みんなの議会

厚沢部町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日

今後の厚沢部町農業の展望

聞いた人
中山俊勝 議員
答えた人
町長、農林課長、政策推進課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 中山

議長の許可を得ましたので、一般質問を3点ほどやりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず、1点目でございますけれども、今後の厚沢部町農業の展望を町長はどのように考えているか。また、今年度の重点施策をどのように考えているか、お聞きしたいと思います。

町の答え 町長

中山議員の「今後の厚沢部町農業の展望に関して」の御質問であります。現在、本町の農業の状況は、担い手への農地集積が8割を超え、100ヘクタール規模の大規模経営体も増加してきておりますが、一方では、農業者の減少や高齢化、労働力不足が一層深刻化するとともに、肥料や資材等の恒常的なコストの増加に加え、国の水田政策におきましても先行きが見通せない状況にあります。本町農業を持続可能なものにするためには、多様な担い手を育成するとともに、農業経営の基盤強化と地域農業の生産基盤の強化に取り組むことが不可欠と考えております。このため、令和6年度に策定いたしました厚沢部町農業発展計画「農に生きるパート8」において「安全・安心の産地づくり」、「生産性と品質が向上する産地づくり」、「未来に向けた経営体づくり」をテーマに掲げ、担い手の育成・確保や一層の農地集積・集約化を推進し、規模の大小にかかわらず農業経営の底上げに資する対策に取り組んでいくこととしております。令和7年度の施策としましては、多面的機能支払交付金等の日本型直接支払制度により地域の下支えをしつつ、スマート農業の推進と経営継続に資する機械設備の導入支援として、スマート農業等機械導入支援事業等、町独自の支援策も継続してまいります。このほかにも、国の農業政策の動向を注視しつつ、積極的に補助事業も活用しながら、強い経営・生産基盤の確立を目指すとともに、担い手等の人材の育成・確保を図ってまいります。

議員の質問 中山

町長、3月1日の日本農業新聞に石破首相コメントが出ていまして、農業の衰退は亡国の道ということで、石破首相も大変危惧しているようでございますけれども、これが私は当町にも言えるんじゃないかなというふうに思います。まず最初に、答弁の中になかったので大変残念なんですけれども、地域計画の進展状況を一切書いていません。8割の集約ということで答弁していますけれども、この地域計画の現在の進捗状況をお知らせ願いたいと思います。

町の答え 農林課長

地域計画の進捗状況についてでございます。地域計画につきましては、本町といたしましては今年度末の作成に向けて、今作業を進めているところであります。まず、今年度におきましては、4月からいわゆる転作受付の説明会、これと抱き合わせで地域計画の説明を行っております。また、農地の権利移動だとかを整理した地図を作りまして、2月に地区に入りまして、また説明会を開催させていただきました。やっぱり来られない方もいらっしゃいましたので、そういった方には個別に今の現状の地図、また目標となる地図、そして土地の一覧等をお送りした上で、お問合せをくださいということで、やはり来られていない方も2月にはそれなりの方がいらっしゃって、説明を聞いていただいた上で今後の農地利用の在り方を伺ったところであります。今後どうするかということでありますが、今伺ったものを最終精査しているところであります。今、予定としましては、来週地域計画の協議の場を開催したいと考えておりまして、その協議の場をもって終了した後に公告をして、年度末までの作成、完了としていきたいと考えているところです。ただ、説明会でも御説明させていただいたんですが、今回、計画をつくって終わりということではございません。この計画を磨き上げていって、地域の農業をどうしていくかという、それの一つのきっかけとなるというものでありますので、来年度以降も引き続き地域に入りながら、農地の在り方、担い手の確保、こういったものの意見を伺わせていただきたいなというふうに考えております。以上です。

議員の質問 中山

課長が今答弁したとおりだと思いますけれども、町長自身、厚沢部町農業の現況の経営形態、どのようになっているか把握しているかどうか、お聞きしたいと思います。

町の答え 農林課長

まず、経営形態であります。町長の答弁にありましたように、100ヘクタールを超える規模の農業者さんも増えたというところではございますが、農林業センサスを見ますと、やはりまだ数件ではありますが、100ヘクタール規模の農家さんは増えていっていると。それと併せまして30ヘクタール未満の農家さんは減少傾向にあって、50ヘクタールから100ヘクタール規模の農家さんが、30ヘクタール分の農家さんが減った分、50ヘクタール分の農家さんに移行しているのかなというふうに見えると思っております。ということで、ある程度大規模化が本町でも進んでいるというところであります。また、担い手の状況を見ますと、生産年齢人口で見ますと、15歳から64歳までの生産年齢人口というのは約1割、10年前から比べて減っているという状況でもあります。これは町全体でありますが、農業に関してもやはりそのような状況が続いているのかなというところでありまして、私ども農林課としましては、いろいろ農業者さんからお聞きする中では、労働力が足りないと、人がいないんだという、やはり人が減った分、労働力の確保も難しい状況というところであります。また、生産の現場で見ますと、過去は野菜の作付が不調でもかなり多かったんですが、最近、ここ10年、20年くらいは畑作化が大きく進んだと思っております。これについては国の戦略作物、麦、豆ですとかの助成が拡大したということもありまして、そういったものがどんどん普及してきたのかなというところであります。施設園芸についてはまた野菜が減っているんですけれども、施設野菜のアスパラ、これについては24年度までに拡大を図ったものが今維持されているというふうに認識しております。現状の厚沢部町の農業ですが、先ほどの答弁にもありました水張り、この要件が今後どのようになっていくか、これがまだ不透明な状況であります。この水張り要件を国のほうでどのようにしていくか。本町としましても注視した上で、なるべくこれまで交付金を活用してきた農業を持続的に進めてまいればというふうに考えておりますので、国の政策に注視してまいりたいと思っております。

議員の質問 中山

課長が今答弁したとおりだと思うんですけれども、実際、町とJAとの協議というのは何回ほど実施されましたか。

町の答え 農林課長

協議といいますと、農に生きるの中で農協にも来ていただいて意見を伺ったところではあります。ですので、日々の協議というんでしょうか、情報の共有というのは、会議という形式にとらわれず協議をさせていただいているとは思っているんですが、現状でなかなか全てを共有しているという状況にはないかなと思っていますので、もっと日々の交流を深めていくというのが必要かなと思っております。また、町としましても、ある程度新しく取り組むもの、こういったものには農協さんのほうにも情報共有を図っているつもりでもありますし、また必要となれば連携して進めていくというふうなことには変わりはございません。以上です。

議員の質問 中山

課長ね、我々が今分析すると、厚沢部町の農業を大・中・小に分けて、大体今目標地図を設けたときに、どうやってその仕分をするかというのは大きい問題だと思います。ということは、農家間の契約、また今回届けたこの地域計画の状態を見た中で、課長は厚沢部町の今の農業の現状を、例えば大規模化している農家、それから中規模の農家、そして家庭労働で賄っている農家、この分析というのは非常に大事になってくると思うんですよ。これを町だけが頑張るんじゃなくて、例えば農業委員会、それからJA、そして土地改良区等、やはりきちっと把握しないと、何のための地域計画なのか分からないですよ、これね。ですからその辺についての考え方、例えば法人化をするということ、それからもう一つは、大型化した場合に必ず耕作放棄地というのが出てくるんじゃないかというふうな危惧がされますので、その辺に対しての考え方というのは町としてどう考えていくのか。やはりこの耕作放棄地が出るというのはもう目に見えています。ちょうど私が農家の今平均の年齢です。ということは70歳から75歳、この辺が厚沢部町農業の中心です。もうだけど限界ですよね、あと5年をすれば。そういう状況が今厚沢部町の農業の現状ですので、その辺についてどうこれから進めていくのか。それをきちっとしないと厚沢部町農業の衰退はだんだん目に見えてくると思いますので、その辺をどうやっていくのか、それについてちょっとお知らせ願いたいなと。

町の答え 農林課長

まず農協、また改良区との共有でありますが、来週予定しています会議にも、関係機関としまして改良区、また農協さんも来ていただいた中で協議をさせていただきたいと思っております。その次に、大規模化は避けられない中でも耕作放棄地が発生するだろうという懸念でありますが、これについては地域計画を作成する中でも、やはり借手がいない、見つからない農地というものは一定程度ありました。本町の農地の集積率を見ますと、今88パーセントという非常に高い集積率ではあるんですけれども、10パーセント以上のものがまだ担い手が見つかっていないという状況でもあります。こうしたものは、これからまた協議を重ねていく、一度つくって終わりということではないので、何度も毎年磨き上げ、ローリングをしていくんですが、その中で今後農地をどうしていくのかというところは検討していく必要があるかなと思っております。先週、農業委員会のほうで視察研修に四国のほうに行ってまいりました。徳島の加茂谷村という村があります。そこで農村RMOの取組をやられているということで、集落が一体となって農地を守りながら、その集落を維持していると。農業にかかわらず多方面の活動をされている活動組織をちょっと視察研修させていただきました。その中でも、やはり地域まとまって農地を守っていくという考えがないとなかなかうまく進まないというようなお話も伺ったんですが、こうしたものを全国に先駆けてそういう取組をされている地域もありますので、こういったものの情報を地域にも下ろさせていただいた中で、町として活動できるものがないか検討してまいりたいと思っております。また、国の事業では、まるっと方式と報道等では言われるんですが、その地域一帯が全部農地を法人化したものに貸し付けて営農すると。法人だからといって個人販売も認めるという、割と幅の広い農地の集約化というんでしょうか、集団化の取組もされているのが府県ではあるそうであります。こういったものも情報収集した中で、地域計画を見直す中で、地域の皆さんに情報を下ろさせていただいた中で、厚沢部町で検討できるものはないか考えてまいりたいと思っております。以上です。

議員の質問 中山

今、課長が答弁したのは大変いいところを見てきたなと。全国的にも、やはりこの問題の中で、どうやって余った農地を維持していけるかどうかというのは大きい問題だと思うんですよ。それが法人化された、例えば法人のそういう媒体がこの近辺にあるといったらないですね。厚沢部町としてはその辺のこれから対策というのをどう取っていくつもりなのか、まず1点です。それと、小規模の農家の方々、この方々がこれから厚沢部町として農業を守っていくための施策として町としてはどんなことを考えているのか。中規模と小規模ですね。この辺の農家の今後の在り方をどう考えているのか、お聞きしたいと思います。

町の答え 農林課長

まず、小規模、中規模の農業者さんをどのように守っていくかということでございます。これにつきましては、やはり農地なりとセットで守っていく必要があるのかなとは思っております。ですので、今、農林課としての考えとしましては、大・中・小それぞれに応じて支援がやっぱり必要になってくるのかなと思っております。ただ、なかなか町単独では支援が難しいというところでもあります。まだ来年度、今後の国の補助事業等、詳細は決まっていませんが、何か報道では小規模の農地の粗放的管理、こういったものへの支援というのも拡充されるような事業が出てくるというふうにも聞いております。また、小規模、中規模の後継者の方にも、国のほうで今までは新規就農者に対する支援でありましたが、後継就農者への支援も拡充されるというようなものが来年度以降出てくるというふうに聞いております。こういったものを小・中規模の農業者さんにも、該当される方がどの程度いるかはちょっと分からないんですが、情報を提供させていただいた中で、活用できるものは活用しながら支援につなげてまいりたいと思っております。また、町単独としましてはスマート農業等の機械導入、これについては継続して実施するという考えでありますので、来年度においても、そういったもので事業の経営発展、維持を図っていただければというふうに考えております。以上です。

議員の質問 中山

課長、大規模化している借地経営の農家が厚沢部町にはごろごろいるわけですよ、今。出てきているわけですよ。さっき質問した、そういうところからこぼれた農地をどう守るのかということを質問したんですけれども、その答えがなかったですから、後でいいですから答弁していただきたいと思います。中規模、それから小規模の農業の方々を、やっぱり町としてはある程度サポートしないと、これはやっていけないんじゃないかと私は思います。ということは経費がかかるわけですね。今、本当に我々もどうやったら経費削減になるかというのは頭の痛いところで。町長、今、道の駅物産館を建て替えるということで、非常に賛成の方、反対の方、いろいろいると思いますけれども、私はここをこの中規模・小規模の農家の方々が出荷体制をつくった中で、町が後から応援してやってというのは、やはり配ってくる、持って集客する、あそこに出荷するというのが、非常に年を取ってきますのでレッカー車なんか大変じゃないかと。あそこの物産館を活発化させるためには、町もやっぱり一肌脱がないとやっていけないんじゃないかなと思います。今回、私入院していて一番うれしかったのは、非常に函館のほうからうちの道の駅に買物に来てくれる人はたくさんいるということが分かりました。ですから自信持って、もう少し来る方は、七飯の道の駅よりもうちの道の駅のほうは非常にいろんな新鮮な野菜があると、ものはあるということを聞かされて、やはりあそこの物産館を建て直した場合には、そういう町としての支援も必要でないかと、組織づくりも必要じゃないかというふうに思うんですけれども、道の駅ができたときに、町長、どんな考えで物産館を運営しようとしているのか、お聞きしたいと思います。

町の答え 農林課長

すみません、大規模化されて耕作放棄地が発生される懸念があるのではないかということでありますが、その点につきましては、やはり大規模化したところでしても基盤整備が未実施ですとか、条件の悪いところはなかなか集積がかからないだろうというふうに考えております。そういったものは、例えば全国的な事例を見ますと、鳥獣被害の緩衝帯として管理するという、要は木だとかが生えない程度の草刈りを実施した粗放的な管理で農地を維持していくと、それに対して国は支援するという制度もございます。ですので、粗放的管理の農地がどの程度発生するかというのは、ちょっと現段階では押さえてはいないんですけれども、そういった国の支援を活用しながら、大規模化された後も残る農地、活用されない農地については、林地化ないしは鳥獣被害の緩衝帯として、粗放的管理をする農地として、国の支援を受けながら維持するという方策を考えてまいりたいと考えております。以上です。

町の答え 政策推進課長

道の駅の件についてでございます。まず、概要としましては、新しい道の駅の計画、売場面積は1.5倍程度を見込んでおりまして、また今まで懸念だったバックヤードを冷房つきで設置するような計画で今進めております。また、駐車場も拡幅しますので、当然来客数、販売数とかも多くできますので、中山議員御質問のとおり、そこで農家さんの売上げを上げるという有力な手段になってくるかと思います。ただ、現在まだ事業決定されておりませんので、今後事業決定された際には、まずは現在出荷してくださっている皆様方と協議の場を設ける必要があると思っております。これについては建設中の仮店舗というのもございますので、そこでどの程度販売できるのか、そういったところも含めながら、今度完成後はどういった運営がいいのかということで協議する場を今後設けていきたいと考えておりますので、現段階でどのような支援するかということとか、運営体制でどうするかというのはまだ協議が進んでいない段階ですので、ただ、この道の駅の売上げでやはり小規模の農家さんはかなり売上げを上げられるということもございますので、農家さん方と一緒に検討できる場を設けさせていただければと考えております。以上です。

議員の質問 中山

課長の答弁の中で、大規模化した中でスマート農業で応援したいというふうな答弁もあったと思いますけれども、スマート農業はお金のかかる農業です。この辺をどうやってお金をかからないように、農家に導入してもらうかと。例えばさっき課長答弁しましたけれども、アスパラの例えば自然冠水、それから開放、その辺については非常に高い経費がかかるわけですね。だからその辺をどうするかという、今取り入れられるのはお金がかかり過ぎるからできないのであって、その辺をどう解消してやるのかというのが一つの町としての、やっぱりそういう政策を私は取るべきでいないかなと。ある程度規模の大きいアスパラをやっている方々には、そういう支援も私は段階的にやっていかなければだんだん衰退していくんじゃないかなというふうに思いますので、そのような考え方。それと、さっき大規模化した場合に、法人として経営していく中で、当町としてはそういう法人を推薦するようなこれからの考えがあるかどうか、お聞きしたいと思います。

町の答え 町長

農業支援ということでの御質問だというふうに思っております。町の新年度予算案、53億円ということでありますけれども、その1割の5億円強を農業予算につぎ込んでいるということも御理解いただければなというふうに思います。今、課長のほうからも説明がありました。農に行きるパート8の中におきまして、今中山議員がおっしゃられたような課題、それから解決方法ということを、関係機関、町、農協、それから土地改良区だったり、普及センターだったり、運営委員だったり、いろんな皆さんの御意見を伺って、今後5年間の厚沢部町の農業というのをまとめております。スマート農業で大きい農家さんがお金がかかるということであります。町の限られた予算で大規模農家の、例えば何千万円もする事業を簡単に助成できるというのもなかなか厳しいかなと思います。ですから国や道の補助事業だったり、そういういろんな支援策の情報をいち早くキャッチして、そういうものに取り組んでいって支援をできればなというふうに思っています。それから法人化ということであります。これは法人化、町がやれやれと言ってもなかなかこれは難しいかなと思いますけれども、法人化に向けていろんな情報提供だったり、法人化に取り組むために必要だということを、地域、あるいは農家の皆さんにきちんと説明して、将来の厚沢部町の農業、農家を守っていくために支援をしていきたいというふうに思っています。人間が生きていくためには食料が必ず必要であります。農業は絶対なくならないというふうに思っておりますけれども、その厚沢部町の農業をこれからもきちっと守っていくように一生懸命頑張っていきたいというふうに思いますんで、よろしくお願いいたします。

議員の質問 中山

町長に要望したいと思います。まず一番大事なのは、この地域計画が出た段階で、当町の農業形態をきちっとやっぱり仕分できるような、そしてJAとの協議をきちっとやってほしいということ。それと、もうちょっと大きい問題では、これから労働力不足が非常に大きい問題になってきます。今でも1人当たり8,000円ですよ。おやつとかいろいろ、交通費を入れると1人1日1万円ぐらいかかるんですよ。ですから大型化すれば大型化するほど労働力がかかってきて、外国からかなり呼んでいますけれども、みんな大変な出費をしています。この辺の対策も練っていただきたいなと。なぜかというと、中間で搾取されている部分が結構あるんで調べてみてください。冬場も払って、何もしない、労働しなくても払わなきゃ駄目。それから中に入った人にまた負担金を払わなきゃ駄目だという、本当に農家の方は苦労しているんですよ。こういう調査もやっぱりきちっとした中で対応策を練ってほしいなと。もう一つは、課長、今回サツマイモを見学に四国に行ってきたと思うんですけれども、これから厚沢部農業の中で、もし新規作物として導入していくとしたら何を考えるか。やはりこれから温暖化してきて、それを考えるときに、当町として有望な農産物として町として何を考えるか。それをどうやって繰り返し経営をやっていくのか、それについて、時間的にちょっと迫ってきましたので、お聞きしたいと思います。

町の答え 農林課長

地域計画作成後の経営形態だとかを精査した上で、農協との情報共有、これについてしっかりとやってまいりたいと思っております。次に、新規作物の導入であります。これにつきましては議員からも今おっしゃられたとおり、農業委員会としましても四国のほうのサツマイモ工場を見学してきてまいりました。厚沢部町の原料もそちらのほうに行っているものであります。そういった面では、民間事業者さんへの直接の出荷ではありますが、これについては継続して安定的に取り組まれているのかなと思っております。まさに実需に結びついた農業生産となっているのかなと思っておりますんで、こういったものは、こういういい取組が拡大していければいいなというふうに思っております。それに対して、今現在サツマイモの生産者のほうから、特段の課題ですとか支援というものは寄せられてはいないんですけれども、そういったものもあれば声を聞きつつやってまいりたいと思っております。まず一つ、サツマイモについてはそういう方向で町としても対応したいと思っております。さらに新規作物でありますが、現在のところ、なかなか有望なものというものはないというのが実情であります。新規作物の導入といいますと、まずは技術センターであります農業活性化センターで試験をした中で普及性を検討するということになりますが、ちょっと来年度の経営支援計画にそういう有望な作物があるかどうかというところを反映できるかどうかは今お答えはできないんですけれども、この後の3月中には農業活性化センターの運営委員会も開催される予定であります。そういった中でいろんな議論をいただいた中で新規作物の導入可能性については探ってまいりたいと思っております。以上です。

議員の質問 中山

労働不足について答弁なかったんですけれども、後でしていただきたいと思います。これについては調査してほしいと思います。今、厚沢部町の現状はどうなっているのか。特に大きくやっている、大規模にやっている農家の人方が苦労している部分、その部分について、やはり町としてきちっと調査していただきたいと思います。どういうことが今起きているのか、それについての調査をしていただきたい。新規作物ですけれども、多分課長はサツマイモを見に行ったときにいろいろと勉強してきたと思います。ぜひ当町としても、このサツマイモを取り入れたほうがいいんじゃないかというふうに思いますけれども、そこで一番問題になるのはキュアリング施設なんですね。これがあるかないかによって、本当に大幅にやれるかやれないかの岐路に立つわけですので、それについて協議して審議していただきたいなと思います。もう一つ新規作物として、北海道として有望なのは落花生です。今、道内の中でもかなりの部分で落花生が作付されてきています。実際に根室とかは大幅に作付した中で販売しているというふうに、調べてみてください。落花生はこれから北海道として、これは亀井さんも試験的にやっています。ですから資料はあると思います。それについても調査していただきたいなというふうにお願いしたいと思います。

議員の質問 中山

時間ですので、後で答弁していただきたいと思いますので。

町の答え 農林課長

まず、サツマイモのキュアリング施設、これにつきましては、今民間のほうに流れているものはキュアリング不要で出荷されていると思います。収穫後速やかに出荷されていると、貯蔵保管が要しないというところで、そういった面では農家さんの経費も、その部分はかかっていないのかなというふうには考えておりますが、いずれにしましてもキュアリング施設については必要かどうか、先ほど労働力の調査と併せて農業者さんからの意見を伺いたいと思います。また、農業労働力の調査については実施してまいりたいと思います。5年前にも実は1回アンケート調査を実施しました。その中では1つの項目でしかなかったんですけれども、農業労働力の確保が必要だという意見が実は一番多かったというところでもありますので、また5年たって、今どのような状況の変化になっているか、その辺は調査をしっかりしたいと思います。あとは落花生につきましては、過去に試験に取り組んだという経緯もあるようでありますので、その過去の試験結果を踏まえた中で検討してまいりたいと思います。以上です。

出典:厚沢部町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる