みんなの議会

せたな町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月11日

高齢者・障がい者に対するせたな町の整合性のある福祉政策について

聞いた人
菅原義幸 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 菅原義幸

高齢者・障がい者に対するせたな町の整合性のある福祉政策について伺います。①近くオープンするNPO法人せたな共同作業所ふれんどが運営する軽度障害者グループホームの建設費補助金は、3,300万円の事業費に対してわずか200万円です。新年度に新規の支援を行う考えはありませんか。②新規開設のグループホームやすみれなど、NPO法人が運営する施設と、せたな町障害者グループホームのぞみ、瀬棚高齢者グループホームあさなぎ、瀬棚生活支援ハウスかざみどり等の施設に対するせたな町の福祉政策の整合性はありますか。2点について伺います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは菅原議員の7問目の質問にお答えをさせていただきます。せたな共同作業所ふれんどで行っています障がい者グループホーム整備につきましては、昨年9月定例会でもご質問がございましたが、すでに助成金交付要綱に基づいて助成金を交付しておりますので、その同じ事業に対し新規の支援を行うという考えはございません。2点目のご質問にお答えいたします。NPO法人が運営する施設と町が運営する各施設に対して、町の福祉政策の整合性はあるかということでございますが、入所者が安心して生活できる環境を提供するという町の福祉政策の基本理念は何ら変わるものではございません。施設運営については、事業者の経営方針に基づいてそれぞれ行われているものと理解しておりますことで、ご理解願います。

議員の再質問 11番 菅原義幸

再質問いたします。建設標準に限らず運営を支援するという考え方はありませんか。これは1点目です。2点目、町の福祉施策の中での施設だという点については変わりはないと思います。たまたま建てたのが町か民間かという違いであります。行政は、町が建てようが民間が建てようが責任ある福祉政策を展開する必要があると思います。いずれにしても各施設が持続的に経営されるように支援することが、あるいは取り組むことが行政固有の責任だと思います。その点に照らしてどうかということを伺っているんです。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

まず運営の支援についてでございますが、こんなことを言ったらあれなんですが、この施設を整備するにあたって国の事業を事業者のほうで申請をしておりました。しかし採択にはなりませんでした。町のほうとしては、この町の補助基準、これはせたな町障害者福祉サービス事業所施設整備事業でございますが、これに沿って適正に補助金を交付しているところでございます。そのときに、これだけの投資をして大丈夫ですかということを私のほうから伺いました。その時の理事者の話としては、十分回収できるという判断で事業実施することにしましたということでございました。そういうことで、民間の事業者の判断でやられたということでございますので、これについて私のほうから何も申し上げる立場ではございません。それから次の町の施設と民間の施設の整合性でありますが、町の施設については、当然、町が主体で運営をするということでありますから、これは町が責任を持ってやるということでございます。民間の事業所につきましては、これは民間のそれぞれの経営判断によってこれは運営されるということでございますので、これは民間が責任を持って運営をするということに、当たり前のことでありますが、こういうことになるものと受け止めていることでご理解をいただきたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

運営については、これは民間が責任持ってやるということは、当然当たり前のことでございますし、十分この回収できるという判断で事業を実施されたということでありますから、そういった心配もないのではないかと考えております。

議員の再々質問 11番 菅原義幸

これも再質問で止めようと思いましたが、再々質問せざるを得ません。まず一つは、事実を正確に述べておきます。町長は議会で十分やっていけるという答弁をしてるけれども、本当に町長との交渉の中でそういう発言をしましたかというと、それはニュアンスが違うと、こう言っております。交渉された方の名前は言いませんけれども、誰のことを指してるかわかりますでしょう。要するに、そのときには外壁の補修費300万ですか、今年当初予算に出てますがね。それを町でやってもらうというところに非常に神経を使っておったっていうんです。まずそれを何とかして採択してほしいということで、そこにアクセントを置いて話をしたことは事実だと。このグループホームの建設費の補助については率直に言いますよ。どうせ町長に相談しても、いい返事はしてくれないだろうと思って、やむを得ず200万の範囲でいいというそういう対応をしたことはしましたと、こう言ってるんですよ。今後の見通しどうなんだって言ったらもちろん大変ですって言うんです。すみれの借金もまだ返済終わってないっていうんです。700万で改修したその施設のまだ返済終わってないっていうんです。それに加えて3,300万の新規の投資というのは、NPO法人として非常に大きな負担になるというのは、これは町長が自ら理解しなきゃいけないことなんです。NPO法人ですから営利団体ではないんです。非営利活動です。そういう方々が障害者のために真剣に何度も議論をして、国の補助金はこないけれども頑張っていこうと、父兄との約束に答えようと。光の里側との約束に答えようという断腸の思いで決断しましたと、こうおっしゃってるんです。首かしげますけども、そういう言ってるんです。そういう思い町長に届いてますか。言っても聞いてもらえそうない雰囲気だったんで粘りませんでしたって言うんです。これ本会議の場で私はっきり言っておきますよ。要するにそういうふうに思われてしまってるんです。私はここに大きな乖離があると思います。まず非営利法人が、今いくらかの自主財源があるにしても、向こう10年間にわたって2,000万円以上の借入金を返済すると。これ営利を目的とする民間であっても大変な仕事なんです。大変な事業なんです。そこのところに行政として障害者福祉に少しでも理解をするとすれば、何らかの支援策があって私は当然ではないかと思うんです。申し上げておりますように建設費補助じゃなくてもいいじゃないですか。規則を作って、あるいは要綱を作って支援策を導入するということでもいいじゃありませんか。規則や要綱は議決いらないんです。町長の裁量権の中で定めて執行できるんです。それじゃ議会軽視だっていうなら、どうぞ条例でも提案してくださいよ。真っ先に賛成しますから。最後に申し上げておきたいのは、施設建設するときの補助金200万というのは、これ現実的にもう時代の要請に添わないです。これは根本から認識を改めてもらいたいと思います。多少の施設だって1,000万単位、2,000万単位です。大体すみれの改修費自体が700万なんです。それ200万でいいと。3分の1という補助率があるけれども、限度額200万だったらそれ取っ払ったらどうですか。取っ払うことについては規則だからこれも議会の議決はいらないのです。町長の愛のある福祉政策の中で、ご自身で判断できることなんです。最後にその点を申し上げて再々質問を終わります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。菅原議員が聞いた話としてお話していただきました。そうであるならば私も誰かとは言いませんが、本人から聞いた話、理事者から聞いた話としてお伝えしなければならないというふうに思います。この話につきましては、この交付が終わったあと本人が私のところにまいりまして、大変ありがたいと感謝申し上げますということで、お礼にきておりました。それが全てだろうというふうに思っております。こうした民間の事業、NPO法人でも民間の株式会社でも同じでしょうけれども、やはりこういった事業を拡大する、あるいは新たな投資をするという場合には、当然、戦略的にそれが事業として成り立つという確信のもとにやられるというのが、これあたり前の話であります。誰も利用者にあとで不安を与えるような、そうしたいいかげんな考えで投資をする人はございません。そうしたことから補助金に頼らなくても自前でできるといった判断、それは相当しっかりした計算の基でやられているものというふうに理解をしておりますし、すばらしいことだというふうに感じているところでございます。これからも町は町としてしっかりとそういう福祉政策を進めていくことになりますが、これは町だけで全てこういった要望に対応するということは、どこの町でもできておりません。やはり民間の力をしっかり借りてそういった形で、そういった障害を持っておられる方が安心してこの町で暮らしていけるという環境を作るということが大事でありますから、補助金の有無にかかわらず、そういったことが本町の中でしっかりと根付くということが大事だと考えております。いろいろな面で相談に乗っていきたいと考えているところでございます。

出典:せたな町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月11日 議事録 PDF(102ページ) 間違いを知らせる