森町議会 令和元年第2回 9月会議 2019年9月3日
森町の幼児教育の方針とさわら幼稚園の運営について
- 聞いた人
- 斉藤優香 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 斉藤優香
通告に従いまして、町長に森町の幼児教育の方針とさわら幼稚園の運営について質問させていただきます。10月から始まる国の幼児教育及び保育料の無償化に伴い、森町の支援制度も変わります。また、来春にはさわら幼稚園が開園されますが、森町の今後の幼児教育及び保育のこれからについて伺います。1点目は、さわら幼稚園は当初の計画では認定こども園ということでしたが、人材の確保が困難という理由で平成29年に幼稚園として計画が変更となりました。認定こども園は将来の森町に必要であると考えられていて、さわら幼稚園は認定こども園としても機能する計画となっているようですが、将来的に認定こども園としての構想はおありでしょうか。2点目ですが、10月から制度の改定により子育て環境も変わると思います。森町全体の親たちのニーズをどのように把握されていますか。また、老朽化著しい各保育所や森幼稚園を建て直す計画はどのようになっておりますか。3点目ですが、森町子ども・子育て支援事業計画ニーズ調査では、保護者が必要としている支援は子供たちの遊び場や機会の充実という結果が出ています。その思いに応えるため親子が安心して集える場所、抱えている悩みを気軽に相談できる場、ほかからも遊びに来られるような楽しい施設などをつくる計画はありますか。以上、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
斉藤議員の質問にお答えします。1点目ですが、さわら幼稚園は来年4月の移転を目指し、現在整備工事中であります。園舎整備に当たっては将来認定こども園への移行も視野に入れて整備しておりますが、当面は幼稚園として運営したいと考えております。2点目ですが、10月からの制度改正に伴う町全体のニーズについて現段階では把握しておりませんが、保護者負担の軽減は図られると考えております。また、幼児教育、保育施設などの整備については、現在のところ具体的な計画はありませんが、今後保育士、幼稚園教諭の人材確保とあわせ具体化に向けた方策を立てていきたいと考えております。3点目ですが、町には幼児教育、保育施設などのほか整備を必要とする施設が多数あることは議員も理解されていることと思います。遊び場などについては現在のところ新たに整備する計画はございませんが、今後施設整備の際には親子が自由に集える場所の併設なども検討していきたいと考えております。以上です。
議員の質問 15番 斉藤優香
ただいま町長の答弁の中でも人材不足の点に触れられておりましたが、先日北海道新聞にも掲載されていました。ほかの自治体では、奨学金制度の導入が進んでいます。以前同僚の議員の質問にもありましたが、奨学金制度の導入を考えてみてはいかがでしょうか。実際森町の子が他町村の奨学金制度を利用し資格を取り、他町村で働いております。森町では保育士、幼稚園教諭、看護師など募集しても応募がなく、人材確保に苦慮していると思います。これまでの応募とは別に資格取得後の数年は森町勤務が条件となりますが、返済免除、ただ森町以外で働く場合は返済してもらうなど幅広い奨学金制度の導入を他市町村からも応募可能にしてはいかがでしょうか。6月会議で給付型奨学金制度の課題の一つに一度は町外へという町長の思いがあったように思いますが、都市部の各種学校と提携することで可能になると思います。また、認定こども園も子供が減少している中で可能ではないかと思いますが、まだしばらくというのであれば、さわら幼稚園についてですが、森町立幼稚園規則でさわら幼稚園の定員は170人です。現在の園児は36名、来春卒園される方15名、担当課のアンケートにより保育所から幼稚園に移る方もいるようですが、増えても50名弱。森幼稚園も50名ほどなので、合わせても十分なすばらしい施設であると思います。年々子供は減少しています。新しい幼稚園は、統合した形にしてはどうかと思います。遠距離の通園にはふるさと納税などを活用して通園バスを購入し、対応すれば可能だと思います。そして、現在老朽が激しい保育所3つを統合した形で早期に計画してはどうかと思いますが、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
斉藤議員の再質問にお答えいたします。人材不足、本当に各町でも苦労している状況です。そしてまた、今日の新聞等でも出ていましたけれども、北海道やほかのこういう公共施設でもなかなか人の確保が難しい、そういう状況になってまいりました。そういう中で、特に資格を必要とする先生の確保が難しい。これ議員も本当に真剣に考えられているように、重要な部分です。そういうところで町でもいろいろと手を尽くしながら保育士の確保、幼稚園教諭の確保というのでずっと取り組んでまいりましたけれども、なかなかこれが思ったように、考えたようには進まない。そういう現状の中で、さわら幼稚園については、少し詳しく申し上げますと、さわら幼稚園を認定こども園ということで最初整備を計画していったところ、そこで正職員でなければ対応できないのです。正職員を募集するとすれば、町内の保育所から応募する可能性があると。そうすると、ほかの保育所やひょっとしたらもう一つの幼稚園が運営が不可能になる可能性があるということが判明しまして、当初認定こども園という考えは持っておったけれども、幼稚園としたそういう最大の理由です。そういう中で、奨学金制度を活用してはどうかという提言なのですけれども、やはり奨学金を出して条件つきでというのはなかなか難しい。都会で、例えば本人が将来町の外へ出たい。そういう例えば大都市でもって奨学金制度やった場合には地方から行く可能性があるのです。逆にうちで奨学金制度を出してもなかなか来るかどうかというのは、町内でもいろんな奨学金制度というのはあるのですが、それによって本当に帰ってくるというのが可能性としてはゼロではないかもしれません。でも、行く先々で、専門的なところに町から真っすぐ行く場合には効果的かもしれません。でも、まず町から義務教育を終えて町外に出られた場合には、今いろんな選択肢がありますから、そこに1つ条件をつけた形の奨学金というのがなかなかなじむかどうか。ちょっとこれは研究してみる必要があるかもしれませんけれども、今までも考えられたのですが、取り組まれてはおりません。ただ、私前の答弁で子供たちには何かやっぱり町外で非常に体験してほしい、そして自分の町がどれだけすばらしい町かというのを見ていただきたいというのが思いなのです。その中にプラス必要なのが行ったら帰ってこいよと。行ったら帰ってくるのだよという教育、これが今まで少し不足していたなというのはちょっと反省しているところです。町から出ていくのはいい。体験してこい、いろんな経験を経て大人になっておいでというのは本当の思いで、大人になったら帰っておいでというのが抜けていたような気がします。今後そういうことは、今すぐでもこれは取り組めることですから、今後はそういった形で人材の確保に努めていきたい、そのように思っております。そして、幼稚園、保育所を一体型ということで、それこそ認定こども園の形がそうなのですけれども、もう一つでは幼稚園に預かり保育をくっつけて、全体として朝から夕方までの保育をするというのも一つの検討で、これはもう既に教育委員会のほうで検討されています。そして、今幼稚園に対する給食も提供していますし、今これは教育長とか委員会のほうとも詰めなければいけませんけれども、今後の方針としては夏休み、冬休みにもう少し預けれる方向性を検討しながら、保育所でも幼稚園でも大体同じ幼児教育がなされるという方向も1つ考えられている中の課題です。そうすることによって、今保育所の少し場所が狭いということの解消にもつながるのかなというふうな思いもしているところから取り組んでいるところなのですけれども、先ほどの同僚議員の質問にもありましたように複合型といいますか、そういったことでは合理的な考え方だと、そういうふうに思っておりますので、今後進めてまいりたいと、そのように思っております。以上、再質問に答えたつもりですけれども、もし答弁漏れありましたら再々でお答えしたいと思います。以上です。
議員の再質問 15番 斉藤優香
私が思っていたことは、幼稚園は幼稚園同士、森幼稚園とさわら幼稚園を統合して、まず幼稚園をつくって、そして老朽化激しい保育所、築50年、ほとんどがそういう状態で狭いですし、ここで保育所をまず統合して、保育所を新しくして、そうすることによってコストの削減もできますし、人材確保もできるし、建築中であっても保育が可能ということもありますので、ぜひこういうことも進めていっていただきたいというのと、あと3点目の施設ですが、幼児もさることながら就学児も今森川児童館も閉館になり、図書館にも十分なスペースがないなど、放課後に集える場所がありません。幼児から高齢者まで通年集える場所が必要ではないかと思いますが、再度町長にお伺いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
失礼しました。先ほどの答弁漏れも含めてお答えさせていただきます。幼稚園の統合もしくは保育所の統合ということで、そういった提言も一つ考え方としてはある場合もありますけれども、この町に1つずつであれば本当に合理的でいいのですが、真ん中に1つなのか、端っこに1つなのか。それだと、うちの町の形態を考えますとそういう商業ゾーン、それから水産関係のゾーン、農業ゾーンだとか、いろんな広い範囲にある中で、先ほどたしか当然バスを走らせればいいという議員の考え方もありましたけれども、幼稚園や保育所はできたらやっぱりバスではなく、小さい子供ですね。お子さんですね。バスを走らせるのも一つですけれども、それもいいのかどうかも含めて本当に検討すべきことだと思います。1つに全てを統合するというのは、広い範囲の中ではなかなか難しいです、正直言って。端っこからやっぱりバスで迎えに来るにしても、来るまでの間の時間を考えますと相当早くから準備しなければならないという場合も中にはありますので、その点を配慮した幼稚園の配置計画ですとか、そういう保育所の配置計画をするべきだと思います。第1段階は、議員も恐らくご存じのように保育所は2つを閉所して、3つに集約しました。これこそ合理化なのです。今後も基本的にはそういう形で進みながらも、まだ既設保育所や幼児教育を本当に特別な、小さな場所なんかもありますので、またちょっとへき地的な部分もあり、そこにも幼児がいます。そういったことを考えますと、簡単に1つにするとか合理的にするというよりももうちょっと全体のバランスと当然経費部分も考えなければなりませんし、いろんな総合的な考えのもとで進んでいきたいと、そのように思っております。いろんな団体や子供、子育てのこういう意見を集約する場所なんかもございますので、そういった場面でいろんなお考えや声を聞きながら進めていきたいと、そのように思います。以上です。