七飯町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日
昆布館撤退による周辺施設への影響について
- 聞いた人
- 澤出明宏 議員
- 答えた人
- 商工観光課長 福川晃也、土木課長 佐々木陵二、副町長 宮田東、町長 中宮安一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 澤出明宏
11番、澤出です。大綱1問質問をいたします。昆布館撤退による周辺施設への影響について。北海道昆布館の撤退についてプレス発表があり- 38 -ましたが、撤退に関する町への影響に関し、以下の点について伺いたい。1問目、道の駅の周辺施設への影響をどのように捉えているのか。2問目、北海道昆布館の撤退により、地域の雇用の場が失われたことについて、町としてどのような対策を考えているのか。3問目、当該施設について、図書館などを併設した複合施設の早期解決に向けて、民設公営方式などによる利活用を模索する考えはないか。以上、3点についてお願いいたします。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
では、御質問に御答弁をさせていただきます。まず1番、道の駅周辺施設への影響をどのように捉えているのかについてでございますが、北海道昆布館は、海のない七飯町にあって、昆布あめや昆布ソフトクリームなど多彩な昆布製品を取り扱うだけでなく、昆布を映像で紹介するドーム型シアターや昆布製品の製造工程を見学できる非常に魅力的な観光物産施設であり、開業当初から多くのお客様に親しまれてまいりました。近年は、道の駅なないろ・ななえや男爵ラウンジが開業し、クイズラリーを初めとするイベントを相互に実施しており、このたびの撤退につきましては大変残念な結果であり、今日まで七飯町における観光の一翼を担っていただいたことに感謝を申し上げるところであり、改めて地域の活性化への取組を進めていくことが重要であると考えてございます。2番目、北海道昆布館の撤退により地域の雇用の場が失われたことについて、町としてどのような対策を考えているかにつきまして、いまだに収束が見通せない新型コロナウイルス感染症によって、観光業を始め、多くの事業者が来客の激減や販路の縮小、売上げの減少ややむを得ない休業など、その経営において多大な悪影響を受けており、これに伴う失業や雇用に関して、以前からハローワーク函館と意見交換等を実施してきたところでございます。北海道昆布館の閉館につきましては、ハローワーク函館に情報提供し、失業や再就職に関して従業員や事業者の要望にできる限りの対応を要請いたしました。3点目の閉館後の施設等につきましては、はっきりとした方針は示されてはおりませんが、速やかに利活用が進められるよう町として情報収集に努めてまいりたいと考えてございます。以上でございます。
議員の質問 11番 澤出明宏
今、御説明ありましたけれども、1番目について、道の駅周辺施設への影響が考えられることについては、認識されているということなのですけれども、活性化策とおっしゃいましたが、その活性化策について具体的にどんなことを今のところ考えていらっしゃるかということが1点と、あとは、道の駅の裏のほうに今後、温浴施設の計画とか、あとは、そちらに接道する道路の計画とかありますが、そちらに対する何か今後の影響というのは考えられるのかということを、その2点。それと、昆布館のほうですけれども、具体的に何名の方が失業なさっていて、それについて何か働きかけをした、ハローワークのほかに何か企業誘致とかの斡旋とかという町独自のこと、あるいは、町に採用するとか、そういうところも含めて何か対策を打たれたことがあるのかどうか。それと、3番目の点につきまして、昆布館につきましては、もう1993年の開業以来、27年間にわたって、いわゆるサービスエリア的なぐらいのイメージで、バスもとまっていらっしゃいましたし、非常に地域とも密着して、地域活動もかなり貢献頂いて、学校活動なんかにもいろいろ参加していただいたりとか、大変ありがたいなと思って、大沼地区出身の私なんかもすごく今回のことについて影響あるなと思って感じているのですけれども、先ほど言った中で、ちょっと漏れているのかなといった部分が。図書館についてのことなのですが、先ほど同僚議員からも質問があった中で、計画の中、第5次計画ですか、そちらのほうに図書館が入っているということでありましたけれども、今、ここから5年間のうちには着手するというお話もあったわけですが、その中の説明で、公債のお話ですとか- 39 -借金の話とかありまして、なかなか新築でそういった施設を造るというのは、難しいのではないかなという部分がございます。なおかつ、スポーツセンターの新築の問題もございまして、こちらに関して岳陽学校のときに、防災の面から3校統廃合という形で体育館が危ないのでという話もありまして、耐震構造になっていないということで統廃合も決まりました。それは、大変いいことだったと私は思っています。スポーツセンターに関しましても、昭和48年かなんかの建物ですから、行く行くはあれを建て直さなければならないという話も出てきまして、町の財政から言って、スポーツセンターという既存のものを直すのが重大課題であって、その後で、図書館とかという話にならざるを得ないと思うのです。そういった中では、こういった既存の施設、もし昆布館の意向とマッチングするのであれば、なるべくお金をかけないという行財政をやる中で、そちらに、例えば図書館を併設するですとか、あるいは、今、地域交流センターがございますよね、あちらも雨漏りするような状態で大変古くなっております。これは関係ないかもしれないですけれども、商工会の建物も老朽化しています。いろいろ町がこれからお金がかかる建物に関して、なおかつ必要な建物に関してのそういう支出が多くなると思いますので、そういったことも含めまして、あくまで昆布館の利活用という中では、町からの働きかけとしての、そういったところを伺っていただいて、できることであれば、図書館併設のそういった施設、複合施設として活用することができればと考えます。考えますし、そういう利活用の進め方を昆布館も含めてやっていくことによって、財政のそういう足りない部分の一部についても、昆布館に限らずいろいろとやり方が出てくると思いますので、その辺についてのお考えについて、長々となりましたが、もう一度御回答頂ければと思います。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
私のほうから、御質問に御答弁をさせていただきます。まず、このたびの北海道昆布館の撤退の周囲への影響といたしましては、今、お話しがございました建設予定であります温浴施設、こちらにつきましては、誠に申し訳ございませんが、聞き及んでございませんので、こちらについては御答弁できない形になります。ただ、御存じのとおり北海道昆布館、七飯町の主要幹線道路であります一般国道5号に面してございます。そして、近隣の都市、函館市から、函館市も非常に有名な観光地であり、こちらから七飯町大沼国定公園に向かっていらっしゃる際には、北海道昆布館の前を通るというような立地条件がありまして、七飯町の観光といたしましては、この北海道昆布館を楽しみながら、大沼国定公園を楽しんでいただく。さらに、帰りの、今度は上り路線に関しましては、御存じのとおり道の駅・男爵ラウンジというような形で、人や物が交流し、その地域に活気が出てくるというようなことで、こういったにぎわいを創出することが大変重要なことと考えてございます。当然ながら、従来、北海道昆布館が営業していた頃は、道路を挟んであの地域一帯、昆布館だけではございませんが、飲食店等も含めましてお客様の周遊を促す、そういったイベントにも一緒になって取り組んでまいったところでございます。ただし、今回、北海道昆布館につきましては、七飯町にとりましては撤退という形にはなってございますが、本社は敦賀市のほうにございます。当然、いろいろな今後の施設の在り方とか、いろいろな情報につきましては相互に御連絡をさせていただいて、速やかな利活用を通じて、地域をさらに活性化させるような方向に持っていきたいという考えではございます。そのほか、御質問にございました撤退によります雇用を失われた方々への対応ということでございます。現在、実は、北海道昆布館の自体の営業自体は8月の31日をもって撤退ということになってございますが、まだ、実は工場部門のほうが活動をしてございます。それで、まだ全てが全て解雇というようなことにはなってございませんので、これらにつきましては、順次ハローワークと連絡を取って、対応しているところと聞き及んでございます。- 40 -町といたしましても、こういったハローワークとの連絡で情報共有するほかにも、何かあれば当然、町のほうでお手伝いできることがございますので、そういったところでぜひこういった雇用対策に対応してまいりたいと考えてございます。それから、施設の今後につきましては、先ほど御答弁申し上げましたとおり、はっきりとした方針が示されておらず、不動産管理となるということで聞いております。民間企業の施設ということもありまして、町で云々ということはその次のお話になろうかと思いますが、当然こういった施設をどのように活用していくかにつきましては、情報等ありましたら町としても積極的に利活用に資するように対応してまいりたいと考えてございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
町の答え 土木課長 佐々木陵二(土木課長は2021年9月まで)
先ほど、令和2年度当初、議決を頂きました峠下2号線温浴関係の道路になりますけれども、それについては、昆布館の撤退ということに関しましては、計画交通量等に影響はございませんので、建設計画には影響はないものと思われます。以上です。
議員の質問 11番 澤出明宏
るる質問を続けてまいりましたが、いずれにしましても、今回、民間施設という御回答ですので、これ以上は追求できることではないと思いますが、方法としましては、函館市まちづくりセンターですとか、うまくやっているところもありますので、あれは丸井の再利用ですよね、せっかくああいった形で道の両脇に道の駅もあって、男爵ラウンジもあって、今後、温浴施設もできるかもしれない。だけれども、函館から大沼に向かってきた片側のところは草がぼうぼうになっていくということがないように含めまして、というのは、やはり大沼観光にも影響が出てくることですし、先ほどから財源、財源とおっしゃっていて、危機感は大変感じますので、方法論としては今後のところ、傍論になるかもしれませんが、こういった昆布館の撤退のことも含めまして、大沼までを含めたところのああいう観光ラインのところをやっていかなければならないということは、よく認識頂いていることだと思います。やはり、観光からの税収が上がらない限り、人も増えるのも余り考えられない、これからの少子高齢化の時代でございます。やはり、もう少し峠下、せっかく町長肝いりでやられて、峠下地区都市再生整備計画ですか、それに基づいてああいう補助金を頂いたりとか、そうやって盛り上げようと、町長がやはり肝いりでやられたところですから、そこから大沼に向けて観光がもっと勃興するような形で進めていっていただきたいと思いますので、今後の峠下の盛り上がり、にぎわいのことについてと、あと大沼にももし触れていただければと思うのですが、町長のお考えを、その辺のところをお聞かせいただければと思うのですが、よろしくお願いできませんでしょうか。
町の答え 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)
では、私のほうから、前段として、町長は後でお答えするかも分かりませんけれども。まず、認識していただきたいのが、昆布館に関しては、先ほど担当課長からも少しちらっとお話しがありましたけれども、9月15日から不動産管理になるということで。これは、情報は確かな情報という形で、不動産業者のほうと十分な、本社のほうの意向だとか、今後の方向だとか、不動産のほうに全て任せているという話をお聞きしておりますので、そこから、町といたしましても、今後の方向として具体的なものを詰めて、また情報収集に努めて、できるだけあれほどの建物、土地ですので、生かすというようなことを考えてまいりたいと思いますので、今しばらく、なかなか答えづらい状況にあるということだけ御理解頂きたいなと思ってございます。私からは以上でございます。
町の答え 町長 中宮安一(町長は2021年12月まで)
私の思いも、澤出議員と全く同じであります。あそこは、ピーク時には70万人のお客様が入られて、その中ではあそこに寄ってから大沼に、あるいは大沼の帰りにまた昆布館に寄って帰ろうと、そういうお客様がたくさんいらしたというふうに思うのです。それが、閉- 41 -館ということでありますので、大変極めて残念だなということであります。それで、新聞報道になる2日ぐらい前だったというふうに記憶してございますけれども、本社の社長が見えられまして、この閉館の話をされたときも、私は本当に残念なものですから、確かにコロナで非常にお客様が激減してしまってやっていけなくなったということでありましたので、コロナの情勢というのは、そう簡単には戻ることができない、しかも観光バスで外国人のお客様が非常に多かったということからすれば、そう簡単には戻らない。しかし、いろいろなことを考えると、ワクチンであるとか、あるいは特効薬というものもいつ出てくるか分からないという状況でありますので、もしそういったことがあって、お客様が戻られるといったときには、ぜひ北海道昆布館を再開していただきたいという言葉も私は言わせていただきました。現実はかなり厳しいのだろうなというふうに思っていましたけれども、でも、そこまで言うのが、そしてこの27年間本当にありがとうございましたという言葉を出すのが、私の精一杯の言葉であったというふうに、ぜひ御理解を頂きたいなというふうに思います。そういう意味で、ぜひ、9月15日だったでしょうか、先ほど答弁にあったとおり、不動産管理のほうになって、そういうお話しが来たときには、ぜひいろいろな案を、これまた町ばかりでなくて、議員の先生方もぜひ私どものほうにそんな情報、あるいは私どものほうからも、もしかしたら情報提供してまいりますので、いろいろなことに活用して、あのエリアが、道の駅エリアというふうに私は呼ばせていただいておりますけれども、今まで以上の活気に満ちたエリアになるように進めてまいりたいというふうに思いますので、ぜひ御理解を頂きたいと存じます。以上でございます。
議員の質問 11番 澤出明宏
終わります。───────────────────散 会 の 議 決───────────────────