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森町議会 令和元年第2回 9月会議 2019年9月3日

森町マイクロ発電実証事業の現状とこれからの活用等について

聞いた人
東隆一 議員
答えた人
町長 梶谷惠造、教育長 増川正志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 東隆一

質問させていただきます。森町マイクロ発電実証事業の現状とこれからの活用等について。平成27年8月、青葉ケ丘公園親水ひろば(通称ヒョウタン池)に設けられたマイクロ水力発電(水車)は、森町マイクロ発電実証事業のうたい文句の下に実施されたもので、梶谷町長が重点政策と位置づけ、かつ森町新エネルギービジョンの枢要なプロジェクトとして鳴り物入りで始動したものです。建設費等1,000万円を超える予算を計上し、環境教育の教材とし、また自然エネルギーの普及啓発を図る目的とし、計画、運用されました。当事業は、運用開始からさまざまな疑問が寄せられ、問題点が指摘されてきました。町民や複数の同僚議員からも質問、指摘の声が上がり、議会、一般質問の場(平成27年第1回3月会議、同年2回9月会議)でも取り上げられた経緯があります。町民の関心の高さがうかがえます。一方で、当事業は予算編成、予算執行のあり方にも影を落とし、税金の使い道に一石を投じた課題を残しています。町民の間にはいろいろな臆測が飛び交い、いまだ疑問視する向きもあります。加えて、根強い不信感は今なお払拭されていません。以下、3点についてお伺いいたします。1点目、マイクロ水力発電(水車)及び森町マイクロ発電実証事業は、現在どのような状況にあるのか。具体的かつ詳細にお答えください。2点目、実証事業報告書のデータは普及活動に反映されるとあるが、実際データはどのように取り扱われ、活用されているのか。平成27年度にさかのぼって具体的な数字を開示し、お答えください。また、今後当データをさらにどのように活用しようと考えているのか。3点目、前教育長は当時施設見学では年1回程度、積極的に活用できるものと考えていると答弁しています(注、平成27年3月)。管内各小学校の年度別(27年度以降現在に至るまで)の詳細な河道状況と見学に訪れた児童生徒数及び町内外の視察者(個人、団体を含む)の年度別の総数を教えてください。以上。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

東議員の質問にお答えします。1点目ですが、森町マイクロ水力発電実証事業は、平成26年12月に策定されました森町地域新エネルギービジョンの重点プロジェクトの中で新エネルギー導入を推進するための普及啓発事業として実施したものです。本事業は、環境に優しい水力発電を小学校児童、中学校生徒や町民の方々に仕組みを学んでいただくとともに、稼働データを収集し、維持管理面などの課題を抽出することを目的としています。マイクロ水力発電実証事業は現在も継続して行っており、メンテナンスをしながら設置をしております。2点目ですが、水車による発電量と水車の状態などを担当者が確認し、データとして収集、蓄積しております。集積したデータは、普及啓発活動の参加者に対し水車の種類ごとの発電量や効率に係る実際の数値などを紹介しております。具体的な数値を開示とのことでしたので、年度ごとのデータについてお示しします。平成27年度の設置日数は95日間で、記録した最大出力は9.9ワットです。最小出力は0.4ワット。平成28年度は179日間設置し、最大9.8ワット、最小が2.4ワットでした。平成29年度は125日間設置し、最大9.8ワット、最小が1ワット。平成30年度は40日間設置し、最大7.8ワット、最小0.4ワットでした。なお、発電設備は落ち葉や落下物による回転不良、発電装置内部のチェーン脱落などによる停止があるなど設置された日数全てで発電されたわけではありませんことを申し添えたいと思います。また、設置された日数のうち良好に発電した割合についてもデータを蓄積しており、その稼働率についても申し上げますと、平成27年度は82.6%、平成28年度は84%、平成29年度は79%、平成30年度は87%でした。さて、今後についてですが、今年度森町地域新エネルギービジョンが計画前半を終えることから、これまで蓄積した発電データや稼働データに基づく維持管理面の課題を抽出し、他の重点プロジェクトとの連携を意識した普及啓発活動の実施を検討してまいります。3点目ですが、平成27年度は小中学校の授業、PTA研修に参加された保護者など116名とエネルギー施設見学ツアーの見学者58名、各種団体の見学者81名の合計255名に対してデータを用いた説明をしております。同様に平成28年度は砂原中学校の生徒46名、森小学校児童60名で、合計が106名でした。平成29年度は砂原中学校生徒32名、森小学校児童70名の合計102名、平成30年度は砂原中学校生徒49名、森小学校児童53名で、合計102名に見学をしていただいています。平成27年度から平成30年度まで届け出のある見学者は累計565名となっており、町内外から参加いただいた方は12名でした。なお、令和元年度においても森小学校と砂原中学校からの見学を予定されている状況でございます。以上です。

議員の質問 8番 東隆一

今町長がおっしゃった、私が今具体的にかつ詳細な……これ1問目ですね。2問目の、今実際に私現場を見ているのですけれども、31年度から設置されていないわけですよね。現場見ていただきましたか。今ついているのは、3番目の水かけ式水車のみなのです。らせん式水車、立軸水車というのは実は今設置されていないわけです。これが要するに今設置されているとおっしゃっていましたけれども、そこのところはどういうふうに。設置されていないものが設置されたという答弁今いただいたのですけれども、それはちょっと……よろしいですか。あと、前教育長が当時設置計画では年1回程度と。今町長答弁されていただいた、小学校は森町に尾白内、駒ケ岳、鷲ノ木、石倉、濁川と各小学校あるわけです。本来教育の均等で公平性からいって各町内、要するに各学校全部にこれ見せるべきなのではないですか。6年生ということですから。今町長答弁されたのは、6年生の森小学校とさわら小学校のことを言っているわけです。ほかの小さい小学校もこれ全部同じ教科書なわけですから、本来それ要するに見せるべきなのではないですか。それちょっとお答えください。それと、1回程度というのは、年に1回程度で、それは積極的なのですかと。どう見ても積極的というのは1回以上のことを言うのではないですか。私はそう思いますけれども、いかがでしょうか。

議員の質問 8番 東隆一

あともう一つ。もう一点です。

議員の質問 8番 東隆一

これ前回同僚議員の質問のときに一切これ以降は経費はかかりませんというふうにおっしゃっているわけです。それが今いろんなチェーンのメンテナンスだ、何だかんだと実際要するにかかるようになるわけです。それをやりながら今これからやっていくというようなことですから、実際にあのときに答弁された一切かかりませんよというのはどのような答弁だったのか、そこのところもちょっとお伺いしたいと思いますが、お願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

東議員の再質問にお答えいたします。らせん式の水車について、私最初の答弁ではメンテナンスをしながら設置をしているということで、大変おくれているのですけれども、らせん式水車については今若干のメンテナンスをしている状況です。そのことは最後の、経費はかからないということで、大がかりな経費はかけないという同僚議員への答弁ですけれども、やはり機械ですから、多少のふぐあいはこれは議員、理解していただきたいなと、そのように思っております。経費的には部品代として1万円弱ぐらいなのかな、多少の補修や部品交換の部分については、これは認めていただきたいなと、そのように考えております。また、積極的にこれを見学したり、活用したりというお申し出なのですけれども、学校教育のほうでもいろんなことで提言していると思いますが、この点については教育長のほうから答弁させていただきたいと思います。よろしいでしょうか。(「はい」の声あり)

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

教育長、お願いします。

町の答え 教育長 増川正志(教育長は2022年3月まで)

私からお答えします。まず、東議員の年1回程度というところの行き違いについて少し考えてみたいと思いますけれども、前教育長の当時の答弁では環境教育の中にあって、このマイクロ水力以外に当時の発電所だとかをどのくらい使っているのだということで年1回程度さまざまなエネルギーの施設を見学していますという答弁でありました。その後、前教育長はこの事業が成ったならば各学校へ周知して、積極的に活用できるものというふうにして期待を込めて答弁したのだというふうにして思っているところです。それで、各小中学校の学習の様子ですけれども、実は27年、28年度に小学校三、四年生の社会科副読本というのが改訂作業がありました。この中で実は、この当時に私もかかわっていたのですけれども、環境に優しい新エネルギーの開発という小単元を新たに設置して、その中で森町の新エネルギーの取り組み、森町地域新エネルギービジョンを紹介して、その中でマイクロ水力発電について触れて、町内の小学生は全4年生が学習するということになっています。このことは、学習指導要領によらない全く地域の裁量による学習でありますので、非常に効果があるものですし、魅力ある教材でありますし、地域の実態を生かした教材であるというふうにして考えて、これこそ積極的な活用ではないかというふうにして考えております。さらに、これまで森小学校と砂原中学校だけの実地見学といいますか、そばに行って見学になったのですけれども、これについては学校の裁量といいますか、非常に大きいものがあって、例えば森小学校では総合的な学習ということで新エネルギーを扱って、その中でマイクロ発電、この中でも16時間ぐらい学習しているのです。それから、砂原中学校では技術家庭科の中でのエネルギーの変換の中で扱って、これでもマイクロ水力発電でいけば4時間ぐらい時間使っているわけです。そういったところで各小中学校では自分たちの学校の裁量の中でできる限り見学もしたいところなのですけれども、ほかにもやっぱり学ぶことがあって、この年1回といいますか、小学4年生で学ぶこの新エネルギーの取り組みを基礎としているというところであります。以上です。

議員の再質問 8番 東隆一

このまま設置するという答弁でしたので、ぜひこれから町内の、これをやった意義、啓発活動を町民にしていくという観点からして、少なくても桜まつりのときには設置して、今回みたいにこういうふうに長い期間外しても、落ち葉の時期ですから、設置したってまた要するにチェーンでも何でも外れる可能性十分ありますから、ですからそこのところメンテナンス、メンテナンスで春からメンテナンスなわけです。本来メンテナンスというのはその時期に合わせてやるのがメンテナンスであって、冬の期間、当然外れているわけですから、それを今まで結局去年の要するに秋からずっと外れていますと。10カ月くらい外れているわけです、大げさに言えば。それでメンテナンスってどこにメンテナンスをかけているのかというぐらいな要するに要は町民にしてみれば気持ちになると思います。そこのところは、もしもこのままずっとやるのでしたらしっかりそこは対応していただいてもらわないと、結局あとは教育長の部分で、本来これ教科書に載っているわけですから、教育長のほうから各学校にこういうのがありますので、町長の肝いりでもあるし、それはぜひとも皆さん、車を出しますから見に行ってくださいと、こういうマイクロという小さい発電ですけれども、これは大きくなればだんだんでっかい発電にもなるのだと、そういうのの意図でやったわけですから、そこのところはしっかりやっていただかないと、同じ教科書を使って、片方の学校は見て、片方の学校は見ていないというのは、それは絶対不公平になりますので、そこのところはたとえ各学校の裁量であろうと、それは要するにある程度やっていただきたいなと思います。改めて申し上げますが、町税の有効な活用、心がけるべきだと思います。以上、質問を終わります。

議員の再質問 8番 東隆一

質問で終わらせていただきますということでよろしいのですか。質問。

議員の再質問 8番 東隆一

質問させていただきますということでよろしくお願いいたします。

議員の再質問 8番 東隆一

答弁お願いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。今年度の場合、私もちょっと詳細について確認していなかったのですけれども、本日設置されたそうです。今連絡を受けました。これが結構長い期間設置できなかったのは今年初めてなのです。もう一つ、春の桜まつりというのが森町では森最大のお祭りですから、全職員がまずそこの準備に全体的に協力しているというのもご理解いただきたいと思います。ですけれども、やはりなるべく長くたくさんの人に見てもらえるように早期に設置するようにということでは、担当のほうとそれを確実にできる方法、それから確実に設置するように検討してまいりたいと思います。私から以上です。

町の答え 教育長 増川正志(教育長は2022年3月まで)

私からもお答えします。さらに積極的な活用ということなのですけれども、この副読本については今年度また来年度の新しい学習指導要領の改訂に向けてこの中身も改訂している作業をしているところです。これについてもまた同じように新エネルギーについては取り上げて、町内の小学生が学習できるようにしていきたいというふうにして考えております。さらに、やっぱり学校裁量のところが大きいですので、また教育に不当に介入してはならないことも原則でありますので、積極的に活用については呼びかけていきたいというふうに考えておりますし、来年度から、今森町小中一貫教育準備委員会を立ち上げていますけれども、その中でも私のほうはふるさと学習を重点化にしてほしいということも述べておりますので、そういったところで各小中学校の活用につながればいいかなというふうにして考えております。以上です。

出典:森町議会 令和元年第2回 9月会議 2019年9月3日 議事録 PDF(69ページ) 間違いを知らせる