みんなの議会

森町議会 令和4年森町議会9月会議 2022年9月2日

公共施設の老朽化について

聞いた人
斉藤優香 議員
答えた人
教育長 毛利繁和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 15番 斉藤優香

通告に従いまして、質問させていただきます。公共施設の老朽化について。これからの森町をどのような町にしたいのですか。町の公共施設のほとんどが老朽化しております。裏を返せば30年、40年前は新しい公共施設ができ、町には活気があり、町民が自慢できる町であったと思います。町政執行方針でも変革の波に乗り遅れることのないよう活気あふれるまちづくりを進めてまいりますとあります。ですから、今これからの人たちのために50年先を見据え、基本構想を基に町民が使いやすく、誇りに思い、住み続けるまちづくりが必要であると思います。特に文化教育施設の老朽化は、一時しのぎの修繕では追いつきません。不便、不自由です。まずは多くの町民が望む公民館、図書館、体育館、郷土資料館など複合した文教施設の計画に早急に着手するべきです。また、古くとも有効活用ができるものは民間利用なども視野に入れ、保存と利活用を促進し、次の世代に引き継いでいくことも大切であると考えます。教育長の所69見をお伺いします。

町の答え 教育長 毛利繁和

お答えします。ご質問のとおり、公民館等の建物は古く、利用者の皆様にご不便をおかけしております部分もあることは承知しております。複合文教施設の計画につきましては、6月会議での答弁において触れましたが、現在公民館、役場庁舎等の複合施設の建設のための検討委員会の立ち上げの準備を進めており、第1回目の実施を今月中にでも実施する方向で準備が進んでいます。まずは職員での検討委員会にてその機能、規模、スケジュールなどの主な事項を取りまとめていきたいと考えております。また、体育施設については、施設状況の全体的把握や効率的、効果的、中長期的な施設改修を見据えた社会体育施設長寿命化計画を本年度中に策定し、各施設に係る今後の方向性について検討を進めていくとともに、施設利用者安全確保の観点から、長寿命化計画と並行して本年度の森町民体育館をはじめとした改修実施の対応も行ってまいります。なお、公共施設の民間利用につきましては、要望等がありましたら森町財産規則の基準にのっとり、利用可能な部分については有効活用していきたいと考えております。以上です。

議員の再質問 15番 斉藤優香

再質問させていただきます。午前中の松田議員の一般質問の回答からも、教育長の考えられる教育に関する考え方よく分かりました。私は、公共施設の老朽化ということで、施設面からまた教育長のお考えを聞きたいなと思っております。先ほど教育長も言われましたように、社会体育施設長寿命化計画、これだけではなく、社会教育施設の長寿命化計画も策定するというふうになっておりました、教育行政執行方針では。これも併せてやっていくということになるのでしょうか。あわせて、2020年から2029年の10か年計画の森町学校施設等長寿命化計画というのがあるのです。その中の一環としてこちらのまたそれぞれの教育施設の長寿命化計画の策定に取りかかるということになるのでしょうか。というのは、今から取組が始まるといいますけれども、学校施設の長寿命化計画というのは2020年からもう始まっているわけでして、私もこの一般質問したときにはこういう答えが返ってくるとは思っていませんで、今朝新聞を見て知られたという方もいっぱいいると思うのですけれども、私たちにしてみれば突然試掘調査が始まったような感じ。この試掘も候補地の一つということで、一体どういう基準でその候補地を決めたのか、それからその中からどのように決めていくのかとか全然分からないのです。そこが空いているからというだけではないであってほしいというのは、もう決まったことなのですけれども、突然森小学校に幼稚園が入るという話があった。目的とか目標とか計画が定まっていない中の目先のことだけに対応した考えでまちづくりをしていくのは危険だと私は思うのです。先ほど一般質問の回答でも小学校に幼稚園が入ったというのは、財政面ということが一番合致したのでみたいな返答だったと思うのですが、私は教育委員会とし70ては、もちろん財源は大事ですけれども、子供たちにとって何が一番大事かということを考えてこうなりましたという理由があったらいいな、何か私には子供たちにはあまりお金を使いたくないように聞こえてしまったので、お金ではなく、子供たちにこういう教育を受けさせたいというところに重きを置いてもらいたいなと思いました。先ほどもありましたけれども、公共施設の老朽化対策には教育施設だけではなく、集約複合化は不可欠であることから、庁舎内だけではなく、早い段階からあらゆる層の町民に参加してもらい、例えば意見箱を置くとか、アイデア箱みたいなのを置いておくとか、早い段階から参加してもらうということが大事ではないかと思います。そして、環境に配慮した森町に合ったものを造る、そのためにもプロポーザル方式を取り入れて、町民と共に考えていくことが活気あふれるまちづくりの第一歩になるのではないかと思います。森町の子育て支援に関しましては、住みたい町や人口増加の町以上にいろいろな施策等援助を行っていると思います。効果が現れないのであれば、町自体の魅力や発信力が足りていないのではないでしょうか。幅広い年齢層が安心して楽しんで住み続けられる豊かな町を目指していきませんか。それで、教育長が考える新しい施設への再編への思いと、そこで培われていく生涯学習や人材の育成をどのように考えているのかお聞かせください。

町の答え 教育長 毛利繁和

ありがとうございます。議員のおっしゃっていること全てに答えれるかちょっと今自信ないところですけれども、まず一番最後が一番重要な点かと思います。老朽化にいろいろな施設が陥っている、そこで今計画を立てながら、新しい施設が議員おっしゃるように向こう10年、20年と言わず、もっと先も見据えたまちづくりに直結するような、そんな施設になることを願っているというか、そういうお話と受け止めているのです。新しい施設、まず公民館をはじめとしたそういう文教施設のほうですけれども、昨日来町長のほうでも宣言したとおり、役場との複合庁舎ということでこれから話を進めていくことになろうかと思いますけれども、先ほどの答弁にも関係するかもしれませんけれども、議員おっしゃったように幅広い年齢層の町民の皆さんが集いやすいというか、そういう施設であったらいいなと思っていますし、そのような声は出していきたいと思います。ただ単に文化施設とか文教関係に興味がある方ばかりではなくて、そこにあることによって興味を持ってもらえる、関心がまたそこで生まれるとか、そういう会話ができるようなスペースも設けたりして、町民の方々が気軽に来れる。大事なのは、そういう機会をできるだけ身近なところに置くというのは私たち行政の務めですから、そこで町民の皆さんが文化のことにちょっと興味を持ってもらえるような、そんな施設になっていったらいいなというふうに思っているのが私の思いです。それから、早い段階からそういうことに関して町民の意見を入れることが大事という点については、これから開かれる検討委員会が、私は答える立場にないですけれども、もちろん町民の声をどのように取り入れるかというようなことも含んできっと検討委員会が進んでいくと思いますので、町民の意見を取り入れないで何か話が進んでいくということで71はなくて、節目節目にきちんと町民の意見を取り入れる仕組みをつくるというようなことで、これは今検討委員会が始まる前に私の予想で言うと、そういうことにはなっていくと思います。それから、森小学校に幼稚園が入ることに対してのご質問がございました。まず、決め方なのですけれども、今日の松田議員に対する答弁でもお話ししましたけれども、ある程度保護者と合意形成を図るということは非常に重要な点でございまして、そういう意味では最初から町で何か方針を決めて、固定化させてお話しするというよりは、いろいろと協議をしながら話を詰めていくということが非常に大事な作業になりますので、その点は今回の森幼稚園についても最初からこの方向でという示し方ではなくて、ただこの方法だとこういうメリット、デメリット、この方法だとこういうメリット、デメリットというようなことで示しながら、ご理解を深めていただけたというふうには思っております。財源の話も出ましたけれども、私はやはり財源を全く頭から外してということは、町民の財産ですから、町民のお金を使ってこれは建てていくわけですから、もろもろな意見ございますでしょうけれども、財源のことを頭からすっかり外してというのはなかなかできることではないなというふうに思っています。その一方でこういう教育を受けさせたいということがどこまで盛り込めるかというそのバランスというか、折り合いというか、そこはどうしても考えざるを得ないかなというふうには思っています。全てのお子さんであったり、青年であったり、町民の皆さんが必要な教育を受けられる、いつでも自由に受けられるというのは理想ではあるのですけれども、それに努力はするのですけれども、なかなか理想に近づけずに、じくじたる思いをすることは当然あるのですけれども、やっぱりそういう折り合いを考えながら、行政としては進めていくことがどうしても必要になってくるかなというふうに思っています。それから、複合施設試掘調査の話が出ましたけれども、決して目先のことというよりは、試掘調査はあそこに決めたというふうな捉え方をされかねないような言い方とかご意見も出るのかもしれませんけれども、あくまでも候補地の一つということで、ただあそこに関しては昨日出ましたようにもしかしたらという場所なものですから、それでまずはもしかしたらあそこになるかもしれないけれども、そこに何かがあるかもしれないということで、その調査というふうにご理解いただけたらうれしいというふうに思います。あとは、今年度議員おっしゃるように様々な計画の改定年度というか、そういう年度になっておりますので、そういう計画の中に皆さんのご意見を参考にしながら、よりよい計画づくりをしていきたいと思っています。以上です。

議員の再々質問 15番 斉藤優香

再々質問させていただきます。教育の面でも公共施設を再編するということでも教育長の考えはとてもよく分かって、町民のためになるのではないかなということは分かりました。現在ただ森町には300を超72える公共施設があります。それのほとんどが老朽化していて、そのときは先ほども言いましたように必要なものを必要なだけ造っていたということがあったかもしれないのですが、40年以上もたち、町も暮らしも変わった今こそ次の世代のためのこれはまちづくりになっていくと思うのです。それには各課ばらばらとかではなく、本当に森町が一丸となって、教育委員会も行政も町民もみんな一丸となって、公共施設等総合計画にのっとってまちづくりをしていくということが、もちろん日本全体の人口は減っているので、なかなか増やすということはできないかもしれないのですけれども、減っていく前提なのか、それとも増えている町もあるということは事実なのです。なので、少しでも町は人口増加にもつなげていくという考えで取り組んでいっていただきたいなと思います。令和3年に計画されました森町過疎地域持続的発展市町村計画の教育の振興の中で、児童生徒の減少に伴い小規模化する学校の教育活動の充実やSociety5.0時代へ変化する社会に対応できる教育が求められており、多様な子供たちを誰一人取り残すことのない公正に個別最適化された学びの実現が急務となっておりますとあります。その対策の一つとして、地域に根差した魅力ある学校づくりと次世代を担う人材育成を図りますとあります。それと、学校施設整備の基本的方針というのもありまして、その中でも3つ言われているのですけれども、高機能かつ多機能で変化に対応し得る弾力的な施設環境の整備、健康的かつ安全で豊かな施設環境の確保、地域の生涯学習やまちづくりの核としての施設の整備とあります。であるのならば、学校単独でもう考える時代ではなく、地域にある老朽化した公共施設を集約、複合化し、避難所の確保なども含め地域住民の安心、安全を守り、地域を守るまちづくりこそ町が目指す将来像、みんなで創ろう海と緑の理想郷につながると思います。ぜひチャレンジしていただきたいと思います。低コスト公共施設森町モデル事業や資金面でも事業総額の最大45%分が優遇される措置のあるうちに活用し、特色と魅力のある生涯学習のための複合整備をぜひ考えていただきたいと思います。教育長の所見を再度お伺いします。

町の答え 教育長 毛利繁和

私の所管する範囲でお答えしたいと思います。まず、公共施設の老朽化の中でも私の所管する公共施設も多数ございまして、40年以上もたって、みんなそのことについて単に教育関係だけではなくて町全体でトータルして考えないと、なかなかこの先進まないというご趣旨だと思います。全くそのとおりで、今回73も例えば公民館等々については単に教育委員会所管ばかりではなくて、庁舎も結局複合施設的に扱うとか、それからせんだっての森幼稚園移設の話では認定こども園の話、可能性というのですか、そこの話も出ていますので、時代としてはやっぱり一つの部局で抱えられるような話ばかりではないというふうには認識しております。したがって、この先、確かに全国見ると人口が増えている町もあるのですけれども、現在日本全体が人口減少になっていますので、予想としてはこのまま人口減少をちょっと意識した形で将来像をやっぱり考えていかなければならないと思うのですけれども、そうしたときに先ほどの話にあるように、ただただ今までと同じように自分の住んでいるエリアに全ていろんなものがそろっているということは考えづらい状況にあるのかなというふうに思っています。ですから、教育委員会といたしましても決して自分たちの所管するものばかりではなくて、他部局と積極的にそういうことを協議しながら、この先これからのまちづくりに対して進んでいかなければならないなと思っています。その中では、先ほど小規模の話も質問の中にございましたけれども、小規模なりの、いや、森町なりの学校を含めた教育の施設の在り方というのですか、そういうことも今後私の検討していかなければならない事項だと思っておりますので、新しいまちづくりに関係しての事項については今後も皆さんのご意見聞きながら、検討を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。

出典:森町議会 令和4年森町議会9月会議 2022年9月2日 議事録 PDF(69ページ) 間違いを知らせる