福島町議会 令和4年度定例会6月会議 2022年6月20日
中学校生徒のクラブ活動に関する送迎について
- 聞いた人
- 小鹿昭義 議員
- 答えた人
- 教育長 小野寺則之、町長 鳴海清春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 小鹿昭義
質問事項、中学校生徒のクラブ活動に関する送迎について、教育長に質問します。中学校生徒のクラブ活動は、少子化により他町中学校生徒との合同練習をしていると聞いています。例えば、野球、バスケットボール、吹奏楽等のクラブ活動においては、その活動に参加するために、子供達の親が個々に、あるいは数人乗車させる交通手段を取っていると聞いています。親として、子供に対して好きなクラブ活動をさせてあげたいと思う気持ちがあるとしても、一年を通じて最も日の長い忙しい時期などは送迎に対して負担に思っている親もおりますし、子供に対してクラブ活動の選択を我慢して貰っている状況もあると聞いています。子供たちにとって、各校の生徒数の減少が進む四町における学校単位の団体競技、団体活動に対しても能力や技量を出せない事は、教育の不平等にも繋がるのではないかと考えます。以上の事から、①当町として此の現状をどの様に捉えているのか。参加されている親との協議の場や送迎に対する要望は出されていないのか。②当町以外の子供たちの送迎に対する、他町の現状はどのようになっているのか。③各町とも少子化の中で団体競技は存続の危機にあると思います。また、指導する教員の負担軽減を考えた時、4町で民間クラブを創り、部活動のクラブ化を調整して行う事も将来的には必要と考えますが、いかがでしょうか。以上の事から、お考えを伺いたいと思います。
町の答え 教育長 小野寺則之
小鹿議員のご質問にお答えいたします。学校の教育活動は、文部科学省が定める学習指導要領に基づいた「教育課程」と、学校が計画する「教育課程外」で構成されています。部活動は、登下校や休み時間などとともに「教育課程外」の活動に位置付けられておりますが、生きる力を育む観点から、学校の教育活動の一環として教育課程との関連を図るよう、学習指導要領に明記されており、学年を超えた人間関係の大切さ、組織を機能させることの重要性を学ぶ大切な教育活動となっています。1点目については、送迎に対する相談を受けたことはありますが、部活動が自発的・自主的に参加する教育課程外の活動であることから、これまで町内、町外いずれも保護者の引率を原則お願いしてきたところです。中学校へは年度初めに保護者会を開催するなど、部活動の活動方針について、共通理解が図られるよう助言しております。一方、部活動は大切な教育活動であることから、上位大会のある渡島大会、全道大会、全国大会の出場に対して、公用車での送迎や旅費等の補助を行い、生徒の意欲向上に努めてまいりました。2点目については、渡島西部の3町を調査したところ、いずれも同じような対応をとっており、当町においても日常の練習については、これまで通り原則保護者の対応をお願いしたいと考えております。3点目については、スポーツ庁の有識者会議が部活動の在り方について提言をまとめたとの報道がありました。休日の運営主体を学校から地域の団体や企業に移行するという趣旨ですが、具体的な内容は現在のところ示されておりません。指導者や施設が充実している都市部と、人材・施設が十分ではない地域との格差拡大が心配されており、受皿団体の確保が難しい場合は、これまでのように学校主体の運営を続ける選択肢も想定されています。また、外部指導者の報酬や保険など新たな費用が発生し、保護者の負担増が懸念されており、公的な財- 17 -源の確保も課題となります。部活動の在り方と教員の時間外労働はこれまでも長く議論されてきた問題であり、人材や財源の確保に大きな課題があることから、国や北海道の動向を注視し、近隣町との連携を深め対応してまいります。
議員の質問 8番 小鹿昭義
町長にお聞きします。木古内では中学校の部活動の遠征の時に、例えば木古内から知内町の野球の合同練習の時、町の車を……聞こえづらいですか。
議員の質問 8番 小鹿昭義
町長です。
議員の質問 8番 小鹿昭義
木古内では中学校の部活動の遠征の時に、例えば木古内から知内町の野球の合同練習の時、町の車を貸出していると聞いています。福島町では車の貸し出しは可能なのでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
これまでも町のバスについては大会などに活用している経緯がございますので、我々としては、教育委員会の方で学校と協議しながら、要請があればそういったものの貸し出しについては、ある程度子どもの教育を優先したなかでやって行きたい。そのようには思っています。
議員の質問 8番 小鹿昭義
教育長も合同練習に見に行っていますよね。
町の答え 教育長 小野寺則之
福島町でやっている時には見に行きました。ほかの他町の生徒が一緒に来てグランドで練習しているのは何回か拝見したことがあります。
議員の質問 8番 小鹿昭義
教育長は知内の合同練習は見ていないということですか。ということは、送迎している方が練習時間までどういう風になっているかという事も分からないということでよろしいですか。
町の答え 教育長 小野寺則之
- 18 -保護者の方がどうされているかということですか。(「はい」という声あり)それは、たぶん待たれているんだろうなという想像しかできない。実際、拝見していないので、実際、四六時中見ているわけではないので、どうされているかは分かりません。
議員の質問 8番 小鹿昭義
教育長も1回知内の合同練習を見に行ってきた方がいいと思いますよ。福島中学校の部活動では、監督のほかに顧問とか部長とかいるんでしょうか。
町の答え 教育長 小野寺則之
監督というか、先生、主担当のほかに副担当、必ず複数体制で配置していると思います。配置しております。
議員の質問 8番 小鹿昭義
そういう監督とか、そういう2人いるんだったら交互に、町で車出しているんだったらそういう方々に運転をお願いしてみてはいかがでしょうか。
町の答え 教育長 小野寺則之
先ほど答弁させていただいたとおり、部活動は全員が参加するわけではなくて、やりたい子が参加して、教育課程外の活動なんですね。それで、今までもそうなんですけども原則は保護者の方にお願いしてまいりました。小鹿議員のおっしゃることも分かるんですけども、事故の対応をどうするとか、それは保護者についても同じことではあるんですけれども、その辺がまだきちっと整備されていないので、公用車をお貸ししても、町の保険が出ればいいんですけれども最悪の事も想定されますので、我々としては教育課程外の、ましてや土日は時間外というか、土日はやりなさいということは言っていませんので、そこはあくまでも自発的に自主的に参加する部活動であるということ、ご理解願いたいと思います。
議員の質問 8番 小鹿昭義
父兄から聞いている範囲では、1・2年生の送迎に関しては、迎えに行って、また帰ってきて、また終わると迎えに行ってまた帰ってくるということを聞いています。3年生の練習の時は、送迎している方が練習が終わるまで待っているそうなんですよ。1・2年の時は、半端でなく費用が掛かると思うんですけど、そういうやつは町とかで援助してやるということは出来ないんでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
部活については先程言いましたとおり、学校である程度習うものと、学校外というか校外というか、そういったなかで我々も自分もそうでしたけども部活をやって、色々と親に迷惑を掛けたり色々することはあります。ただ、そこのところについてはですね、一定程度やはり親の負担なり、そういったものは私は当然子供の、子供を欲するものに対して親もそこに行っていいよということをするわけでありますので、それは望んでいると思うんですね。ただ、今確かに部活自体も子供が減ってきて町内で完結できる時代ではなくなって、野球だったら松前と合同でやるとか色んな形がこれからあるのだと思いますので、その辺については単町でどうこうという- 19 -よりは、広い、お互いに多分どこの学校もそういう悩みがあるのだという風に思っていますので、そういったものの需要が本当に必要とされるのであれば、町としてしっかり支えてあげるということも1つの方法としてはあるんだと思います。ただ、原則は、やはり自分の子供の事に関しては親がある程度、本来的に負担するというのが基本でありますので、これが教育であれば、本当の学校内の教育なりそういったことであれば別でしょうけども、ある程度それ以外については、自分が好きで行くこと、やらない子もいるわけですからね、全体が全部やっているのであれば、町として一元的にということもあるでしょうけど、そこに濃淡があるわけですね。文化部もあれば運動部もある、全くやらない人もいる。そこの中をどう応援するかということになると、また色んな意見が町民のなかにもあるんだと思いますので、そこのところについては皆さんが納得できるようなものが揃うのであれば、町として支援することは問題ないのかなと思っています。ただ、今まだそこまでは環境が整っていないのではないのかなと。今、教育委員会の話を聞くとね。そういったことで、ある程度、保護者会からなりそういったことから声として上がってくるようであれば、我々としても少し前向きな考えをしなければないと思いますけど、今のところはまだそこまで、一定の今のを聞くとですね、ある部のところから負担がちょっと大きいのでという声でしか聞こえてこないように感じておりますので、そこのところについてはちょっとまた教育委員会でも現場の声を聞いていると思いますので、そういったものを私の方でまた整理しながら対応して行きたい。その様に思っております。
議員の質問 8番 小鹿昭義
送迎とは関係ないのですが、福島中学校の部活の監督は、野球なら野球、陸上なら陸上の経験のある方が監督をやっているのでしょうか。
町の答え 教育長 小野寺則之
陸上の先生は、ずっと高校と大学と陸上の選手です。野球は、詳細に把握していませんけども、経験はないんだと思います。
議員の質問 8番 小鹿昭義
それじゃあ反対に生徒が可哀想です。生徒が質問した時に、監督が何も答えられなかったら生徒が可哀想ですよ、教育長。
町の答え 教育長 小野寺則之
ですけれども、学校の現場のなかで、野球の監督の経験があるとか競技の経験がある方を呼んでくることは、なかなか中学校は尚更教科の関係もあって難しいと思います。彼等も、教員というのは残業代というのが無いんですよね。土日もボランティアでやっているんです。4時45分以降は全てボランティアでやっているわけです。そういったなかで我々も先生方にお願いして、「大事な教育活動だからやってね」と、それが今スポーツ庁でも問題になっている「教員の長時間労働」に結び付いている問題であるわけです。ですから、先生方も善意でやってくれているということは、是非ご理解いただきたいということと、あと専門の先生をなかなか人事配置で来ていただくということは難しいということも、ご理解いただきたいなと思います。