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森町議会 令和元年第2回 9月会議 2019年9月3日

夏の暑さ対策について

聞いた人
河野文彦 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 河野文彦

通告に従いまして、質問させていただきます。夏の暑さ対策についてです。全国的に記録的な猛暑が続き、8月には異常天候早期警戒情報が出されていました。近年では、温暖化が原因と思われる高温に関する記録更新が全国の観測地点で相次ぎ、観測史上最高という言葉も聞きなれてしまったのではないでしょうか。高温による影響はさまざまですが、日常生活においても生命にかかわる影響を及ぼすのが熱中症であり、熱中症を防ぐためにも屋外の活動には十分に注意し、屋内でも空調設備を活用して体調不良を引き起こさないようにと呼びかけがされておりますが、毎年多くの方が体調不良を訴え、救急搬送される中、命を落とす方も大勢おられます。北海道は梅雨もなく、夏は涼しくて過ごしやすいと言われてきましたが、蝦夷梅雨という言葉をよく聞くようになったり、全国の観測地点の最高気温を北海道内で観測することも珍しいことではなく、5月での歴代全国最高気温39.5度を北海道内で記録するなど気候が変化しているのは明らかであり、体温を上回るような危険な暑さが北海道で発生しているのが現実であります。現に5月、6月の熱中症による救急搬送者の統計を見ると、全国的にも北海道での搬送者数が多いことが知られています。今年の森町の夏は幸いにして35度を超えるような猛暑日にはなりませんでしたが、30度を超える真夏日は連日にわたり記録され、年を追うごとに暑い日が多くなっていると感じられます。今年の夏も道南地方で多くの方が熱中症で救急搬送されており、暑さへの対策意識や危機意識の低さが北海道民にはあるのではと考えます。北海道保健福祉部の呼びかけでは、屋外での就労やスポーツ中だけ熱中症に注意するのではなく、室内で安静にしていても温度、湿度が高い場合があり、特に子供や高齢者は脱水症状に陥りやすいなど気を配らなければならないとあります。また、北海道労働局においても職場における熱中症予防に努めるようにとさまざまな取り組みを行っています。これからの北海道は、足早に秋の季節がやってきますが、気温とともに危機意識を下げるのではなく、来年の夏に向けてしっかりとした対策と情報共有が森町民の健康を保持するために必要でありますので、質問いたします。1番目、公共施設を利用する方の暑さ対策と熱中症予防についてどのように考えるか。また、暑さに対する抵抗力の弱い子供や高齢者へどのような対策が必要と考えるか。2番目として、WBGT値、暑さ指数を活用した熱中症発生のリスク管理を行っているか。以上、質問させていただきます。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

河野議員の質問にお答えします。今年は全国的に気温の高い日が続き、森町でも30度を超える真夏日が8日間あり、暑さによって体調を崩された方も救急搬送されました。搬送された方は大事に至らなかったものの、暑さへの対策は必要なことと捉えております。さて、1点目ですが、各施設内の風通しを良くするのはもちろんのこと、直射日光を遮ることなどで温度管理を行い、町民が快適に利用できるように心がけております。また、保健センターでは小さなお子さんや高齢の方が高体温になりやすいことから、子育て教室や高齢者健康教室などの機会を活用し、熱中症の知識を普及啓発しております。さらに、熱中症の危険を緊急周知するための対策として、真夏日が続いた8月2日に行ったように防災行政無線を用いて全町民に向け緊急の注意喚起などに取り組んでまいります。2点目のWBGT値を用いたリスク管理については、現在のところ行っておりません。夏の暑さ対策につきましては、町民への適切な情報の伝達を初め、熱中症予防に今後も努めてまいります。以上です。

議員の質問 9番 河野文彦

町民の方に防災無線でそれぞれ企業活動ですとか家庭での生活の中で熱中症に注意してくださいという防災無線での周知ですか、あと保健センターの普及啓発。自宅にいる、就業場所にいる町民の方には正直言ってこれ以上のことはできないのかなと思うところあるのです。ただ、1番目の質問の中にあるように公共施設を利用されている方、極端に言ってしまうとさくらの園ですとか、あと幼稚園、保育所、そういうところを僕ちょっと心配して、今回質問させていただきました。特に自分で体温管理がまだできない小さなお子さんですとか、やや体が不自由なお年寄りの方とかですと本当この熱中症のリスクというのはぐっと高くなると思うのです。この時期大分涼しくなってきて、暑い話は余り伝わらないのかもしれないですけれども、本州方面と比較して暑さの日数というのも北海道は少ないのかもしれないですし、逆にストーブが必要な日が多いくらいの北海道なのですけれども、暑さに対する危機意識がやっぱりそういうところで低くなってしまっているのかなというふうに思っています。現に毎年道内で命落とす方がいるというのが現実でありますし、北海道は夏は涼しいというイメージではなくて、暑いというイメージが自分は強くなっているのではないかなと思うのです。地球温暖化のせいなのか、今後も高温化していくという調査結果もありますし、それで先ほど5月、6月の熱中症の搬送者の統計で北海道は数が多いというような話しさせていただいたのですけれども、北海道の人、もともと暑さになれていないせいなのか、体が気温の変化に対応できないためなのかとも思われます。そのほか、北海道というとどうしても冷房設備を含めた生活習慣ですとか、暑さの対策意識が本州の人たちとはやっぱり大きく異なっているというのは認めざるを得ないのかなというふうに思う中で、夏の環境というのはやっぱり大きく変わっていっていますので、暑さの意識改革が本当必要なのかなというふうに思っています。それで、再質問として、暑さに対してより1歩も2歩も進んだような対策をこれからとっていかなければならないのではないかというふうに思う中で、暑さから子供や高齢者を守るための方策で町長のお考えがありましたら、ちょっと具体的にお答えいただけたらと思います。あと、2点目で、今さわら幼稚園が新築されているのですけれども、さわら幼稚園に冷房設備が導入されるかどうかをお答えお願いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

河野議員の再質問にお答えいたします。まず、今年、毎年毎年少し夏場の気温というのが高くなっているような感じがするのはほとんどの地域だと思うのですけれども、やはり私たち北海道は本当にないと思っていたそういう真夏日が結構場所によっては本州よりも暑い、そんな感じを受けている次第です。ですから、本当に注意しなければ命を危険にさらすというような状況は本当に心配しなければならないことと、そのように考えます。そのような中で熱中症と脱水症状、やっぱりいろいろと症状にも種類があると思うのです。脱水症状の場合は、日陰でまた水分を補給してやれば何とか戻るのですが、熱中症の場合というのは議員もご存じのように脳みそがゆで卵のように煮えてしまうと。これ治りませんので、死に至る場合が多い。こういうことから、やっぱり帽子をかぶったり、それから熱を、直射日光を遮断する等の対策が必要だと、そのように考える次第です。そのような中で町内の幼稚園や、本当はこれは教育長の担当の部分になるのですけれども、幼稚園、保育所、そういう関係では今現在は扇風機を設置したり、また健康状態を本当に各先生がよく見る、また水筒の持参、それから炎天下には表に出ないと。また、園舎、保育をしていたりしている場合、幼稚園などでは水遊びを園児の授業の中に取り入れたり、本当に十分な休息をとらせる。中には森保育所などではやっぱり塩分チャージ、タブレットを子供たちに配って、塩分の補給をすると、そういう取り組みもされております。本当にそれぞれ園長先生、担当の先生、学校でも同じです。やっぱり子供たちの健康管理は先生方の仕事でもありますので、そういったことで現在取り組んでおります。また、今後どんどんこういったことが……あと議員の質問にもありましたさくらの園ですけれども、やっぱりロビーのみ扇風機ということで風を動かしていますが、ほかは窓をあけたり、網戸での対応ということになっています。ただ、高齢の方の場合、余り冷やしたり、直接風を当てたりしますと逆に喉が乾燥したり、また違った形で体調を崩される場合がありますので、病院を含めて、病院の患者さんの部屋も余り冷やしたりということは、冷房は今少ない状況です。ただ、今後いろんなこういうふうに全体が真夏日になってくるような状況が余りに長いような場合は、やはり何がしかの対応策を考えていかなければならない、そのように思います。具体的な方法というのは、今後予算も含めていろんな検討しながら進めていかなければならないと、そういうふうに思っておりますので、その点はご理解いただきたいと、そのように進めていきたいと、そのように思っております。今現在もやっている中では、今後についても自然を活用した熱の遮断と申しますか、グリーンカーテンってよくありますよね。そういうのも今後やっぱり考えて、工夫していくべきかな。これちょっと話がずれるかもしれませんけれども、やっぱり樹木をふやしながら逆に日光を遮断して、その施設が暑くならないようにすると、そういうことも一つの方法かなと、そのように思っております。機械的な冷房装置や断熱処置というのは結構な予算がかかると思いますので、その点については今後も慎重に検討しながら進めていきたいと、そのように思っております。以上です。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

さわら幼稚園は、新しいさわら幼稚園につきましては空調設備が計画の中に入っておりますので、その点は……空調設備が中に入っております。以上です。

議員の質問 9番 河野文彦

幼稚園なんかでは、水遊びですとか外に出ない、余り暑いときは出させないなどいろんな工夫はされているのかなというふうに思いました。また、さくらの園なんかでもいろいろすだれをかけたりだとか、今できる範囲での暑さ対策というのは十分とられて、職員の方も入園者や子供たちには十分気を使っていただいているというのは十分わかっているところです。ただ、いろいろこの断熱だとか、断熱カーテンですとかすだれ、扇風機なんかをつけても例えば外がもし32度の気温になれば、幾ら扇風機回しても、断熱しても風通せば中も32度になるわけですから、やはり機械的に冷やす冷房設備というのは今後考えていかなければならないのかなと。エアコンの風が合わないという方もよく話も聞きますけれども、別に北海道の冬みたく冬にがんがんストーブたいて、半袖になって家にいるような、そんながんがんエアコンたいて寒い、寒いと布団着るような状況にはならないと思うので、本当今年の夏は35度まではいっていませんけれども、いつの日か35度が1週間続くなんていうのが来年突然やってきてもおかしくないような気候の変化かなと思うので、その辺をもう一度考えていただいて、今から来年に備える。来年暑い、もうだめだといってから整備しようと言っても来年まで我慢しましょうになってしまいますので、その辺先手、先手を打って考えていただけたらなと思います。あと、さわら幼稚園については新しい建物だからつくると。私つけるの当たり前だと思います。この時期に建物更新になるのにエアコンつけないというのは逆にどうなのかなというふうに思うところなのですけれども、設置されるということで安心しているのですけれども、必要だからつくと思うのです。新しいからつくというのもあるけれども、必要だからつくというところも大きいと思うのですけれども、そうなったらやっぱり既存の幼稚園、建物来年壊すよというような建物であれば1年、2年ちょっと我慢してという気持ちもわからなくもないのですけれども、少なくてもあと10年、15年使うよという建物であれば例えばお昼寝室だとか、あと調理室ですか、相当暑くなっているのは。そういうところだけでも設置というものを考えていってあげてもいいのかなというふうに思っていました。あと、WBGT値ですか、暑さ指数というものを活用したことはないという先ほどの話だったのですけれども、それも暑さに対する危機意識がちょっと足りないといいますか、こういうリスク管理というのは暑さ指数で行っていくというのが監督署のほうでも多分いろいろ来ていると思うのですけれども、私どもでも、民間企業でもやっぱり外で作業するような場合、この暑さ指数ですか、これを活用して十分管理してくださいというふうに言われているものですから、町の職員の方の話になると思うのですけれども、職員の方でもやっぱり外で作業する方もいると思いますので、その辺はリスク管理というのをしっかり行ってほしいなというふうに思っています。また、先ほどの通告文の質問の中で屋外での活動、就労だけではなくて室内で安静にしていたり、室内で就労していても、オフィスワークでもこの熱中症というのはあり得るということなのです。ですから、極端に言うと屋内であって重労働といいますか、例えばそれこそ介護の仕事している方ですとか、そういう幼稚園の先生なんかというのは屋内でもかなり重労働していると思うのですけれども、大分暑い環境で頑張っていただいているのかなというのが見える中で、町長からしてみると雇用主ですから、職員の方に対しては。そういった観点からこの暑さ指数を改めて活用してリスク管理を行っていくというようなお考えがないかどうかを再々質問させていただきたいと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問、いろいろといただきました。大変多方面にわたっているのかなと思いますけれども、もし答弁漏れましたらまたご指摘いただきたいと思います。まず、来年暑くなってからでは遅過ぎるということで、今年の暑さに対する取り組み、もしくは来年に対しては少しこういうふうに工夫していこうということがあれば、やはり現場サイドでも恐らく考えていることと、そのように思っております。それから、本当に高齢者の方もしくは子供たち、そして役場の職員に対しましても当然自分たちがいて非常に体調が悪くなるほど高温であれば、やはりそこは当然のように気づくと思いますし、私定期的に管理職会議を行っておりますけれども、その都度体調、当然自宅で冷え過ぎたり、それから温度差でもって体調崩すということもありますので、そういったことも含めて注意喚起はしているところです。WBGT、その指数を使った対応というのはなかなか、現場1つではありませんので、共通性がないので、おのおの注意をするように、そのように考えて、指導しているところです。また、通常2階建ての建物の1階、空気の流れがきちんと流れていれば非常に涼しいです。確かに表が30度を超えている気温で、中も暑くなりそうに感じますけれども、ここはやっぱり空気の流れは風速1メートルで温度1度下がりますから、どんどん風を流すようにすれば冷えるというのも一つの原理です。私は、できるだけ電気だとか、そういう機械式なものではなく、できれば天然の自然のものを活用して気温の上昇を防ぐ、暑さを防ぐということに取り組みたいなという基本的な考えです。なぜかと申しますのは、当然暖かいのを冷やすためにまた二酸化炭素をふやすような電力を使う。自然エネルギーを再生した電力であればいいのですけれども、必ずしもそうとは限りませんので、さらに悪化を招くようなことは避けるべきだろうということから、極力自然の流れ、そしてそこに空気の流れをつくれるような、そういう配置や工夫はそれぞれで考えてくれれば大変ありがたいな、そのように思っている次第です。そういう中でももし建物が改修や新しく建てるときには、使う、使わないは別にして、当然設備としては組み込むべきだと、そのように考えます。来年に対する熱中症対策、いろんなことを職員にも注意喚起をさせながら今後も進めていきたいと、そのように思っております。以上です。

出典:森町議会 令和元年第2回 9月会議 2019年9月3日 議事録 PDF(81ページ) 間違いを知らせる