森町議会 令和3年第1回 6月会議 2021年6月8日
人口減少対策について
- 聞いた人
- 斉藤優香 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 斉藤優香
通告に従いまして、質問させていただきます。人口減少対策について。人口減少は、森町だけの問題ではありませんが、人口問題は町政の根本だと思います。特に心配なのは、生まれてくる子供が年間50人から60人まで減少しています。というのも家庭を持ち、働き盛りの25歳から30歳は男女合わせても500人ほどと極端に少ないことに起因していると考えられます。第2次森町総合開発振興計画の策定時に行ったアンケート結果で町外に移りたい理由は、自分に合う仕事がない、商売や経営が成り立たない、また買物や娯楽などの場がないでした。その調査から5年、ますます状況は悪化していると思います。まち・ひと・しごと創生総合戦略の1次の総括でも実施してきた戦略登載事業が効果を発現できていない、もしくは効果を上回るペースで人口減少が進行していると振り返っているにもかかわらず、2次の計画では施策も減り、コロナ禍とはいえ成果は見られません。森町は、森町人口ビジョンで2060年に1万人という展望の下、現在の町政を行っているならば、修正が必要ではないでしょうか。町は、人口増加を目指すのか、小さな町にしていくかの方向性を決め、具体的かつスピード感を持って積極的に取り組まなければならないと思いますが、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。多くの地方自治体が抱えている人口減少の状況は、当町においても深刻な問題であると強く感じており、さらに少子高齢化が進んでいることも認識しております。現在2060年の森町の人口目標を1万人と掲げ、雇用支援、交流人口の増大、結婚、出産、子育て、安心、安全と4つの基本的な方向の下、施策を執り行っているところであります。今もなお人口減少が進行していく中ではありますが、目標を修正するのではなく、高い目標に向けどう進めていくかを考え、実行していくことが重要であるとの認識の下、今後さらに取り組んでいかなければならないと思っております。また、施策についてもまち・ひと・しごと創生総合戦略策定推進委員会委員の方々からの意見をいただき、具体可能な施策を検討し、進めてまいります。以上です。
議員の再質問 15番 斉藤優香
再質問させていただきます。今町長は、森町人口ビジョンで2060年までに人口が1万人を目指すとなって下げるつもりはないと申しましたが、行政執行方針の中でも町長は第2次森町総合開発振興計画を基調とするとなっているのですが、その計画の中では2027年に1万5,000人を目標となっているのです。一体どちらの目標を進めていくつもりなのかということと、あと執行方針の中で定住対策では地方移住の流れを捉え、世代、家族構成、目的などターゲット設定を意識するとありますが、そのターゲット設定というのはできているのでしょうか。例えば子育て世代を増やすというのであれば、やはり働く場所はもちろんですが、子育ての環境を充実させるというのが大前提だと思うのです。お金の支援も大切ですが、やはり保育所、図書館、子育て支援センター、伸び伸び遊べる場所など安心して子育てができる環境を整えるということが大事ではないかと思います。先ほど町長もおっしゃられましたけれども、移住者対策、ほかの町村は様々なことをいろいろ行っていると思うのです。森町が今行っているというのは、北海道と共同して行うUIJターン新規就業支援事業のみです。これは、北海道が対象としているマッチングサイトに掲載されている求人先に就職するということが条件、それでは森町は1社のみなのです。または起業する、それとあと東京圏からの人であるなどと条件がついています。いまだ利用者はいません。また、空き家対策についても北海道が運用する空き家情報バンクを利用してくださいとだけで、とても移住者に来てほしいと思っているとは思えません。支援の窓口を広げ、全国どこからでも安心して定住できるようにする、情報も簡単に提供する、町長も私も移住者です。この町が暮らしやすく住みよいということは、私たちが実感していると思います。働き方も変わってきています。今だからこそ強く発信し続けることが大切ではないかと思います。また、若者の定住対策につきましてもつながる奨学金制度の充実、例えば森町に住んでいて森町または近隣市町の事業所に就職した方が進学のために借りている奨学金の償還の一部を補助するなど奨学金の返還支援を行うなど、UIJターンを本気で考えるのであれば、どのような町だったら住みたいか、そのために必要な支援は何かを考えなければならないと思いますが、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。斉藤議員おっしゃるとおり、昨日新聞にも人口減少の具体的な数字、そういったものが各市町村ごとにグラフで表示されて掲載されておりました。その中においてこの人口減少の流れというものは本当に避けられないというふうに考えておりますが、私の考えの中で目標としてはやはりこれは高い目標を持って人口を増やし続けるのだ、そういう考えの中で私は様々な施策を構築していく必要があるのではないかなと考えております。避けられない流れの中でグラフが下降を続ける中においてもやはり高い目標を持って増やし続けるのだという気持ちで施策をいろいろと練り出していけば、その減少速度は私はある程度抑えれるのではないかなというふうに考えております。逆に、今ここでその逆の考えというものが具体的にどういうものかというのは、私は目標としては持っておりませんので、あれなのですけれども、人口を増やしていくという思いを目標として持たなければ人口減少は一気に進むのではないかなというふうに考えております。そういう点からしても目標としては、本当に高い目標を持って人口は増やし続けるのだという思いの中、いろいろなことを私は進めていきたいと考えております。その中でも議員おっしゃるとおり働く場所、Uターン、Jターン、Iターン、様々なものが今北海道のほうでも策としてございますけれども、これはやはりいろいろな地域に満遍なく当てはめられるような流れで組まれているのかなという点を考えれば、これは森町に特化したそういった施策を考えていく必要があるのかなというふうには私は思っております。就任以来若者に限らず移住者の働くところ、そういったことも働きやすい環境を構築するためにいろいろな施策を考えるよう担当課のほうには指示を出しているところでございます。なかなかいきなり効果が出るというのは難しいのかなという思いの中で、しかしながら連続して切れ目のない子育て世代への支援策、働きやすい環境、観光面も含めて遊びに来たいと思えるようなまちづくり、そういった総合的なものをまち・ひと・しごと総合戦略会議の中で担当課に事業をのせてもらうこともしっかりと私は指示をしていきたいと考えております。9月に次の会議がございますので、その中で先ほど副町長の話からもございましたとおり子育て支援金の事業を掲載するですとか、いろいろなまだまだその会議にのせるべきものたくさんあると私は認識しております。しっかり担当課に指示を出し、精査しながら、委員の方々から意見をもらいやすいような会議にしていって人口減少社会に対するまちづくりの在り方、町民の皆様並びに議会の皆様方にもしっかりとお示しできるようなものをつくり上げていきたいというふうに考えております。以上です。
議員の再質問 15番 斉藤優香
前向きに人口を増やしていくということなので、それにはゆっくり考えている時間はないと思うのです。このまち・ひと・しごと創生総合戦略は、もう1次が終わっているのです。5か年が終わっていてほとんど成果が出ず、2次に行っているのですけれども、2次でも施策も大分減って、目標値も減って、普通だったらなければその前のできなかったことを検証してもっとよりよいものをつくっていくところがなくなっていっているような、そして担当課の人が替わるとそれはもう何もなかったようなことになったりして2次に来ているのです。2次ももう1年たって成果がない、これ5年間の間で達成できればいいとなっているのですけれども、では5年後これが達成できなかったときどうするのですかという話にもなってくると思うのです。やっぱり1年ごとにきちっと結果を出して、駄目であれば、ではどうするかということをやっていかないと、毎月50人から60人人口が減っていっているというのは、これを食い止める手だてをゆっくりやっていてはその目標は到底達成できないと私は思います。であるとすれば、やはり各課個別にやるのではなくて、人口を増やすプロジェクトみたいのをつくって、そこで皆さん共有して施策を達成するというふうに持っていくということがいいのではないかと思います。でなければ、ただ目標立てて、駄目だった、では来年というふうだと、いつまでたっても同じことの繰り返しになってしまうと思うのです。やはりほかの自治体では、子育て環境を整え、就農、就業などに様々なアイデア、知恵を絞って取り組んでいると思います。いろんなところを参考にされてもいいと思うのです。まねしてもいいと思うのです。やっぱり成功しているところの例をきちっと見て、一歩でも前に進むということが今大切ではないかと思います。どのような町を目指すのか、挑戦する人が集う魅力あるまちづくりの施策はあるのか、再度町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。挑戦者が集う町、私はこれ本当にとても大事なことであると思います。SNSを活用して私も個人的にいろいろな情報発信、情報収集をしておりますが、やはりその中で目立つものというものは町場の方々、町場のそういう組織というか、いろいろな会の方々が自らやりがいを持っていろいろなまちづくりを発信している、そういった姿がかいま見れるというのが私は本当に第一歩になるのではないかなと考えております。その中でも私も以前からいろいろなところで申し上げさせていただいておりますとおり関係人口、本当にこの森町は魅力あふれる町で様々な可能性がまだまだたくさんある町でございます。その魅力や可能性に町外の方々が気づき、どんどん、どんどんこの森町でいろんなことをしてみたいとおっしゃっている方々、就任以来本当にたくさんいらっしゃっていただいています。斉藤議員が連れてきていただいた方もそうです。赤井川地区でこの間もいろいろな事業をやりたいということで一緒についてきていただいた方もいらっしゃいました。本当に議員の方々もいろんな方ご紹介いただいている中で、そういった方々の思いしっかりとこの森町で実現できるような体制づくり、私は必要と考えております。まち・ひと・しごと総合戦略の中で委員の方々からもしっかりとお話、ご意見いただいております。議事録も読ませていただいております。その中で検証、本当に大事なことであると思いますので、その辺は様々な新たな事業、そういったものをしっかりと担当課に指示を出し、委員会のほうにのっけるようにしっかりと指示は出していきたいというふうに考えております。いろいろな施策の中で先ほど奨学金の話もございました。私その辺も公約に挙げさせていただいておりますので、しっかりと担当課のほうに指示を出しておりますので、単一的なそういう限られた効果になるということではなくて、広範囲にわたるまちづくりへの効果につなげれるような施策にしっかりと担当課と話を詰めて構築していきたいと考えておりますので、またそういうものをお示しできる時期になりましたら、しっかりと議会のほうに諮ってお示ししていきたいというふうに考えております。以上です。