江差町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月15日
子どもの発達障がいに対する支援施策について
- 聞いた人
- 小林くにこ 議員
- 答えた人
- 町長、教育長、健康推進課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 小林
では、通告の2番目の子どもの発達障がいに対する支援施策について、町長、教育長にお伺いします。教育長には1と2についてお聞きします。発達障がいとは発達障がい者支援法には自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎生発達障がい、学習障害、注意欠陥多動性障がい、その他これに類する脳機能の障がいであって、その症状が通常低年齢、低年齢において発現するものとして政令で定めるものと定義されています。そこで以下4点について質問します。1つ目です。江差町の行政担当にお聞きしましても、発達障がいに対して大変問題意識も高く、積極的に研修にも参加し、学校や保育士の皆さんとの連携も取れていると伺って安心しております。年々増加傾向にあるといわれています子どもの発達障害について、江差町の現状と課題、そしてこれからの対策についてお聞きします。2つ目です。上ノ国町で専門機関の支援を受けながら子どもへの発達相談、個別及び集団療育の支援を行っている、上ノ国町子ども療育センターを設置しています。江差町内の子どもも利用できる事になっていますが、利用を希望しても定員等の関係で利用できない子どもの数は把握できているのでしょうか。次に3つ目。江差町にも上ノ国子ども発達支援センターの分室的な意味合いを持つ施設を、例えば江光ビル跡地活用の施設の中で、検討出来ないでしょうか。是非、町長にお聞きします。次に、最後4つ目です。発達障がいに限らず、障がい者問題全般に渡り、教育、保育関係者、福祉関係者、医療関係者、保護者や地域の人々がこの問題に対して真摯に取り組み、支援の体制を作っていく事が望まれます。特に発達障がいへの理解を深めるため、発達障がいへの啓発など、行政の積極的な取り組みをしていくべきではないかと思いますが、町の考えをお聞きします。
町の答え 町長
子どもの発達障がいについてのご質問でございます。町では乳幼児の成長発達段階の確認を行うと共に、保護者の育児不安に対応する事で乳幼児の健全な発達の保証と虐待予防を図る事を目的に、乳幼児健診を行っております。健診の中では、社会性、対人コミュニケーションの発達の視点を取り入れ、総合的な保健指導を実施して33おります。その中で継続的に支援が必要な理由では、身体面より言語発達、コミュニケーション面での割合が高くなっております。また、出生数は減少しておりますが、子ども発達支援センターへの利用は増加しており、支援が必要なお子さんが増えているとはいえ、それぞれのお子さんに合った対症方法を保護者と相談しながら、対応して参ります。また、保育園や幼稚園等関係機関と連携し、気になるお子さんには早期に関わりが持てるような体制をとっております。関係機関が共通認識を持って関わりが持てるよう、26年度に研修会を開催しており、研修会の継続と共通理解のもとで支援をする為に、子ども理解保護者支援に活用できるシートの作成に取り組んでいます。また、学童期の放課後の居場所も課題となっております。2つ目の②のところですけれども、現在、子ども発達支援センターを利用している幼児、学童は22人でございます。保護者等の利用希望があり、利用できないでいるお子さんにつきましては、状況把握しておりますし、センターに結びついていないお子さんにつきましても、センター職員の支援を受けて実施している事業で相談支援を行っております。③番目の町内で支援センターを開設出来ないかというご質問でございますけれども、場所のみではなく、職員体制を整える等クリアしなければならない課題も多くあります。現状では関係機関が支援しているお子さんの情報を共有し、当面は支援出来る体制の推進が先に必要だと考えております。発達障がい理解のための啓発活動についてですが、発達障がいをもつお子さんの育てに、育てにくさから虐待に繋がる事も多いといわれており、児童虐待防止月間にあわせてオレンジリボンツリーによる啓発活動を行っております。また、振興局にある障がい者が暮らしやすい地域づくり委員会が企画する地域への障がい者への理解を目的とした事業に対して、周知活動の協力を行っております。今後も関係機関と協力しながら、より多くの方に発達障がいを知って頂く工夫をしていきたいと考えております。
町の答え 教育長
子どもの発達障がいについてでございます。現状につきましては、年々特別な支援を要する児童生徒が増加傾向にございます。修業前の幼児につきましては保育所、幼稚園、保健師等と連携し、支援が必要な幼児の情報を共有して早い時期から相談を受けれるような体制を整えてございます。また、就学前の全児童を対象に検査を実施し、その結果、特別な支援を必要とする可能性が高い児童に対し、2次検査のお願いをし、その結果に基づいて特別支援学級への入級への同意を得ているところでございますが、特別支援学級への入級が望まれる児童であっても、入級へ34の保護者等等のご理解が得られない、とこういう場合もございます。特別支援学級に入級している児童生徒については、それぞれ長期的な視点で幼児期から学校卒業までを通じて、一貫して的確な教育的支援を行う事を目的に、個別の指導計画、個別の教育支援計画を作成し、それに沿って支援をしているところでございます。また、普通学級に在籍する特別な配慮を必要とする児童については、小学校には各配置をしております特別教育支援員による学習等の補助や、複数教員によるTT事業等で対応しているところでございます。また、各学校では特別支援教育コーディネーターというのも配置をしております。そのコーディネーターを中心に学校によっては、名称が違いますけれども、校内特別支援委員会や子ども支援委員会を設けて、発達障がいを含む特別な配慮が必要な児童生徒1人1人の教育的ニーズを把握し、具体的な手立てを検討し確認しながら支援を行っているところでございます。今後については、教職員が発達障がいに正しい理解を知識を習得し、児童生徒への適切な指導が行えるよう、各種研修会の参加や道立特別支援学校の教員を学校に派遣して頂き、担当教諭等に学習指導の進め方や個別の指導計画の作成についての支援を行って貰う、特別支援教育パートナーティーチャー派遣事業も引き続き実施して参りますし、北海道立特別支援教育センターで実施している巡回教育相談の利用、各学校の特別教育支援委員会において、特別な支援を要する児童生徒の把握や、保護者との相談体制の充実、外部関係機関との連携推進を密にし、児童生徒の支援が一貫して効果的になっていけるよう、今後も努力をしていきたい、このように思ってます。それから、あの人数の関係でお聞きになりましたけれども、私どもはですね、町の方から聞くしかないんですけれども、若干名としか押さえておりません。今後おいてもですね、色々な関係と、関係機関と協議連携しながら、特別支援教育の充実に努めていきたい、このように考えております。
議員の質問 小林
はい。引き続き障がい者問題について、ご努力お願い致します。私も引き続き勉強して参ります。そこで4点目についてのみ、再質問というよりも発達障がいについて先程教育長もおっしゃいましたが、親御さんの理解、地域の理解を深めるために2つの提案をさせて頂きます。檜山振興局で2年前から実施しています「ひやま show がいウィーク」というイベントについてです。内容は、発達障がいの啓発パネル展、ビデオの上映会、初心者対象の手話教室や道条例に基づき開催される「障がい者が暮らしやすい地域づくり委員会」の一般公開、更には一般町民向けの発達障がいに関する講演等を1週間にわたり、振興局1階ロビー、4階講堂で実施されて35います。大変素晴らしい内容だと思いますが、振興局にお願いして、役場庁舎内で開催して貰えないでしょうか。提案します。2つ目、発達障がいに関する色々なポスターやパンフレット等があると思いますが、公的な場所に張り出す等して、発達障がいに対するネガティブな印象を変えていけるような取り組みが効果的だと思いますがいかがでしょうか。
町の答え 健康推進課長
議員の提案でございます。ひやま show がいウィークに関しましては、今年度9月の7日から11日まで開催されまして、私も講演会の方に参加させて頂き、大変あの良い勉強させて頂きました。今後、来年度以降の活動につきましては、こちら側の委員会との協議も必要になってきますので、議員の提案は意見として参考にさせて頂きたいと思います。パンフレット等のそのネガティブなイメージを一掃したいという事ですので、こちらの方も内部の方と協議しながら取り進めて参りたいと思います。
議員の質問 小林
はい、前向きな答弁頂きまして本当にありがとうございます。以上で私の質問を終わらせて頂きます。