みんなの議会

八雲町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月7日

地方版総合戦略策定に向けて

聞いた人
横田喜世志 議員
答えた人
町長 岩村克詔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 横田喜世志

議長。

議員の質問 2番 横田喜世志

地方版総合戦略策定に向けてと題しまして、質問させていただきます。私は上手く表現できないということもありまして、事前配付された八雲町各会計決算及び基金運用状況調書審査意見書に、監査委員よりコメントが出ている部分、ちょっと読ませていただきます。最後の文段で「今後とも健全化路線を堅持しながらも、国の長期人口ビジョンとまち・ひと・しごと創生総合戦略を勘案し策定される『地方版総合戦略』においては、新八雲町総合計画との整合性を図りながら、町長が提唱する『夢を持てる活力あるまちづくり』を垣間見ることができ、町民が期待できる事業への取り組みも行われる事を期待しています」というコメントが載っています。私はこういうふうにはやさしく言えませんので、文面に行きます。先日、全員協議会で総合戦略策定に向けた取り組みの報告がありました。推進本部を立ち上げ、3つの専門部会で討議・検討し、原案を作るようですが、部会要綱第5条の2で関係職員などの出席を求めるとあります。そこで、戦略策定体制、スケジュールを見ればアンケート・意見交換会、パブリックコメントを反映し、総合開発委員会には諮問・答申、議会には審議・意見反映となっています。そこで、部会に住民代表や産業界・大学・金融機関等、広く町内関係者の出席を求め、八雲の将来が安定、さらに発展するための戦略作りが必要だと思います。このことについて、町長の考えを伺いたいと思います。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは横田議員のご質問にお答えをいたします。八雲町の総合戦略の策定につきましては、先に町議会の皆様に企画振興課よりご説明を申し上げておりますが、策定の推進体制を整える為、私を本部長とする八雲町まち・ひと・しごと創生推進本部を設置するとともに、関係課長等の職員で構成をする3つの専門部会を設けて、八雲町の現状の把握や課題の整理を行い、施策の提起や計画実現手法など具体的な事務事業の提案を行うため、検討作業を行っている所であります。計画策定にあたっては、広く町民の意見を聴くため、産官学金労言による推進組織を活用して策定することとなっておりますが、八雲町は新たな組織を立ち上げるのではなく、広く町内の団体代表者や学識経験者で組織しております、町の総合計画を掌握する八雲町総合開発委員会を活用することとし、5月 20 日開催の総合開発委員会へ総合戦略の策定について諮問をしたところであります。従いまして、総合戦略の策定にあたっては総合開発委員会での議論・審議を経て、広く関係者の意見が反映されることとなります。また、平行して町議会の皆様にも審議をしていただくこととなり、町民アンケートや調査や団体との意見交換会、パブリックコメントも予定しており、これらの意見も戦略に反映し、計画作りを進めてまいります。いずれにいたしましても八雲町の人口減少に少しでも歯止めをかけ、将来にわたって活力ある八雲町を維持できるよう努力してまいりますので、ご理解とご支援を賜りますようお願いを致します。

議員の質問 2番 横田喜世志

議長。

議員の質問 2番 横田喜世志

この人口ビジョンなり地方総合戦略というのは、政府の意向によってなされて、今年 10 月に、来月出せば 1,000 万円くれるとかいう政府の意向ですよ、これね。で、ここには計画を出せば済むというような雰囲気が漂っているんですよね。それで、政府が言うことに照らし合わせて、各専門部会というものを設けて目標を作ると。でも、それが果たしてこの短い期間に策定される戦略策定で、八雲町の方向というものが確立されるんでしょうか。自治基本条例を制定して、協働のまちづくりって言っている部分では、町民一人ひとりっていうのはあまりにもかもしれませんが、町民と一緒になった目標なり、計画が必要なのではないでしょうか。この計画が絵にかいたモチになるかどうかというのは、町民と一緒に考えたかどうか。町民が、作った目標なりに一緒に向かっていけるか。というところが抜けているような気がします。これは例えばあと3年、5年とかの短期目標っていうものが設定されて、見直しするのはかまわないということになっているのですから。これを機に八雲町はどういう町にしていくという方向みたいなもの。八雲町の将来、持続可能性を持った八雲としての計画、目標っていうものが、今後の八雲の安定なり発展させるための町民が協働する八雲町づくりだと思う。そこには時間も多分かかるでしょう。それを今回のこれをきっかけにやっていかなければならないと思うわけです。この中で、この間3専門部会でどんなことをやっていこうかなどということが、詳しい中身としては今迄のやってきたことの上塗りみたいなふうに私はとりました。現実に元の大臣、片山さんも言っています。そういうことで済ますのではなく、将来の八雲というものをつくるために、今までやってきたことの上塗りではなく、先ほど監査委員のコメントにもあるように考えていかなければならない。個々の地方創生だとかいう部分でいけば、例えば、以前エネルギー問題で話に出したことがありますが、下川町、これはエネルギー自給による地方創生というものを掲げています。例えばこういう目玉であれば、新型交付金が交付されるかもしれません。でも、今までの何の目新しくもない計画に交付金が当たるということは多分ないでしょうね。それよりも、そんな新型交付金を捻出されるために従来の交付金が削減されるわけですよ。町長は2年経ちます。民間出だということで若干の期待もあります。その発案力というか行動力というものを監査委員の先生方も期待しているということだと思います。私も若干の期待あります。それは何故若干と言うかというと、私はずっと再生エネルギーに関してやってきました。八雲町として自立することが必要だという観点からです。で、この人口減少の時代に、今更のように政府が総合戦略だの地方創生だのと言っている。それも短期間につくりなさい。これでは、本来の町というもののあり方ではないと思います。私としては町民がどんな八雲町にしたいのか、どのような地域が望まれているのか。それが地域の資源の活用と雇用とを生むと思います。そういう観点に立って、いろいろな施策をしていかなきゃならないんだと思います。そこで今、年度内に戦略を策定しろと言われているわけですけれども、それはそれなりに間に合わせると。でも私は、これを機に本当に八雲はどうしていくのか、どうあるべきかというものを町民の方々と練っていただきたいと思うんですが、その辺はどうですか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

横田議員の質問にまたお答えしますけれども。この総合計画に関しましては5年間という限定がついており、横田議員ご指摘のとおりだと私も考えております。ただ、この八雲町も脈々と先人から受け継いで、現在あるわけでありまして、合併後 10年目を迎えております。八雲町も総合計画をもって進めておりますので、そこを尊重しながら、これから 15 年後には新幹線の駅もできる。私はやはり 30 年くらいのスパンをもって、八雲の未来を考えていかなければならないだろうという考えであります。しかしながら、困るのは国ではなく、我々住んでいる住民の人達が安心して住める町、そして本当に住んでいて良かったなという町にしなければならないと思います。それは本当に横田議員と同じ考えであります。そのためには広く皆さんに意見を聞く耳を持ちますし、また、私も 15 年後、30 年後、八雲町がどのようになるのかということも、皆さんとご相談をしながら進めてまいりたいと考えております。そしてまた、この総合戦略につきましては、これは5年でありますけれども。国にきちっと、我々もこうしたいというものを示しながら、支援していただけるものは支援していただくと。その後のことも考えながら進めてまいりたい。エネルギーにつきましても、これから赤井議員さんの質問にもありますけれども、そこでも詳しく説明をさせていただきますけれども、エネルギーにつきましても私もこの町で自立していくべきだと思っております。ただ、かなり難しい問題も多々ある事も理解をしておりますので、議員のご理解もお願いをしたいと思っております。よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 横田喜世志

議長。

議員の質問 2番 横田喜世志

どうしても、話を煮詰めていくと、個々の部門部門の話っていうのに意外と陥りやすいと思います。その中で八雲町のどういう未来像、将来像っていうものを目指すか。例えばこれは、町長がこういう八雲って言っていますけど、具体的なというか、それに対しての施策ですよね。こうあればいいなではなく、これに向かってこういう手を打ちます。それに皆さん協力してくださいとか、一緒にやりましょうとかという部分がここ2年ほど、いまいちピンとこないと私は思っています。こうすることによって八雲はこう変わるとか、そういう一つの発信のきっかけというものが、議論する時には必要だと思います。突拍子もない事を言いやがったと言っても、それが一つの議論のきっかけになると思うわけです。今の答弁みたいに、いろいろありましてと言ったら身も蓋もないんですよ。そういう部分で、だいぶ昔に私、海士町のことを取り上げたことがあります。そこでも要はこの窮した現状をどう打開するかというところで発想を切り替え、「ここは無いものは無い」を謳い文句に自分たちが出来ることからやると。もう1件はニュースに何度もなりましたが、はっぱビジネスで有名な町。そこも高齢化が激しい、衰退の一途をたどるような町。でもそこの高齢の方々でも仕事が出来るんです。そういう活気のある町というか、そういうことが出来る体制というものも作らなきゃならない。私が議員になった時、まだ間に合うというか、他の町村から見てまだ八雲は裕福なんです。それから見ればみんなは窮していないんですよ。まだぬくぬくしています。でも、この状態から始めなければ間に合わないんです。ここから始めないと将来の八雲の安定、発展っていうものがさらにしぼんでしまうんです。今、人口減少に対してのことでいけば、地方というか減少する原因というものは基本的には雇用がない。雇用がなければ、どうやって雇用をつくるかという議論をしなければならないんですよ。そういう方向へ向かわせるというか、要は行政が音頭をとらないと、民間の一部の人が言っただけでは町をあげた議論にはならないですよね。そういう考えを町民に知らせ討論する、討議する、検討する。町民一緒になって。そうすれば町民もその方向というか、みんなでやろうということになると思うんですよ。例えば、先ほどの三澤さんの病院問題にしてもそうでしょう。町民の方々が八雲に無ければならないんだと言っていただければ、協力をしていただけるんでしょう。そういうことをしていかなければならないと思うんですが、そういう発信をするようなお気持はありますか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

今、町長がどういう考えで進んでいるかという事をお聞きしていると思いますので。私も就任して以来、産業界等々で話し合いを今、しているところでありますし、先ほど雇用が、本当に大切だと私も思っております。今、八雲町のハローワーク等で聞いてみますと、たいがい八雲町も冬期間はわりかし雇用は少し少ないと聞いておりますけれども、夏場に求職も少ないのだろうということで先日も見ましたら、かなり多くの求人があると。八雲町も雇用は結構あるんだなという認識を、この間させていただきました。確かにですね、ミスマッチといいますか、若い人が望んでいる仕事じゃないのかもしれませんけれども、農業、漁業、工場、建設業など、または介護等の職員の募集はかなり多くあると認識をしております。そして、まちづくりに対してもやはり地域の方々と一緒になってやりたいということで、情報も今私も農家の方々と話し合いをしながら進めていますが、ただ、今のところ漁業は 3.11 の被害も皆さんの努力で回復をし、漁業におかれましては空前の、今までにないくらいの水揚げ高。そして農業に関しましても昨年は 63億を超えるくらいあるということで。農業・漁業は後継者問題等々もたくさんありますが、進んでいるのかなという認識もあります。そしてまた、まちづくりに対しましてもですね、確かに私1人が発信していくということではなく、やはり議員ご指摘のとおりですね、町民の皆さまと共有しながら議論を重ねながら、そしてまた、同じ思いでまちづくりを進めてまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。

議員の質問 2番 横田喜世志

議長。

議員の質問 2番 横田喜世志

まあ、町長がそれなりにやっているのは分かります。やっているのは分かるんですが、もうちょっと発信の、それが議論を巻き起こすまでいけるかどうか分かりませんが、そういう発信の仕方もありかなと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。質問を終わります。

出典:八雲町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月7日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる