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森町議会 平成24年第1回 3月会議 2012年3月9日

介護保険料について

聞いた人
堀合哲哉 議員
答えた人
町長 佐藤克男、保健福祉課長 佐藤洋、住民生活課長 竹内明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 堀合哲哉

介護保険料について質問いたします。平成24年度から3年間の介護保険料、65歳以上を基準額で1万400円も大幅に引き上げる条例改定を提案してきていますが、高齢者の生活実態からしてその影響は深刻であり、引き上げ幅を抑えるべきと考えます。以下、お伺いいたします。1点目、財政安定化基金148億円のうち市町村分は全額高齢者の保険料であり、取り崩しは当然であります。しかし、国や道の分の関係でございますが、保険料軽減のためにこれも取り崩すように町として求めるべきであるというふうに思いますが、考え方をお聞きしたいと思います。2点目、一般会計からの繰り入れで町独自の軽減策を講じるべきではないか。3点目、低所得層の負担を軽減するための保険料段階の区分を増やすべきではないのか。4点目、町として国に対し介護保険料の引き上げを抑えるための国庫負担の増額を求めるべきではないか。以上でございます。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

このたびの第5期介護保険事業計画期間における第1号被保険者の保険料案を決めるに当たりまして、国や道の介護保険事業計画の指針に基づき、森町高齢者福祉総合計画策定委員会を設置し、3回にわたる委員会の開催においてご審議をいただき、去る2月6日に答申をいただいた次第であります。①の質問ですが、財政安定化基金については本来給付費の予想を上回る伸びや保険料の未納による保険財政に不足が生じた場合などに交付や貸し付けを受けることができる制度でありますが、昨年6月の介護保険法の一部改正により、平成24年度に限り取り崩すことが可能となったものです。ご質問のように北海道では148億円の基金残高があり、うち98億円を取り崩す方針で国、道、市町村、それぞれ約32億円が返還される予定となっております。市町村分のうち森町分は、約1,500万については介護保険料軽減分に充てることにしております。また、国や道への返還分については介護保険法施行令により介護保険に関する事業に要する経費に充てるよう努めることとされており、道においては地域包括ケア重点推進事業や介護施設整備事業などに充てることが決まっております。国における具体的な活用策は把握しておりませんが、介護保険法の趣旨に資するような活用が図られるものと思っております。2番目の質問です。介護保険特別会計においては、国費、道費、町費及び1号被保険者や2号被保険者の保険料から成り立っており、それぞれ負担率等が定められているところであります。また、保険給付費等に対するルール分以外の人件費や物件費も町で負担しており、本年度当初予算で一般会計繰入金として約2億5,000万の予算を計上しているところであります。ご質問の町独自による軽減ができないかとの内容ですが、道においても法に基づいた軽減策をとるよう指導されており、町単独の減免による一般財源の投入は現段階では難しいことをご理解願いたいと思います。3番目の質問ですが、保険料については基本として現在6段階に分かれておりますが、第4期介護保険事業計画期間において第4段階を2つに分けることができるようになりましたが、第5期計画期間においても介護保険法施行令附則第15条により引き続き2つに分けることができることとなったため、本議会に提案している介護保険条例附則第3項により第4段階を2段階に分け、年金収入等80万以下の低所得の方々に対し、本来年額5万9,600円のところ5万1,800円となるよう減額措置を講じているところであります。4番目の質問でございますが、高齢化の進展や介護認定者の増加等により、介護保険給付費も年々増え、現制度のもとでは1号被保険者の保険料引き上げは避けられない状況であります。各種機会をとらえて保険料負担軽減を図れるよう国にも求めてまいりたいと思います。以上です。

議員の再質問 9番 堀合哲哉

再質問いたします。1点目の質問でございます。国がなぜこれを許したか。余りにも大幅な保険料の引き上げが想定されたからなのです。それで、法律上許した。それで、道が財政安定化基金、国3分の1、道3分の1、市町村、それで基金が成り立っていて、森町の分、いわゆるここで提案されてきております森町の負担分というのが出てくるわけでございます。それで、森町の負担分と、そうすると道の負担分、先ほどのお話だと道は保険料軽減には使わないと言っている。ところが、国は、厚生労働省は道はそういうふうに使わないということを指示していません。道も保険料引き上げを抑えるために使ってもいいという話をしているのです、国は。その道は使わない、そんな話ないのです。それと、もっと重大なのは、国が3分の1返還せいというでしょう。では、国がなぜ使わないのかという問題なのです。ですから、1点目にこういう状況下にあるのだから、国や道に対し保険料軽減のために基金を取り崩すよう求めるべきだと言ったら、求めるべきだと、求めると一言も言わない。法律上求められないのだと言ったのです。私は、これはしっかり求めていただきたい。それ答えていただきたいと思うのですが、厚労省の関係においてはしっかりこれは認めているのです、道が取り崩す分については。ですから、その辺とうなっているのか。今の状況がわかれば教えていただきたいなというふうに思います。それから、2点目、一般会計からの繰り入れは法律上難しい。先ほど2億5,000万円繰り入れている。町のルール分でのお金は入っていないのですか。入っていない以外に2億5,000万突っ込んでいるのですか。そうではないでしょう。これ佐藤課長、答えていただきたいと思います。2億5,000万一般会計から入れているから、これルール分とその辺区別して言っていただかなければ何かすごくお金を入れているのだなというふうになります。それから、3点目、低所得者のいわゆる区分の設定でございます。先ほど法律で認められたというような話で、4段階を2つに分けましたというお話しされました。これいいことなのだ。これが悪いと私言っているのではない。もっと段階を設けるべきではないですか、区分をと。これ10区分に分けている自治体もある。10区分に分けている自治体というのは、法律違反なのだろうか。その点教えていただきたいし、さらなる段階区分の検討をしっかりやっていただきたいなというふうに思っております。それから、国に対しては国庫負担の増額、もうこれしかありません。これは求めていくと言ったので、ぜひ強く要望をしていただきたい。ぜひ町村会等で含めて要望を上げていただきたいというふうに思います。それで、4点目の質問になるのだけれども、介護保険料というのは今は65歳以上を対象にした保険料設定なのだね。大体65歳を過ぎますと年金生活でございます。国民年金の平均年間額というのはわかるでしょうか。結局国民年金というのは、一月の年金料というのは非常に低いでしょう。低いのにこれだけの負担かかってくると、大変なの。皆さんが考える3,000円、4,000円の世界と年金生活者が年金額と比較したときの3,000円、4,000円の違いというのは明らかなのです。それと、4月から後期高齢者75歳以上の保険料も引き上がります。北海道では平均で1,600円ぐらいだったと思うのですが、そういう引き上げが行われてくる。75歳というと介護保険も加入者なのです。それと、まだひどいことにこれらの保険料は年金からの天引きなのです。ここで決めてしまうと、早速年金から天引きが始まるのです、有無を言わさず。苦しいから待ってちょうだいはきかないのです。だから、大幅な引き上げは抑えなければいけない。これ当然の話なのです。ですから、このようなことをやっぱり当議会に条例の改正というところで出てきているけれども、もっと見直してあげなければ年金生活で暮らしていけません。その辺をどうするのか、対策をどう講じるのか、お考えがあったらお答えいただきたい。以上です。

町の答え 保健福祉課長 佐藤洋(保健福祉課長は2012年3月まで)

それでは、私のほうからまず1点目でございますが、今回の基金の取り崩しの関係で、道、それから国の基金について求めないのかというお話でございます。これにつきましては、先ほど町長のほうからもお答えしたように、国、また道の返還分については介護保険法の施行令によりまして、介護保険に関する事業に要する経費に充てるように努めることとされており、それぞれ道においては先ほど申しましたように使い道が保険料の軽減ということではないですけれども、介護保険法の趣旨に沿った内容について使われるというふうに聞いております。また、国のほうにおきましては、ちょっとまだこちらのほうではどのような使い方になるのか把握はしておりませんが、町の立場とすれば本来であれば保険料の軽減に使っていただければ大変ありがたいのかなというふうに考えております。それから、2番目の町費、介護保険料に2億5,000万入れているということで、総体的には介護保険特別会計全体に対して約15%になります。これ本来であれば給付費に対してルール分では12.5%なのですけれども、それ以外に人件費だとか物件費も町費で見ておりますので、その分が2.5%になるので、最終的には大体15%町費から入れているというのが現状でございます。それから3番目に、段階をもっと設けるべきではないのかというご質問でございます。確かに前期の第4期計画におきまして初めて第4段階を2つの段階に分けれるという政令ができまして、森町でも第4期計画から第4段階を、本来であれば第4段階というのは世帯課税で本人非課税というところがいきなり1.0という標準になるのですけれども、世帯課税でも本人が非課税であれば切り下げてもいいですよという内容でございましたので、それで第4期計画では基準に0.87を掛けて2つに分けて算定しておりました。今回の第5期計画におきましては、国のほうにおきましてまた第4段階を分けるというのが政令で出てまいりましたので、また同じようにやります。ただ、今回第3段階も2つに分けてもいいですよという政令も出ましたけれども、この第3段階につきましては本人非課税で年金が80万以上の場合については、例えば本人非課税で世帯ももちろん非課税で年金が80万以下であれば第2段階、それから80万以上であれば第3段階なのです。それが今度80万以上から120万までで区切って、また分けてもいいですよというのも今回国の政令で出たのですけれども、いろいろシミュレーションをしてみたのですけれども、それをやることによってむしろ第1段階、第2段階のほうにも今度引き上げになると。結局どこかが安くなるとよそに全部しわ寄せが行くものですから、そうするとかえってより低い段階の方にしわ寄せが行くのかなということで、各町村でもやはりそこの今回の第3段階についてはちょさないというのが大体大方のやり方なようでございます。それと、先ほど議員さん言われた第10段階もあるのではないかということですけれども、それについては高額な方のほうについてどんどん、どんどん高くするのは可能なのです。それをやると、それはそれなりに高い方はうんともらえるのですけれども、それによって低額の方を安くできるということもありますけれども、のべつ幕なくまたその辺もやるのもどうなのかなということで、渡島管内でも第6段階にしているのが2市町村ぐらい、それから森町クラスが大体大半が森町のように第7段階をとっておりまして、今の言った第3段階を2つに分けたのが2町ぐらいあります。大体そのような状況となっております。それから最後に、4点目ですが、平均年金額は幾らかということでございますけれども、一般に国民年金の場合は最高でも80万ということになっていますので、前聞いたのではたしか50万くらいかなというふうにはお聞きしておりますが、ちょっとはっきり今は把握しておりません。確かに今回介護保険料、また後ほど住民説明会もありますが、後期高齢者医療も上がるという中で、高齢者の方にとっては大変厳しい状況かなというふうに考えております。このたびは、国のほうでも国の負担を入れるというふうにはなっておりませんけれども、現在社会保障と税の一体改革の中では介護保険の低所得者の部分に対してはきちっと入れていくという文言も入っているようですので、将来的にはその辺を期待しながら、低所得者の部分についての軽減を図っていただければいいなというふうに期待しておるところでございます。以上でございます。

議員の再質問 9番 堀合哲哉

それで、いわゆる町の繰り入れの部分でございます。今回の保険料を高騰を抑えるために2本ございます。財政安定化基金取り崩し分、これが1,500万8,000円というのがございます。それから、準備基金取り崩し額、これが2,000万ございます。合わせて3,500万を繰り入れることによって、保険料の大幅な引き上げを一部抑えるという役割を果たすということで数字上計算されています。そこで、お聞きしたいのは、準備基金取り崩し額、これ準備基金の総額今幾らあるのですかということと、それから国、道の部分、これ低く見積もってはいませんよね。例えば3,000万来るのだけれども、1,500万だけ入れましょうなんていう、そういうこそくな考え方はないですね。私信用しているから、そういうことはないと思う。それで、こんなことなのです。それから、佐藤町長に聞いておきたい。これ2000年スタートの制度なのです。2000年のとき森町の介護保険料というのは、基準額で、当時合併していませんから、森の分だけ言います。月3,100円で年間3万7,200円。今回この条例が決まれば5万9,600円なの。実にこれ1.6倍のはね上がりなのです。このまま上がっていくと、介護保険制度そのものというのは私つぶれてしまうだろうと思う。ですから、これだけのことを国民の皆さん、要するに森町ですから町民の皆さんに今後も負担させていっていいのかという佐藤町長の認識をお伺いしたい。そして、一方で、特養ホームのように待機者がたくさんいる。保険料を払ってもサービス受けられない。今度介護保険の改正によってまた変わる。在宅支援分もサービス低下になるのです。実際負担も増えてくる。ですから、住民にとっても自治体にとっても大変な制度なのです。このまま放置できない状況にまで追い詰められてきているのが現状だと思うのだけれども、その辺含めて認識をお伺いしたいと思います。それで、先ほど佐藤課長がご答弁いただきました段階区分でございます。それで、佐藤課長はいわゆる3段階の部分をおっしゃいました。実は、10区分しているという例は町で今段階設けているその上に高額所得者部分でランクを設けております。これは、先ほどできると言いました。そのことによって底辺部分をさらに保険料の軽減に導くと。そういう自治体が実際あるわけでございます。ですから、そのことを検討すべきではないのかと。高額者いなければ別ですよ。高額対象者がいればそれに合わせたもの、それをしっかりとつくり直すべきであると、私はそう思っています。それこそ負担の公平につながるのではないですか。だから、その辺もう一度そこの部分でお答えいただきたいなというふうに思っております。以上です。

町の答え 住民生活課長 竹内明(住民生活課長は2014年3月まで)

私どもの把握している資料でございますと、平成20年の数字でございますけれども、その中では老齢基礎年金、これの件数、森町の場合3,702件、受給総額で23億2,239万6,000円で、これは件数で割り返しますと62万7,000円程度になると思います。なお、平成24年度の老齢基礎年金の額でございますけれども、満額が78万6,492円、前年度と比較しまして0.3%の減額になっております。これにつきましては、全国消費者物価指数等を勘案して国が決めているようでございます。以上でございます。

町の答え 保健福祉課長 佐藤洋(保健福祉課長は2012年3月まで)

ちょっと今ここに資料ございませんが、担当のほうから聞いているのでは約5,000万くらいは現在ありますが、本年度の決算で精算すると最終的には2,000万台になるというふうに今のところ予想されておりますので、この計画の中に2,000万円を予算というか、基金から繰り入れるというふうに計上しております。それから、道から来るものを全部入れているかということですが、これはもうはっきり金額決められておりまして、向こうから通知来たものをそのままのせてあるという状況でございます。それからあと、最後のほうの段階の区分でございましたけれども、管内ではたしか聞くところによると高額所得のほうの段階を増やしているのが1市あるというふうに聞いておりますが、あとほかのほうにつきましては先ほども申しましたように大体森町と同じように第4段階を2つに分けて7段階制をとっているのがほとんどかなということで、将来的にはその辺も考慮して考えていかないと低所得者のほうに負担がかかるということが見えておりますので、その辺を次期計画等については考慮していきたいなというふうに思っております。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

介護保険については、2000年に鳴り物入りでこれが実施されたわけなのですけれども、これ始まるときから将来的には破綻するだろうということはもうあちこちで言っておりました。私は、まだこの段階では3万7,200円が今5万9,600円でしょうか、そういうような数字だというのは想定内の範囲ではなかったのかなと、そんなふうにして私自身は思っております。本来は、もっと上がらなければいけないのだろうと。今森町でも待機者が非常にたくさん増えているということなのですけれども、これは例えば八雲と森と比べた場合、八雲では介護を受けているホームが今約250床、それが森町では350床あるということでございます。ですから、そういう意味では森町ではそれだけ八雲に比べて100床も多いにもかかわらず、この保険料で済んでいるというのは非常に町も頑張っているのではないのかなと。前の政権も相当頑張ってやってきているのではないのかなと、そのように私なりに判断しております。では、将来はどうなるのかと。将来は、当然お金が役場で、国も道もこれを負担をしていくということはできなくなってくるろうと。自己負担がこれは多くなってくるだろうと、私はそのように思っております。ただ、私が2000年に始まったときから言っている介護マイレージという制度、我々が元気なうちにそういう介護しなければいけない人のために尽くして、それをマイレージとしてやっていく。それが私は互助精神に基づいてやっていくと、介護保険の金額もかなり緩和されるだろうと。しかし、10年以上たってもこういうものがまだ細々として動いているしかない。私は、将来的には自分のことは自分でやるという自立の世界、そしてそういうものが国でも自治体でもそれに対して援助するということができない時代が必ずこのままでは来るだろうなと。自分のことは自分でやるしかないというものが今の日本の財政を見ている場合、これはいたし方ないかなというふうに思っております。しかしながら、森町の場合、役場でできる範囲では一生懸命これをお年寄りに負担をかけないような方法をいろんな面で考えていかなければいけないなと、そのように思っております。以上です。

議員の再質問 9番 堀合哲哉

はい。

出典:森町議会 平成24年第1回 3月会議 2012年3月9日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる

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