森町議会 令和4年森町議会9月会議 2022年9月2日
高齢者ドライバーの免許証返納対応について
- 聞いた人
- 山田誠 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 山田誠
それでは、私は1点、高齢者ドライバーの免許証返納対応についてということで質問させていただきます。交通違反歴がある75歳以上の高齢者ドライバーを対象に本年、令和4年5月に導入された運転技能検査、要するに実車試験でございますが、道内では7月末で441人が受検し、10人が不合格であったということでございます。約2%です。運転免許証の自主返納は、道で令和3年が1万9,000人、令和4年は6月までに9,000人となっております。加齢による注意力の衰えは自覚しにくく、技能検査によりそれに気づくきっかけになればと考えているところであり、高齢ドライバーの免許証返納も増えることは期待されるものでございます。我が森町も森警察署管内取扱い、森町だけで返納者は5年間で147人、年々増加するものと推定されております。町では、公共交通の実証運行計画が策定され、10月より実証運行を行う予定になっており、3月まで無償、4月からは有償となる見込みでありますが、高齢者ドライバーの返納者に対する対応を特に考慮すべきであると私は思っております。各種ショッピングセンター、また各種医療機関等々を通過することになっているようですが、乗降箇所については55デマンドバスまでいかないにしても、できる限り利用者の希望に添うような設定を期待するものでございます。一般の方々だけでなく、特に免許証返納高齢者ドライバーの方々の日常生活に支障のないように十分に配慮した取組を行うべきであると思っております。実証実験を踏まえて、よりよいルールを設定すべきと思料いたしますが、町長の所見をお伺いいたします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。以前より高齢者ドライバーによる交通事故等についてマスメディアなどを通じ、目にすることが多くなっていると感じるとともに、年齢を重ねるにつれ運転に対する技術力、注意力などの低下が懸念され、高齢者自ら免許証を返納する状況が増えてくるのではないかと私も推測しております。さて、議員ご質問の高齢者ドライバー免許証返納者に対しての公共交通での取組につきましては、昨年度策定した森町地域公共交通計画の調査段階における町民アンケート、地域での町民意見交換会の中でも免許証返納後の生活に不安を感じるご意見をいただいたところであります。そして、免許証返納後は、路線バスやJRといった公共交通を利用するというご意見も多くございました。そのようなご意見などを踏まえ、計画の施策にございます生活圏となっている町内施設や地区内拠点までのアクセス性を向上させる交通の導入や市街地における主要施設を結ぶ交通の導入に向け、議員ご承知のとおり、10月からの実証運行に向け進めているところであります。運行経路につきましても、運行地区で以前より公共交通をご利用の方や免許証返納後も含め今後ご利用を予定している方のご意見を伺い、参加いただいた町民の方々と一緒に計画させていただきました。実証運行につきましては、本格運行に向けた乗車人数の把握、停留所の利便性、運行ダイヤの確認など、データの収集が主な目的であることから、その結果を検証し、必要な部分を改善していき、町民の皆様がご利用しやすくなるよう持続可能な交通体系の構築に努めてまいります。以上です。
議員の再質問 2番 山田誠
実証運行が今町長が言ったように生活圏となっている町内の施設や地区内拠点までのアクセスを向上するというための交通の導入であるわけでございますけれども、ただ高齢者ドライバーによる重大事故は、これは全国的に依然として多いわけでございます。今まで足となっていた車、免許証の自主返納により足がなくなるわけです。町はその分、完全補完というわけにいかないけれども、できるだけその返納者に対するシステムの向上を公共交通の実証運行について早く決めれることが大事でないかと。事前に準備することが可能ではないだろうかと、そういうふうに私は思っております。町長は、今後意見をいろいろいただいて、よりよい運行計画をつくっていきたいと、そういうふうにやっていますけれども、年々高齢化が進む中で免許証の自主返納者も右肩上がりに増加していることは、これは確実でございます。町長もさっき触れていましたけれども、この56際返納者に支障がないように、これらを含めて実証運行調査を行うべきだと私は思っております。それで、高齢者の1日の運転頻度、これ防災交通課のほうで調べているかどうか分かりませんけれども、1週間で毎日乗っている方が51%もいる。それから、3日以上が18%、それから2日以下が26%、あと運転しない方が5%。この前も私森警のほうにお邪魔していろいろ聞いたのですが、森警も高齢者の免許返納には相当期待しているようです。事故起きてからの対応は大変だということで、そういうふうな考え方を持っているようです。これは、森警察署だけでなくて函館の赤川の試験場でも返納を受けているというふうに伺っていますけれども、そちらに電話しても返事いただけなかったので、森警だけで先ほど報告したとおりでございますので、それを今後いろいろ含めて実証運行調査を行うべきだと私は思っていますけれども、いかがでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員ご質問のとおり、今後免許を返納して自身で運転しないとご判断される方というのは本当に増えると思っております。当然ながら地域公共交通の試験運行の中で様々なことをご意見としていただく予定なのですけれども、考える要素の一つとして免許を返納してしまったから、もう家から出ないかなと、こうなってしまわないように、まだ実証実験の段階ではありますので、ダイヤですとか便数ですとか、そういったところから調整というのは進んでいくのかなとは思うのですけれども、家から出て、免許を返してはしまったのだけれども、いろんなところに毎日出かけてみたいと思えるようなまちづくりをやはり同時に進めていかなければならないと思っています。そのためには、森町は砂原の沼尻から石倉のほう、濁川のほうまで本当に幅広くエリアがございますので、中心地、例えば病院ですとか公民館ですとかというところだけではなくて、本当にいろんないい場所ありますので、森町に住んで高齢者の皆さんがはつらつと、生き生きと暮らしていけるような、そういった拠点も整備しつつ、その拠点間をつなげる地域公共交通というビジョンもしっかりと持って、まちづくりの一環として計画して進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。
議員の再質問 2番 山田誠
非常に前向きな答弁でございますけれども、高齢者の免許証の自主返納がこのような扱いをされますよということが森町町内に話が飛び散ると、ますます返納者が増えてくると。それで、今後の話ですけれども、多分先ほどのJRの関係もそうだし、函バスさんもそうですし、乗っている方がほとんどいない。あの大きいバスに3人か2人。知内さん辺りはデマンドバスなのです。だから、非常に町民から喜ばれているのです。森は、公共交通の関係で今データを収集ということでございますけれども、できるだけそういうものを早めに作成して、森町の交通事故の撲滅対策にもつながると考えられますので、ぜひ今回の実証実験の中で方向性を見いだしてもらいたい。特に今町長触れま57したけれども、砂原5丁目、彦澗のほうですけれども、バス停まで行くとなると浜の方々は500メートルぐらいも歩かないと、とてもではないけれども、今の年寄りは歩けないです。そうすると、どうなるかというと大変なことになるのです。だから、知内さんが大変好評だというのはデマンドバスで歩いているということなのです。買物もそうですし、医療機関もそうですし、そういうものをやっていると。だから、今後実証実験で4月まで無償で、4月以降有償になったときにそれらも含めたデータを収集して、変わったからまた委託するよ、変わったからまた委託するよでなくて、1回の公共交通の実証運行に全部データを入れて完成するものをつくっていただきたい、そういうふうに私は期待しておりますので、再度町長の考え方をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。繰り返しの答弁にはなってしまうのですけれども、実証実験をスタートさせる中で便数ですとか決められたバス停の位置ですとか、そういったものの調整からまずは始めさせていただく中で、当然いろんなご意見というものが本当に出ると思います。まずは無料の期間をある意味町民の皆様に活用していただいて、現在のコースの利便性も含んだところで様々なご意見というものも当然出ると思いますし、アンケート調査の段階ではうちの職員が乗り込みまして、直接お聞きするという形を取らせていただきます。その中で対話式で、ただ単にアンケートを渡して書いてくださいとかではなくて、対話式でご意見をいただくという中では、本当に多様な意見をお聞きすることができるのかなと考えています。そして、地域公共交通を事業者様が設計するといいますか、運用する中で、本当にいろいろな仕組みというか、事業者様もいっぱいいらっしゃいますし、事例もたくさんございます。デマンドからはじめ、様々な最新技術を活用した使いやすい技術というものも本当にたくさんございますので、様々な状況を勘案して、可能な限り利便性のいい、そういう公共交通を維持していきたいなと思っております。当然今回の実証実験の中で自由に乗り降りできる、そういう区間というものも設けております。これを設定できるのは、交通量が少なかったりですとか様々な条件がございますので、人口減少進み、様々な交通の量とかが減ってくるのと併せて反比例的にそういった許認可も下りやすくなるのかなと考えておりますので、その辺はしっかりと今後の地域公共交通の計画の見直し、そしてグレードアップ、そういったものに生かしていけるのかなと考えておりますので、その辺はしっかりとやらせていただきたいと考えております。以上です。