森町議会 令和元年第2回 9月会議 2019年9月3日
公共施設等の複合施設建設について
- 聞いた人
- 山田誠 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 山田誠
私は、1点質問させていただきます。公共施設等の複合施設建設についてであります。森町の公共施設、平成30年5月現在は192施設がございます。森町公共施設等総合管理計画で更新、改修の実施方針が定められております。各施設の老朽化は進んでいるが、施設の耐震化への取り組みは進んでいない状況にあり、耐震性ありは55.2%にとどまっておるのが現状でございます。近年日本国周辺において地震等が多発しており、過去最大被害のあった平成5年7月の北海道南西沖地震クラスの地震がいつ発生してもおかしくない状況であると地震専門家は警告をしております。特に森町役場本庁舎、昭和42年7月に建設されておりますし、公民館は昭和48年10月に建築されております。既に50年前後経過し、相当老朽化も進んでおりまして、そろそろ建てかえの時期が到来しているものと思います。これらの施設は、災害時に執務場所または避難場所として利用されるわけでございますので、震度6以上で倒壊の危険性の高い建物を解消すべく公共施設の2から3施設、例えば庁舎、公民館、図書館等々を統廃合し、複合施設として建設し、町民が利用しやすい、使いやすい、そして各階層の活性化を図るためにもふるさと納税を活用した複合施設を建設すべきと思料いたしております。既に近隣町村でも建設準備に取り組んでいる町村もございます。これらを踏まえて、複合施設の建設を推進すべきと思いますが、町長の所見をお伺いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
山田議員の質問にお答えします。高度経済成長期に建設された公共施設などは全国で多数存在し、当町においても老朽化する施設に対しての更新費用の確保などや耐震化への取り組みが重要であると認識しております。各公共施設の改修等を検討する際には、以前にも答弁したように施設の複合化は有効的で、合理的な施設運営に資するものと認識しており、選択肢の一つであると捉えております。近年公共施設等の複合化は各自治体それぞれの地域事情や特性に沿った形で進められているようです。当町においても町の地形や実際に利用する町民の利便性、さらには対象となる施設の更新費用など総合的に検討し、進めていく考えでおります。以上です。
議員の質問 2番 山田誠
進めてまいりたいという前向きな答弁でございますけれども、森町のこの耐震改修促進計画は平成22年3月に策定されて、平成31年3月に一部改正が行われております。計画は理解できますが、やはり実施計画を作成しないと計画の意味も余りないのではないか、そういうふうに思っております。このような大事な件については早目に公表して、住民に周知すべきだと私は思っております。公共施設総合管理計画に基づいて個別施設ごとの具体的な対応方針を定め、個別施設計画の策定が必要であろうと、そういうふうに思っております。総務省では、平成29年度から総合管理計画の策定を完了した地方公共団体が同計画及び個別施設計画等に基づいて行う公共施設等の集約化、それから複合化、長寿命化、それから除却などの取り組みを支援するために公共施設等適正管理推進事業債、これ起債ですけれども、創設し、地方財政措置を講じておるのが今の現状でございます。それで、特に集約化、複合化事業には起債の充当率が90%が与えられると。その90%のうちの50%が交付税措置されるということになります。簡単に言うと、事業費の45%が補助金だというふうな考え方でいいと思いますが、そういうものがあるということで、非常に有利なものであるというふうに私は思っております。このようなことで、再度森町の公共施設の集約化、複合化を行う考えはないか。先ほど前向きにと言いますけれども、町長在任、来年までですけれども、今の計画でなくてぜひ実施計を通して持っていただければありがたいなと、そういうふうに私は思っているのですが、その考え方、いかがでしょうか。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。いろいろと山田議員、研究されて、また有利な財源等も勉強されて、ただいまご説明いただきました。実際に山田議員ご存じのように当然実施計画が立てられて、そして具体的になったときにはそういう財源が有利になるのですけれども、そこへいくまでのプロセスとしては私ども森町としてまだ全体の計画は持っておりません。第2次森町総合振興計画、策定されて間もない、そういう状況ですから、今後は町全体の中で必要なそういった公共施設、その部分に対して今後どのようにしていくかという具体的な施策は取り組まなければならない課題だと、そのように捉えております。今後、現在もいろんなところからの意見を聞きながら進めているわけですけれども、ある時期に来たときに町としての施設が一体どこにどのようなものがあれば本当にいいのかという、町民の方に見えるような、そういう具体的な実施計画を立てなければならない時期がもう間もなく来るのかなと、そのような感じもしております。そういった計画がなされたときに山田議員のおっしゃるように複合的な施設ですとか、それから有利な財源を活用した具体的な実施計画が組み立てられていくものと、そのように考えております。今後、私の任期のお話先ほどありましたけれども、来年の10月までの任期の中ではなかなか現在のところ具体的なものは難しいのかなというふうに考えますが、今後どなたがそういう立場になられても進んでいく先というのはそういうことだということを町民の皆さんも認識していると、そのように考えておりますので、ぜひその方向性を残しながら残りの任期を努めていきたいと、そのように思います。以上です。
議員の質問 2番 山田誠
今町長いろいろ具体的に話しされましたけれども、私心配しているのは、先般私も質問いたしましたけれども、人口問題研究所の推計では2040年には9,551人になるというふうな推計の数値が出ております。それで、大体交付税というのは1人当たり30万円ぐらいになるわけなので、これでいきますと約5,000人以上が人口減になるということになると、これは三五、十五と簡単に言って15億円も減るわけです、森町の予算の交付が。相当な打撃になるわけなので、町長もさっきいろいろ言いましたけれども、できれば早いうちにやっぱり手を打たないと、私はこのチャンスは逃しては絶対いけないというふうに思っております。それで、うちのほうの基金条例ありますけれども、文化センターの建設基金もわずか1,300万円しかないと。全然及ばないというふうに思っていますし、各自治体も人口減少で財政運営に苦慮しているという状況でございます。先般の新聞等見ますと、後志管内の古平町の新庁舎、これをそのような状況で使用するというふうなことも考えられているということで、建築物のエネルギー消費性能の5つ星をもらっていると。これ神奈川県の開成町に次ぐ全国で2番目。そういう町村も出てきている。だから、森町もこれらに負けず、町長の手腕として、梶谷町長はすごいなというふうなことで、時間がどうのこうのでなくて、やっぱり早目に実施計をつくってやっていただきたいなと、そういうふうに思います。協議会などは簡単にできますので、どこにどういう施設を配分するかということはその中で決定すればいいので、町民がみんないいように、先ほど言ったように、使いやすい、使用しやすい、そういうものをぜひ実施計通して今回作成していただければなというふうに思っていますが、再度お願いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えいたします。山田議員、お話にありましたように人口減少というのは地方交付税の交付額に直接的にきいてくる大変厳しい将来見通しでありますけれども、それにあらがいながら、今人口減少対策も一方では立てながら町政の運営をさせていただいているところでございます。ほかの地方で非常に参考になる建物ができ上がっているのは、私たちも情報としては重々掌握している状況でございます。そういう中で、では森町の町の形態にそれがぴったりと当てはまるかというと、やっぱりそこは難しいところがあります。我が町は、漁業者の地域もある、それからこういう商店街の地域もある、それから農業地域もあるというふうに3方向に分かれながら、非常に複雑化、多岐にわたる、そういう地域です。これを全国一律に、本当に一緒くたに全ての施設を1つずつにする。では、それで町民の皆さんが幸せに暮らせるかというとそういうことではありません。ですから、私の考えとしましては実施計画を立てるにしてもやはり皆さんの意見、それから地域の特性を生かした町をつくっていくと。集約すれば単純に合理的になるということではありません。なかなか合理的にしようと思っても、その地域にずっと根差した人たちはそこでやはり最後まで暮らしたいのです。そのためにはどんな方法があるかと。今考えられない方法も今後出てくる可能性もございますので、ぜひ最新の情報等を早目につかみながら、そして地域、地域の特性を生かしたまちづくりが森町には最適かなと、そのように思いますので、いろんな情報を議員も収集しながら、町のほうに伝えていただきながら、そして町全体の議論として、もしくは地域ごとの議論になるのかもしれません。でも、本当に共通する部分は町全体の考えとして今後進むべき道を相談していかなければならない、そのように思っておりますので、単純に早期に簡単にということはなかなか難しいのかなと、そのように思っております。でも、町全体の人たちが幸せに暮らすためには最大限の努力をしてまいりたいと、そのように思いますことを申し添えて再々質問の答弁とさせていただきます。以上です。