森町議会 令和4年森町議会9月会議 2022年9月2日
土地改良事業と下水道事業に係る不納欠損処理の責任問題について
- 聞いた人
- 檀上美緒子 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 檀上美緒子
それでは、第2問目、よろしくお願いいたします。昨年度国営駒ケ岳地区土地改良事業受益者負担金と施設使用料、下水道受益者負担金と下水道使用料の長年に及ぶ不適切な滞納者への対応と事務処理から、2億円を超える不納欠損をせざるを得なくなりました。この間2回の議会全員協議会、町長の町民へのおわびの文書発行や森と砂原地区2か所での住民説明会で経過や原因、今後の対応策が報告されています。その後の上下水道課と農林課における徴収可能な部分への対応には努力や改善が見られています。こうした努力があり、時効成立で徴収できないものは町民の貴重な税金から不納欠損せざるを得ないと分かりつつ、町民の多くはその原因と額の多さには納得し難い思いでいます。ですから、住民説明会で求められた責任問題を含めた報告書の作成が急がれます。私は、国営駒ケ岳地区土地改良事業について2020年、令和2年に受益者負担金の国への償還終了に伴い、大きな問題になるとの認識はありました。総務経済常任委員会で何度か質疑もされています。しかし、滞納問題、不納欠損処理問題としてしっかりとした追及も審議もしたとは言えません。下水道問題では、こうした問題を抱えていたことすら認識がなく、議員としての責任を感じているところです。職員、理事者、議会に関わってその責任を明らかにしなければ町民に納得してもらえないと思っています。できるだけ今年度中、無理なら今年度中には中間報告という形で町民への報告書を出すというのが3月に行われた住民説明会での町の答弁です。今現在の報告書作成の進捗状況と見通し、体制についてお聞きいたします。よろしくお願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。債権回収につきましては、これまで納付誓約の徴収、金融機関への預金照会、執行停止に向けた相続人等の調査、預金の差押えの実施を行ってまいりました。加えて庁舎内における連携体制の構築をはじめ自治体債権回収等の研修会への積極的な参加、先進的な取組をしている市町への視察など、改善に向けて取り組んでおります。報告書作成の進捗状況と見通しにつきましては、これまで本業務に携わった職員からの聞き取り調査を継続しており、本件に関わりのあった前理事者からも聞き取り調査を実施してまいります。町としましては、以前申し上げたとおり、年度内には調査報告書を作成し、報告させていただきたいと考えております。以上です。
議員の質問 11番 檀上美緒子
確認なのですけれども、職員の聞き取り、そして前理事者の聞き取りもされているということで、前理事者といえば梶谷氏、それと佐藤氏のお二人、湊さんはもうお亡くなりになりましたからあれなのですけれども、そのお二人がきちんと事情について聞き取りできているということなのかどうかというあたりについて確認させていただきたいと思います。それと、特に経過だけではなくて、責任をどう取るのかということも住民説明会の中では住民の皆さんからの問いかけというか、要望というか、そういう内容の発言が多かったかと思っています。その辺りについての考えについてもお願いしたいと思います。それと、もう一点、先ほども言いましたけれども、体制としてこの問題、報告書作成に当たってどういう体制を、それこそ庁舎の部分においては検討委員会を立ち上げるとおっしゃっていたのですけれども、この責任問題、また事実経過においてもそうなのですけれども、事実をきちんと整理して、責任も明らかにしていくというための体制づくりというか、それはどうなっているのかというあたりについて改めてお願いいたします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。前理事者とはどなたが該当するのかというところでございますが、議員おっしゃるとおり、前理事者、梶谷さんと佐藤さんでございます。現在進捗等につきましては、担当課のほうで照会をかけて進めている最中でございまして、現段階では特段ご報告できる内容等々はございません。しかし、しっかりとこちらのほうは進めまして、当然報告書のほうにも何らかの形で反映していかなければならないというところは認識しております。もう一つ、調査の体制というところをご質問いただいたと思いますが、こちらに関しては総務課、そして各担当課、農林課と、あと上下水道課、その3つが主体となって進めております。当然その体制は、調査もそうですけれども、債権回収のほうの体制の強化というところも併せて行っているところでございます。今後もしっかりと進める中で、まだまだ自治体としていろいろなことを積み上げて、研修等々も含めて行っていかなければなりませんので、そこはしっかりと担当課だけでなく、現理事者の私も含め対応していきたいなと考えているところでございます。そして、責任に関してというところもご質問いただきました。これも当初この問題が発覚といいますか、議会のほうにご報告させていただいているところから一貫してお話しさせていただいているのですけれども、不適切な事務処理というところの責任に関しては、やはり当代の私の責任というところで、何らかの形で議会に上程させていただくことになるのかなと考えております。いろいろなご質問を多分その際にもいただくのかなと思っているところではありますが、当然何らかの目に見える形としての責任と、そして今後どうやっていくか未来に向けての体制づくり等々の方針を示すことも責任の一つであると考えておりますので、あわせてその辺もご理解いただければなと考えております。以上です。
議員の質問 11番 檀上美緒子
理事者の部分で2人とも対象にしてということですので、事情を聴くだけではなくて、そこでの私責任もやっぱりある程度取ってもらうというくらいの姿勢も必要なのではないかなというふうにして思うのです。現町長がということではなくて、やっぱり実際にやってきた方ですので、理事者として。そこにおいて、結果的にどういうふうな形になるかは分からないのだけれども、やっぱり責任はきちんと感じてほしいし、何らかの形で取るというくらいの姿勢でぜひ臨んでほしいなというふうにして思っています。それと、私自身は議員ですから、私自身の責任の取り方というのも考えなければならないなというふうにしては思っているところなのですけれども、職員の部分に関わってもトップがいて、それこそいろいろ下に来て実際の実務というふうな形ですから、最終的にその人にどれだけの責任を取らせるかという部分はあるのかも分かりませんけれども、やっぱり私はそこの部分も含めてきちんとした責任を取るということは必要だろうと思っているのです。それが厳重注意になるのか、戒告になるのか、その辺りはあれとして、とにかく不適切な事務をやったという部分においてそれなりの反省なり、処分をきちんとするということが重要かなと思っているのです。とりわけ不適切な事務処理の理由というのがあまりにもこれって理由になるのかというふうな感じを受けざるを得ない中身なのです。例えば法令的に十分に理解していなかったとかということですし、また特に農林課の部分でいけば時効になっているのに徴収していたという、だから返金しなければならなくなったとかというような話を聞くと、これは不適切通り越してあまりにも無知というか、そのくらいの問題として捉えるべきだろうというふうにして思うのです。そういう状況に対して町長だけで済んで、実際にそれを担当した部署が何も責任を取らないというのはあり得ないだろうと思うのですけれども、その辺りも含めて最後お願いいたします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。前理事者の責任をどう追及というところでご質問いただいたと思うのですけれども、これは結果として報告書を出して、それを町民の皆様がどうご判断されるかというところも含めて、それは今度当代の私の責任であり、判断されることなのかなと考えています。基本的には先ほど答弁させていただきましたとおり、全ての判断、そしてその判断に対する町民の評価、そういったものは現理事者の私に下されるものだと捉えておりますので、職員に対する処遇に対してもしっかりと考えていかなければなりませんが、農林課と上下水道課の検討する内容には若干違いがあるというところもあるのですが、ひとつこういう機会ですので、お話しさせていただきますと、町長になってみて分かったのですけれども、町長の采配というか、町長の意向というものがどれほど強く職員にかかるのかというのが本当に身にしみて私は感じております。そんなつもりはなかったとか知らなかったということは、町長としては通用しないと私は思います。そういう意味でも、自分を戒める意味でも、今後町長として行政執行を進めていく中で本当に気を引き締めて進めていかなければならないし、体制をどう構築していくか、職員とどう関わるか、職員の話とか職員が今80何を考えているかとか何を課題に思っているかというところも町長が責任を持って、町のトップとして組み入れて、聞いていかなければならないなと考えております。処分に関しましては、繰り返しの答弁になりますが、しかるべきときに議会のほうに私のほうから上程させていただきたいと考えております。以上です。