森町議会 令和4年森町議会9月会議 2022年9月2日
伝統的郷土芸能の継承保存及び郷土館の活用について
- 聞いた人
- 高橋邦雄 議員
- 答えた人
- 教育長 毛利繁和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 髙橋邦雄
通告に従いまして、質問させていただきます。伝統的郷土芸能の継承保存及び郷土館の活用について。伝統文化を生かした地域おこしに向けて、地方の時代や文化の時代と呼ばれるように身近な地域を中心として、地域住民の間で地域固有の個性豊かな伝統芸能への活用の取組が急速に高まっています。現在森町には数多くの郷土芸能があり、各団体は保存会を立ち上げ、後世に継承するべく活動されていますが、保存会を維持していくために大変苦慮しているのが現状です。これら郷土芸能を消滅させず継承保存させるためにも育成強化を図り、町の財産として地域全体が協力支援を行い、様々な場所で披露することにより町の活性化の一助とすべきです。地域の伝統文化は町民共有の財産であり、地域の魅力を創出するものです。当町も観光イベントに力を入れていくわけですから、森町のPR財産として助成、支援を行い、継承保存をしていかなければなりません。また、当町には森町公民館郷土資料室や砂原郷土館などに貴重な文献などが展示されております。現在に至るまでの町の移り変わりなど、町の歴史を後世に伝えていくことが大切です。自然や歴史、産業など地域の教育資源を活用し、将来を担う子供たちが世代間の交流や郷土に対する理解と関心を深める体験活動をより一層充実させる必要があると考えますが、教育長の所見を伺います。
町の答え 教育長 毛利繁和
お答えします。郷土芸能は、森町の発展や人々の暮らしに関わり、演じられながら継承されてきました。各種イベントや祭典の中でも演じられ、会場に彩りや活気を与えています。昨年度は、コロナ禍により直接的な交流が制限されている中でも友好町である外ケ浜との交流事業の一環として一部郷土芸能の演奏を映像データとして交換し、それぞれの町で活用、PRするということも行ってまいりました。継承保存につきましても各団体からの要望内容を精査し、可能な支援を行ってまいりたいと考えております。また、町内に設置しております森町公民館郷土資料室及び森町郷土館につきましては、森地区、砂原地区に係る先人たちの育まれてきた暮らしが分かる生活用具やこれまで町の歩んできた経過をかいま見れる写真など郷土資料を展示している施設となっており、開設以来町民はもとより町外の方々も見学に来られている施設となっております。森町は、先人たちが労苦を重ねた時代があって今日の森町があることに変わりはないものであり、森53町の将来を担う子供たちが過去の歴史を顧みることは非常に大切なことと考えており、町の歴史を理解することで郷土愛が育まれるものと考えております。そのため、各小学校中学年で配付される社会科副読本「学ぼうふるさと森町」を用いながら施設見学を行うことで子供たちの郷土史学習体験の場と考えますので、現在既に行っている出前授業と併せ、学校活動での利用促進を検討してまいりたいと考えております。また、文化財講座を実施しておりますが、その中でも施設見学を行い、郷土史を学ぶ機会を既に設けており、引き続き子供に限らず郷土史を学ぶ機会の創出に努めていきたいと考えております。以上です。
議員の再質問 4番 髙橋邦雄
再質問させていただきます。郷土芸能に関しては、重要性と後方支援していくというような意気込みのお言葉を聞いたことは大変ありがたく思っております。そこで、郷土芸能は地域独自の風習や信仰に基づく地域に根づいたものであり、地域のつながりを強固にするとともに、地域への誇りや愛着をもたらすなど、まちづくりに果たす役割は大きいものと考えております。次世代の芸術文化を継承する子供たちが森町の芸術文化活動に触れて、豊かな心や感性と郷土愛を育んでいける環境の整備が重要だと思っております。文化財施設の有効活用、郷土芸能保存活動への支援を今以上に強固に継続していく必要があります。伝統文化を生かした地域おこしを進めるに当たっては、まずは地域の伝統文化の現在の状況に至るまでの経緯、現在の状況、実務等を詳細に調査し、その上で調査結果を踏まえて様々な対策を盛り込んだ総合的な保存活用計画の策定を行うことが必要と考えております。また、森町の文化財は、地域の生活様式や文化、歴史が示されているものであり、過去から現在、未来へとつなぐ地域の財産です。このため地域の文化財を適切に保存、活用していくとともに、積極的に情報発信していく必要があります。地域の文化財を次の世代へ継承するためにも展示施設や活動拠点の整備、老朽化が進む施設の在り方について考える必要があります。また、施設の老朽化により整備や改修が必要な箇所が多くなってきていると思いますが、利用される方にとって不便とならないように定期的な点検や補修をしながら利用しやすい施設づくりに努め、施設利用者に関する相談受付などにより各施設の有効活用を目指していかなければならないと考えます。また、森町公民館郷土資料室の入館者数ですが、令和2年で総数55件、人数が159人、令和3年で総数48件、人数が87人、砂原郷土館においては令和2年で総数167人、その他の利用が116人、令和3年で総数96人、その他の利用が92人と、町内外を含めた多くの方が利用されております。森町の歴史、文化に興味を持たれる方が多くいるわけですから、施設内外の整備などその特性に応じた柔軟な対応を講じることが必要と考えますが、再度お考えを伺います。
町の答え 教育長 毛利繁和
ご質問ありがとうございます。まず、郷土芸能の保存と支援についてということでは、以前に郷土芸能の保存と支援に54ついてという議案がございまして、指針を一応持っております。それに基づいて、今議員ご指摘のあったような老朽化はしてきているのですが、その有効な利用、活用について、もちろんどのようにしたらいいか努めてまいりたいと思います。今後このことについて、私が今個人的に言うのはふさわしくないかもしれませんけれども、文化財全体について、あるいは郷土芸能ももちろんそうなのですが、どうあるべきか、それから利用人数が多いとはいえ、やっぱりもっと増やしたいわけです。多くの人に見て、触れてほしいわけです。そうすると、その拠点をどのように考えればいいかというようなことは私の頭の中にあります。当然意見として皆さんと一緒に協議しながら決めていくべきことだとは思いますけれども、やはり点在するというよりは、みんなが森町ってこういうところですよということをよく見て、見ることが見やすくて、それからそこに触れることが触れやすくてということを目標に私たち努めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。