厚沢部町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日
3小学校の統合、小中一貫教育について
- 聞いた人
- 香川直樹 議員
- 答えた人
- 教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 香川
議長の許可を得ましたので一般質問いたします。3小学校の統合、小中一貫教育について先月、5月17日に鶉小の保護者達が、3小学校の統合を求める要望書と署名を鈴木教育長に提出した旨の記事が道新に掲載されました。また、その記事には統合の問題を先送りにしないで私達の世代で解決し、幼児期から義務教育終了まで一貫した教育環境の確立を要望すると書かれておりました。私も成人していない子を持つ親として、まず一番最優先すべきは学校に通う子ども達の将来にプラスとなる教育環境を確立することが大事だと思います。その記事の末尾に、鈴木教育長が義務教育学校も視野に入れた小中一貫教育を検討したいと掲載されておりました。3小学校の統合、そして、小中一貫教育の検討について、教育長の所見をお伺い致します。また、今後、保護者や地域の方々に対して意見を求める場の是非についてもお考えをお聞かせください。
町の答え 教育長
香川議員、3小学校の統合、小中一貫教育についてのご質問であります。平成30年度に厚沢部中学校、鶉中学校、館中学校の3校統合による新生厚沢部中学校がスタートし、今年度、認定こども園が開園いたしました。それにより、町内の12歳から15歳の生徒80名がともに学び切磋琢磨し、0歳から6歳の幼児107人も日々元気に遊び、学び、成長しております。しかしながら、認定こども園という同一の教育環境下で、ともに日々元気に遊び、学び、成長してきた子どもたちが、小学校就学時には、館地区・鶉地区・下地区の各小学校に分散し、6年間の初等教育を終えたのち、統合中学校で再会し、同一の環境下で前期中等教育3年間を送ることになります。そのため、香川議員ご指摘のとおり、鶉小を中心とした幼児児童を抱える大勢の保護者から義務教育終了までの一貫した教育環境の確立を求める要望書が教育委員会に提出され、受理したところです。小学校就学時における課題と展望については、昨年度6月議会及び9月議会でも申し上げておりますが、今後、教育委員会といたしましては、子どもたちの才能や能力の開花に不可欠な、できるだけ多くのよりよい機会の提供と、学習内容や生活リズムの変化になじめずに生じる小1プロブレムや中1ギャップの解消、いじめの根絶や不登校対策も含め、義務教育学校を選択肢の一つとした小中一貫教育等、教育環境の整備充実に向けた具体的取り組みを進めていく所存です。そのため、厚沢部小学校築42年、鶉小学校築34年、館小学校築35年、厚沢部中学校築40年と、校舎の経年劣化が著しく、望ましい教育環境とはいえない現状を踏まえ、各小学校区において厚沢部町の義務教育の未来と小学校の適正配置に係る検討会を開催し、厚沢部町の小学校適正配置基本計画の策定に向けて、教育委員会議はもとより、総合教育会議において町長との意思疎通を図りながら、子どもたちの望ましい教育環境づくりに向けた具体的取り組みを進める予定です。
議員の質問 香川
先ほどの、ご回答の中で各小学校区において、義務教育の未来と小学校の適正配置に関わる検討会を開催すると言うご回答がありましたが、検討会のメンバーの選考に関しては、どのようにお考えでしょうか。私の考えでは、地域の方はもとより今回5月17日に、要望書を提出されたような現在小学校の子どもがいる保護者の皆さん。また、今後小学生となる子供がいる保護者の皆さんにも検討会に参加して頂きたいと思います。小学校の配置計画の見直しに関して一番の当事者は、やはり小学生の子供たちであったと思います。その次に子供たちの将来を案ずる保護者の皆さんの意向や、考えも聞いて小学校の配置計画を進めて頂きたいと思います。以上の点を踏まえ検討会のメンバーの選考に関してのお答えをお聞きいたします。
町の答え 教育長
まず、回答に関しまして前後しますけれども、検討会につきましては、議員ご指摘のとおり最終的には、各校区、各地域での広く呼びかけた形での検討会、意見をまた説明会のような形も含めて行いたいと考えております。そこに至るまでの前段として実はですね、既に各小学校各地区、下地区、鶉地区、館地区含め全部ですね。鶉地区の幼児・児童を抱える保護者の皆様の要望を受けたことを起点にですね、今、広くアンケートを配布して回収する動きを取っております。それを確認したうえで、改めてまたアプローチの仕方は具体的に多少変化するとはいえ、まずそれは、鶉小学校の皆様の幼児・児童を抱える保護者皆様の気持ちを受けたうえで、さらには同様の気持ちを抱えている保護者の皆様も大勢いらっしゃるであろうと、その考えでのアンケート。また、その結果を受けての検討会ということで考えております。なおですね、実は各地域の中学校のPTA会長も含めて、既に厚沢部町の義務教育の未来を検討する会と言う、まあ仮で銘を打ちまして、既に調度北海道新聞に記事が出た5月22日でしょうか、その日の夜にですね集まって頂いて皆様の意見を伺って、そのうえで実は既に鶉地区の5月17日ですか、鶉地区の保護者の皆様から頂いた日からは、2週間以上3週間ぐらいは経ってはいたんですけれども、それは館地区や下地区の保護者の動きがどのようにでるかということも待ちながらの期間でございました。最後にですね、全く議員と同感でございまして、やはり教育を受ける当事者、そして伸び行く当事者は、当然幼児・児童・生徒、子どもでございます。そのためのより良い教育環境をどのように整えていくかと言う事については、その意味でのその一点に集約した検討会で有りたいと考えております。そしてですね、頂いた質問の中で、今議員から頂いた言葉の中の、子どもと言うそれを中心にしたことは、今回の執行方針の結びにも書いて、私どもの気持ちは書いてございますので、どうかその辺も、一緒に受けて頂いて進めて頂ければと思います。
議員の質問 香川
先ほど、アンケートを配布しているとおっしゃられました。アンケートの配付の範囲として、あくまで今、各小学校の保護者のみでしょうか。
町の答え 教育長
申し遅れました。幼児・児童と申し上げましたけれども、認定こども園の保護者の皆様にも、お願いしてございます。
議員の質問 香川
冒頭で申しました検討会を、もし開催するとしたらその時期はどのようにお考えでしょうか。私としては、今回の鶉小の保護者達が提出した要望書の内容を踏まえ、早期に検討会を実施していただきたいと思いますが、お考えの程をお聞かせください。
町の答え 教育長
お気持ちは、議員のご意見と言うお言葉で、ご質問を含めて受け賜りました。おっしゃる通りだと思います。出来るだけ迅速にするべきだと思いますけれども、これはやはり慎重に進めて行きたいという気持ちもございます。一番は、やはり当事者である子供たち、そしてその幼児・児童を抱える保護者であろうと思っておりますので、その皆様のご意見を得ながらまた、アンケートの結果も受けながら出来るだけ速やかに進めて行きたいと考えておりますが、今、いつ行うという事の確定した時期のお答えは今のところ物理的に無理でございますので、そこはご了解いただければと思います。
議員の質問 香川
再度お伺いいたします。検討内の内容は、まだ決まってないとは思うんですけれども、教育長のお考えとして、検討会をやるに当たってまず各地域、下地区なら下地区、館地区なら館地区、鶉地区なら鶉地区。地区ごとに行い、更に全体。全体含めて検討会の開催もお考えでしょうか。
町の答え 教育長
まず、各地区でやります。全体会というのは、たぶんその次に行われる全体会と言うよりも、その皆様のご意見や、お考えの方向性、いわゆるどれくらいのパーセンテージと言いますか、大勢の方が、およそ、概ね同一の方向であると受け取られた段階では、次には、まさに先ほど議員が言われたように、メンバーに最初広く説明をしてもその後は、今度は具体的な基本計画、小学校の配置計画ですね、基本計画を進めて行くところにもう入って行っていいのではないかと考えてはおります。ただですね、それは今配置のこともありますが、ただ小学校統合と言う要望でありますが、方向によっては当然そういう事もあり得るだろうと申し上げましたけれど、先ほど、前回要望書頂いた段階でも申し上げましたけれども、その要望の中は幼児教育から、いわゆる中学校段階まですべての義務教育段階も含めた、一貫した教育の要望でございました。それもありまして、以前から申し上げていますが、義務教育学校も含めたと言うのは、義務教育学校と言う意味ではなくて、これが一番新しい義務教育の形態ですね。1つの学校の中に校長が1人で、いわゆる9年間を通したカリキュラムを組んで行うと言ったもの。ところがそれ以外には、併設型の、設置者が同一の場合には併設型の小中一貫校であると。それは両方、小学校も中学校も校長がいていろんな形態がございます。ですから一概にいっぺんにすぐ統合。総合そのまますぐということには、ならないということなので、すぐに結果ありきの動き方は出来ないと言うのが、それが慎重にと言う様々なお考えを持っている保護者並びに町民の皆様のご意見を受けながら、そしてより良い方向性はこちらで提案・提示して行くと。その上でのある程度のイメージや具体図が出来上がった段階での、いわゆる配置計画であったり、さらに実施計画であったりと言う風に考えてございます。ですから、いつまでに何をどの様にと言うのは、まずこれからというようにご理解頂ければと思います。
議員の質問 香川
教育長がおっしゃられるとおり、鶉地区の保護者は統合を望んでも、またその地域によってもいろんな考えの方もおられると思います。この問題は非常に難しい問題だと自分も捉えております。趣旨を変えて、回答書にもあります。厚沢部小学校築42年、鶉小学校築34年、館小学校築35年、厚沢部中学校築40年と校舎の経年劣化が著しく、望ましい教育環境とは言えない現状であるとご説明を受けました。このことに関して従来どおり営繕で小学校なり中学校をそのまま維持していくのか、それとも新設の、例えば施設一体型の小中併設校を建てるお考え等ございましたら、あくまで展望だと思いますが、お聞きしたいと思います。
町の答え 教育長
議員のご質問は、皆様お聞きになりたいところだと思うんですけれども。ただこれに関してはですね、あくまでも教育委員会と致しましても、今後様々なお願いはしていくこととなろうとは思いますけれども、いわゆる町の財政の中で、様々な優先順位がある中で、色々な事業が進められております。そして、また今、いわゆるこうした学校と言うのは50年から60年の間で新築、改築というところが動いてきて、そこで60年を超えないと実際には、新たな学校という事にはならないと、いわゆる補助の返還等も含んでくるというのもございますので、様々そういった町のお金、いわゆる町民の税金をいかに有効に、またはいかに教育のパフォーマンス自体も、それほど変わることなく運用して行けるかという事も考えながらやっていかなければならないものですから、一概に新設校を建てますとかいう事に今、お答えすることは出来ません。また、もっと言うと今の学校を維持して行って、こうしますと言う事も、今この現状ではお答え出来ないです。ただ一点先ほどのお話の起点に戻りますけれども、子どもたちにとって最も、今この町として、与えてあげられる最も良い教育環境に行き着くための検討会を今後やっていくと言う事ですので、ですからその施設も、いろんな今まさにこれから2020年には様々な教科、外国語でありますとか、プログラミングでありますとか様々な新学習指導要領の中で進んでいきます。これらすべて、小学生にとってはとても大事な学びになって行くと思いますが、そういったことの裏付けをするための教育環境、いわゆるICTの教育環境でありますとか、様々なもの、それはどういう形で提供するのが一番望ましいのか、それはたくさんの有り余るだけのお金があれば、何階建てでも小学校は建てたいところです。ところがそうはいかないと言うところを、戻って考えて頂ければご理解いただけるかなと思います。
議員の質問 香川
この統合、ないし小中一貫教区に関しまして、なるべくスピーディーに、そしてなるべく私の意見としては、子どもたちそして保護者達が望む方向性で進んで頂きたいと思います。一般質問を終わらせて頂きたいと思います。どうもありがとうございました。