この道内でもやっているところもありますし、また、NPOで事業を進めているというのも札幌にあるそうですけれども、5月7日の道新で親子支援進むネウボラということで、夕刊に大きく記事が出ましたけれども、この記事は虐待防止の期待というのが大きく取り上げられております。私が今回、質問したのはその虐待防止のためにというのが大きな目的ではありませんが、この記事によりますと厚生労働省の 19 年度統計によると、児童虐待の加害者の割合は実母が47.7%、ほぼ半分ですね。それで実父が 41.2%、その他、両親とものケースを含むが 5.3%で、実父の割合は 2014 年度から比べると 6.7 ポイント増加、年々増えており父親への対応が急務という文章が載っています。虐待に焦点を合わせなくてもですね、各保健師さんがその家庭の母親だけではなくて全家族を視野に子育て支援を進めていくということは意義のあることだと思います。それで、今母親学級って言う名称をそのまま使っているみたいですけれども、そろそろ両親学級という名前に変えてみてはどうかというのも考えとしてあるんですけれども、いかがでしょうか。

町の答え 保健福祉課主幹 鈴木郁美

議長、保健福祉課主幹。

町の答え 保健福祉課主幹 鈴木郁美

今、ご質問がありました、父ということで両親学級というふうに名称を変えたらどうかということですけれども、過去に両親学級というふうに名称を変えて、父親の参加というのは昔から積極的に声がけをしているんですけれども、やはり最近というかここ数年、お父さんがいらっしゃらない、パートナーという場合であったりだとか、あとはパートナーだけではなくお母さんだけというふうな妊婦さんが増えています。そういうときに両親じゃなきゃ出席できないんですかという質問も多く出てくるようになりましたので、あえて八雲町では両親学級から母親学級に名称を変えさせていただいた経緯があります。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 3番 佐藤智子

事情をよく飲め込めました。今のお話を聞けば母親学級のままでいいと思いました。それで父親にもできるだけ、父親のいるご家庭は父親にも参加してもらうという促しというのは行われているのかどうか確認させてください。

町の答え 保健福祉課主幹 鈴木郁美

議長、保健福祉課主幹。

町の答え 保健福祉課主幹 鈴木郁美

父親への参加につきましては、前からずっと各担当保健師のほうで妊婦相談にいらっしゃったお母さんたち、お父さんとあまり接点はないんですよね。どうしても仕事をしているということがありますので。それで母子手帳発行のときに妊婦さんとお話させていただいたときに、父親となる方の職業とかも聞きますので、その中で、できれば両親学級、母親学級ですね、に出ていただいてやはり沐浴指導とか体験を通して父親としての意識がどんどん高まっていくということがありますので、特に母親学級の中では沐浴指導とかには、できれば参加していただきたいということを声掛けをしております。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 3番 佐藤智子

やはり産後うつというのもございます。大体1歳前のお子さんに対しては、保健師さんは訪問することになってると思うんですけれども、就学前まで支援するということにはなっていないと思うんです。だからこそ普通の子育て支援とネウボラの違いがあると思っていますし、千歳市は千歳版のネウボラといって、千歳市子育て包括支援センター事業という取り組みをしています。平成 28 年から本格的に取り組んだようでありますけれども、支援プランの作成数は、1,459 件から平成 32 年には 2,500 件と、かなり増えていて、千歳では珍しくお子さんが自然増で人口が増えたという結果も出ておりますし、また、18 歳まで家族を網羅して支援するという形式をとっているようであります。一緒に考えませんかと言ったのはですね、マンパワーが何といっても必要ですから、今すぐ始められることではないと思っています。講演会とか道内でも先進的に取り組んでいる、道新にも小さい町だからできるというのもあるでしょうけれども、中頓別町というところでやられているということですので、そうした関係の自治体からですね、取り組みを進めている方をお呼びして町民と一緒に学んでいくというのを進めていってはどうかと思うんですけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員ですね、これはネウボラだとか名前は一つの方法だろうと思いますけども、私はやっぱり子育てをしっかりと支援していくことが大切だろうと思います。確かに、先ほど佐藤議員さんがおっしゃるように、佐藤議員さんもですね、子どもを産む時には前の保健師さんの名前を言いながら支援が良かったということであります。たまたま私も二人の孫がいまして、嫁さんは町外から来ていますが、3歳と1歳ということで、この嫁さんの、二人の話を聞くと八雲町は大変良いという話を聞いています。特に保健師さんの対応、さらにですね、小児科の先生方の対応もいいということで、私はそういうふうに聞いていますので、これからも至らない点は多々あるだろうと思いますから、これについては子育て支援をしっかりやっていくというのが、今までどおり変わらず、さらにいろんな声を聞きながらやってまいりますので、どうかネウボラだとか名前に特化しないで、八雲町としてはしっかりと子育てをしていくということには変わりないということでご理解いただければなと思います。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 3番 佐藤智子

本当にまた耳慣れない言葉を、耳慣れないテーマで持ってきてしまって申し訳ないんですけれども、あまり知られてないという部分でもあるんですが、このフィンランドの子育てというのは大変参考になると思いますので、今日、一つのきっかけにですね、皆さんで一緒に子育て支援についてさらに進めて行けるように学んでいければと思いますので、よろしくお願いします。それでは、次の質問に移ります。

出典:八雲町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月7日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる