森町議会 平成24年第1回 3月会議 2012年3月9日
TPP)について
- 聞いた人
- 宮本秀逸 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 宮本秀逸
私の質問につきましては、これまでお三方から似たようなといいましょうか、そういった内容もございましたので、とりあえずはこのままやりますけれども、意を酌んでご返答いただきたいと、こんなふうに思います。それでは、通告に従いまして、質問いたします。町政執行方針について、産業、TPPについてでございます。1点目でございます。農業について。環境保全型農業を進め、完全無農薬、完全有機栽培農業を奨励していくとあります。全農家が目指すべき理想的な形ではございますが、多くの困難が予想されます。実現に向けてのロードマップが構想されておられますか。2点目でございます。TPPに関しては、国内のあらゆる分野で議論されており、一般の報道では輸出産業、製造業ですが、は賛成、農漁業の1次産業は反対と大別されたりもしております。24年度の町政執行方針の中で町長は、反対の立場をとっておられます。農漁業が基礎的な産業になっている森町にあっては当然のことです。このTPPが実施されたら、北海道農業は壊滅するだろうと危惧されてもおります。森町としても実施阻止のための反対運動を強くすべきと考えますが、具体的な行動を考えておられるのか伺いたいと思います。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
宮本議員のご質問にお答えさせていただきます。環境保全型農業を進め、完全無農薬、完全有機栽培農業を奨励していく上でのロードマップが構想されているのかというご質問でございます。議員質問にありますように、多くの困難があることは事実です。しかし、実践している農業者がいることも事実であります。商談会でも好評を博している生産者がおります。また、町外からたくさんの方が減農薬野菜、漬物を求め、生産者の直売所に訪れている現状もあります。ロードマップ、工程表についてのご質問ですが、生産者みずからが今後の営農計画等に基づき作成していくべきだと考えております。町としては、そのような前向きな活動に対して側面支援をする立場にあると考えます。次に、2点目の質問にお答えさせていただきます。TPP参加には反対の立場を堅持すると先ほど来述べております。TPPが結ばれたときの対策を今から考えて、1次、2次産業の町である森町が生き残りをかけて新しい農業や漁業、また食品加工を考えていくことが重要だということを申し上げております。TPPに関する反対運動の具体的な行動については、関連する団体から運動への参加要請があれば積極的に参加をしていきます。ただし、森町長として独自で運動を起こすようなことは考えておりません。以上でございます。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
最初の完全無農薬とか完全有機栽培とかいう文言に関しましては、きのうの同僚議員の質問等ございましたので、これ以上の余地はなかろうかというふうにも思いますが、私も農業やっている一人としまして思うところがありますので、ちょっと申し述べたいと思います。町長もよくご存じだと思いますが、リンゴやっていらっしゃる木村秋則さんいらっしゃいますよね。「奇跡のリンゴ」という本がありまして、ああいうのを読みましても無農薬栽培をやるということは大変な仕事なのです。やっぱりその人が命を賭してやらなければならぬというような場面も出てきます。たまたまうまくいっている人も、言い方失礼ですけれども、数としては非常に少ない数でしょうけれども、本当に努力されてやって、何とか無農薬を実現されている方もいらっしゃると私も思っております。そういった方も中にはいらっしゃる。本当に微々たる数なのです。森町にも何人かいらっしゃいますよという話、町長されました。それが完全無農薬かどうかは本人でないとわかりませんが、ああいった木村さんの話なんかを見ましても相当厳しいものだと思っているのです。これを進めていくということは、これも大変な作業だと。また、きのう中村議員からも専門職を置いたらどうかというお話もございましたが、無農薬進めようというその専門職の方は、これはなかなか難しいと思っているのです。森町農業をどうするかという立場だったらいらっしゃるでしょうけれども、あえて特化してそれをやっていくことになりますと、私は大変な努力が必要だろうと思っているのです。町としてやっていく分については、不可能に近いだろうと。だから、現状の従来型の農業をやっていらっしゃる方、それからそうやって理想を目指す方、これが同居した形でないとなかなか難しいと思うのです。私ここに本持ってきましたけれども、これは宮崎県綾町の前の町長さんやられました郷田実さんという方なのです。この道ではちょっと名の知れた方だと思うのですが、本気でやっぱり綾町でやったのです。今でもやっているのです。だけれども、100%というわけにいかないのです。といいますのは、具体的に考えていただきたいと思うのですが、先ほどの規模拡大の話にもつながりますが、単品をたくさんつくると必ず農薬が必要になってくるのです。芋を例えば50町つくる、100町つくると、麦をつくると、田んぼをつくるということになりますと、単品というのは必ずそうなのです、現状を見てみますと。だれか自然農法の話をきのうしましたけれども、あれは種々雑多なものがあるから可能なのです。単品で規模拡大していくというのは、絶対に無理だと私は思っているのです。大反対なのです、私は個人的に。その中でやっていくとしますと、今ポジティブな話がありますから、どこかで農薬を使ったと。それが風に乗ってきたということになったら、これはアウトになってしまうのです。完全無農薬なんていう言葉使えません。それで、最初から種子は消毒しているやつが多いのです。その段階から無農薬でないのです。もう限りなくゼロに近づけるという努力はこれ必要でしょうけれども、だから私は最初からうたわないほうがいいだろうというふうに1つは思っています、これ。そして、それを進めるとするならば、本気で毎日議論して、議論して、どうやったらやれるのだということを詰めていかないと、ただのスローガンで終わってしまうような感じがするのです。だから、そこら辺は私ら農業に携わる者もひっくるめて、あらゆる場面の人たちといろんな会話をしながら、これはぜひ進めていきたいと思うのです。ただし、だからできないのだというようなことになりますと、これは絶対進歩ございませんから、それに向かっていくという姿勢といいましょうか、それは非常に大事なことだと思いますので、そこら辺をよくよく考えて進めていただきたいなと、こんなふうに思います。そこで、申し上げたいのは、これは実は結いの心と書いてあります。なぜこんなものを持ってきたかといいますと、今東北のある町でしたか、村でしたか、までいの村づくりというやつがございましたね。までいの村づくりをやっているのだという話がございましたね、ご存じの方いらっしゃると思うのですが。要するにきずなとかと言われました。農業の一番大事なところというのは、要するに人の結びつきをつくるということなのだ。単なる産業ではないのです。そのためには、土地があり、空間的なものがあり、コミュニティをつくっているのです。産業だけで考えてもらっては困るのです、後のTPPにも関連してきますけれども。そういう物の見方をしてもらわなければだめだということなのです、位置づけを。そうやって農業なり漁業なりをこの町の人たちが自分たちのものとして本当に位置づけられるかどうかにかかってくると私は思うのです。その上での一つの無農薬に向かっての話、有機農業に向かっての話。漁業だって同じ方向に向かっていくと思うのです。そういうとらえ方をしてもらいたい。要するに位置づけです。ある意味言葉としては、申しわけないけれども、私は農業の中の一枝葉部分だと。枝の部分だと思っているのです、無農薬だとか、有機農業だというのは。目指すべきではあるけれども。そういった意味でぜひとらえ方をそういうふうにとらえていただけないかなと、こんなふうに1つは提案したいのです。これは、町長のお考えをお聞きしたいと、こんなふうに思います。それから、TPPですが、実はこういう本がございます。「TPPでどうなる日本?」と。これ私は、定期的に講読している本なのですけれども、これは去年の本なのですが、よくぞ調べたというくらいこの中にTPPに関して書いてございます。午前中に堀合議員との間でやりとりありましたけれども、あくまでもこれ私は反対していかなければならぬものだと思っているのです。絶対に阻止しなければならぬものだと思っている。絶対に、何があってもです。これで得する人なんていないのです、町長、TPPやって。絶対にありませんから。製造業が輸出できるのではないかと言う人がいますけれども、そうしたらパナソニックが輸出すればいいだけの話です。のこのこと負けて帰ってくるのですから。あれは、関税の問題ではないですよ。一生懸命いいものをつくって売っていると思うのです。だけれども、安いものを欲しがるのです、買う人は。恐らく森町の人だってそうだと、私自身そうですから。安いものに、安いものにいくのです。安くていいものにいくのです。高くていいもの、中にはそういう物好きもいるかもしれませんけれども、それはもう数としては微々たるものです。町長、この中で触れておられましたけれども、よくTPPの推進派が言いますが、いいものをつくって外国に売ればいいのでないかと言う人たちがいます。本当に物好きは、買う人もいるのです、中には。今でも現実に北海道でも十勝のナガイモなんかというのは、いい値段でやっぱりシンガポールとかタイとか、いろんなところ、香港とかに行っているのです。それは、やっぱり一部なのです。農業の総生産額は、大体国内で8兆円ぐらいと言われているのです。それがアウトになるだろう。北海道農業でも2兆円ぐらいがアウトになるかもしれない。アウトになったら、立ち上がっていけないのですから、町長、絶対に。いいものをつくって売りましょうなんて、そんなのんきなこと言っていられない。本当に体力がなくなってくるのです、アウトになれば。絶対そうですから。考えてください。牛どんが300円だ、200円だと安くなってきました。TPPになったら、安い牛肉が入るから50円で牛どんができるというのです。50円で売って、200杯売ったって1万円ですよ、これ。1万円から出前賃と人件費と原材料代とったら、1人の生活費なんて出てこないのです。やればやるほどこれは人を不幸にするやり方なのです、TPPは。さっきデフレになって、デフレスパイラルに陥ると町長も危惧されておりました。全く私もそうだと思っているのです。いいことは、まず絶対にあり得ないです。そして、現実に今9カ国で交渉最初から始まりましたけれども、あのうちの6カ国は日本とEPAもう既に結んでいるのです。貿易できている状況なのです。そして、GDPがアメリカと日本で90%だから、実質的にはアメリカと日本の間だろうみたいなことを言われますが、そんなことやったってパナソニックみたいに、悪いけれども、のこのこ引き揚げてくるだけなのです。サムソンが勝つ。安いから勝つのです、あれは。それなら、あそこでアメリカとFTAやったから、そうしたら韓国が幸せな人が増えたかというと、そうではないのです。たまたま輸出産業をやっている人たちだけがいい思いしているだけで、韓国はますます貧富の差激しくなっていっているのです。いろんなこと考慮します。これいっぱいまたこんな話も出ていますけれども、いいことは私は絶対にないというぐらいのものだと思っているのです。経済界、ああいう偉い人たちが総力戦でやれ、やれみたいなことを言いますけれども、絶対そういうふうにいかない。自由化したら、先例があります。木材だって昭和50年代に自由化して、アウトですよ、林業なんて。ここで審議される町有林の手入れだとか、分収林だとかというのは、お金があるからできるだけの話なのです。民有林絶対やりません、こんなこと。その証拠に今新函館で合併する森林組合、要するにここに仕事がないから合併するというだけの話なのです、地元に仕事がないから。森林がアウトです。90年代に自由化になった保険、アメリカの保険にずっとほとんどが取ってかわられました、日本の保険会社。自由化すれば必ずなるのです、そういうふうに。アメリカだって農家のほとんどはTPPやりたくないのです。やりたいのは、5%ぐらいだと言われる一部のマンモス農場を持っている人たちなのです。あと八十何%という人たちは、絶対反対だと頑張るのです。だけれども、押し切られてTPPに向かっただけなのです。ニュージーからやっぱり安いやつが入ってくるのです。さっきの話ちょっと戻りますけれども、無農薬だという、その無農薬だと言った人たちがニュージーランドから入ってくる冬のカボチャ、1カ月かかってきて、そのままで入ってきませんから、薬かけたやつ黙って食うのです。グレープフルーツ、嫌というだけあれは消毒されてきます。貿易上、虫は絶対に入れてはならぬという、一方で決まりがありますから。それでも平気で食うのです、みんな。バナナだってそうです。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
ちょっと余計なこと言いましたけれども、そういった意味で私はTPPはもう大反対だというようなことだから、運動をやってくださいというふうに申し上げているのです。この中に出てきますのに長野県の中川村というところがあります。こうやって村挙げて大反対の運動やっているのです。日本に幾つもあります、インターネットで調べればすぐ出てくると思いますので。これは、そのうちなったらどうするかでは絶対だめなのです、町長。どんなことがあってもやめなければならないのです。そこら辺の決意をお願いします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
環境保全型農業ということで、完全無農薬、完全有機栽培ということで私は申し上げておりますけれども、これはTPPに非常に関連することなものですから、まだ日本でも世界でもそれほどなっていないロハスということ、これをやっぱり進めるのがこの町の農業の守る一番いい方法ではないか。もしTPPがならないとしても、これは非常に有意義な問題だろうなと、こう思っております。これを進めるに当たって、やはりやる方とやらない方がおります。本当に熱心にやろうとする方は、そういう方に対して役場は支援をすればいい。やらない方はやっぱりいるのです。ですから、先ほど議員の方が言っていました専門の方、農業なら農業、漁業なら漁業の技術官、そういう人を森に招聘して、そういうことをやれるということであればぜひとも奨励して、そしてやることも1つでしょう。役場では、これ役場の人間はそういう技術官おりませんので、そういうことも一つの支援の方法かなと。これは、ただもしも、入れてはいけないというけれども、我々も台風が来てはいけないと思っていても台風来ることだってあるわけです。ですから、これについては私は運動はやっていく。でも、先ほど来言いましたけれども、私が率先して何か運動の機会をつくるということはありません。もしやるという、町長来いということであれば、私は喜んで行ってそれに対してやりますし、役場でもそれに対して参加しなさいということであれば、これは役場の職員も使ってそういうことについては大いにやりたいと思っております。ただ、私は流れとしては非常に今厳しいところにあるなと。これは、TPP交渉に入らなければいいなと私は思っております。もともとこのTPPというのは、ご存じのようにシンガポールとブルネイとニュージーランドとチリで始めたものでございます。2006年にそれで始めたものです。2010年になってからアメリカが、ベトナム、オーストラリア、そしてペルーでやりました。そこにマレーシアも入ってきて9カ国になったわけでございます。これに対してアメリカの農民は、安い農産品が入ってくると大騒ぎしました。2年後に選挙を控えたオバマ大統領は、これに対して農業の票をとらなければいけないということで思っていました。そこに菅さんが来たわけです。菅さんは、普天間は何とかもう少し長引かせてくれというお願いで行ったわけです。そこにちょうど菅さんいた。TPP、ああ、結構、ではやりましょうということになったわけです。簡単にやったのです。そして、アメリカの農民は日本が入ってくれるならということで、もう大賛成したのです。これが現状です。私は、ヨーロッパも行きまして、ヨーロッパはチョコレートも関税で入れれないのです。私は、ドイツにいる友達が松前漬けを持ってきてくれということで、松前漬けを持っていきました。あの袋に入った松前漬けさえも入れないのです。それほど食料というのを守っている。これがヨーロッパ徹底してやっております。日本は全く無防備です。TPP入ったら、全くやられます。オバマ大統領は何を考えているかと。4年後までに輸出を倍にするという計画を出しております。ということは、日本の農業をターゲットにしております。日本の農業をターゲットにして、そして日本の農業をターゲットにするということは日本の農業の壊滅を考えているのです。ただ単に壊滅だけではないです。では、工業製品はいいのか。工業製品決してよくないです。本田技研の自動車は、約8割もアメリカでつくっているのです。日本なくたっていいのです。工業製品決して有利でないのです。それよりも先ほど言った吉野屋の牛どんが、吉野屋でなくても牛どんが今280円だ、250円だと言っています。これは、私はそんなことはないと思うけれども、50円までいくと言われているのです。それは、デフレがまだまだ進むよということです。このほかにただTPPだけで関税ではなくて、もう円安、円高ということで、この為替の問題。日本の実力は80円ということではないです。せいぜい120円ぐらいです。それを80円にされて、そしてなおかつ関税撤廃されたら、日本は丸裸です。やられるに違いないと私は思っています。これは、オバマ大統領の考えていることに対しては、きっと私はもし日本が入っていったらしっかりやられてしまうだろうと、そのように思っております。そのくらい危機感を持っています。だけれども、流れとしてはどうも今の日本の政府は菅さんから野田さんにかわって、私は方針が変わるかなと思ったけれども、ますます進んでおります。そして、世の中の流れとしてはせいぜいTPP反対というのは2割あるかないかです。世の中の流れは、8割がもうTPPが交渉に入るような状況です。ですから、私はTPPの反対の運動はやるけれども、それと同時にもしTPPになった場合にこの森町だけでも救う方法を考えなければいけないということを今考えているのです。その一つの中に無農薬もあるでしょう。また、いろんなこともあるでしょう。ブランド化といって、そしてそのブランドに成功するかどうかわかりません。でも、何もやらないことよりも私はやるべきだと思っております。今でも牛肉が自由化になって、日本の肉牛の世界はほとんど大変になりました。いいのは、ブランドになったやつだけです。アメリカに行くと、今日はどこそこの日本のあれが入ってきたといって、そしてごちそうしてくれたこともありました。それほどいい牛肉は、アメリカでも今でも売れています。しかし、普通の牛肉は安い牛に、アメリカのものに取りかえられて、日本の牛肉農家も完全にやられております。ですから、自由化については非常に慎重にやらなければいけない。そして、日本はまだ先進国でも最低の40%の食料自給率です。ですから、これを守る。そのためにまずは50%、それから60%というものをしてやっていかなければいけない。自民党の時代にはそういうこともありましたけれども、もう今このあれが食料自給率を高めるということについては全く国はやっておりません。このあれについても同じです。農水省で出した基本方針、これも全く意味がない。そういう意味において、私はこのTPPについては反対。完全に反対です。でも、その対策は今から、我々は森町、私は北海道のことを考えるわけではない。本州のことを考える必要ない。私はこの森町だけ考えればいいのです、今は。だから、この森町のことを考えて、よそは反対運動やっているかもしれない。それには一応顔を出すけれども、でも一日でも二日でも早くこの対策について考えて、そして物事をやっていかなければいけないだろうというふうに、私は真剣にそう思っております。それが成功するかどうかわかりません。非常に難しいことです。でも、難しければ難しいほど、これはよそがまねできませんから、私はいいと思っております。以上、私のほうからの答えにさせていただきます。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
町長の言わんとされることも理解できないでもないです。本当によく考えてください。東京は、世界で一番食料が安いというのだ、先進国の中で。食料が安いと言われているのです。安いのです、東京に行けば。何ぼでも安いやつ入ってきますから。もう東京にいらっしゃる方だから、我々が言うまでもありません。これだってそうです、牛乳2本250円で買えるのですから。2リッターですよ。米1升500円ですよ、町長、平均したら。1日で幾ら米食いますか。農業が大事だと言った。幾ら食いますか。米100円食いますか、200円食いますか。町長は、私らに1日5万円だからと言われたから、それ割り返しますと時間給7,000円か8,000円になるのですけれども、米の時間給幾らかわかりますか。二、三年前の数字ですけれども、179円ですよ。179円、米つくっている人。時間給そうですよ。それにしかならないのです、今。そして、応援するとかなんとかと言ったってどうですか。米1日200円食う人いますか。何人いますか、200円食う人。みんなが口では言うけれども、腹の中ではそう思っていないのです。流れに乗ってしまうのです。そうでしょう。私は、この問題に関しては流れに乗ったらだめだと思っているのです。コミュニティが壊れるのです、今まで維持してきたのが。元も子もなくなるのです。絶対にそうです。さっき紹介した反対の運動のところも農業だけではないのです、反対しているの。商工業みんな一緒になって反対、反対と始めているのです、町長、今。保険の例さっき挙げましたけれども、そうだと思うのです、私。漁業だって恐らくそんな分野がたくさんあると思っているのです。絶対に日本つぶすようになってしまいます、これやったとしたら。なぜ始めたかです、これ。さっきおっしゃった漢字一文字のあの総理大臣、あの人はもともと農業嫌いですから、畑、田んぼつぶしてそこにサラリーマンの住宅建てて、そこから東京に通えばいいのでないかと最初ぶち上げた人、あの人ですから。今の山田もだめだと言った大臣もそうです、あれ。1.5%対98.5%だからだめだと言ったのです、あの人は。寝ぼけたこと言っているのです。何でそういう数字で見なければならないのですか。みんなが生きているのは、1次産業、2次産業で食って生きているのです、これ。それ守らなかったら、私は町長ならできると思っているのです。本当におだてでも何でもない。そういう性格の持ち主だと思っているのです、私は。やられる方だと思っているのです。どうでしょう。本当に農業大事だ、漁業大事だとみんなして言います、これ。私も言います。そこまで思っていないかもしれない、私も。だけれども、それなら日本の米が大変だ。さっき半分転作していると言いました。400町のうち半分転作していると言っていました。それなら、米を食って、日本人は米文化の国なのです、ここは。日本の国土で米をつくって日本人が食うから、日本人があるのです。地産地消というのはそこだと思うのです。この地域でつくったものを食って、この地域で暮らすから、森町民があると私は思っているのです。大きく話したら国産国消です。それをやらないとだめだと思うのです。グローバル化がだめだという意味ではないのです。それは、必要なところは必要だと思っているのです、私も。だけれども、これを許してしまうと完璧に日本の農業は破壊になるとみんなが口そろえて言っているのです。そこまでだったら、やっぱりやめるしかないと私は思っているのです。絶対ないです。こんなもの許したら、とんでもない。後の祭りというわけにはいきません、これ。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
済みません。私もちょっと熱上がってしまいましたけれども、だからその反対を町長のお立場も恐らくあるでしょうけれども、私はこれは先頭切ってぜひ反対していただきたい。そういった運動を起こしていただきたいなと、こんなふうに思っています。そして、できることなら役場の真っ正面にこんな大きな垂れ幕かけてTPP反対とかとやってくださいよ、町長、これ。そうでないと反対に入りません。私は、どこに行ってもこれ反対、反対とやるのです。農業やっているから反対という部分もありますけれども、今言いましたように日本はアウトになりますよ、これやったら。高いものを売ればいいといったって、高いものなんてだれも買ってくれません。みんな安いところ、安いところに行くのですから、食うものでも着るものでも。そして、さっき言ったデフレスパイラルというのですか、あれに陥って、ますます緩くなくなると思います。ぜひ町長、おれは反対するからにはおれが先頭、のぼり旗立てて先頭切って反対すると、あなた方もついてきてくれと言ってください。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
本当に宮本議員、このTPPについては必死になって物事を考えておられることがよくわかりました。今役場に垂れ幕をかけてというお話でありましたが、これについては私はすぐにでも取り組みたいなと思います。これは、すぐでもできることです。運動を起こすというのは、私は運動をやっているものに対して一緒になって参加してやるということについては、冒頭にお話ししましたようにそれはさせていただきたいと思っております。このTPPについては、もう宮本議員もここにおられる方もみんな知っているとおり、これは日本の全産業について大変なことになってくると。日本の経済がたがたになるというのは目に見えております。ただ、同じ森町、静岡の森町の議会の議長をやっている方、この方はレタスをつくっております。そのほかトウモロコシなんかもつくっております。TPP全く関係ないと言っているのです。ですから、そういう方のお話もやはり私は聞いてみる。どうしてそれでそういう考え方になるのだということも私は一つのことではないのかなと。その方は同じ森町ですから、そういう話も聞いておりますので、ぜひそういう方の話も聞かれて、そして私は次の行動について非常に心配でおります。運動ばかりしていてなったら、もう後がなかったということにだけはしたくないなと、私はそのように思っております。そういう意味で宮本議員の言う運動についても積極的に私は参加もし、また私のいろんな問題講演するようなことがありましたら、その都度TPPについてはこういうことで反対ですよということを明快に答えていきたいと、そのように思っております。以上です。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
終わります。