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森町議会 令和元年第2回 9月会議 2019年9月3日

外出支援事業の拡充について

聞いた人
檀上美緒子 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 檀上美緒子

それでは、外出支援事業の拡充についての質問を行います。ちょうど2年前の森町議会9月会議で、同僚議員から障がい者や高齢者の足の確保支援事業についての一般質問が出されました。その中の現在森町として実施しています80歳以上の非課税者と障がい者への外出支援事業の拡充について改めて質問いたします。この外出支援事業の利用人数の推移を見ますと、若干のでこぼこはありますが、2011年には529人だったのが昨年、2018年には912人と7年間で1.7倍と増加しています。啓発、啓蒙の成果もあるかと思いますが、広く行き渡ってきていると言えます。とはいえ、対象者人数との比較ではまだ5割弱という状況です。また、決算状況から見ますと、利用金額はさほど差異はなく、昨年度は利用人数が今までの最高にもかかわらず決算額は2015年以降の最低になっています。その理由は定かではありませんが、1万2,000円の満度利用されていない方がおられるということでしょうか。こうした事業は、必要としたときに気軽に活用できることが重要であり、対象者全てが活用しなければならないものではありません。しかし、初めから対象者を狭めて設定するのはいかがかと考えます。その点で、同僚議員の質問に対して町長は全ての80歳以上の高齢者に助成できることはすばらしいこと、担当職員等で可能かどうか勉強しながら進めていきたい、気持ちの上では早く実現してあげたい、数年後、何年か後には期待していただきたいとかなり前向きな答弁をされています。私はその上に立って、今平均寿命が男性も80歳を超えていますが、健康寿命が重視されており、高齢者の運転免許証自主返納の促進の上からも対象年齢を後期高齢者の75歳からに引き下げ、非課税の枠を取り払う拡充を考えるべきと思いますが、町長の所見を伺います。また、数年後に期待をとの同僚議員への答弁でしたが、この2年間の担当職員等での検討内容や実現に向けての進捗状況について伺います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

お答えします。外出支援事業、福祉タクシーの利用者は年々増加しておりますが、対象者数の比較では5割を切っております。平成30年度の決算額が平成27年度以降最高となっている理由としましては、平成30年度から利用者の利便性を考慮して、タクシー券の有効期間を7月から翌年3月末までの9カ月間であったものを7月から翌年6月末までの1年間に延長したことが大きく影響していると考えます。さて、対象年齢の引き下げについてですけれども、75歳まで引き下げることにより対象者の増加とともに必要額も大幅に増加することから、対象年齢の引き下げは今現在のところ難しいと考えます。また、非課税の枠についても昨年利便性を向上させた現行制度の中で実施してまいりたいと考えております。以上です。(何事か言う者あり)

議員の質問 11番 檀上美緒子

財源が増えるというのは、もちろんそれは対象枠を広げるということは当然あり得ることというか、出てくることなのですけれども、今福祉の部分での充実を考えたときにどういう形で税金を使うのかということからして、財源がたくさんになるからできませんというのは、私は全くもって答弁としていかがなものなのかなというふうにして考えます。やはり必要とされている人たちが安心して使えるようにということで財政の割り振りということは質についても十分検討するべきだと思いますので、財源がないからやれないのだという答弁についてもう一度ご検討願えればというのがまず1点です。それから、先ほど2点目で質問しましたけれども、2年前の同僚議員の答弁に対して数年後期待していただきたいと、担当職員との検討を進めていく中でというようなお話があったので、この間2年経過しているわけです、既に。ですから、この間の中でどのような検討がされて、そしてどういう方向で取り組んでいこうと考えているのかというあたりについて何も答弁がなかったのです。先ほど言いましたように、1点目の部分からいくと財源がかかるからできないのだということは一切検討していなかったというふうなこととして私としては解釈せざるを得ないのですけれども、2点目の質問と絡めて1点目の部分についてもう一度改めてご回答願いたいと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。この間、この事業だけではなくて、いろんな環境の変化があります。そういう中では、町といたしましても議員の質問の中にもありますように健康年齢を上げるようにということで取り組んでまいりました。なるべく元気な、健康な状態で高齢化を迎えてほしいという町の取り組みでございます。そういう中でも結構効果が出ている部分もあるのかな、そのように考えます。そしてまた、この75歳まで引き下げるということの検討に対していろいろ検討した結果、今までは7月から3月までのこのタクシー券の利用だったと。それでありますと、残りの4月、5月、6月、3カ月分がどうしても無駄というか、活用できないという状況になっておりましたので、それを改善した上で1年間有効にしたということがまず改善です。それがだから先ほどの質問の中に含まれていると、そのように考えていただきたいと、そのように思います。そしてまた、来年度から他の一般の臨時職員、それからほかのパート職員につきましても任用制度が変わってまいります。そういうところで、議員も恐らく理解されていると思うように数千万円の費用がかかります。そういったことを考えますと、今現在75歳まで引き下げて、具体的な数字で申し上げますと、恐らく最大1,600万円くらい増えていくのかな、そういう可能性もございますので、ここはいま少し考えどころかなと、そのように思っている次第でございます。高齢者のいろんな福祉に対するそういった部分につきましては、各担当課においても細々とした配慮のもとでいろいろと取り組まれております。今後におきましても外出支援事業や福祉タクシーの利用、極力利用率を上げる、そういった部分も含めながら取り組んでまいりたい、そのように思っております。以上です。

議員の質問 11番 檀上美緒子

有効期間を延ばしたということは、私はそれはいいことだと思うのですけれども、今の答弁では、1つ確認なのですけれども、そしたら2年前の同僚議員に対する答弁であった数年後には期待してほしいということは不可能だということで、答弁の変更になるということなのかどうかということがまず1点です。確認していただければと思います。それと、私は、再質問でも言いましたけれども、やっぱり税金の使い方の基本的な町長の政治姿勢だと思うのです。税金をほかに使うから、ここに使うからないからそれはできませんという形で福祉を切り捨てるという考え方がどうなのかということなのです。そういう意味からいって、2年前の同僚議員に対する答弁は私はすごく前向きで、評価したいし、それの上に立って、今回はさらにその前進を期待して質問したのですけれども、今回の町長の答弁を聞きますと、財源がないから福祉の部分についての拡大というのは考えられないというような答弁をこのまま押し通されたわけですよね、再質問、さっきの答弁にも。再質問に対する答弁もそういう形で出てきたので、そこについてはやっぱり基本的には税金の無駄遣いを省きながら、住民が必要としている部分についてはできるだけ充てていくというような基本的な姿勢をきちんと持つというのが行政として重要なことだと思うのですけれども、そこの部分2点、もう一度お願いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。2年前の同僚議員の質問を根底に今ご質問されているという珍しい質問なのですけれども、当時の同僚議員とのいろんなやりとりの中で、やはりまた同僚議員のふだんからの貢献度、いろんなことを加味した中で私も総合的に答弁している場合があります。ですから、当時本当に前向きでいい質問、考え方としてもあったにしても、数年たつ中で他に財源が必要な、そういった状況が発生したときに役場、町の財源としては限度があるわけですから、それについて今現状では75歳以下にするということはまず不可能だということを申し伝えるわけであって、それはその辺は理解できるものだと、そのように思っております。全体予算としては本当に限られた中で必要不可欠な施設の建設や補修や改修というのは必ず出てまいりますので、そういったものを常に考慮に入れながら、最大限節約しながら今現在行っているわけです。何か無駄遣いをしているというような言い方をされておりますけれども、町としては一番有効な活用の財源の活用をしておりますので、その点は誤解いただきたくないなと、そのように考えております。今後も節約しながら、そして福祉だけではなく、子育て支援や町全体のことを考えて、政策の執行に努めてまいりたいと思います。以上です。

出典:森町議会 令和元年第2回 9月会議 2019年9月3日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる