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木古内町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月11日

持続可能な教育体制の構築に関する今後の方針について

聞いた人
平野武志 議員
答えた人
教育長 西山敬二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 平野武志

1 番 平野武志です。今回の定例会では、1 項目の質問を通告いたしました。西山教育長におかれましては、就任からわずか 2 か月あまりの中で、多岐にわたる業務に取り組まれ、大変ご多忙のことと存じます。そんな状況の中、複数項目の質問によるさらなる負担をおかけして、申し訳ないなとも思っておりますけれども、本日は当町の子どもたちへの深い愛情が込められた答弁を期待してございますので、よろしくお願いいたします。読み上げます。持続可能な教育体制の構築に関する今後の方針について。令和 7 年 10 月に就任された西山教育長の地域への深い愛情と情熱に、大きな期待を寄せております。今後、木古内町の教育行政を担われるにあたり、どのような理念や価値観をもって教育行政を推進していかれるのか、いくつかの観点に絞って基本的なお考えをお伺いしたいと思っております。現在、木古内町では少子化と人口減少が進行する中、子育て環境の充実や教育の質の維持・向上が、町の将来を左右する極めて重要な課題となっております。認定こども園の運営の維持、教職員の確保、幼児教育から小・中学校教育とつながる一貫した学びの構築は、早急に取り組むべき喫緊の課題だと思っております。さらに児童生徒数の減少や不登校の実態、専門人材の不足といった現状に対応するためには、地域人材の活用やICTを活かした新たな教育施策の検討も不可欠と考えております。それらのことを踏まえまして、以下の点についてお伺いいたします。(1)教育長としての基本理念及び教育ビジョンについて。木古内町の教育行政を推進するにあたり、教育長が特に重視される理念・価値観をお示しいただきたいと思います。また、今後のビジョンとして、「幼児期から中学校卒業まで切れ目のない学びの保障」「子どもを中心に支援体制の強化」といった方向性を、「第 8 次木古内町教育総合推進中期計画」にどのように位置付けていくのか、あるいは新たなビジョンで中期計画を再度見直す考えがあるのかの考えをお伺いしたいと思います。記載のとおり、以下、項目のみ書かせていただきました。(2)番については、認定こども園の運営の維持と幼児教育の質の向上に向けた取り組みについて。ポチ点として、スタートカリキュラムの制度化、あるいはこども園と小学校の合同研修の実施などはいかがですかということです。(3)番目、教職員の確保と魅力ある教育現場づくりについて。地域や提携校との連携による教職員を支える制度の構築、部活動地域展開の加速を記載しております。次ページに移りますと(4)番、不登校支援と学びの多様化への対応についてということでオンラインの適用指導、あるいはスクールカウンセラーの配置強化、個別最適化学習の導入等を記載しています。5 番目は、地域人材活用と地域総ぐるみの教育力向上に向けた施策についてということで、退職教員や地域人材による学習サポーター制度の創設、または地域講師による郷土学習や地域産業学習の拡充ということで、(2)番から(5)番については、現状と課題を踏まえて教育長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

町の答え 教育長 西山敬二

1 番、平野議員のお尋ねにお答えいたします。一つ目のお尋ねは、教育長としての基本理念及び教育ビジョンについてですが、 まず基本理念につきましては、第 8 次木古内町教育総合推進中期計画で掲げております「人に学びの歓びをあたえる環境づくり」とあるように、基本的にはこのことを念頭に置いて様々な事業を展開してまいります。その上で、私自身特に重視していることは、地域住民の笑顔、特に子どもたちの笑顔をいかに引き出すことができるか。この言葉の根底には達成感があり、達成感が感じられる学びとは何かを職員とともにしっかりと探求してまいりたいと考えております。また、今後のビジョンにつきましても、第 8 次木古内町教育総合推進中期計画の見直しを図るのではなく、しっかりと遂行する中で、現在実施しております給食費の無償化や入学祝い金など、教育費全般における支援対策の継続や学びの保障につきましても、木古内町教育研究所で取り組んでいる教諭間の活動等を通じて、切れ目のない学びの充実を図ってまいります。二つ目のお尋ねは、スタートカリキュラムの制度化やこども園と小学校の合同研修の実施についてですが、スタートカリキュラムについては、令和 2 年度から小学校の学習指導要領の全面実施に伴い、小学校において取り組んでいるところです。また、こども園と小学校との合同研修は実施しておりませんが、教育支援委員会委員にアドバイザーとして保育士に就任いただいたり、2 月に入学児童の情報共有を学校と行うなど、円滑な移行が行われるよう連携を深めております。今後も情報の共有に努めてまいります。三つ目のお尋ねの教職員の確保につきましては、これまでみらいある学園や草の根実習といった事業を活用し、多くの大学や学生の皆様に教育実習や授業実施の機会を提供することで、当町の学校現場をPRしてまいりました。今後もこの取り組みを継続し、安定的な教員確保に努めてまいります。また、教職員が誇りを持って勤務できる魅力ある教育現場の実現のためには、教職員の負担軽減が重要です。この点において、議員ご指摘の部活動の地域展開は重要な施策の一つとして推進いたします。この地域展開においては、地域指導者の確保が中心となりますが、同時に、協定締結校の学生や講師によるオンライン指導も協議し、その知見や情熱を活かせるよう、地域指導者との連携や役割分担のあり方について協議し、効果的な実施形態を検討してまいります。そのほかにも、地域人材発掘の取り組みと一体的に進めてまいります。四つ目のお尋ねの不登校児童生徒については、登校は難しいものの授業は受けたい生徒に対して、オンラインによる学習支援を行っております。そのほかにも、クラスとは別の環境で学ぶことで安心して学習に取り組めるよう、スクールサポートルーム等を活用している児童生徒もおります。スクールカウンセラーについては、北海道が示す標準的な配置基準に加え、当町の財源を活用し、基準を上回る日数・時間で派遣を行っており、引き続き必要な支援を行ってまいります。一方で、不登校の児童生徒の中には外出自体が困難なケースもございます。そのため、そういった児童生徒については保健福祉課とも連携し、情報の共有と状況把握に努めております。登校そのもののハードルが極めて高い児童生徒については、学校以外の地域施設での受け入れとして、公民館の活用についても検討を進めているところです。いずれの子どもに対しても、安心して学べる環境を確保し、学習の機会をしっかりと提供できるよう今後も取り組んでまいります。五つ目のお尋ねの地域総ぐるみの教育力向上に向けては、地域人材発掘のため、令和 6 年度から地域人材バンクを実施しておりますが、現時点では登録者の伸びがまだ不十分な状況です。このため、今後は人材バンクのPRを一層強化いたします。特に今年度、総合的な学習の時間、美術、音楽の授業、無名塾などですでにご協力をいただいている地域の方々へ積極的に登録を依頼するなど、人材発掘に注力してまいります。この人材バンクを通じた地域人材の確保は、(3)で答弁いたしました部活動の地域展開加速にも直接的につながり、ひいては教職員の魅力ある教育現場の実現にもつながるものと確信しております。これらの施策を通じて、当町の教育力を向上させてまいります。

議員の質問 1番 平野武志

多岐にわたり、確認できました。冒頭も申し上げましたが、このたびの質問趣旨につきましては、就任からわずかな期間ではありますが、西山新教育長としての理念やビジョン、そしてその覚悟をちょっと確認したかったからという思いがあります。大変丁寧で情熱の伝わる答弁ではございましたが、少し残念だったのは、答弁を読み上げている最中、一度も私の顔を見ていただけなかった。答弁するのもまだ今回の定例会が最初ですので、より思いを伝えるためには質問者をしっかりところどころ目を見て話すとより伝わるのかなと感じは受けました。一部の詳細につきましては、再質問させていただきます。(4)番について、大変大きな括りの中、短い文で答弁まとめるのは難しかったと思います。3 月まで待つと執行方針として出てきて考えやビジョンがわかったんですけれども、私待ちきれなくてこの 12 月でその考えは問いただしたところでございます。その中の文面で、住民や子どもたちの笑顔を引き出すことを探究すると素晴らしいお言葉もございました。中期計画につきましては現状のまま遂行すると、そのような答弁でございましたが、基本理念あるいは各目標は大変良いものと見て受け止めておりますが、その現状の遂行をするということですけれども、教育関連に関して新教育長としてなにか今後新たな教育の施策にチャレンジしていくという考えはないんでしょうか。まず 1 点目、お聞かせください。

町の答え 教育長 西山敬二

平野議員の再質問にお答えいたします。先ほど答弁させていただいた中に、私自身、特に重視していることとして、笑顔と達成感という言葉を申し上げました。これは、野球を指導する中で子どもたちから気付かせていただいたことの一つであります。このことは、仕事においても活かせるものと信じているところでございます。ご質問いただいた新たな施策にチャレンジする考えがあるかということですが、私の任期中に正直なにができるかわかりませんけれども、教育行政を通じて町の活性化に結び付くような事業を展開してまいりたいと考えております。そのためには、町との連携や職員とともに知恵をしぼり、ともに汗をかきながら取り組んでいく一方で、もちろん地域や学校、特にもちろん子どもたちも含め協力していただける関係性をしっかりと築き上げながら、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思います。

議員の質問 1番 平野武志

もう一度確認しますけれども、いまのお言葉は新しい施策にチャレンジしていくという捉えでよろしいでしょうか。

町の答え 教育長 西山敬二

もちろん具体的な内容ではございませんけれども、チャレンジ精神を忘れないで取り組んでいきたいと考えております。

議員の質問 1番 平野武志

きょう一番聞きたかったのは、より町民と言いますか子どもたちに近いところで、これまでも仕事をされてきた。野球関連に関してももちろんですが、教育委員会に長く従事されて、よく中身をわかっている西山教育長だからこそ、新しい取り組みが必要だ、この木古内町においてどういうことがやるべきだということをよく理解していると思いますし、お言葉にも出てきた中、当然財政との調整もありますから、一概に全てをやれることではないと思いますが、子どもたちのためを思って、これまで私もたくさん提案してきましたし、これからも提案していきたいと思います、私ばかりではなく各議員が。と同時に子どもたちあるいは保護者、学校の先生から意見をたくさん吸い上げて、新しい政策にチャレンジしていただきたいなという思いでございます。多岐にわたる中、多くの詳細については、再質問をしたい思いもございましたが、西山教育長の教育に対する情熱はまずをもって強く感じることができました。また、本日は学校教育に特化した質問ではあったんですが、もちろん社会教育分野につきましても同様の考えをお持ちであると推察しております。きょうの質問項目含めて、教育行政は多岐にわたることから今後、各種委員会ですとかもちろん訪問させていただいての協議も含めて、より詳細な話を伺ってまいりたいと思います。特にきょう述べられた中でも、これから検討していく協議していく、あるいは現在取り組んでいるけれども、例えばここに書いてあるとおり人材バンク等地域のかたの、これらについては正直機能していないこともあることから、より深い話を聞いていきたいなと私自身思っております。それらの思いを踏まえた上で、いま 12 月ですから 3 か月後には新年度の予算編成について、予算委員会等が開催されます。その中で確認していきたいと思いますし、その内容を伺えることを楽しみの一つとして次回予算編成の議会では、町の未来を見据えた前向きな議論ができるということを確信すると同時に期待しております。終わります。

出典:木古内町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月11日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる