八雲町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月7日
コロナによる貧困対策を
- 聞いた人
- 赤井睦美 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、住民生活課長 加藤貴久
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
二点質問させていただきます。コロナによる貧困対策を!ということで、ワクチン接種が始まり、コロナ感染に対する不安も少し薄まってきた感じもありますが、長期にわたるコロナ対応のため、飲食業者はもちろん、そこで働いている従業員の方々や訪問しなければならない仕事関係の方から、生活が大変という声が上がっています。社会福祉協議会には、緊急小口資金や総合支援資金への問い合わせの電話が 50 件近くあるそうです。事業所や店舗に対する支援金はありますが、なかなか従業員、特に非正規雇用の方々までには届いておりません。緊急小口資金も、生活費が入ってこない方にとってはとても助かりますが、いずれは返さなければならない借金です。コロナ感染が少し収まったとしても、すぐに以前の収入に戻る訳ではないので、借金の返済に苦慮する方も出てくるのではないかと、担当の方も心を痛めていました。コロナによる弊害は、これからも色々な形で現れ、長引くと思いますが、町としてはそのような現状と今後の課題、そしてその対応をどのようにお考えか、お伺いします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは、赤井議員の1つ目の質問にお答えいたします。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、北海道など9都道府県へ発せられた緊急事態措置が延長となり、長期間に渡り、地域経済と住民生活に大きな影響を及ぼしております。はじめに、経営環境の悪化に対しましては、八雲町では、国、北海道の支援に加えて、これまで様々な支援策を行ってまいりました。主なものとしては、八雲商工会と連携した経済対策総合窓口の設置のほか、融資関係では、セーフティネット保証や利子及び保証料の補給、また、飲食業をはじめ、全ての業種を対象に各種応援金の給付、プレミアム商品券や、いきいき応援券の発行、町民を対象とした宿泊助成事業などを実施してきております。このたびの緊急事態措置に関しては、売り上げが減少した中小法人、個人事業者に対し、一定の条件を満たした場合に、国の一時支援金や月次支援金、また、北海道の特別支援金のほか、飲食店などが北海道の要請に応じた場合に、緊急事態措置協力支援金の給付が対象になりますが、給付条件を満たさない場合や給付対象となっていない業種もあります。八雲町の産業全体を下支えするため、今後も国や北海道が行う支援の動向を注視し、八雲商工会や関係団体と連携を図りながら、緊急的な経済対策を引き続き検討してまいります。赤井議員ご指摘のとおり、八雲町社会福祉協議会においても新型コロナウイルス感染症対応の緊急小口資金、総合支援資金について、約 50 件の相談や問い合わせがあり、約半数程度の方が貸付を受け、特例として引き上げられた限度額いっぱいまでの貸付を受けられている方も数件あると報告を受けております。緊急小口資金等ついては、償還据置期間の延長、また、条件付きとはなりますが、償還時において、なお所得の減少が継続する住民税非課税世帯の償還を免除することができるなど、国による救済措置も示されております。今後も、コロナ禍で生活が困窮されている方に対して、きめ細やかな相談と制度のPRを行い、地域民生委員、社会福祉協議会、渡島総合振興局等、関係機関や団体と連携し、取り組んでまいりますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
ただいま答弁にあったように、八雲町は対応が非常に早くて助かった方たちも多いと思います。感染拡大がなかなか収まらなくて長引く状況の中で、さらに困窮する人たちがいるにもかかわらず、段々その姿が見えにくくなっているという実感があります。政府は、緊急事態宣言の延長とともに7月から3か月間、生活が困窮する世帯に、一人世帯は6万、二人は8万、そして三人以上は 10 万、最大 30 万の支援金を新たに配ると決めました。しかしこの支援金は給付の条件があって、緊急小口資金などの貸付制度が上限に達している場合、そしてハローワークで休職中か、生活保護申請中である世帯、貯金が 100 万円以下の世帯、あくまでも生活保護の今、申し込んで受給している人は駄目だし、そして仕事が見つかるまでの繋ぎとしても、この条件を満たしていないと、もらうことはできないんですね。そうすると本当に困窮している人が、借りるときに先ほど町長もおっしゃっていましたけれども、50 件のうち半数、それは借りなくても大丈夫じゃなくて、返せないなという判断の方もいらっしゃると聞きました。それで返せないと判断して借りなかったら、この支援金はもらえないんですよね。そういうことで、やっぱり返す自信のない人たち、この人たちは今度どうしたらいいんだろうと。それで商工業者の方は商工会に相談するというのはすごくはっきりわかるんですけれども、それ以外の例えば訪問する仕事の方だとか、パートの方だとかが、本当に困ったときにこの緊急小口資金を返せないから受けないんだけれども、でも生活保護って身内にもお知らせが行って、ちょっと世間体もあるし借りられないし困ったなというこの人たちはどこに相談したらいいんでしょうか。ここが皆どこに相談したらいいのというのがわからないんですね。そこを教えてください
町の答え 住民生活課長 加藤貴久(住民生活課長は2022年9月まで)
議長、住民生活課長。
町の答え 住民生活課長 加藤貴久(住民生活課長は2022年9月まで)
町長答弁で申し上げましたとおり、商工業者等は商工会を窓口を設置させていただいておりました。現在も専門窓口は制度としては継続中でありまして、その中には個人事業主の方も含まれると理解しております。議員ご指摘の、個人の方の生活困窮、コロナ禍による生活困窮の部分については、議員もおっしゃるとおり社会福祉協議会等の小口資金等の相談については、現在も社会福祉協議会、また役場にも生活困窮というご相談は窓口にも見える方がある程度おりますので、そういう方々の生活の状況をお伺いした中で、小口資金への誘導というかたちを今、取らせていただいております。ご指摘の政府の、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金、MAX最大 30 万、7月からという部分でございますが、私どもも、まだ制度の全容を現在国のほうからの情報を待っている状況で、プレスリリース等は先に出てるんですけれども、実際にどのように事務が取り進められるかという部分は、現在、国のほうで整理中という情報を、先週末、今週頭にかけて情報は少しずつは流れてきているんですが、7月1日の実施に向けて当町としてもどのような体制を取るかはまだ決めかねているという部分をご理解いただきたいと思います。いずれにしましても、コロナ禍を問わず、生活困窮の方の相談窓口は役場、社会福祉協議会、あと地域におられます民生児童委員さんの方々が窓口となるというふうに理解しておりますので、そういった方々が今まで以上に皆さんのお声を拾って、どのような対応がその方に適しているのかという部分を相談の中で考えていくことが必要かと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
役場って、今、住民生活課長がお答えされたので、住民生活課に行けばいいんですか。変な質問ですみません。
町の答え 住民生活課長 加藤貴久(住民生活課長は2022年9月まで)
議長、住民生活課長。
町の答え 住民生活課長 加藤貴久(住民生活課長は2022年9月まで)
もちろん役場に来ていただいてですね、生活困窮の部分のお問い合わせとか、相談に来庁される方は現在でも数件というか、月に何件かいらっしゃいます。そういった方々は、お話の内容も内容ですので、窓口でというわけにはいきませんので、別室でお話を聞かせていただいて、内容を整理しているというのが実態でございます。もちろん同じような対応につきましては、社会福祉協議会に直接行かれる方もおりますので、目的としては小口資金という部分が前面に出る方もいらっしゃるかもしれませんが、その都度、社会福祉協議会とも小口資金総合融資制度については連携を取っているところであります。役場から社会福祉協議会、また逆に社会福祉協議会から役場というふうに、個人情報の関係もありますので、取り扱いには十分な気を使わなければならないと思いますが、各機関と連携を取った中でやっているということで、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
社会福祉協議会に行ったときに、ここはあくまでも窓口ですっていうことで、だから小口資金を借りない場合はあまり相談に乗っていただけなかったという事例もあるんですけれども、でも役場に行くと別室もちゃんと用意してくださって、親切に対応するということがわかったので、そのことはしっかり伝えたいと思います。それで、飲食店が営業を自粛することで、中央卸売市場では魚の取引が減少して、航空便の欠航などで消費者への出荷も減って、八雲町の漁業関係にもとても大きな影響が出ています。都会のスーパーでは高級魚が安く手に入ると好評のようですが、魚の値段が大きく下がる一方で、燃料費は高騰し、漁業に出ると赤字になるため出漁を2日に1回にしているという話も聞きました。学校が休校になり、牛乳が消費されなくなったとき、八雲町では牛乳を買い上げて小学校から高校生まで、約1本から2本ずつ全生徒に配ったと思うんですけれども、町民にも格安販売を行いました。生産者を助けるとても良い方法だと思っています。今回、ホタテ以外の漁業者の方が、すごく苦しいという声を聞いていますが、何らかの対策は考えられないでしょうか。魚は生ものなので、1匹ずつ配るということができませんし、また、配られても今のお母さんたちは捌くことができないので、これはそんな牛乳のようにできないと思いますけれども、この問題に関してはきっと町長が一番声を聞いていると思うので、何か対策がありましたら教えてください。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
この水産物、特に生魚、赤井議員さんがおっしゃっているとおり、なんとか値段が下がっている。売れない。特にですね、先だっての八雲のニシンがすごく獲れていると漁師の方から話を聞いて、すごい獲れているんだと新たに認識しながら。ただ値段がつかないと。キロ5円とか 10 円という話も聞いて大変私も心を痛めながら、食べたら美味しかったという話も聞いていますが、なかなか流通する意味で、先ほど赤井議員さんがおっしゃっている、ニシンを5匹ずつ家庭に配るというのは大変難しい。また、その漁業者、漁協ともいろんな話をしておりますけれども、なかなかこの生ものを町民に配るというのは衛生的にだとか、配る方法に大変苦慮があるんだろうなというのは、漁協の方々とも今話し合いをしていますけれども、なかなか打開策が見えてこない。これはやはり、魚、またいろんな魚種に対しまして、これからも漁協とどんな方法があるのかということをですね、しっかりと話合いながら進めてまいりたいと。ただ、良かったことは、今年は特にホタテの量も値段もある程度あったということで、ホタテの漁師の人たちはほっとしたような、息をついているような状態でありますので、ホタテ以外の魚種の方々にも何とかできないかということで、これから落部漁協、八雲町漁協、または、ひやま漁協のこの3漁協と打ち合わせをしながら支援策を考えてみたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
是非、進めていただきたいんですけれども、漁協の役員の方たちってほとんどホタテの裕福な漁師の方が多くて、本当に魚を獲っている方たちが役員になっているというのをあまり聞かないんですけれども、是非、現場の人たちと、最も困っているホタテ以外の漁師の方と直接お話しをする機会を設けてもらえないかなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
この話し合いを持つというのは大変いいことだと思いますし、私も持ちたいと思っています。しかしながらですね、魚とか海というのは漁協が主でありますので、なかなか個人に対しての、今まで漁業者に対してのいろんな支援に対しましても漁協を経由しているということが一番いいんだろうと思いますし、さらに我々がこの魚種だとかこの漁師とか個人的に出すわけにはいきませんので、やはり話は聞きますけれども、いろんな支援の仕方は漁協としっかりと話し合ってというのが一番私はいいんだろうと思いますので、話はもちろん聞きますが、やはり支援策としたら漁協と一緒にということになりますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
いつも水産の話になると組合の話になって、なかなか進まないなと思うんですけれども、是非、町長が直接お話を聞いて、こっちから組合にこんな方法はどうだって提案していただければ、漁業者の方も非常に安心すると思いますので、よろしくお願いします。それで、子ども貧困対策法が 2014 年に施行されています。その第4条、地方公共団体は基本理念に則り、子どもの貧困対策に関し、国と協力し当該地域の状況に応じた対策を策定し、及び実施する責務を有するとあります。この度コロナによる影響で、父親が職を失い、体調を崩して働けなくなってしまったために、その息子さんが学校を辞めて自分で家庭を守るという、そんな話を聞きました。高校や大学は義務教育ではありませんから、その辞めるときに町が辞めるんじゃないとか言えないんですけれども、万が一、辞めるという前に学校側から町に情報が入っていれば、もうちょっと最終的に辞めたとしても、もっと支援策について話し合えたんじゃないのかなと、すごく残念に思っています。でも、家計のことですからとってもデリケートな問題で、ここの家が大変なんだよということを簡単には伝えることができないんですけれども、こういう緊急事態の場合は本人の了承を得たうえで、学校だけではなくて、行政にも情報を伝えて一緒に子どもたちを支えるという仕組みがあればもうちょっと何かできたんじゃないかと思いますが、そういう仕組みというのは非常に難しいですけれども作られないでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
赤井議員さんがおっしゃっていることは重々私も感じます。特にですね、私たちの若い頃はそういう人はたくさんいたんだろうなと。家庭の事情で上の学校に行けないだとか、いろんな事情がありながら私たちも育った世代であります。ただし今はそんな世代でありませんので、その辺については、どういう方法があるのかも含めて、もう少し考えさせていただいたり研究を深めたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
私たちの時代はまだ仕事もあったし、景気も良くて、本当に辞めても一旗揚げる人たちがいっぱいいたんですね。でも、今は貧困になると復活できない、そんな世の中なんです。ですからここで学校を辞めてしまう。コロナのせいで人生が変わってしまう子どもがいるなんて、こんな悲しいことはないと思うので、15,000 人ちょっとしかいない人口ですから、一人もそういう苦しみがない町にしていきたいなと思うから、せめてそれを利用する利用しないは個人の問題ですけれども、八雲町はこんなに頼れる町だよという仕組みを是非検討してほしいと思いますし、もう少し考えて仕組みを作りますっておっしゃっていただいたので、いつくらいまでに町長考えていただけるでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
本当に大変な家庭はたくさんあるんだろうなと思います。このコロナ禍ということで、特に先だって私も家族の方と話をしたときにですね、家を建てた、車の借金もある、子どもは学校に行ってる、お母さんもパートでこれくらい働けただろう、さらにご主人も、もうちょっと残業だとか、そういう収入が多いだろうという想定でですね、いろんな生活をしてきたのが、このコロナ禍ということで、大変厳しくなってきているというのは、身の詰まるようなお話を聞いていますので、いつ頃と言われたら、すぐに明日からとか来年からって言えませんけども、方向性を近々ちょっと協議してみたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 7番 赤井睦美
議長、赤井。
議員の質問 7番 赤井睦美
小学校の運動会をやっていますけれども、コロナだからできない。コロナだからこれはやめるって、子どもたちがすごく被害を受けていると思うので、せめて大人はそんなことない、八雲町は、そういう中でもこんな工夫をしてやれるんだというところを、是非、子どもたちに示していただきたいと思います。