松前町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月17日
「松前町の漁業協同組合の経営基盤の強化っていうことでスタートして、国、道関係機関から50億のマル特資金を導入して基盤安定のために取り組んできた」
- 聞いた人
- 梶谷康介 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 梶谷康介
皆さん、おはようございます。数年に一度という気象の状況の中で定例会がスタートしたわけでございます。議会の流れもそれによって多少変更があって、今晩の晩飯のお願いをうちの家内にしたと、そんな経緯もありました。14日でしたか、今の専決処分の報告の関連で中央の政治の中枢の姿が見えてきたわけなんですけれども、結果的には一強多弱というような言葉が生まれるような状況で終わったわけでございます。これが、これからの松前町をはじめ地方の自治体にどう響いてくるのか、いずれにしましても国が唱えている地方創生の言葉、専任大臣まで据えてかかっていることでございますけれども、何と言っても自分達の町は自分達で守らなければいけないんだと。まあ、国の力をあてにしないという表現は不適切かと思いますけれども、それをあてにしてのほほんとはしていられないと、そんな気持ち、今回のこの定例会にも松前町の基幹産業の状況の厳しさを思いながら、一般質問という形で通告させていただきました。私の他にも併せて5人、一般質問通告しておりますけれども、必ずどこかにこの地方創生という言葉、やっぱりそれだけ皆さん、町の状態に危機感を覚えて、その結果こういう形になったのかなと思います。昭和46年、私が議会に初めて参画させていただきました。今日までその推移をずっとこう思い浮かべていますとね、何と言っても松前は基幹産業は漁業なんですよ。当時、私まだ駆け出しの議員でしたけれども、やはりそうした町の状況を見ながら、一般質問でこんな質問したことがあるんです。基幹産業は漁業、その時点ではね、間違いなく原口から白神までの漁民の方々は生計を維持できていたんです、まさに、基幹産業だったんです。私の発言はね、そういう状況の中で、将来漁業で飯を食えなくなることも有り得るから、町長は子々孫々のことを考えて布石をすべきだと、例えば企業誘致だとか、或いは別な産業を興すとか、そういうことをしなければいけないんでないのかなという質問をしたんですよ、そしたらね、梶谷、素人のくせに何言うんだと。まあ、もっとも考えてみますと原口から白神までの当時26人が議員定数だったんです。原口には可香さんがいた、斉藤益雄さんがいた、江良には現職の組合長河崎一男さん、清部には斉藤清三郎さん、現職の組合長です、更に斉藤長助さん、そして、小島にくると阿部作松さんはいただろうし、渡辺茂さん、更には松谷健七さん、本町にきますと三浦昭蔵さん、現職組合長ですよね、そうした人方にある意味では私野次られたわけですよ、素人のくせに何を言うんだと。でもね、やっぱり将来を考えれば、素人は素人なりの目があるということで、ちょっと肩張ってやった経緯があります。そういう流れの中でね、二代目の町長、坂本さんだったんです、坂本富雄さんだったんですね、二代目町長、さすがに坂本さんも町政全般を考えるとね、漁業だけでは将来に対する危惧を覚えていたのかと思います。何を言われたのかと言いますと、漁業者の副業みたいな形で牛の導入をしましたよね、九州、阿蘇から短角の導入しました。それが変わって褐毛和種、更には平成4年の2月だったと思いますね、その頃に黒毛和種の研究会、立ち上げまして今日に至っておるんです。まさに当時は副業ということでスタートしたけれども、今日の畜産の基礎をそこで作ってくれたんでないかなと、このように私は受け止めております。更に企業誘致の面ではね、中央競馬会の軽種馬育成牧場の誘致も坂本町長は走り回ったんです。私も当時産業常任委員長、陳情に同行致しましてね、走り回ったんですけれども、結果的には実を結ばなかったと。更には日立製作所のICの工場誘致、残念ながら千歳市に決まってしまった。いろいろ坂本さんも頑張ってきた、或いは歴代の町長も駆けずり回ってきたけれども、やっぱり結果を見るとまさにこの漁業、基幹産業が変わらず未だに町の中心になってる。しかも、その中身がね、平成6年でしたでしょうか、今まで原口から白神までの漁業協同組合が一時的に合併して中央漁協ができました。そして、それは平成元年ですね、それから平成6年にはその中央漁協と松前漁業協同組合が合併して今日のさくら漁業協同組合がスタートしました。当時のね、生産額を調べてみました、32億1千万ですよ、松前町全体の水産の水揚げがね。その中の47%、14億2千万、これがマイカですよ、更にそんな中でヤリイカの状況は3億5千万、これ12%、それからマグロがね、3億1千万、これが10%。そういう状況でこの松前町の漁業協同組合の経営基盤の強化っていうことでスタートして、国、道関係機関から50億のマル特資金を導入して基盤安定のために取り組んできた。それがね、平成6年ですから10年前ですよね、32億1千万の水揚げが今現在、今年の11月の締めを私、見せていただきました、それを見ますとだいたい10億ぐらいですね、事業計画の70%、恐らく事業計画に届かないでしょう。これは私、断言していいかどうかわかりませんけども状況を見ますと極めて厳しい。しかも、今の大宗漁業であるマイカがね、1億台でしょう、水揚げが、マグロが2億台、そういう状況の中でね、数字を言いますと1億2千万がこれマイカですね、それからマグロが2億3千、2億3千ですかね、こういう状況の中でマグロの30キロ未満の未成魚の漁獲制限、こういう状況も出てきておりますね。まさに松前の漁業がどんどんどんどん下降線を辿って、しかもその下降線の傾斜ってのはなだらかなもんじゃない、どんどんどんどん下がってきてる。町長がおっしゃるように漁業振興をもって町づくりっていう形がこういう中でね、これからどう取り組んでいくかって、これ大変な状況の中で町長、もうあなた認識されておるね、中身をまず聞かせていただきたいと、そっからね、後の質問に移っていきたいと思ってますんで、まず、1点、お尋ねします。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
梶谷議員から松前町の基幹産業、漁業が危ないという表題の一般質問をいただきました。私が町長に就任したのが平成24年の4月でありまして、この間梶谷議員からは漁業振興に関わる一般質問を3回通告を受けておりまして、今回の一般質問の通告で4回目になっているところであります。今、厳しい松前町の漁業の現状への認識はというふうなご質問でございます。水産量の減量、減少、或いは漁業者の高齢化、組合員の脱会、そして、漁業所得の低迷の実態についての町長の認識はどうなんだというふうなご質問であります、本当に厳しい漁業経営の状況であります。議員おっしゃるように、組合が合併したのが平成6年であります。平成6年にさくら漁業協同組合が誕生致しまして、その時の組合の生産額は議員ご指摘のとおり30、約32億円であります。平成20年には17億、約17億、そして平成25年には約12億という数字で推移して、右肩下がりの状況であります。生産量におきましても平成6年には8千360、約8千300トンありましたけども、平成25年には2千300トンまで下がってる。組合員の、正組合員の数に致しましても平成6年には780人、そして25年には352人というふうなことで、半分に減ってるというふうな状況であります。まさしく議員のご指摘している内容だというふうに思っております。生産の動向につきまして申し上げたいというふうに思います。これは、大宗漁業でありますスルメイカが大きなウエイトを占めておりますけども、組合全体の生産量の落ち込みにつきましては、やっぱりスルメイカの大幅な減産が大きな要因だというふうに思っているところであります。平成10年まではイカ漁だけで10億あったというふうな、水揚げもありましたけども、昨今の来遊化の減少、着業者がマグロ延縄に転化していることもありますけども、マグロの生産は伸びてきている一方でイカ漁が落ち込み、組合員や漁船数の減少と相まっている、このことが生産、漁業生産の減少の大きな要因であるというふうなことを思っているところであります。一方、マグロの延縄につきましては、平成13年から行われまして、現在は平成16年にはイカを抜いてマグロがトップの魚種となっていたところであります。ヤリイカにつきましても、今議員からお話ありました、変動ありますけどもここ数年回復の兆しが若干見えてきているというふうな思いでいるところであります。ただ、この冬期間の海象条件によりまして出漁する日数が限られている状況も、生産の低下に大きく寄与しているものだというふうに思っているところであります。ホッケにつきましても、北海道全体におきまして減少傾向にあるようであります。寿都町の町長と先般お話する機会がありました、寿都町もホッケが主でありますけども、ほとんどホッケが捕れない状況であるというふうなことで町長も頭を悩ませていたところであります。ホッケ、いろんなこう生態があるわけでありますけども、道南、日本海でのホッケの産卵場は奥尻、そして茂津多岬周辺、それと松前周辺海域とされておりまして、現在北海道がホッケの産卵礁の設置を検討しているようでありますので、私どももこれにぜひ協力して、ぜひ松前町にもホッケの産卵礁の投入、機会があれば要請してまいりたいというふうに思っているところであります。いろいろ生産の動向ありますけども、今年度の状況につきまして、今梶谷議員ご指摘のように平成26年11月末現在の生産額につきましては、昨年同期と比べまして、99.1%というふうなことで、約10億2千万円程度で推移しているところであります。イカ漁につきましては若干増えておりますけども、マグロが同時期とは約同額、そして、伸びている主な魚種と致しましては、細目こんぶ、そして養殖こんぶが伸びているとことであります。減少した主な魚種と致しましてはナマコ、それからズワイガニが減っているところであります。総じて今後、3月までの期間の中で、本当にヤリイカ漁に期待しているところでありますけども、現状は議員ご指摘のように組合の販売計画である14億5千万円の達成については、今年度も大変厳しい局面が予想されているというふうなところを認識しているところであります。
議員の質問 10番 梶谷康介
これから、具体的に質問に移っていくわけなんですけれどもね、法人格を持った松前漁業協同組合ですから、私も慎重に質問しないとね、内部干渉みたいな形になる場面も出てくるかなという心配はしてるんですよ。ただね、やはり松前町の基幹産業で、しかも行政がそれなりの力も入れ、指導も入れ、更には金も出している状況の中でね、法人格を持った組合だから議論が差し控えなければいけないっていう、黙って見てるわけにいかない状況なんですよ。ですから、そういう意味でね、もし私が問われるような、責任を問われるような場面があるんであればね、あえて私はそれを受け入れるつもりでね、この踏み込んだ質問もしたいなと思っております。特に町長、今の組合の状況を見ますと、この平成22年に経対協の傘下、いわゆる赤字団体、再建団体みたいな形で管理されておりますよね。そして、毎年の事業計画を立てている中身を見ますと、前の年に立てた事業計画に届かなかったと、ね、事業計画に届かなかったと、そして、結果的には何%減で事業終了した、その、終わったその事業実績を持って次の計画を立ててんですよ、次の年度、これがずっと22年度から5年連続してるんです。しかも、毎年計画に届かなかった、だから次は下げて実績の計画を立てます。その次も届かなかった、また下げた、こういう経営ってのどうなんですかね、結果的に経対協のその今の傘下に入ってね、自分達の経営を自由にできない形の中でやっている、それが本来、あれ27年度ですかね、最終、それが今回は更にこういう状況、いわゆる償還できない形が残ってるもんだから、年度を31年度まで延ばし、31年度か32年度まで延ばしたと、こんなことを繰り返しているようなね、組合の経営をあなたがいくら漁業振興で町づくりっつったってね、これどうしようもないよ。この辺、町長どう考えますか、私、ちょっと行き過ぎた質問かもしれませんけどね、まず町長の考え方聞かせてください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
議員ご指摘のように、組合の方の財務改善の計画、変更計画を積み重ね積み重ねしながら現状にきているというのが事実でありまして、平成25年におきまして、計画の決議を平成30年度までというふうなことでいただいているところであります。こういうふうな厳しい経営をしている中でもですね、やっぱり漁業は基幹産業であります、いろんな取り組みをしてきました、きましたけどもなかなか結果が出てきてない状況もあります。しかし、何もしないということにもならないと思います。漁業者と一緒にですね、可能性のある資源はいっぱいあると思ってますので、皆さんと協議しながら、漁業者の方々の意見も聞きながらですね、漁業振興を進めていきたいというふうに思っております。いずれに致しましても厳しい環境には間違いないわけであります、起爆剤になる部分もいろいろ模索してますけども、なかなか目に見えてこないという状況であります。私、頑張って漁業振興を進めていきたいというふうに思っております。
議員の質問 10番 梶谷康介
次の質問に移っていくためにね、基本的な町長の認識をお尋ねしてるわけなんです。今、生産に対しての考え方聞かせていただきました。それもこれもやっぱり生産が上がらないということは、漁業者が減っている、或いは漁船が減っている、そういう現状が原因の一つになっておりますよね。ですから、そういう面でbという項目でね、組合員の、漁業者の高齢化、或いは脱退みたいな項目で私通告してありますけれども、これだって数字を見ていきますとね、これは町で作ってる統計概要に基づいて私数字を言うんですけども、平成17年のね、この正組合員の数は368名なんですよね。それが26年度、これはあくまでも3月31日の現在の数字なんですけども、それを見ますと329名なってる。実に217名減少してんですよ、10年間でね、10年間ですね、17年から26年ですから、約10年の中で減ってると。これは、高齢化はね、どうしようもない、避けられない現状、しかし、その他に高齢化だけで組合を脱退しているわけでもない、調べてみますと年はまだあるんだけれども見切りをつけたとか、いわゆる漁業で飯食えねえから、組合、負担している組合費負担しているよりも足を洗った方がいいみたいなね、感覚で抜けていく人もある、そんな漁業であったらね、本当に町の将来に決して明るいものがない、私はそう認識してるんですよ。しかも、まあこれは平成23年の1回定例会、これあなたが町長時代じゃなくてね、前の町長時代なんですけど、その時も同じような議論してんですよ、漁業が危ない、どうするんだって議論してるんですけど、その時に前田町長はこう言ってんですよ、生産量が減るのは漁業者も減り、漁船も減り、結果的にその数字を見ると漁船1隻当たりのね、1隻当たりの数字は変わってないって言ってんですよ。これはね、水揚げが半減になるのに船の数もちょうど半分になっていたというデータがあるのを発見しました、つまり、1艘当たりの水揚げはそれ程落ちていないが、船の数が減ったと、これ会議録の151ページに書いてますからね。そういう認識でね、当時の町長は私に答えてるんだわ。ですから、あまり松前の漁業に対する危機感っての、この時点では感じてないんでないかなっていう疑問を持ってます。だから、それではいけないということであなたが出てきたと、ね、漁業で町づくりをするんだということで出てきたんですから、こうした経緯を踏まえてね、このもし今言うように船の数も減った、組合員も減ったっていうんであれば、水揚げを伸ばすためにはその部分をこう上げていけば一つの解決になりますよね。そういう方法ってのは考えてみましたか。私ね、この組合員の増ということに対してはね、こんな感覚持ってんですよ。後継者がいないとか、若い人が漁業に従事しないとかっていう現象はね、これはっきり言って、恐らく皆さんも同じ考え方だと思ってんですけども、飯の食える漁業であれば後継者はいるはずなんですよ、親がそう言ってんですよ、自分の子どもにね、継がせられない、飯食えねえんだもの、他さ行けっていうような話に現実なってるというふうに考えてます。ですから、簡単にね、飯の食える漁業にすれば組合員も増えるし、松前の水揚げも組合員が増えることによって増えていくんだっていう感覚がね、もしここにあるとするならば、それに対しては町長、どうお考えですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
前田町長とのやり取りの部分も紹介させていただきましたけども、私は漁業者、個々の所得の実態を見る、現状の松前町全体の漁業につきましては、大変厳しい状況であるということは間違いないと思うんでありますけども、やっぱりこう漁業者個人の所得の状況を見ますと、やっぱり安定している漁業者もおります。しかし、一方きちんと後継者も育っている漁業者もいるわけでありますので、可能性はあるんだろうなというふうなことを思っております。確かに漁業者の高齢化による生産量の減少もありますけども、まあ、やり方によっては安定した漁業経営が可能であるというデータもはっきり残ってますので、その部分がですね、これからのヒントになっていくのかなっていうふうに思っているところであります。漁業振興のヒントになってほしいなというふうな思いもあるわけでありますけども、やっぱり漁船漁業主体であればですね、なかなか見えてこない部分があるんだろうなというふうな思いであります。ですから、漁船漁業と養殖漁業をいかに一緒にやれる経営をする、それによりまして安定した経営に結び付く可能性はあるだろうなと、従って、そのことによりまして後継者も残っていくというふうな思いで、これからの漁業振興策には取り組んでまいりたいというふうに思っております。
議員の質問 10番 梶谷康介
漁業者のね、所得に関してはね、次の方で言おうと思ってたの、いいんです、いいんです、それはね、町長おっしゃるとおりなんですよ。前に質問した時にね、資料として私、漁業者の水揚げ、所得っていうことにはならないかもしらない、水揚げの金額でね、この議論するための資料いただいてるんですよ。それを見ますとね、松前町のトップにいる人の水揚げはいただいた資料、別格な人いますよ、別格な人います、それを除いて言うとね、2千600万なんですよ、トップ、2千600、下の数字は省略しますけどね、だいたい2千600万、これがトップなんです。ずっと下がってきてね、100番目にいくとね、260万なんですよ、100番目で。仮に300人、正確には300何十人ですけども、300人の組合員がいるとすれば、100番以下の約200人以上の人がこれ以下の所得なんです。とても、飯食えないでしょう、260万や、こんな言い方気をつけなければいけないんですけどもね、260万、これ12ヶ月で割ると20万そこそこでしょう、これ水揚げの金額ですからね、所得じゃないですから。そういうことを考えるとね、まさに町長が言うように後継者がいるし、その漁業者はきちんと経営してるっていう、これは言えるんですよ。それ言えるとすればね、1千万以上の水揚げしてる人で35番目なんですよ、35人の漁業者は1千万円以上の水揚げしてるんですよ。だから、まさに飯も食えるし後継者もいるって人もいると、だけども基幹産業を支えていく全体を考えたら、これで支えていけないですよ、そうでしょう。100番以下の200人以上の人が260万円前後の所得、極端に言うとね、私この後の数字も調べようと思ったけども、恐ろしくて調べられない。恐らく100万以下の所得、所得でない、水揚げのね、人が出てくるんじゃないかと思ってます。ですから、こういう現状をね、もっと角度を考えて私調べてみたらね、この1千万円以上上げてる人方の年齢層がね、だいたい40代から60代に集中してるから、非常に可能性としてはまだまだ先もやっていけるっていう層なんですね。ですから、これがもっと年齢が下がっていってね、そういう数字が当てはまるような形になれば、松前の漁業ってのはまさに基幹産業として維持していける可能性は、町長おっしゃるようにあるんですよ。ですから、この辺も、まあ、これは前段で町長お答えいただいてますから、あえて私はこの件に関してはね、数字だけ述べて答弁は要りませんから。でね、そういうその町長の認識を聞かせていただきながら、具体的に、ならどうするっていう話に私は移っていきたいなと、このように思っております。通告書には、順番としてはね、次に漁港利用で再生をという2番目にこういう通告しておりますけども、やっぱりこの生産量の頭打ちと生産額の増高策ってのは、これは先にやった方がいいような気がしますんでね、これは全部関係することだから、2番目飛び越えて3番目、2番目どうすんだっていうようなことじゃなくてね、これ順次お話させていただきたいと思います。町長、今の生産量の頭打ちの現象見ますと、これからどうしなければいけないかっていうことが少し見えてくるような気がしませんか。例えばね、組合員を増やすことによって1人当たりの水揚げが変わらなくっても頭数増えると、頭数かければその分だけ増えますよね、ね。ですから、この件をね、まず組合員を増やすためにどうしたらいいかっていう話、これ本来ならば組合サイドで話してもらえば一番いいんだけどね、ここでね、やっぱり前段で申し上げましたようにちょっと入りすぎかなと思いますけれどもね、私も考え方を述べさしてもらいたいなと。先般、我々の委員会で九州の大分の関サバ、関アジのね、ブランド名で通っている漁業協同組合を視察さしていただいたんですよ。その時に私感じたのはね、あそこの組合はブランドを守るための努力ってのは、例えば資源保護のために一定期間、一定区域を漁獲制限しながら生産、資源を守っていくというやり方もしてます。それから、更に組合員を増やすためには定年退職して、これから漁業をやりたいっていう人の受け入れもしてます。更には現在別な職業を持っている人でも、自分で漁業を、趣味って言えば趣味、或いは副業って言えば副業なんですけども、そうした形で釣り上げてきたものも全部荷受けしてんですよ、松前町の現状どうですか。かつて定年退職された5人ないし6名の人方が、そういう発想で趣味プラス実益っていうことで組合員の、准なのか、当然正組合員にはなれないでしょうけども、准組合員みたいな申請、全部弾かれてるんですよ。せっかくそういう人方がこれから組合に少しでも趣味と実益を兼ねて協力しようっていう形を、全部排除してるんです。こういう形だってね、これからの組合経営考えたら、恐らく見過ごしのできない点でないのかなと思います。ちょっと介入し過ぎたかもしれませんけどね、町長、どう考えます、この点は。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
関サバ、関アジの視察を、中での感想の思いをご質問いただきました。やっぱりこう私も松前には資源はあるというふうに思っておりますので、ですから、その資源をどういうふうに管理するのかというふうなことが、これから大事なことになるだろうなというふうに思っております。例えば、海域の、漁場の利用含めましてですね、もうちょっとこう運用っていうんですか、今年はここは禁漁にするけど、来年から採ろうねとか、そういうふうな形でですね、漁場を管理していくやり方も資源を伸ばしていく、残していく一つの方法だろうというふうなことも思いますし、新規着業する方への支援、これは当然考えていかなければならないだろうなというふうに思っております。それから、准組合員、組合員を増やすというふうなことになると思うんでありますけども、やっぱり今の漁協の状況、いろんな方の意見を聞きますとですね、やっぱり准組合員になかなかなれないっていうふうな意見も聞いております。ですから、そこの部分はやっぱり組合本体の体質改善っていったら大きな話になると思うんでありますけども、そこもやっぱり組合員を増やす効果がどこにあるのか、協同組合の理念はどうなのかというふうなところにですね、原点に戻るというふうなことも必要、一つの必要があるのじゃないのかなというふうなことを思っております。例えばノリを採る、それからフノリを採るっていうふうな部分もですね、やっぱりこうどんどんこう採らせる人を拡大していくっていうことも大事なことでありますし、結果として生産量に繋がっていくだろうなというふうなことを思っております。ですから、組合員を増やして組合の安定経営に向けていくというふうなことは、これから大事な論点になっていくというふうに思っております。
議員の質問 10番 梶谷康介
先程言いましたように、この場で私が本来ならば言うべきことでない、一義的には組合、或いは漁業者で議論してもらわなければいけない点だと私は重々承知してます。でも、それが見えないとすればね、やはり町長はじめ、議会も松前の漁業に対してこれだけ議論してるんだよ、だから、当事者のあなた方も真剣に取り組んでいただきたい、ちょっと言いすぎかもしれませんけどね、そんな気持ちで私言ってます。仮にね、町長、生産量が伸びなかったら、今年はこれしか届かないんだっていうことであったらね、限られた生産されたものをどうやって更に金額を伸ばしていくかっていうことを考えないといけないでしょう。これ、商人だったら誰だって考えますよ、販売の方法を考えないといけないし、販売先考えないといけないし、高く売るためにはどうしたらいいか、付加価値を付けなければいけない、どうやって付加価値を付けるか、こうしたことってのは当然やらなければいけないでしょう。生産量が限られてるとすれば、それを更に価値を付けて、或いはいろんな方法でお金を、生産金額を上げていくかっていう努力もしていかなければいけない。現実、現状見ますとね、例えばね、休日の前の日は荷受けしてないよね、組合ね、してないんですよ。そういう状況の中で、自然を相手にしている漁師は、沖に出れる日に漁しないとチャンスを失ってしまうんですよ。この現実はね、私はね、大変なこう考え直しをしていかないといけないんでないのかなと。まあ、荷受けする側は職員、当然勤務規定だとかいろんなものがあってね、そういう制度をとっているとするならば、漁師はチャンスがあれば水揚げしてくる、それを蓄えておくとか、蓄養だとかね、生簀だとかいろいろある形の中でやって、限られた生産量を更に金額を上げていくという努力をしないといけないんでないのかなと。現実、私昨日、一昨日かな、浜行って話を聞いたら、26日じゃあもうタコ受け付けないんだってね、組合では。ところが、これからの時期っていうのはタコが一番漁のある時期なんだと、凪さえあれば獲ってきてきちっと生かしておいてチャンスがあれば出荷したいんだって言ったって、獲ってきたものを荷受けしないだろうし、蓄えておく施設が不完全だったとすれば、今のような考え方っていうのは実現できないんですよ。ですから、町長に言うのもね、これは厳しい話なんだ、一義的にはもう組合、組合員のサイドと何回も言ってんだけども、でも、漁業で町おこしをするあなたの立場とすればね、こういう面は見過ごしはできない、自分としてはこうだっていうものはやっぱりきちっとしておかないといけないんでないのかなと、こう思いますんで、あなたのお考えを聞かせてください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
組合の職員の数も減っておりまして、組合本体の基礎体力が落ちているだろうなというふうなことは、本当に残念ながら事実かなというふうな思いをしているところであります。その中で今ご指摘ありました荷受けの体制であります。休日の前には荷受けができないんだというふうな組合の方針みたいでありますけども、これはいろいろお話聞かないとわからないと思うんでありますけども、例えばこの業者等の関係があってそういう状況になるのかですね、その辺はちょっと精査しなければ、調べてみなきゃわかりませんけども、何かの理由があるだろうなというふうなことを思っています。単純に職員の基礎体力がないから荷受けできないというふうには絶対ならないだろうなというふうに思っておりますので、もしそういうことがあれば大変な問題だろうなというふうな認識は持っております。せっかく漁業者の皆さんが漁獲、獲った漁獲物につきましてはですね、本当にこう付加価値を付けて鮮度の良いものを出荷することが、それこそさくら漁業協同組合のブランド化っていうことに繋がっていくと思いますので、生産、鮮度の保持、或いは付加価値を付けるっていうことはですね、これから積極的に取り組んでいくべきだろうなというふうな思いしておりますので、組合の方にも機会がありましたらですね、私どもの思いを伝えてまいりたいというふうに思います。
議員の質問 10番 梶谷康介
限られた時間ですから、1点にだけ集中した議論はできない、計画して、予定しております質問もありますんでね、その程度にとどめながらっていう考え方で進めざるを得ないなと思っております。この件は、最後の項目でね、支援事業の関わりの中でもね、少し触れたいと思います。次にね、この漁港利用で再生を、これは平成17年3月、いわゆる1定で前町長、前田町長との議論をしております。その時にした議論をね、まあ人が変わったんだから、やっぱり石山町長はどのようにお考えですかということも、あえてお尋ねをしたいなと思います。17年ですよ、平成17年、ね、繁次郎10年ですよ。こういう議論をしてきているにも関わらず、この厳しい松前町の漁業で13港、約7億4千400万円の大きな経費を投入して造った漁港を、今のような状態で置いていいのかと、ある意味では松前町の大変な財産なんですよ、これを活かす方法はないのかなと。その時の議論っていうか私の質問はね、やっぱり水産庁でもね、この漁港の利用の仕方ってのはこれはきちっと決められていますけども、非常に緩和されてね、漁船に、係留されている漁船等に影響のない形でもっともっと有効利用するべきだと、補助制度まで作ってるんですよ。その中身を見ますと、全国3千港ある中の113港はタイやアジの蓄養に使ってる。これは、前回私質問した時点での数字ですから、今どう変わってるかちょっと確認しておりません、更に96港、これもタイやヒラメの中間育成してる。前段で申し上げましたように、それをやるためには従来の漁港の姿では水質管理だとか、そういういろんな関連の問題が出てくるわけなんです。今ある中で育てればいいってもんじゃない、やはり水の還流だとか、そうしたもののために港に手を加えなければいけない状況ってのが出てくるんですよ、生き物ですから。そのためには水産庁手差し伸べてるんですよ、制度があるんです。なぜ、それをやらないかと私は言ってるんだけども、平成17年の1定から未だに松前の港の中にそれに取り組んだとこありますか。この間、大沢の漁港にこういうことやりたいんだと、どっと組合が行った時に漁民にピッとはじけられたでしょ、いきなりそういうことやるからさ。漁民にとってはね、いきなり言われたって簡単には理解できないんですよ、やっぱり時間をかけてこれからの漁業こうあるべきだ、漁港こう使っていこう、それはみんなのためですよということをお互いに協議しながら、機を熟させていかんといけない。でね、たまたま浜に行ったら、いやいや梶谷、この間組合来てよ、おめえ船あっちゃ持っていけ、ここで何かやるからって話、どうやって受けられるんだっていう話、私は聞いてます、残念なことですよ、ね。ですから、この漁港利用で当時の通告のタイトルがね、ちょっとこう考えてさ、「漁港利用で蓄養、養殖、中間育成に追い風」と、そして「漁港が生き返るか」みたいなタイトル付けてね、やったんだけども、平成17年から今まで何にもやってない、私の見える範囲ではね。どっかできちっと根回ししながら取り組んでいるのかもしれませんけれども、少なくとも私の目には見えてこないし、漁民も知っていないと。ですから、この件に関しては町長はね、私に、その後にね、平成24年の6月、第2定で石山町長新しく就任された時にね、「新町長に期待を込めて」と、こういうようなタイトルでこの話もしてますよ。その時、町長のお答えはね、漁業再生は漁港の活用で、つくり育てる漁業をと答えてんですよ。ですから、この辺ももう一回考え方を聞かせてください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
漁協の、漁港の利用で再生をというふうなことであります。私もまさしくそう思うところでありまして、漁船がどんどん減っている中でですね、やっぱり漁港のスペースを利用しない手はないんであります。ですから、私が町長に就任して以来、職員の、水産課の職員にも、それから組合の方にもですね、何とか漁港の静穏域を利用した養殖にチャレンジしましょうというふうなことで、若い漁業者にもいろいろ話をもちかけているところでありまして、若干こう今現状を見ますと、現状の漁港を利用した養殖事業はアワビ、或いはホッケ蓄養、そしてナマコの放流をしているわけでありますけども、ナマコの放流につきましては、現在若い漁業者は自分の家で水槽を持っていきながらですね、ナマコを自分の家で育てて研究している漁業者もいるみたいでありますので、関心はあるだろうなというふうな思いしておりますので、この部分についてはこれからどんどん支援していきたいと思いますし、ホッケの蓄養、もう技術的には確立されていると思いますので、これも推進していきたいというふうに思いますし、現在5人、漁港を利用してホッケの蓄養やっておりますけども、来年は8人になる予定だというふうなことも聞いておりますので、ここの部分についても支援をしていきたいなというふうに思っております。それから、大沢の漁港のお話もございました。確かにそのとおりでありまして、突拍子もなく出てきたような話になるんでありますけども、やっぱり漁業者の方の意識、それから今の現状を守るということが足かせになっているような気もしております。いずれに致しましても、この13港を抱えている漁港を、さくら漁業協同組合がどういうふうに利用するのかっていうことはですね、全道的にも注目されているだろうなというふうな認識を持っているところでありますので、ぜひ私はですね、これからどういう話の展開になるか知りませんけども、もし松前で漁港を養殖、蓄養に使える漁港にするっていうんであればですね、北海道のモデル地区になるような利用を検討すべきだろうなというふうなことを思っておりまして、先進的な取り組みを松前町でできればいいなというふうなことを思っております。いずれに致しましても、漁港の利用はですね、付加価値を付けるのもそうですけども、最終的には、究極的には所得の、漁業所得の向上に繋がるというふうなことになりますので、これについては、これからまだまだ組合もいろいろ課題はあると思いますけど、一つずつ進んでいくことが大事だろうなというふうに思っておりますので、組合の方にもいろいろ意見は述べてまいりたいというふうに思います。
議員の質問 10番 梶谷康介
町長、少しトーン落ちるかもしれない、休憩すると。今の漁港利用の話なんですけどもね、結局蓄養だとか、中間育成だとかね、そういうことをやりたくても、改めて施設を作るったらこれ不可能ですよ、現時点では。松前にはね、13港という漁港が歴代積み上げてきた形の中で、大きな財産としてあるんですから、これを利用活用しない手はないんです。これは絶対やっていただきたいし、この松前町の漁船漁業プラスつくり育てる、そうしたものへ繋げる大きな要素なんだから、早い時期にやっぱり組合関係者と議論しながらね、時間必要ですから、今思いついたから明日やるってわけにいかないんですから、やっぱり積み重ねていかなければいけない、このように私、思いますんで、その方向で進めてください。あと22分しかないからね、次の新漁場開発、これは当然今までいろんな漁業をしてて獲るものが頭打ちになってきたとすれば、新しい漁場を探さない、或いは作らなければいけないってことになると思います。だから、我々山に行ってもね、去年までここでボリボリたくさん採ったけども、今年木腐ってしまって採れねってなれば別だどこ探しますよね、単純ですよ。だから、この海においても新漁場の開発ってのは絶対に必要だと。幸いこの大島漁港はね、平成3年ですか、小島漁港が完成して、竣工した時に大島漁港が着港してんですよ、その祝賀会を小島小学校でしたっけ、当時の開発庁谷長官が来てね、お祝いをした経緯があるんです、平成3年ですよ、今26年ですよ。今まで投入した金額はこの大島漁港だけで99億9千万、約100億の金、ここに注いでんですよ。現実どうですか、未だに船着ける所さえ見えてこない、まあ、いただいた資料にはそれなりの姿が多少見えてきてますけど、99億9千万のお金を、しかも平成3年から今までかかってあんな姿しかできない現実をね、松前黙って見てるわけにいかないでしょう、あすこは松前、頼りにする場所でしょう。私ね、平成7年度にね、ヒヤリング自分で経験してるんです。その時にこの大島漁港の必要性ってのは十分訴えてきてるんですけども。ここにはね、大島周辺海域ではウニ漁業に対しては、これダイバーの関係で獲ることになると思います、深い所ですからね。それから更には一本釣り漁業のね、非常にいい漁場、対象のものは底建網でハツメだとかホッケだとかソイ類なども含まれるという、そういう漁場だということで早期完成を訴えてきたところなんですけれども、残念ながらあのような自然環境の中では私はやむを得ないのかなと、今までの努力は必ずしも実を結んでいませんけれども、現状のやり方ではあれが限界なのかなっていう感じはしてるんです。ですからね、当時の漁港課長、開発局の漁港課長柏木って私同級生なんですけども、彼と話をした時にはね、やはり彼の発想としては今の外に作っていくってやり方じゃなくって、中にこう行くっていう工法もあるっていう議論はやっぱり役所の中でもしたそうですよ。だけども、自然保護団体だとかいろんな絡みがあって今日を迎えてるっていうような経緯だと私は思ってるんですけども、そろそろやっぱり国がね、地方創生だとか、或いはいろんな形でみんなに活力を与えていこうとしてる時には、チャンスでないのかなと。やはり、松前の漁業の実態見たら、新しい漁場開発は私はあすこが一番いいんでないかと。松前からの距離ありますから、気象が一変した時には避難もしなければいけないから、今の状況の中ではちょっと無理かなと、やはり漁港が完成しなければ新漁場としては活用できないと、そんな考え方でおりますんでね、町長、どうお考えですか。この間ね、前田代議士が議会に来た時に、大きな課題として彼には投げかけておるんですよ。今回の選挙でいろんな形がこれから変わるかどうかわかりませんけども、少なくともこの8区には国会議員2人いるんですからね、与党も野党もいるんですから、大いにそのパイプを利用しながら、この大島漁港の早期完成は進めるべきと私は思いますけれども、町長いかがでしょうか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
新漁場開発と大島漁港の早期完成に向けてというふうな質問であります。大島漁港の役割につきましては、議員申しましたとおりでありまして、周辺海域におけますイカ釣り、或いはマグロ漁業、刺し網漁業などの前進基地であるというふうな位置付けにしておりまして、周辺海域を航行する、操業する漁船の避難拠点として重要な役割を担う漁港であるというふうなことだというふうに思っております。整備の経過につきましては、議員からご指摘ございました、総額でおおむね100億円を投じて現在まできているところであります。今期の計画につきましても、平成14年から24年度までの計画期間をですね、平成14年から28年度まで計画も変更するというふうなことで、平成26年の6月に計画の変更の決定をみているところでありまして、現状、平成27年の概算要求現在しておりますけども、5億円の概算要求をしているところであります。大島周辺での操業、或いは経緯などは梶谷議員承知のとおりでありますけども、大島周辺海域におきましては、平成13年より刺し網漁業が定着し、着業し、その他底建網漁や一本釣り漁業、タコ漁及びダイバーによるウニ漁も行われてきたわけであります。現状では、刺し網漁船が2隻の他に一本釣りタコ漁を行われているところであります。しかしながら、今年、来年度からはですね、漁組の方からの正式なお話はないんでありますけども、もう一回ウニのダイバー獲りについても挑戦してみたいようなニュアンスの話も聞いておりますので、私は期待しているところであります。いずれに致しましても、安心、安全操業のためにも大島漁港の整備は大事であるというふうなことでありますので、その促進に向けまして、私は頑張ってまいりたいというふうに思ってます。以上です。
議員の質問 10番 梶谷康介
これは国の直轄港ですから、お願いするしかない立場だと思うんです。ですから、今まで以上に、強く地域の状況を訴えながら推し進めていただきたいと、このように願っております。16分32秒、頑張ります。最後のね、この漁船漁業支援事業のね、3千万、町長就任以来、松前町の漁業振興のためにね、初めて思い切った3千万という予算措置をして臨んだ事業だと、私は正直言って評価してるんですよ。この議案が出た時に私、今予算資料見てますけどね、この目的、更にはこれからのことを考えた議案説明を聞いた限りでは、町長思い切ってやっぱり漁業に取り組んで、漁業振興に取り組んでるんだなという気持ちでね、私は賛意を示しました、賛成したんですよ、議決に。ところがね、現実はね、せっかく町長の思いを込めて予算措置をして漁船漁業の支援をしようとしてる、これやっぱり支援の中身ってのは水揚げを増やしてほしいっていうことですよね、私はそう思いますよ。ですから、水揚げが、今のこの事業がスタートしてまだ時間が経ってないですから、実際に効果がある、なかった、そうしたものってのはこれからの話ですけれども、考え方としては私賛成なんです。でも、こういう現象が起きております。それは、町長、副町長、更には水産課長、主幹、この4人が、実例を挙げて言った方が早いよね、白神の漁民に呼ばれて現地に行ったでしょ、この実情を見てくださいと、せっかく獲ったものがみんな活魚として生かしておきたいものなんだけども殺してしまってると、ヒラメが大漁した時に70キロでしょ、あれ、死んでしまったの、本当もったいない話なんです。それから更には、これから前段でタコの話をしましたけどね、これからタコの時期になる、活魚にするのとそうでない鮮魚扱いでやるとの値段の開きはどうですか、活魚にすると約50%アップですよ、400円台のものが600円台になるんですから。そういうことをね、町長恐らく願ってやったことだと思うんだけど、それに対応する形ができていないんであれば、この政策は無駄だと私は言わざるを得ない。せっかくあげたものが、今言った補助事業が功を奏して更に生産が増えていったとしたらどうしますか、アップアップしてしまうでしょう、あげたもの何にもならない、補助金は活かされないという結果になると私は思うわけです。ですから、恐らく町長はこの政策は単年度で終わらないだろうと思います。これからも願いを込めて多くの漁船漁業の支援を続けていくとすればね、そういう現実を踏まえてやらなければ、せっかくの予算も死に金になってしまう、場合によっては私は反対せざるを得なくなってしまうと、そういう思いでね、この問題を私は取り上げてみました。町長、現実はね、私が説明するまでもなく漁民から直接聞いてるし見てるんですから、一番わかりやすいでしょう、どうお考えですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
まず漁船漁業の支援事業であります。今年度からチャレンジしているものでありまして、簡単に実績を申し上げたいというふうに思います。26年度の実施状況であります。実施件数につきましては、24名の方が利用しておりまして、総事業費が6千711万9千円、補助金額が2千979万円を補助する予定になております。事業内容につきましては、機関乾燥、或いはレーダーの切り替えなどであります。いろいろこの事業、まあ、年度、今年始めて途中でありますけども、利用者の方からアンケートも組合の方ではしているようでありました。34名の方がですね、来年度も要望の意向があるというふうにお聞きしております。この要望の中で今の利用者の方のニーズっていうのはですね、私どもは当初100万円という設定をさせていただきました。ということは、魚探などが100万円以上かかるだろうなというふうな想定の中での100万円の設定であります。しかしながら、現状を申しますと精度のいい魚探が80万くらいでも購入、切り替えできるような状況になっておりますので、利用者の方々からは100万円の上限を、何とか50万に下げてもらえないかというふうなお話も受けておりますので、今の担当課の方で新たに対象する部分につきましても検討をさせているところでありますので、今の漁船漁業の支援事業、現状をご理解いただきたいというふうに思います。そして、ご質問のありました白神のポンプ、水槽ポンプの件であります。私も現地に行きましてですね、お話を聞いてきました。今現在、漁船漁業の支援をしておりますけども、漁港の中にある荷捌き施設、或いは組合施設の老朽化への改善の要望、これは白神ばかりじゃなくて、全町的に改善の要望があるのも聞いております。町と致しましては、漁業者の生産に直結する荷捌き関連施設などにつきましては不便のないようにということで、不便のないようにということでいろいろ意見をしてきているところであります。建物の、漁獲物の鮮度保持、或いは付加価値向上を目的とした、そのような施設でありますので、きちんと整備していかないと効果が出ないというふうに思っておりますので、有効に利用してもらうべき組合の方に意見を申し上げたいというふうに思っております。現状、いろいろ組合もいろんな施設を抱えましてですね、苦労されていることだろうというふうに思いますけども、漁協と協議しながらですね、町内にはどんな老朽施設があって、修繕の必要な施設がどれくらいあるのか組合と協議しながら、現状の把握をまずさせていただきたいなというふうに思っております。いずれに致しましても、その鮮度保持、或いは付加価値向上のための水槽、或いはポンプでありますので、その効果ができない、期待できないような状況にはしたくないというふうに思っておりますので、ぜひとも漁協の方と、組合の方と協議しながら前向きに検討させていただきたい。とりあえず、現状の把握を急いでしてみたいなというふうに思っております。以上でございます。
議員の質問 10番 梶谷康介
現状の把握っていう言葉をこれからに繋げていくっていうのは、私はいただけないと思うんです。なぜならば、町長が白神に行ったのは10月の20何日かな、後半ですよね。今の話、約2ヶ月近くなろうとしてる時点でね、まだ現状を把握していないってのはいささか情けないと、これは苦言として呈したい。やっぱり、松前の漁業の現状を見たらね、今、何をやらなければいけないかなんです。まあ、前段でも言いましたように生産が頭打ちであればある程ね、揚がったものに価値を付けて、大事に扱って、漁業者の所得を上げていくっていう考え方は基本になければいけないでしょう。補助しました、揚がりました、ある一定量を超えたらみんな死んでしまって使い物にならないっていう現実は、私は見過ごすことはできないと思うんです。だから、今何をやるべきかって言ったら、そうしたものをいち早く解決しないといけない。私は難しい問題でないと思う、原因はわかってんですから。魚が生きるために新鮮な水を、海水を汲み上げて生きていく環境を作ればいいだけでしょう、その原因のポンプが不十分だっていったら、ポンプを替えればいいことでしょう。難しいですか、一番先にやらなければならないことだと私は思うんですよ、しかも、今目の前にそういう現実があるならば、まあ、極端に言うとね、財調の100万や200万崩しても、これ、ただね、問題はね、組合の事業、本来ならばね、組合の事業であるから、ストレートで町が手を差し伸べるっていう形は私は、必ずしもね、全部丸呑みで動けっていうわけにはいきませんけれども、方法はあるでしょう、町長、ね。一番先にやらなければいけないことだと私は思います。どう対処しますか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
先程、現状の把握をしたいという答弁をさせていただきました。私、白神につきましてはもう2ヶ月も前のことでありますので、組合の方には私どもの考えは伝えてありますし、水産課長通じて組合の、組合長の方にもその旨伝えております。早急に改善できるものというふうに私は期待しておりますけども、いかんせん、梶谷議員言うように私どもの届く、手の届く範囲もあるでしょうから、ここの部分については組合の判断に任せていきたいなというふうに思います。一日も早い改善を私も期待している一人でありますので、ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 10番 梶谷康介
休憩中にね、私に知恵を授けてくれた人がいるんですよ。そういう状況を打開するには、職員の臨機応変の対応で切り抜けることができるって、他にも施設がないわけじゃないから、それができないってことは情けないと。これは経験者が語ってるんですから、私はもう十分それは受け止めております。そこまでね、私はこの場で介入するとまさに組合のやり方にまで介入することになりますから、私は言えないですよ、言ってしまったけども、ね。人の話を受けて言ってしまったけども、町長、こういうことだってね、金を出すばかりじゃなくってね、やっぱり考えを切り替えてやりようがあるんでないかと。職員が、いや、職員じゃない、組合員がね、こういう状況を組合として何とかしてほしいというと、ここやるぐれえだったら、他にもまだいっぱいやるとこあるみたいな答弁をしている職員がいるとすればね、推して知るべしだ。臨機応変に対応するっていう考え方がね、その背景に私はないと見るね、残念ながら。ですから、町長なら言えるでしょう、そういう話、私はちょっと言えないけどもね。その話も含めてさ、お昼も近いし、最後、町長、ちょっと気持ちを聞かせてください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
休憩中にどなたからご提言をいただいたか知りませんけども、本当に臨機応変っていうのはですね、大事なことだろうというふうに思います。我々の職員も常に臨機応変に、今よりいい現状を作る、状況を作るためにその臨機応変は大事なことでありますので、この件につきましては組合の方に、私も臨機応変にお話を伝えたいと思います。ご理解いただきたいと思います。どうもありがとうございました。
議員の質問 10番 梶谷康介
あと7分くらい残って、昼まで10分くらいありますけどもね、やっぱり一つの区切りをつけたいと思います。まあ、この水産関係に関しましてはね、過去に何回も私一般質問繰り返してるんですよ。あえて今回こういう形でね、石山町長の気持ちを聞かせてもらい、更にこれから推し進めていただくためにもね、みんなの前で町長の言葉をきちっと聞いてもらって、これから町長を筆頭に職員の人方が、この松前町を漁業でよみがえり、再生させるっていう意気込みが、みんなで注目してるっていうことをね、肝に銘じて町長、頑張ってください。くれぐれも身体に気をつけてください。終わります。