みんなの議会

松前町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月6日

名実ともに日本一のさくらの里を目指して

聞いた人
飯田幸仁 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 飯田幸仁

それでは、一般質問の方をさせていただきたいと思います。表題は、名実ともに日本一の桜の里を目指してという表題にさせていただきました。冒頭町長の行政報告にもさくらまつりのことを取り上げていただきまして、それで、やはり春の2回目の定例会の時には、さくらまつりの話は必ず出るので、松前にとって桜も非常に重要なものだなというふうに感じております。第74回松前さくらまつりも無事に終わりまして、私個人としましては、約3年ぶりに標準木の開花宣言をさせていただきました。その際、全道の友人からメッセージをいただきましてですね、改めて松前の桜の開花のニュースは、すごくインパクトがあるものだなというふうに感じた次第です。その2日後にさくらまつりが開催されて、非常に良いタイミングでございまして、今年のさくらまつりは、何かいいさくらまつりになるんじゃないかなというような感じを、ちょっと受けたわけですね。町長の方も行政報告でお話されておりましたけども、松前藩復領200年の記念式典の4月30日は、晴天にも恵まれまして、ちょうど南殿が満開でして、福島伊達市の皆さんにも喜んでいただけたなあと思っております。桜に感動してくれる観光客の驚き方や、やはり桜に対する思い入れに、改めて松前の桜というものが、非常にいい桜で、その桜を紹介できる喜びを感じたさくらまつりでもありました。ただですね、喜ばしいことが非常に多い今年のさくらまつりだったんですけども、反面、長い間、桜やさくらまつりを経験している私としてはですね、実は喜ばしいばかりではない部分もありまして、現場にいるがために気になるところも最近出てきております。ご存じのとおり、色も何となく薄い感じも印象を受けましたし、開花時期の早まっているのは、これは多分気候の関係だとも思いますけども、それだけでは収まらず、やはり、ちょっとした気になる場所とかもいろいろありましてですね、今日の一般質問とさせていただきました。松前の桜は、全国に誇れる桜ではあるんですけども、やはり将来に向けた準備っていうのが本当になされているのか。その辺を質問していきたいと思っております。まず、始めに、この250種1万本っていう桜は、松前の自慢でもあります。本当にこの桜自体がですね、実際に管理できているのかどうかっていうところを、細かく質問したいと思いますので、よろしくお願い致します。まず始めに、松前公園の管理についてお伺いしたいと思います。現在商工観光課の方で桜を担当してるというふうに認識しておりますが、実際に桜に関わっている団体ですとか、その活動内容について、町長の方からお願い致します。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

名実ともに日本一の桜の里を目指して、との表題の一般質問をいただきました。1点目の質問にお答え致します。松前公園の管理についてであります。現在、商工観光課以外では、松前花の会と、松前桜保存研究推進協議会の2団体がありまして、松前花の会は、松前公園内の桜の剪定、公園連絡の沿道に植えられている桜並木の手入れを主な活動としております。また、松前桜保存研究推進協議会につきましては、浅利先生をはじめ日本花の会、有機農場、樹木医、造園業者などの学識経験者や松前花の会、松前観光協会など15団体と個人11名の集まりでありまして、樹木医による桜講習会、桜の保存活動、町内小学生を対象に桜学習などの活動を行っております。以上でございます。

議員の質問 2番 飯田幸仁

私が知ってる団体と、私が知らない団体がありまして、思ったよりも多い団体なのだなあというふうに感じました。特に観光協会ですとか花の会っていうのは、私達も直接お手伝いしたりとか、関わる部分があったんですけども、ちょっとこの、何でしたっけ、桜保存研究推進協議会でしたっけ、こちらの方はちょっと存じ上げなかったので、長い間桜に携わってる者としては、ちょっと恥ずかしいなっていう感じがありまして、ちょっと驚いた部分ではあるんですけども、この団体の方々がですね、お花見の時期だけではなくて、年間通してどのような活動されているのか、そこちょっと教えていただけますか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

年間通じてどのような管理を、というふうなお尋ねでございます。令和2年度から松前公園の管理を観光協会に委託して、草刈り等の環境整備、日本庭園などの花木管理、桜の管理をお願いしているところであります。桜の管理につきましては、剪定、施肥、接ぎ木、病害虫対策、ウソ対策などを行っております。以上でございます。

議員の質問 2番 飯田幸仁

年間通じて結構なことやれると思うんですけども、実際にお花見の時にガイドしていますと、実は花の咲いてるところの間から枯れ枝が実際に、ちょっと見受けられました。これ、今年だけかなあと思ったんですけど、年々ちょっとずつ増えてるような気がしてもいますし、またさくらまつりが終わった後に第2公園の方に行きますとですね、第2公園の方の桜もちょっと傷んでるようなイメージを受けてます。それと同時にですね、公園内の夫婦桜が増えてきてるっていうのもあります。接ぎ木の根元でありますソメイヨシノがそのまま伸びきっちゃってるっていう現象もありまして、名木の夫婦桜の他に公園内では、私が知る限りでは30から40あります。ですので、それは、基の台木の根が出てきたものをカットするのができてなっていうことになるのではないかなと思ってまして。それは、なぜかって考えたんですけど、ひょっとしたら人手不足、マンパワー不足になっているんじゃないかなって気があるんですけども、町長は今のお話を聞いて、どういうふうに思われたでしょうか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

枯れ枝につきましては、毎年3月から4月にかけまして、実施エリアを決めて集中的に除去しておりますが、松前公園の桜は、樹齢50年を超えるものが多くて、年齢化により除去しても新たな枯れ枝が発生するといった状況が見られるようであります。また、第2公園の桜は、木と木の間隔が狭く、老齢化も進んでいることから、今後予定している松前公園整備計画策定の中で、老齢木の更新も含めて、管理方針を検討することとしているところであります。ご指摘のありましたマンパワー不足は、松前公園に限ったことではなくて、人口減少に伴い、あらゆる分野において不足しておりますが、簡単に人を確保できるような状況にもないために、それぞれの分野で、作業方法などを工夫を凝らしながら対応しているのが現状であります。松前公園では、マンパワー不足に対応するために、一部草刈り業務の回数を減らすなどして、今後のあり方も検討をしている状況であります。

議員の質問 2番 飯田幸仁

他の業務でもマンパワー不足ってのは、全体的に不足してるとは思うんですけども、松前の桜を日本一の桜にするという高い目標を掲げるのであれば、やはりそのマンパワー不足っていうのも、今後検討材料の一つだと思いますので、ぜひともその辺は対応していただければなと思っております。四つの質問のうちの2番目に移りたいと思います。松前公園の桜っていうのは、やはり250種1万本っていうのが一つの大きな自慢であり、いろいろな色、いろいろな種類が豪華絢爛に咲くのが、松前の自慢だと私は思ってます。また、品種のうちの種類で、八重桜が非常に多いのも、他の公園にはない特徴だと思いますので、これはやはり全面的に押し出してPRするべきだなというふうに思っております。ただ、その中でですね、全国で見ますと、実は松前公園のような公園もありますけども、実は、何もないところに1本だけ非常に立派な桜が咲いてる場所もありましてですね、ちょっと調べましたら、日本三大桜っていうのがありまして、岐阜県根尾谷の薄墨桜、それから山梨県北杜市にあります山高神代桜、これ樹齢2千年って言われてますね。それと、もう一つは福島県の三春滝桜っていうのが、日本の三大桜なんだそうです。その他に、日本の五大桜って言って、埼玉県の桜、静岡県の桜ってあって、その他に一本桜って言われてるものが、日本全国あらゆるところにたくさんあります。この一本桜の名所っていうのは、短期間ではありますけども、非常にマスコミも取り上げられやすいですし、非常に注目を浴びやすいというような特徴がありまして。その一本桜に松前は対応できないかっていうと、実はそうでもなくてですね。皆さんご存じのとおり、北海道ではダントツの血脈桜はやはり有名なんですけども、しかし、これ光善寺の境内の中にありましてでしてね、正直言って、光善寺の方々の善意でもって観ていいですよっていうふうに言われているところにお邪魔してっていうようなことで、光善寺さんには非常に感謝申し上げなければならないなというふうに考えてます。松前にも名木はあるんですけども、それでもやはり全国の名木に比べたら、何となく規模が小さいような気がするんですけども、町としてこれから、日本の三大桜には叶わないにしても、将来に向かって大きな名木を立てる計画っていうのは、実際にあるんでしょうか。そこ、お願いします。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

樹齢300年を超える、今飯田議員のお尋ねにもございました、300年を超える血脈桜のように、次世代に引き継ぐ名木を育てたいと思っているところでありまして、今は計画として示せませんけども、今後予定している松前公園整備計画策定の中で、植栽の場所や品種について、広くご意見を伺いながら検討をしていきたいなというふうに思っております。以上でございます。

議員の質問 2番 飯田幸仁

そうですね、公園整備計画っていうのが、私何回も見てまして、いろいろとここ数年の動きとしては、六車さんの山側のところの物資が広くなって、今タンポポすごく咲いてましてね。そのタンポポの植生と桜の植生が栄養を取り合ってしまわないかっていう、そういうちょっと心配をしながらも、非常にきれいなので、毎年写真に収めてですね、PRをさせてもらってます。あすこの場所、例えば桜見本園から松前藩屋敷、それから六車さんの辺りの広い敷地が見えるところにあるんですが、あのだだっ広いところにたった1本だけ大きな木があると、本州と同じような景色で、品種を選びさえすれば、ひょっとしたら松前の中に豪華絢爛な公園と一本桜の公園とって、二つ楽しめるんじゃないかなっていうふうに、ちょっと考えたりもしております。それは私のあくまでも青写真なので、構想ですけども、いつかそれが、願いが叶えばいいなあと思ってるんですけども、やはり先立つものはお金になってくると思うんですね。なので、名木をつくるためにですね、思い切って全国から松前でこういう一本桜をつくりたいんですっていうための寄附を募るですね、クラウドファンディングとかそういうものをやってみたらどうかなというふうに思ってますが、それについて、町長、どうでしょうか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

ご指摘の一本桜につきましては、先ほども答弁申し上げましたけども、広く皆様方のご意見を伺いながら検討していくことで、ご理解いただきたいというふうに思います。当町では、ふるさと納税を財源として行う事業の中に、世界一の桜の里づくりに関する事業を対象事業としております。町のホームページにも名木づくりに活かすことが類似されているところであります。名木をつくる際には、ふるさと納税の活用を考えていましたけども、クラウドファンディングも資金調達の方法として、一般的に広く活用されているので、検討する価値はある、いうふうに考えているところであります。

議員の質問 2番 飯田幸仁

そうですね、250種1万本っていう表現と、あと名木、1本だけの名木っていって、これ両方所有してる公園って、全国で多分ないと思うんですよね。なので、それが両方とも所有することが、将来ですね、将来することができる松前公園であれば、それこそお客さん呼ぶっていう言い方はどうかはわかりませんけども、それは、松前だけが唯一できることではないかなっていうふうに思うわけですね。ですので、将来的にはこの1本の木を育てるっていうことも、ぜひ検討していただければなと思っております。これからはですね、桜本来のものについて、ちょっとお伺いしたいなと思っております。質問の3番目にもありますとおり、桜のことを全て知るために、実は施設とか研究所が必要ではないかなというふうに考えておりまして、これは、なぜそういうふうに思ったかと言うと、実は桜のこと、私約25年ぐらい関わってますけど、花の会の説明だとか浅利先生の説明とかいろいろ聞いてきたんですけども、実際桜ってじゃあ何、飯田さんとかって言われた時に、バラ科ですとか、そのぐらいのレベルしか説明上手くできませんで、実は桜のこと何もしらないっていうことがわかった時に、ここの町に来れば桜のことは大体わかる町だよっていうふうに、松前は名実ともに本当に桜の町だっていうことを、ちょっと全国の人方、あるいは世界中の人方に知ってもらうのがいいんではないかなと思ってます。そういう意味では、誰でもですね、やはり桜の知識を知るための環境っていうものを、松前町としてはそろそろ用意した方がいいんではないかと思うんですが、町長の意見聞かしてください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本当に、飯田議員と同じ思いをしているところであります。桜の知識を知るための環境と致しまして、コロナ前の令和元年度までは町民を対象に樹木医等による桜講習会を開催、町内小学生を対象に桜学習を行うなど、学びの場は用意してきているところであります。しかし、残念ながら参加者も少ないことでありまして、誰でも気軽に参加できるような環境づくり、正しく議員ご指摘のとおりだというふうに思っております。その環境づくりに努力をするべきだというふうに判断しております。

議員の質問 2番 飯田幸仁

その環境づくりについて何ですけども、やはり一番私達、町民、あるいは訪れた人方が一番わかりやすいのは、多分桜資料館だと思うんですね。直接桜資料館に入ることによって、松前の桜のことを知ることができるっていう、いい場所だとは思うんですが、残念ながらさくらまつりの期間中だけの開館のような気がしたんですけども、これ、確かそうですよね。もし、その期間を延ばしてですね、開けて葉桜になろうが、秋の枯れ枝に、落ち葉になろうが、桜資料館だけは開けていた方がいいんではないかなと思うんですけども、この期間っていうのは、延ばすことはできないんでしょうか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

ご承知のように、桜資料館は現在ボランティアの協力でさくらまつり期間のみの臨時開館となっているところであります。いろんな施設の管理上、開館の際には常駐する職員が必要となります。施設の入館状況から見て、職員を置いての期間延長はできるんだというふうに思いますけども、そういう諸々の状況から判断すると、期間延長は、運営、コスト的にも大変厳しいものがあるというふうに思っております。また、現在協議の段階でありますけども、さくらまつり以降、松前藩屋敷の民家に桜資料館にある資料の一部を展示し、桜の里のPRすることも現在検討しているところであります。

議員の質問 2番 飯田幸仁

確かにさくらまつりの時にはたくさんの人が訪れてですね、桜資料館の入館者も増えると思います。桜資料館については、さくらまつりが終わった途端に急激に入館者が減るっていうことですよね。それって、ひょっとしたら、中の展示の仕方に何か問題はないのかなっていうふうに、ちょっと私思ってまして、アから順番に250種類のA4版のラミネートかけたものが壁一面に張られてあるんですけども、松前の方は非常に興味あるかもしれませんけども、旅行者の方とか観光客にしてみると、わー、たくさんあるのねで終わってしまうような気がするんですね。松前町民だけなんですね、桜の品種で開花を言うの、南殿咲いたねとか、糸括咲いたって。全国の人にいろいろ聞いてみました、桜の種類って何種類あるかわかるったら、ソメイヨシノ、枝垂桜、八重桜、3種類です。なので、これをたくさん紹介する意味でも壁にたくさん貼ってあると思うんですが、それは、ひょうっとしたらファイル化して、ファイルでめくるか、あるいは何かタブレットみたいなもので検索をできるものが何かあるんじゃないかなと思うんですね。そこで、桜資料館の展示についてですね、工夫する必要があるんではないかというふうに思ってまして、やはり松前町の桜にも歴史、文化がありますのでもっとそちらの方を前面に押し出したりとか、そういった紹介を桜資料館の方でしたらどうかと思うんですけども、町長、いかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

桜資料館には、来訪時に咲いてない桜を観ていただきたいとの思いから、桜の品種の写真をあえて展示しております。また、桜資料館の成り立ちや、松前生まれの桜の誕生についても紹介しておりますけども、これを機会に来館者の声を直接聞いているボランティアの方々からもご意見を伺いながら、どんな展示方法がいいのか、検討してみたいなというふうに思います。

議員の質問 2番 飯田幸仁

今注目を浴びてます水族館ですとか動物園っていうのは、やはり毎年、もしくは何年かに一回やはり更新してですね、なるべくいらっしゃった方に添うような形になっておると思います。確かに松前の桜資料館には歴史も表示してありますが、結構経ってから、ややしばらく経ってますし、当時の接ぎ木の仕方のものも、奥の方の上の方に張ってあるんですけども、あれも多分数十年前のものだなあというふうに感じております。ですから、さくらまつりにしかお客さんが来ないから開けないっていうのではなくて、できることであれば、さくらまつり以外でも中に入ってもらって、桜を興味持ってもらうっていうふうな考え方の展示方にしていただければなというふうに思いますので、ぜひともその辺も検討していただければと思います。また、松前藩屋敷の方に、松前の桜のことを、桜資料館の展示の一部をPRするっていうのは、非常にいいことだなと思っていますので、そちらの方も実行していただければなと思います。続きましてですね、桜の研究って言うか、ちょっと研究について、松前の方ではどのように関わっているのか、それについてお伺いしたいと思います。お花見ではなくて、実際に今度は桜自体のことについて、松前町としてはどのように関わっているのか教えてください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

お尋ねの桜の研究についてであります。町では、松前桜保存研究推進協議会、先ほども申しましたけども、その協議会と連携して公園内にある桜を研究材料に、土壌改良を実施したり、樹木医らによる桜講習会や桜の保存活動などの調査、研究を行っている、そのような関わりを持っているところです。

議員の質問 2番 飯田幸仁

それは、町外の方ということですよね、町に桜のお医者さんっていうのは、正直必要なんじゃないかなというふうに思うんですけど、町長はいかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

お尋ねのとおり、松前桜保存研究推進協議会には樹木医も参画しており、夫婦桜の樹勢回復に携わっていただいております。また、当協議会には、樹木医の他に日本花の会、有機農場などの研究機関も参画していることから、同協議会と連携を図ることで機能は果たせるというふうに考えております。しかしながら、残念ながら町内には樹木医という人はいないのが現実であります。そういう状況も理解していただきたいというふうに思います。

議員の質問 2番 飯田幸仁

日本一の桜を目指す場所としては、やはり樹木医ですとか、桜のお医者さんっていうのはやっぱり必要でないのかなというふうには思ってます。もし、それが今すぐ願い叶わないとしてもですね、将来的に、例えば日本の大学、聞くところによると東京大学と筑波大学あたりは、遺伝子も何か研究されてるそうっていうのも、ちらっと聞いたことがあります。この場所にですね、この大学等の研究所などにですね、松前公園自体を提供してですね、もっと桜について学ぶべき場所をつくる必要があるんではないかというふうに、私はそのように思ってるんですけども、環境としては、多分他にこのようないい場所っていうのはないんじゃないかな。要は国の施設で、先ほど有機農場の話されてましたけど、松前の桜の品種はほとんど預かってあるような場所ですし、ああいう国の施設ってのあるんですが、松前っていうこういう一つの単町で、このようないい場所っていうのがないような気がするので、ぜひとも大学生の研究者辺りにですね、大きくアピールする必要があるんではないかなと思うんですけども、このようないい場所について、町長の方からアピールか何かするように、ちょっとお願いできればなと思うんですが、いかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

現在桜見本園には、110品種300本の桜が植えられて、生きた桜の図鑑として学術的にも貴重な場所であると認識しているところであります。平成25年度から数回にわたって多摩森林科学園の勝木博士が古くからある桜品種の研究のため、桜見本園から桜品種のサンプル採取も行っております。このように大学での研究等に松前公園を提供することは、当町が掲げる世界一の桜の里づくりにも繋がることから、機会あるごとに松前公園の希少性をアピールし、認知されるように努める必要があるというふうに思います。

議員の質問 2番 飯田幸仁

実際に来て調べてたりすることもあったっていうことですね、あるっていうことですね、実際に提供してるってことですね。それについては、私存じ上げなかったんで、非常に失礼致しました。松前の桜が松前から出て、各地で有名になってますね、例えば大阪の造幣局だとか、何年か前にイギリスの方がみえましてね、ガーデンメリット賞とったりだとかあるんですけども、その桜のことで石碑が建って終わりとかじゃなくて、その研究自体は多分外国の方ではされてると思うんですが、松前でもその研究を続けていけるようにした方がいいんじゃないかなと。なので、そういう真剣に研究する場所が必要なんではないかなと思うんですが、町長の意見聞かしてください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今ご質問にもありました、大阪の造幣局、更にはイギリスのお話もいただきました。日本とイギリスの桜を通じた交流の証としては、平成28年5月に日英讃桜文化友好親善記念碑が松前公園内に建立されたところであります。また、松前の桜はイギリスの他にもアメリカ、中国などにも贈られております。この友好の架け橋となったのが浅利先生でありまして、その浅利先生と一緒に真剣に桜を研究する場として、平成28年に松前桜保存研究推進協議会を設立し、松前公園の桜を研究材料に、桜研究家や樹木医などが集まり、知見を深めているところであります。先月におかれましても、イギリス在住の方が、日本人の方なんですが、浅利先生を通じまして松前においでいただきました。そして、年内に松前公園桜、松前の公園の、桜の公園を自分のイギリスの敷地の中につくりたいような話もしておりました。正しく、浅利先生がきちんと繋いでくれている桜があるというふうなことだろうなというふうに思っております。

議員の質問 2番 飯田幸仁

私は受け売りなので、浅利先生はすごい人だなと思うんですけど、ただ、浅利先生のような新品種つくるような方っていうのは、多分無理じゃないかなって勝手にちょっと思い込んでるんですけども、でも、浅利先生の授業、講習会を受けますとですね、浅利先生ものすごい熱量のある方で、聞いてる私達が、ああ、すごいな先生って思うような感じの熱量を感じるんですね。なので、浅利先生のような、活動の功績というよりも、桜に対する熱があって、それを前任者から引き継いで後任者に渡すっていう、そういう人達を松前から輩出していく必要があるのではないかなというふうに、そのように思ってるわけでございますね。ですので、研究サイドについても、松前はやはり一歩他の町より抜きん出て行った方がいいのではないかと、そのように考えております。最後の四つ目の質問について、ちょっとお伺いします。桜で1年間生活できる環境をつくることができないかっていうことなんですけども、実は、質問者の梶谷議員、それから疋田議員と同じようにですね、やはり松前の人口減ですとか、経済の衰退気味な部分に関しては、やはり私達も同じことを考えてまして。1年間で何とか桜で生活できることができたらいいなと、お花見の時だけではなくて、研究だとかいろいろな剪定だとか、接ぎ木だとかっていうのを上手く全国の人とやりとりができて、それで生活ができたら非常にいいなとは思うんですね。その中の一つとしてですね、桜を守るという意味では、現在植樹されている桜の中でも、そういうのも含めてですね、ちらっと前に桜関係者の中で話をしていたんですが、例えばオーナー制度だとか、桜の里親制度っていうのを設けてはどうかっていう話を、10年前とか20年前に一回聞いて、5年くらい前にも一回聞いてるんですけど、これ正式な方式ではなくて、桜関係者の内輪だけてよく話してる話なんですけど、これについて町長はどう思いますでしょうか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

私も桜のオーナー制度につきましては、何回かお話を聞いた時期がございました。桜を管理するうえでの財源調達にも繋がると思っております。桜のオーナー制度を構築も含めて、今後検討している公園整備の計画策定の中で、広くご意見を伺っていきたいというふうに思います。

議員の質問 2番 飯田幸仁

桜、花見だけとか研究だけとかって言うと、どうしてもちょっとまとまりが悪いっていうか、ベクトルが違うっていうか、方向が違うようなイメージがあるので、やはり一番いい言葉っていうのは、讃桜文化っていう言葉だと思うんですね。私、この言葉結構気に入ってまして、讃桜、桜を讃えるっていう気持ちがあれば、何事も上手くいくんではないかなっていうふうな気持ちがありまして、この桜を讃える文化の讃桜文化なんですけども、これは本当に松前に相応しい文化であるというふうに思ってます。この讃桜文化の意志を継続していかなきゃならないんではないかというふうに思ってますけども、それを松前町としてはどのように継続させる活動していかなきゃないのかっていうの、ちょっと教えてもらえますか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

讃桜文化は、ご存じのことだと思います。浅利先生が提唱したもので、桜を愛する心を育む文化を普及するといった意味が込められていると理解をしております。かつて、浅利先生が子ども達と一緒に苗木を育て、植えることで讃桜文化を伝えてきましたけども、現在は小学生を対象に桜学習を通じて、讃桜文化の普及、啓発に取り組んでいるところであります。また、桜観察会や、5月1日の桜の日を記念した桜カレンダーも作成し、名木を回るスタンプラリーも開催し、松前の桜に関心を持ってもらう取り組みを行っております。大事な取り組みだというふうに思っておりますので、今後も継続して取り組んでまりたいというふうに思います。

議員の質問 2番 飯田幸仁

非常に重要なことだと思います。特に子ども達なんですけども、先ほども後ろの方で傍聴されてましたけど、いろんなことを学ぶんですけども、やはり松前町民としては、桜のことをたくさん学んでいただければなというふうに、個人的には思ってます。名実ともにですね、日本一、あるいは、できれば世界一のなってほしいんですけど、っていうか、そのために頑張ろうっていう気持ちもありまして、桜の里がやはり実現すればですね、年間通じてですね、やはり私達にとって、桜だけでも経済がひょっとしたら成り立つんじゃないかな、やり方しだいでは何とかなるんじゃないかな、桜といえば松前というのを日本中だけじゃなくて、世界中から桜と言えば松前っていうふうな知名度アップから、研究から全て網羅した町になっていければなと思うんですけど、その可能性をちょっと、これを町長に聞くのはちょっとどうかなとは思うんですけども、そこちょっと聞きたいなあっていうのがあるのんですけど、いかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

コロナ禍前の令和元年度の観光入込客数は、年間49万3千900人でありました。このうち、さくらまつり期間中の入込みは17万8千600人、全体の約36%を占めておりまして、桜で多くの観光客を呼び込んでいるということは、まぎれもない事実なんであります。ただ、さくらまつり期間中に訪れる観光客につきましては、咲いている桜を楽しむ、または開催期間中のイベントを楽しみに来られる方が大半で、年間を通じて、桜だけで観光客を呼べるかは、ほとんど未知数だというふうに思います。しかしながら、チャンスもあるんだというふうに思います。年間を通じて松前の桜をPRをすることは、リピートや入込客数の底上げなど、全て経済への波及効果が期待されるところでありますので、継続的に取り組んでいければというふうに思っているところであります。

議員の質問 2番 飯田幸仁

全くもってそのとおりだと思います。お客様だけではなくて、やはり研究だとか、勉強のため、実習のため、それから体験、研修のための場所として、ぜひ通年でのですね、活動の場っていうのを松前公園で行って、将来の桜の里にしてほしいなと。名実ともに桜の里というふうな場所になってほしいなと思いますね。この桜の財産をですね、今度は次世代に継ぐためにもですね、桜を学ぶ必要があると思うんです。なので、次世代に向けて桜を学ぶことに対する必要性っていうのを、町長の方からちょっと意見聞かしてもらっていいですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

飯田議員のご指摘、全くそのとおりだというふうに思います。当町の観光は、日本有数の桜と北海道唯一の城郭松前城を主に展開しているところであります。次の世代に引き継いだ、住みたい、北海道の大切な宝物として、松前城と寺町が北海道遺産に選ばれたように、桜は当町にとって大切な宝物の一つ。この宝物を守り育てて、後世に引き継ぐのが、私どもの使命だというふうに思っております。先人の皆さんがつくっていただきました桜、大変大きな財産だというふうに思っております。現在も小学生を対象とした桜学習、一般町民を対象に桜講習会を開催、桜観察会も実施しており、桜を学ぶ環境は整っています。どうしたら町民の方々に参加していただけるか、様々検討する値があるというふうに考えております。

議員の質問 2番 飯田幸仁

いろいろとありがとうございます。桜ですね、松前町民が思う桜と日本全国の方が思う桜っていうのは、実は似たようで異なるものみたいなイメージもちょっとあるんですね。正直、桜については松前は、また今年も咲いたくらいの感覚なんですけど、本州の方と実際に電話やらいろんなインターネットで連絡をすると、桜に対する執着がものすごく強い。松前町民よりも強いんじゃなかっていうぐらいありまして、私、桜っていうのは、人を動かす力があるんではないかなというふうに思ってます。今年のちょっと体験したことをですね、ここで簡単にお話させていただきたいんですけども、実は、今年と4月なんですけど、私私費で奈良県の宇陀市ってところの又兵衛桜っていう桜見に行ってきました。1泊2日の強攻策だったんですけども、それは、きっかけっていうのがですね、実はですね、大阪の方と電話で話をしてたら、実は明日又兵衛桜見に行くんだよっていうふうに話を聞いたんですね。又兵衛桜って何っていうところから始まって、その又兵衛桜っていうのは枝垂桜で、奈良県の山奥で、電車に乗って、バスに乗って、乗り継ぎ乗り継ぎで、それから徒歩で15分歩いたら見れる桜の場所なんですけどって言って、それ1本しかないっていうんですね。樹齢はって聞いたら約300年、奈良県宇陀市の又兵衛桜って桜なんですけど、枝垂れ桜で樹齢が300年で、又兵衛っていうのはニックネームだそうです。正式には別な名前が付いてるんですけど、300年前に庄屋の又兵衛さんが植えた桜の木で、石垣に下がってるものだというふうな話だったんですけども、そこに実際に行ってみました。公共交通機関使って行ったんですけども、血脈桜と同じ年数なので、ちょっとライバル心を勝手に持ってですね、行ってきたんですけども、正直言いまして、現地の渋滞、車の渋滞が10キロです。その渋滞から見ても、桜の時期だけ渋滞なんですけど、道路が全く直ってないので、他の時期は全く暇なただの農村。要は、桜が咲いてる時期だけにがっぱり人が集まるっていう感じだったんですね。それは、多分研究材料としては、その木自体は研究材料になるかもしれませんが、一年中研究のためとか、いろんなものを調べるための場所ではないなと思った時に、私、腹の中でこの桜を観て比べたら負けたけど、でも、この環境は絶対松前勝ったっていうふうに思って帰ってきました。この桜っていうのは、やっぱり人を動かすものだなと思いますし、日本人でもやはり東京、大阪の方が2回目の桜を観に松前にやってきたりだとか、コロナ前だとシンガポールだとか、桜の咲かない国の人達が2時間ガイドするんで、歴史ガイドお願いしますって頼まれても、私がガイドするのは3分で、あと1時間57分桜の木をバシバシ写真撮ってる人達っていうぐらい、この松前の桜っていうのは非常に人気のある桜だと思ってます。なので、ぜひとも将来に向けてですね、この日本一の桜、名実ともに日本一の桜になるためにですね、毎年やってる作業は細かくて大変だとは思うんですけども、それとは別に壮大な計画っていうのは、ぜひ立てていただきたいなと思ってます。100年目、200年目、私達が生きていないであろう時に、松前の子孫の孫達、その先の玄孫達が実は何年何月にここに植えて、今年でこの桜200年目なんだよねっていう姿を想像するのも、一つロマンがあっていいのではないかなと。なので、豪華絢爛な桜と一本桜、両方所有してて、なおかつ桜のことなら任してくださいっていう町を目指すことが、非常に重要ではないかなと思うので、最後にですね、町長に一言、松前の桜と桜の将来について、お話を聞きたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本当に、議員ご心配しているとおりの状況であります。先ほども申しましたけども、先人の皆さんが苦労して、今まで繋いでいただいている桜を、次の時代にしっかりと繋ぐことが我々の使命だというふうに思っております。いずれに致しましても、公園の整備計画、これから策定します。その中でいろんなご意見をいただきながら、桜、名実ともに日本一になれるような、そんな仕組みができればいいなというふうに思っております。いろんな皆さんの意見を聞いて、その意見を計画の中に反映できるように、これから努力してまいりたいと思います。どうもありがとうございました。

出典:松前町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月6日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる