七飯町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月6日
大沼下水浄化センターの事業について
- 聞いた人
- 上野武彦 議員
- 答えた人
- 上下水道課長 池田晃
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 上野武彦
大沼下水浄化センターの事業についてであります。大沼下水浄化センターの事業に関して、公営企業経営審議会からの汚水処理方式の見直しを求める答申に応え、町は見直しの計画を進めておりますが、以下の点についてお伺いいたします。1点目、公営企業審議会の答申による汚水処理方式の見直しを求める理由について。2点目、町が進めている見直しの内容と今後の見通しについて。- 8 -以上です。
町の答え 上下水道課長 池田晃(上下水道課長は2025年3月まで)
それでは、大沼下水浄化センターの事業について、上下水道課より答弁いたします。1点目、公営企業審議会の答申による汚水処理方式の見直しを求める理由についてですが、特定環境保全公共下水道事業において、営業損失を発生させている大きな原因の一つに大沼下水浄化センターの費用があり、現在の汚水処理量などに合わせた効率的な汚水処理方式の検討を行うよう公営企業経営審議会より、令和3年度に答申されているためでございます。2点目、町が進めている見直しの内容と今後の見通しについてですが、令和4年度発注の特環下水道汚水処理施設再構築基本方針策定委託業務の報告書を通じ、現在の標準活性汚泥処理とコストの比較や実現性などの視点で新汚水処理方針の検討をさらに進め、令和5年度には汚水処理方式の詳細な選定に必要となる調査、設計、概算費用算出等を行い、関係機関との事前協議に入る予定でございます。私からは以上でございます。
議員の質問 9番 上野武彦
今の答弁では、大沼浄化センターそのものが非常に七飯町の下水処理事業に関して負担になっているということが言われました。そ れ で 、 大 沼 の 下 水 処 理 セ ン タ ー に 関 し ては、従来計画したときには周りに非常にいろいろな事業が行われるということを想定して、かなり過大に計画が進められたということだということなのですね。特にこの大沼ではいろいろな開発計画が予定されていたと。例えば別荘地の計画だとか、それからリゾート計画だとか、こういうものを想定していたためにかなり過大な人口増を予定していたと。またそれに伴う汚水処理の規模を想定して現在の施設が建設された と い う こ と が 原 因 だ と い う こ と な の で す よね。それで、今の施設をこのまま使っていこうとすると、相当な建設、建て替えとかそういうことに関しては相当なお金がかかると。町の計画では45億円を超える、この50年間で投資をしなければならないというようなことがありまして、それに代わる事業としてどうしたらいいのかということで幾つかの案が検討されております。私が調べた限りでは、三つの案が計画されております。一 つ の 案 は 、 今 の グ リ ー ン ピ ア ル ー ト 、 グリ ー ン ピ ア 大 沼 と か 赤 井 川 、 こ う い っ た 処 理区、これを森のほうに返還してしまうと。それから、大沼プリンスホテルなどの周辺の今改修しているところを切り離して、それの部分は合併浄化槽と、浄化槽設置方式に切り替えるというようなことが検討されているのが一つの案です。二つ目の案は、今の処理対象区は変更しないで浄化センターの処理方式を変更するというような方法です。それによりますと、今は大規模な形で処理をしているわけですけれども、これを小規模処理施設に切り替えると、そして函館湾の流域下水道につないでいくというような方法が二つ目です。三つ目は、現在の処理のまま、処理といいますか地域はそのままにして、これを処理をせずに函館の函館湾の流域下水道につなげていくという、この三つの案が検討されているということですが、答弁の中ではそうした具体的な答弁がございませんでした。それで、改めてお伺いいたします。それで、この三つの案にはそれぞれ問題点があると思います。まず最初の一つ目の案、切り離していくという案ですね。そして合併浄化槽を設置するという方法なのですけれども、これについて一つお伺いしたいのですけれども、合併浄化槽を設置して処理をするということになりますと、その汚水はどこに流すのか、大沼に流すのかどうか。それからグリーンピアルートの森町関係、これはどういうふうになるのか、まずそこをはっきりさせていただきたい。それから、二つ目の案の場合です。二つ目の案の場合は、今の処理に関して対象区は変更しないで、浄化センターの処理方式を- 9 -小規模化に切り替えるという方法です。この場合も処理水は最終的に函館湾の流域下水道に流すということなのですけれども、処理水の一部は小沼に流すというふうになっています。小沼へ放出して問題はないのか。それからこの方法では社会実験が必要だと言われておりますが、それはどのように考えているのか、それについて二つ目にお伺いします。それから三つ目の案の場合です。三つ目の案の場合は、全然処理をしないで今の函館湾の下水処理場に流していくという方法です。そのためには大沼トンネルを通った処理水を流す方法が考えられております。この三つの案が実際に町は検討しているわけですけれども、今の答弁ではどの案でいくことを考えて進めようとしているのかも答弁がありませんでした。これについて、3点のこういった具体的に検討している中身について、それぞれ問題点があるのではないかというふうに思いますので、それについて改めて答弁をお願いします。
町の答え 上下水道課長 池田晃(上下水道課長は2025年3月まで)
再質問についてお答えいたします。大沼下水浄化センターの現在の汚水処理方法は先ほども説明したとおり、標準活性汚泥処理法であり、それに代わる方法として、先ほど議員のほうから再質問のありました小規模な処理方法ですとか、浄化センターへの接続等というような具体的な御質問があったかと思います。それに代わる方法としては、先ほど言いましたようにオキシデーションディッチ方法ですとか 、 そ の 簡 易 型 で あ る プ レ ハ ブ 式 オ キ シ デ ーションディッチ方法、工場製作型極小規模処理施設による汚水処理、函館湾浄化センターでの汚 水 処 理 、 広 域 化 で す と か 濃 縮 汚 泥 だ け の 搬送、そのほか浄化槽による個別処理などについて 、 先 ほ ど 具 体 的 に ど う い っ た 内 容 な の かちょっと分かりかねるというような質問があったと思います。先ほどちょっと説明が漏れましたが、令和4年度の特環下水道汚水処理施設再構築基本方針の策定委託業務の報告がまだ最終的なものがまとまっておりませんので、具体的な内容についてはまだ言及を控えさせていただきたいと思います。また、令和5年度以降にその特定環境保全公共下水道の新汚水処理方式の選定に必要となる調 査 設 計 等 を さ ら に 進 め る 予 定 で ご ざ い ま すが、これらの事業の整備には社会資本整備総合交付金事業等を活用する予定であり、所管官庁との協議が今後必要となります。施工方法の検討等についても、先ほど大沼トンネルのお話があったかと思いますが、具体的な内容について確固たるものをできるかできないかという実現性という一言でちょっとまとめさせていただいたのですが、それらの点についても詳細に検討していく予定でございます。ですので、現段階で新汚水処理方式の具体的な内容に関しては協議をさらに進めて、今後詳細な検討を図るということで、条件が整い次第情報提供等を行う形を 取 ら せ て い た だ き た い と 思 い ま す 。 で す ので、再質問にありましたグリーンピアルートの扱いですとか、浄化処理の放流先の件についても現在報告書の詳細な内容を精査した上で、本当にできるかどうかということを確認の上、正式な情報提供に努めてまいりたいと思いますので、以上御理解いただきますようよろしくお願いいたします。私からは以上でございます。
議員の質問 9番 上野武彦
今答弁いただいたわけですけれども、質問に答えてないというところがあります。これは質問に答えていただきたい。先ほども言いましたように、町は具体的に計画を三つ作成しているのです。そのどれでやろうかというところまで来ているのです。それなのに、それぞれの計画の内容について質問して- 10 -い る こ と に つ い て 、 何 の 答 弁 も さ れ て い な いと。これはちょっと問題ではないか思います。特に、このそれぞれの計画は町が作成したものです。そして、いろいろなやり方についても検討しているはずです。ですから、私の質問したのは、その計画の中でこの点については問題があるのではないかという質問なのですよね。それについて答えられないというのは、計画そのものが問題だということにならざるを得ないですよ。ちゃんと答えてください。
町の答え 上下水道課長 池田晃(上下水道課長は2025年3月まで)
答 弁 に 入 る 前に、私の認識不足のため、町民の皆様並びに七飯町議会議員の皆様の貴重なお時間を頂きましたことについておわび申し上げます。それでは、質問にありました町の具体的な計画等について答弁いたします。質問のありました三つの汚水処理方式については、現在委託中の特環下水道汚水処理施設再構築基本方針策定委託業務で、汚水処理方式の検討等を行うことを通じ、各種処理方式の課題等について報告書という形で整理し、具体的な汚水処理に関する方向性を見定める予定となっておりますので御理解願います。私からは以上でございます。
議員の質問 9番 上野武彦
今 答 弁 い た だ き ま し たし、議運の結果なども頂きました。それで、私が今回質問しました資料に関しては 、 今 皆 様 に お 届 け さ れ て い る と い う こ と です。これは令和3年10月29日に町が公営企業経営審議会に提出した資料でもあります。これを基にしながら、町は今具体的に計画を作成するための調査委託を出しているということです。それで、その調査委託について、ちょっとお伺いしたいのですが、これは令和3年の資料の中身なのか、それともそれに付け加わった資料として調査委託をしているのか。その委託をしている内容について、もう少し詳しく答弁いただきたいなというのが一つです。それから、その調査委託の回答はいつ回答されるのか。そして、その回答が受けた段階で、今後町はどのような計画でこの問題を進めようとしているのか、これについて最後に質問しまして、よろしくお願いします。
町の答え 上下水道課長 池田晃(上下水道課長は2025年3月まで)
質問のありました特環下水道汚水処理施設再構築基本方針策定委託業務については、令和4年7月7日から令和5年3月24日までの委託期間となっております。業務の仕様としましては、基礎調査、施設計画検討、費用比較検討、再構築基本方針策定となっており、具体的には収集した情報の整理等を踏まえ、検討に必要な条件、そこには問題点- 11 -や課題等を整理した上で検討ケースを複数提示し、各検討案における概略施設検討を実施する内容となっております。また、これらの施設検討に基づき、各検討案の大まかな建設費、維持管理費を算出し、ライフサイクルコストを算出する内容となっております。この報告書をもって、七飯町として早急に議会 を は じ め と す る 町 民 の 皆 様 に 情 報 提 供 を 行い、現在特定環境保全公共下水道を利用されているお客様への影響を考慮しながら、速やかな汚水処理に関する方向性の策定を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。私からは以上でございます。