みんなの議会

厚沢部町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月10日

脱炭素先行地域の選定について

聞いた人
香川直樹 議員
答えた人
町長、政策推進課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 香川

議長の許可を得ましたので、一般質問をさせていただきます。私からは、脱炭素先行地域の選定について一般質問をさせていただきます。9月27日に当町が国の脱炭素先行地域に選ばれました。過去2度挑戦してきて、3度目にして念願がかない、いよいよ本格的に地域新電力会社ハチャムが始動するものと思います。脱炭素先行地域に選定された今後の展開について、町長の所見を伺います。1点目として、地域新電力会社ハチャムが担う具体的な役割は。また、この会社を誰が指導的な立場で運営していくのか。2点目として、事前の議員協議会等で国産小風力発電を20基設置して、その総出力は6,000キロワットであるとの説明を受けたが、町内で使用する電力のどれぐらいの値となるのか。3点目として、風で循環させる世界一素敵な過疎のまち厚沢部をスローガンに掲げているが、風力発電以外にも取組がなされるのか。4点目として、2022年6月に北ガスと当町は包括協定を結んでいるが、脱炭素先行地域に選出された今後は、どのような連携関係がなされるのか。5点目として、最終的な到達点をどのように考えているのか。公共施設のみの電力使用か、あるいは町民の方々にもいずれは売電されるものか。以上5点について、町長の所見を伺います。

町の答え 町長

脱炭素先行地域の選定についての御質問でございます。御質問いただいたとおり、9月27日に厚沢部町が脱炭素先行地域に選定されております。選定に当たっては、風で循環させる世界一素敵な過疎のまち厚沢部町として計画し、国産風力発電を20基導入し、メーカー、地域新電力会社、地元建設業者が一体となって取り組むことが評価されたものと思っております。事業期間は、令和7年度から令和11年度の5年間であります。現在、詳細の事業計画を作成するため、環境省や関係機関と調整を行っている段階であります。1点目の新電力会社株式会社ハチャムが担う具体的な役割についてですが、その役割は大きく分けると2つになります。1つは、風力を主体とした発電事業、もう一つは、厚沢部町内の家庭や事業所に対して電気を供給する売電事業です。また、経営に関しては、株式会社であり、その出資割合は、素敵な過疎づくり株式会社が90パーセント、北海道ガス株式会社が10パーセントであり、現時点では私が代表取締役を務めております。なお、本定例会の補正予算で地域新電力会社出資金を予算計上しておりますが、御承認いただいた場合は、町が追加で出資し第三セクター化を図りたいと考えております。2点目の風力発電の総出力6,000キロワットが町内で使用する電力のどれぐらいの値になるかについてですが、風力発電の年間総発電量は1,314万キロワット/アワーに対し、現在町内で住宅や民間企業、公共施設における電力の年間総使用量は1,833万5,000キロワット/アワーであり、約71パーセント強を賄うことが可能であります。3点目の風力発電以外の取組については、自家消費型太陽光発電設備、木質チップによるバイオマス熱利用、中小水力発電など多様な設備を導入するほか、脱炭素ライフ体験教育プログラムや技術者向け研修制度の構築、電気自動車のカーシェアリングなど、ソフト面についても取り組む計画であります。4点目は、御質問いただいたとおり2022年6月に北海道ガス株式会社と厚沢部町は包括協定を締結しております。また、脱炭素先行地域申請の際には、北海道ガス株式会社も共同提案者として参画しております。計画書の中における具体的な役割として、北ガスが電力の需給調整等において役割を果たしていただくことに加え、今後の株式会社ハチャムの売電事業開始に伴い御支援をいただく予定となっております。5点目の最終的な到達点でありますが、脱炭素先行地域においては、あくまで二酸化炭素排出量を削減し、ゼロカーボンを達成することが最終目標となります。その事業展開の中で、エネルギーの地産地消の実現による地域経済活性化、地元企業の仕事や雇用創出を図るとともに、町民や事業所の電気料負担軽減にも寄与していきたいと考えております。以上でございます。

議員の再質問 香川

まずは、1点目の設問に対して再質問させていただきます。ハチャムが担う役割として、1つは発電事業、もう一つは売電事業であるとの回答を得ましたが、どちらにしても専門的な知識を得た方がスタッフとして従事しなければ、この事業自体がままならないと感じますが、その点についてはどのようなお考えか、説明を願います。

町の答え 政策推進課長

株式会社ハチャムの体制についての質問ということでありますけれども、まず、専門知識を持った者が必要というのは御質問のとおりかと思います。そして、来年度4月から事業が始まりますので、スタッフについてはこれからきちんと、現在どういう体制が必要かというところをまず洗い出しているところでございます。それに応じて、どこが専門スタッフでどこが一般のスタッフなのかというのも分かってきますので、ここはやはり町だけではなかなか解決しませんので、共同提案者である北ガスや、あと実際事業を行う駒井ハルテックさんですね、こちら風車を建てるということになりますので、そういった方々とちょっと御相談しながら人材確保を進めていきたいと考えております。以上です。

議員の再質問 香川

スタッフの内容については、これからいろいろと精査していくという話で分かりました。本来であれば補正予算の際に聞くべきことであるかもしれませんが、今回の一般質問の内容とかぶるためお聞きしますが、補正予算の19ページに脱炭素先行地域づくり事業計画策定業務委託料という項目がありますが、この業務策定はどこが担うのか、説明を願います。

町の答え 政策推進課長

補正予算にある脱炭素の計画策定なんですが、まず、その内容というものは、脱炭素先行地域に認定されておりまして、町長の答弁にもありましたとおり現在環境省と事業詳細について調整して、今地域として認定されているだけでありまして、最終的な計画書というのはこれから出していかなければいけない状況でございます。それを実際短い期間でつくっていくということになりますので、事業者につきましては、慎重に検討はしなければいけないんですけれども、今まで厚沢部町の脱炭素の先行地域の申請やエネルギー、厚沢部町のゼロカーボンの計画ですね、そちらのほうに携わった事業者さんが有力になるのではないかと考えております。以上です。

議員の再質問 香川

ということは、まだこの業務策定を行う業者というのは厳密には決まってないという捉えてよろしいでしょうか。

町の答え 政策推進課長

御質問のとおりでございます。業者の選定につきましては、当然補正予算を御承認いただいた後に指名委員会を通して決めることになりますので、現在確定という段階ではございません。以上です。

議員の再質問 香川

脱炭素先行地域、過去に3度応募して、今回念願かなって選ばれたわけでありますが、先ほど申し上げました事業計画策定業務、普通の応募であれば、事業計画策定も事前に出した中でと思うんですけれども、この応募の仕方、脱炭素先行地域の応募の仕方としてコンセプトだけを打ち出した形で提出すればよいものか、その点についても御質問します。

町の答え 政策推進課長

先行地域の申請につきましては、コンセプトだけではなくて取り組む事業内容、その概算の事業費、そして、例えば電力関係だったらその発電量、CO2の削減量など、あと実際の進める体制ということで、そのあたりを全て記載して申請することになります。ただ、申請後に有識者の審査というものがございまして、そこでいろいろ御意見を伺うことになります。そして、それがフィードバックとして町に返ってきますので、その意見を踏まえた中で最終的な計画をまた環境省に提出するというような流れになります。以上です。

議員の再質問 香川

事前の事業計画に関しては了解いたしましたが、実際この5年間取り進めていく中で、この事業をあくまでも推進していくのはハチャムということでよろしいんでしょうか。

町の答え 政策推進課長

令和7年度から5年間の事業計画ということで御質問のとおりでございますが、あくまで厚沢部町としての計画になりますので、共同提案者と一緒に5年間で取り組んでいくようなことになります。株式会社ハチャムにつきましては、事業の中心というよりは、町長の答弁にもありました、風力による発電事業と町民に対しての売電事業、そういったものを中心に実際の施策を取り組んでいく立場になると考えております。以上です。

議員の再質問 香川

では、回答書にもあります新電力会社の第三セクター化を図りたいとの回答をいただきましたが、この第三セクター化について、いま一度詳しい説明を願います。

町の答え 政策推進課長

株式会社ハチャムの第三セクター化ですが、株式会社ハチャムにつきましてその出資割合は、町長の答弁にもあったとおり、素敵な過疎が9、北ガスが1ということで現在9対1の出資比率で合計500万円ということになっております。ただ、株式会社ハチャムの定款上、出資金は1,000万円まで受け入れられますので、残り500万円を今回町が出資したいということで議案に乗せさせていただいております。そして、その出資することのメリットなんですけれども、まずは町が脱炭素先行地域の事業を中心的に当然進めていきますので、第三セクター化することによって町と同じ意思決定ができるというメリットがまず1つございます。また、今後の体制ということで冒頭再質問でいただきましたが、そういった中で町職員の派遣というのも第三セクター化することによって可能になるというメリットがあると。また、風車の事業、かなり大きい事業費になりますので、やはり株式会社ハチャムにしても、やっぱり金融機関の融資というのがキーポイントになります。そこで、第三セクター化をしていることによって融資の審査についても有利に働くということがございますので、そういった狙いがございまして、今回出資金を計上させていただいております。以上です。

議員の再質問 香川

分かりました。それでは、2点目についてお伺いいたします。町長からの回答にもありましたとおり、今進めようとしている国産風力発電20基を設置した場合、この厚沢部町内での年間使用量の約70パーセントほどを賄うことができるとの回答に自分も想像していた以上の発電量に驚きましたが、3点目の質問とも通じますが、残りの約30パーセント程度の電力は、太陽光発電あるいはバイオマスとか、あと小水力発電などの設備で賄い、最終的には町内の総電力の100パーセント全てこの事業で賄える予定であるのか、お聞きしたいと思います。

町の答え 政策推進課長

風力発電の賄える電力量ですか、それは町長からの答弁のとおりでございますが、全体となりますと、やはりゼロカーボンという観点からは再生可能エネルギーに切り替えていくということがございますので、そこは100パーセント以上にもっていきたいと。そういった中で、風車以外にも太陽光発電、あと答弁にもありましたとおり木質チップによるバイオマス熱利用、こちらの発電機能もついておりますし、中小水力発電とか多様な再生可能エネルギーを使いまして、総電力としては全体で供給していけるような計画に持っていきたいとは考えております。ただ、脱炭素の計画としましては、電気の使う量をどれだけ賄うかではなくて、あくまで温室効果ガスの削減なんですよね。そこが最終的な目標になりますので、実質は再生可能エネルギーの使用によって進んでいくところではありますけれども、計画としてはそういうふうになっているという御理解でいただければと思います。以上です。

議員の再質問 香川

了解いたしました。あともう一点、この2点目の設問に対しての質問となりますが、恐らく皆さん気にかかるかなと思いますので、議員協議会の中でちらっとは聞いてはいますが、この国産風力発電20基をどこに設置する予定であるか、お聞きしたいと思います。

町の答え 政策推進課長

風力20基の設置場所でございますが、一番有力候補地になっていて一番多くなるのが、美和の旧牧場ですか、こちらのほうになるかと思います。ただ、そこだけだとさすがに20基は建ちませんので、風通しのいいところというのがデータ的にはございますので、そこが設置可能かどうか、5年間の事業の中で検証しながら設置していくような形にはなりますので、中心地は美和ということで、その他は風況のいいところをきちんと確定させて設置していくような流れになります。以上です。

議員の再質問 香川

3点目の設問ですが、以前から言われています鶉ダムを活用した、中になるのか小になるのか水力発電ですが、実際は水利権の問題、あるいは設備建設等に膨大なコストがかかるのではないか、また、特定多目的ダム法という法律があり、あのダムは農業用水確保のためのダムでありますので発電用に流用するということが非常に困難なものと予想されますが、それでもダムを活用した水力発電を推進するお考えか、説明を願います。

町の答え 政策推進課長

御質問いただいたとおり、まず農業用ダムでございますので、その利用の制限というのはあるかと思います。また、水利権、こちらも解決しなければいけない課題ということで、先行地域に認定されましたので、これから国・道と協議していく形になろうかと思います。ただ、御質問のとおり、ダムについては小水力、こちらのほうはやっぱり事業費というのはそれなりにかかってくるかとは思いますので、そういった発電効率と事業費、その費用対効果を検証しながら、一体どういう形が最適なのかというのも含めて5年間の中で取り組んでいきたいと考えております。以上です。

議員の再質問 香川

水力に対しては、理解いたしました。次に、太陽光発電についてお伺いします。現在、上里地区、旧滝野小グラウンド跡地、そして旧美和小グラウンド跡地に太陽光発電設備を設置しておりますが、先日行われた議員協議会の説明資料の中で9か所の町有地に設置する予定であると説明を受けましたが、残りについてはどこに設置をする予定であるのか、もしも設置場所が決まっていましたら説明を願います。

町の答え 政策推進課長

太陽光パネルの残りの設置場所ということでございますが、まず基本は町有地ということで考えております。町有地の中でも、まず、上里移住交流センターがあるところ、あそこの裏というのがまだ空いていますので、まずそちらのほうの設置というのが考えられます。そのほか、ちょっとマップになっているんですが、下地区で5件、館地区で1件、鶉地区、ダムの周辺ですね、その辺りで2件と、鶉温泉のそばですね、そこで1件ということで、合計9件ということになっておりますが、設置場所につきましてはおおむねこれで変わらないのかなと思いますが、さらに調査しまして、発電効率のいい場所があれば、また変更していくという可能性はあるかと思っております。以上です。

議員の再質問 香川

ちょっと余談となってしまうかもしれませんが、今言った現存である3か所、上里地区、旧滝野小学校のグラウンド、そして旧美和小学校のグラウンド、この3地区に設置している太陽光発電ですが、あそこで得られた電力は今どのような形で使用されているのか、また、この支払いに対してはどのようになっているのか、説明を願います。

町の答え 政策推進課長

現在設置されている太陽光パネルというのは、あくまで北ガスさんが自費で設置した北ガスさんの所有物ということになりますので、その電力は北ガスさんのほうで売電されていると考えております。以上です。

議員の再質問 香川

ということは、あくまでもあそこで得られた電力というのは、今公共施設とかで使用されているわけではなくて、北ガスが独自に売電していると。そうすると、これから目指す、この施設も含めた9件の太陽光発電に関しては、実際どのような取扱いになるのか、説明を願います。

町の答え 政策推進課長

脱炭素先行地域の事業計画の中で進める太陽光パネルにつきましては、その設置者は株式会社ハチャムということで想定しております。株式会社ハチャムが、まず発電事業者としまして太陽光パネルを所有しまして、それを売っていくという形を想定しております。ただ、売るといっても、もちろん太陽光パネル設置には費用もかかりますから、売電をしながら設置費用を償還していくという形になります。以上です。

議員の再質問 香川

了解いたしました。では、4点目の設問に入らせていただきますが、北ガスと締結した包括協定がどうも分かりづらい部分がありまして質問させていただきますが、まずお伺いしたいのは、今回補正予算でも上がっていますが、地域新電力会社出資金ということで出資割合として、素敵な過疎づくり株式会社が90パーセント、そして北ガスが10パーセントという割合ですが、要するにこのハチャムの経営の共同経営者と捉えていいのか、また、あくまでも共同提案者、要はアドバイザー的役割にとどまるのか、その点について説明を願います。

町の答え 政策推進課長

ハチャムの出資割合と経営への関与ということになるかと思います。北ガスさんは、包括連携協定を結んでおりますので、厚沢部町の脱炭素の施策には全面的に協力してくださるということで意思表明いただいているのかなと思います。ただ、株式会社ハチャムにつきましては、その一環で出資はしていただきまして、いろいろアドバイスを現在もいただいているところでございますが、出資比率から言いますと経営まで関与するというところではないかとは思っております。実際、町も第三セクター化するのに出資すると出資比率は5パーセントということになりますので、例えば役員を置くだとか、そういったことはないかと考えております。ただ、出資をしつつ、いろいろバックアップというかサポートをしていただけるのかなとは考えております。以上です。

議員の再質問 香川

ちょっと先走って先ほど私先に言ってしまったんですけれども、共同提案者というこの言葉の響きが、そこがちょっと非常に分かりにくい部分ありまして、再度この共同提案者というものはどのような立ち位置になるのか、説明を願います。

町の答え 政策推進課長

確かに、言葉の定義という意味では一度も説明しておりませんので。まず、脱炭素先行地域の計画提案書というものは、冒頭から、主たる提案者は誰ですかと、共同の提案者は誰ですかということになります。当然、主たる提案者は厚沢部町ということになりまして、共同提案者は、厚沢部町と一緒に部分部分取り組んでいきますよという立場の方が共同提案者ということになりまして、その申請書でも共同提案者、今回8社いらっしゃるんですが、個別に、この会社は何に取り組みます、この団体は何に取り組みますということで記載していくような形で、一緒に事業を進めていく立場の共同提案者ということになります。以上です。

議員の再質問 香川

北ガスが脱炭素先行地域申請の際に共同提案者として参画しているという回答がありましたし、また、電力の需給調整や売電事業の開始の際、支援をいただく予定であると町長の回答で伺いましたが、今後はあくまでも売電事業のほうに北ガスが大いに御尽力をいただいて、発電事業に関してはそれぞれ、例えば風力発電に関しては駒井ハルテック社が風況調査、設計、施工を行う、それを最終的に統括するのがハチャムという図式となるのか、説明を願います。

町の答え 政策推進課長

まず最初に、北ガスさんの役割ということで、今御質問いただいたとおり需給調整というのには、アドバイスというよりは北ガスさんがいないと成り立たないということになります。なぜかというと、やはり全体量としますと株式会社ハチャムというのはやっぱり発電量も売電量も少ないということになりますが、地域新電力会社にはその売電の義務というのが課せられてきますので、電力が足りないときとかの需給調整という意味で北ガスさんとグループ的な連携を組んでいかないと成り立たないのかと思っております。また、先ほど風車の件ということで、風車についてはあくまで設置者は株式会社ハチャムということになります。そして、国産風力、現在駒井ハルテックということで進んでいるんですが、そちらはやはり御質問のとおり風況調査なり設置ということに取り組んでいただくことになります。また、設置に関しまして1つ駒井ハルテックにも役割がございまして、町内事業者をいかに育てていく、使っていくという表現もあれなんですけれども、町内業者にも仕事を回していくというような役割も担っていくことを想定しております。以上です。

議員の再質問 香川

了解いたしました。では、最終的に電気事業、設置のほうがある程度できて、そしていざ売電できる段階までなった場合、その支払先ですね、それはハチャムとなるのか、それとも北ガスになるのか、その点についても説明を願います。

町の答え 政策推進課長

まず、電力事業として株式会社ハチャムが電力事業を開始しますと、当然電力の契約というのは、例えば個々の家庭がどこにするかということになります。株式会社ハチャムと電力の契約をすれば、当然支払い先は株式会社ハチャムということになります。株式会社ハチャムにつきましても、当然発電だけだと利益は出ませんので、どういった売電で厚沢部町内の各家庭に電力を供給して料金をいただいていくかというのも、きちんと進めていかなければいけない点とは考えております。以上です。

議員の再質問 香川

今後そういう捉えてよろしいんですね。

町の答え 政策推進課長

あくまで今後ということでございまして、基本的には発電事業として発電設備を備えつけて、売電事業としまして許可を受けて体制が整った段階以降のお話ということになります。以上です。

議員の再質問 香川

先ほどの売電の関係なんですけれども、例えば公共施設で使用する場合、それは購入先から買うという形なのか、供給するという形になるのか、その点についても説明を願います。

町の答え 政策推進課長

当然公共施設も電気を使っておりますので、電力を供給していくことになるというのは、御質問のとおりでございます。ただ、設置者が株式会社ハチャムになった場合は、やはり自家消費ということにはちょっと当たらないので、電力を買っていくことになります。以上です。

議員の再質問 香川

了解いたしました。そしたら、最後の5点目の設問に対して再質問させていただきます。火力に頼らない風力発電等を設置し、二酸化炭素排出量などを削減し、ゼロカーボンを達成することが最終目標であると回答をいただきましたが、いまさらですが、ゼロカーボンの概略を申し上げますと、企業や家庭が排出する二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から、植林、森林管理などによる吸収量を差し引いて、排出量の合計を実質的にゼロにすること、それがゼロカーボンの定義でありますが、どうしても温室効果ガスの排出量削減の取組のほうに目が奪われがちですが、逆に植林、森林管理などの吸収量のほうはいかなる状況であるのか。厚沢部町は森林豊かなため、CO2削減のその取組だけをすればゼロカーボンを達成できるものであるのか、説明を願います。

町の答え 政策推進課長

ゼロカーボンの取組という点では、全く御質問のとおりで、再生可能エネルギーの活用だけだと追いつくものではございません。厚沢部町の計画の中でも、やはり2013年度が基準年度になるんですが、2030年の目標年度につきましては、森林吸収分によってもきちんとマイナスを出していくような計画になっております。それにつきましては、2030年度目標としまして、森林吸収分でマイナス29.4パーセントを占めていくということで、かなり計画量の中では大きいウエートを占めているということで、全く御質問のとおりだと思います。この点につきましても、森林保全をしながら取り組んでいく形になってくるのかなと考えております。以上です。

議員の再質問 香川

これ質問ではないんですけれども、ようやくこれからスタートの段階だと思います。何とか目標としていますゼロカーボンの達成とより多くの地域内電力の地産地消がうまく実現できますことを願って、私からの一般質問を終了とさせていただきます。ありがとうございました。

出典:厚沢部町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月10日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる