七飯町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日
第5次七飯町行政改革大綱について
- 聞いた人
- 田村敏郎 議員
- 答えた人
- 総務財政課長 俉楼司、政策推進課長 中村雄司、経済部長 青山芳弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 田村敏郎
次に、3問目でございます。第5次七飯町行政改革大綱について。第5次七飯町行政改革大綱が今年度末で計画実施期間が終了する。行革の趣旨は、財政の悪化や社会の変化に対応して組織の簡素・合理化、事務の効率化、職員数や給与の適正化などの形で行われ、これまで種々論じられているが、要は、行政改革とは最小の経費で、最大の効果を挙げる費用対効果に集約されると言える。そこで、次の点について伺いたい。1、第5次七飯町行政改革大綱の実施により、どれだけ経費の削減を見込んでいるのか。また、どのような成果があったのか。2、職員のみならず、町民の人材育成がどのように図られたのか。
町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)
それでは、御答弁してまいります。1点目の第5次七飯町行政改革大綱の実施による経費削減見込額、成果についてでございます。町では、平成28年度から令和2年度までの5か年を計画期間として第5次七飯町行政改革大綱を策定しておりますので、この第5次大綱での項目に沿って、削減額等効果のあった事業について御答弁申し上げます。なお、事業期間の平成28年度から令和2年度までの間、令和2年度は年度途中であるため、効果額は算出しておりませんので、平成28年度から4年間の効果額として答弁してまいりますので、御了承願います。まずは、事務事業の見直しについてでございます。町単独事業費の抑制、発注業務の一元化の関係として、町内の防犯灯・街路灯のLED化、合併浄化槽設置補助金の見直し、敬老祝い金の見直し、建物火災保険適用の見直し、AEDの一括購入等により、約5,240万円の効果額。都市公園維持管理費の見直しでは、約2,284万円の効果額。公共施設マネジメントの実施では、電気料契約の見直し、教員住宅を建設から民間賃貸住宅借り上げに変更、大沼地区の小中学校を統廃合- 34 -したことにより、約2,275万円の効果額でございます。次に、職員の定員管理及び給与適正化の推進では、休日出勤した場合の代休制度を推進するなどにより、時間外手当の抑制を図っており、約2,041万円の効果額となっております。歳入関係では、海外派遣参加者負担金、各種使用料・手数料の見直し、町有温泉使用料の有料化、遊休資産の売払いによる効果額として、6,330万円。さらに、施設の指定管理として真空予冷庫の建設費相当額を負担金として収入するなどによる効果額が8,642万円。その他、住民との協働による活力あるまちづくりとして、地域環境整備などに641万円の効果額となりまして、合計で約2億7,453万円の効果額でございます。このほか、国の補助事業により新たに整備いたしました真空予冷庫の事業においては、有利な補助を選択することにより、当初予定していた補助金より地元負担が予算ベースで約7億6,000万円少なくすることができ、また、大中山出張所は複合施設とすることで、道の補助金を活用することができております。これらのことは、その他の事業を含め、少しでも町に有利な特定財源を確保することを念頭に進めてきた成果であり、住民満足度につながっているものと捉えております。二つ目の、町民の人材育成がどう図られたかについて御答弁申し上げます。直接的に第5次七飯町行政改革大綱には、町民の人材育成についての記述はしておりませんが、本年度の施政方針において述べておりますとおり、国際的視野に立つ豊かな人材を育成するため、町内中高生、町民代表を姉妹都市であるコンコードへ派遣しております。また、平和行政の一環から、広島、長崎へ中学生6名の派遣などの事業を実施をしております。これらの事業は、長年、町の主要な事業として実施しているものでありますが、その後の追跡調査をしているわけではありませんので、現時点でどのような効果があったかについては、全てを把握しておりませんが、参加された方の中には、この事業を契機に海外に目を向けられた、海外で活躍されている方が複数いらっしゃいます。そのほか、海外への留学、外国語を学ぶため、また外国語教師を目指し、それらの大学等へ進まれた方もいらっしゃいます。中高生においては、この多感な時期に見聞を広めることができ、その後の人生にもいい影響があるものと捉えております。以上でございます。
議員の質問 5番 田村敏郎
説明頂きましたけれども、なかなか私自身も分からない部分がありましたので、もう一度聞き直しがあるかもしれませんけれども。第4次の七飯町の行政改革大綱の実施について、町のホームページを見ますと、事務事業の見直し、約6億1,200万円の効果がありましたと。それから、定員管理及び給与適正化の推進で、7,200万円の効果がありましたと。それから、効率的な行政運営と職員の能力開発云々、これでは1,100万円、行政の情報化と行政サービスの向上で800万円というような項目において、数字がそれぞれ書かれているのですけれども、これに集約できるような、今、全部数字を教えてもらったのですけれども、やはり第4次と第5次の部分の対比が私は見たかったものですから、恐らく、町のホームページのこの部分でぶつけてくるのかなと思っていたものですから、あれなのですけれども。事務事業の見直しで6億1,200万円、第4次の行革で節約しましたと、まず、こういうふうにあるのですけれども、今回の第5次行革については、3月末まででどのぐらいの事務事業の見直しによって節約したのか。この部分と、それから、給与の関係で7,200万円、第4次はあったのだけれども、第5次ではどのぐらい見込んでいるのか。それから、効率的な行政運営、これについて1,100万円あったのですけれども、どのぐらいあったのか。それから、行政の情報化と行政サービス、これで800万円ということで、今回の第5次ではどのぐらいの節約があったのかと、こういうものを再度教えていただきたいなというふうに思います。それから、もう一つには、第5次の七飯町行政- 35 -改革大綱において、三つの基本視点というものが述べられておりまして、経営の視点、それから健全財政の視点、それから町民満足度の視点、それぞれうたっていますけれども、実際その経営の視点について、何をどういうふうな形にしたのか。あるいは、健全財政、何をどういうふうにしたのか。これは、先ほどとちょっと重複するかも分からないですけれども、ここの10ページの地方債の残高は、平成9年度からは最高の現在145億円になっている。ここら辺でずうっと来ているということで、この部分について、先ほど説明を受けましたけれども、こういう平成9年からずうっと流れを見て、実際、行革を担当する側としてどういったような思いでいるのか。確かに、いろいろな財政事情があるかも分かりませんけれども、なかなか町民は、だんだん増えているのではないかという、そういう危惧が、財政事情よりも表を見てしまうと、どうしてもどんとこう増えてしまうと、なんでそうなのだろうという。やはり、そこら辺、町民の目線から見れば不思議といえば不思議なのですけれども、そこら辺の流れというのですか、借金の流れをもう一度どういうふうに考えて見ているかお知らせ願いたいと思います。それから、町民の満足度、これについてはいろいろ書いてあるのですけれども、実際どういうふうにしたかというのも大事なのですが、町長の出前講座、これはこの間、行革の期間内でどのぐらい開催しているのか。それから、目安箱、実際この行革の期間で、これは町民がどういうふうな考え方を持って、行政に期待しているかというこの部分について目安箱を置かれていると思うので、何件ぐらいあったのかと。こういったようなそれぞれの三つの視点の中で、トータル的に第5次の行革大綱については、質の高いサービスができたのか。あるいは、経営減量型に持っていけたのか。ここら辺について、担当の人方の考え方をお聞かせ願いたいと思います。
町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)
それでは、順にお答えしてまいりたいと思います。まず、第4次との削減額の比較をしたいというところでございます。大変申し訳ございませんが、その第4次の数字が頭になかったものですから、第5次のその大綱にあるものの数値の合計としてお知らせをしたのでございますが、第4次に合わせるとしたならばということで、お答えしてまいりたいと思っております。まず、事務事業の見直しに関しましては、約1億円程度の削減でございます。職員の定員管理だとか、給与の適正化の関係では2,041万円でございます。あと、住民サービスの向上というところでいくと、641万円でございまして、その第4次の数字をしっかり持っていないものですから分かりませんけれども、その比較ということではお答えできませんけれども、歳入でもそのほかに6,330万円程度の効果を出しているというところを含めまして、今その、今年度についてはまた効果額を算出してございませんが、去年までの4年間の合計として2億7,453万円の効果額ということで算出をしているようなところでございます。今の、この第5次の行政改革で担当者として、どういう評価をしているかというところでございます。行革の中では、いろいろな項目がありまして、それについて一つずつ検証しまして、取組を進めているところでございます。全部が全部、取り組み終わったわけではなくて、継続してやっているものもありますので、それについては、第5次の検証、総括の中で取り組めなかったものについては第6次にいくと思いますし、さきの質問にお答えしたことでございますけれども、今後そのコロナ対策に影響、非常に歳入歳出が影響を受けるということもありますので、そこら辺含めて行革をさらに進めていかなければならないというような認識でおります。あと、基金だとかもなかなか減っていないというようなところでのお話しがあったと思いますけれども、行革をしながら町財政とか行政運営・財政運営をしているところでございます。住民サービスがあってございますので、非常にそこについては切れないものもありながら、今、一番町民にとって考えなければならないものにお金を投じてきたところでございますけれども、その結果とし- 36 -て、今、こういう状況であると。行革も進めながらやっているというところでございます。町民満足度の点につきましては、一つ一つ皆さん町民のほうから御意見を頂いているところではございませんけれども、事業を進めるに当たっては、町民のほうからも御意見を頂きながら進めているところでございますので、例えば、財政面につきましても、いろいろなものでこういう財政で減額したものを新たに町民に必要な部分にお金をかけるということで、例えば、また先ほど申し上げました建設事業、分かりやすいのは建設事業で、国の補助金を頂き、有利な補助金を頂く、また、起債はすることになりますけれども、交付税のバックを考えて、町にとって単費を少なくするようなものにしていくだとか、また、真空予冷庫のように地元負担を少なくするというところの取組を今までもしてきているところでございまして、住民サービス、また地域の方の使いやすい施設の建設につながっていくということから、町民満足度につながっているというふうに捉えてございます。以上でございます。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
私のほうからは、出前講座と目安箱について答弁させていただきたいと思います。出前講座につきましては、町長が町長に就任して以来、行ってございます。大体年間で6件、7件程度というところで、現在は行われてございます。いろいろな団体から、七飯町の政策につきまして御意見を頂いたりだとか、生の声を頂く場ということで、大変貴重な時間を過ごさせていただいて、町の個々政策事業等の参考とさせていただいているというところでございます。そして、目安箱の関係でございますが、一時、試行という形で実施しました。ただ、その試行というのが大体半年くらいだったと思います。半年くらいで大体120件くらいの御意見等ございました。ただ、その中の御意見があった中で、建設的な意見も大変ありがたいことに頂きましたが、当然ですが、御批判だとかもございます。ただ、そういった批判につきましては、町の今後の改善するための貴重な御意見ということで業務の改善に努めさせていただいたところでございます。ただ、先ほど申し上げました120件といいますが、その中の大半というのは、実は言葉で、文章でなかなか伝えにくいような文言が多々多いところで、その意見のあったものの、大半がそういった状況で、なかなかその内容を読み取るのも難しいというような、実はございました。そのため、その試行ということを実際には運用できなかったという状況がございます。地域の方々の御意見等につきましては、町の総合計画のときなんかもですが、アンケート等を行いまして、その中で自由意見ということで頂いている等ございますので、今回は、今、行政改革の関係でございますが、総合計画の見直しの際にもアンケート等を行っていると。その中で、町民の皆様方の御意見を頂いているというところでございます。目安箱につきましては、以上でございます。
議員の質問 5番 田村敏郎
先ほどの答弁の中で、確認したいのですけれども、真空予冷庫の関係で、地元負担を少なくしている。町が国の補助を受けたり何なりして、要は立替えというのですかね、代替えというのか分からないですけれども、そういうような形にして、後で使用料で返してもらうと、そういうシステムだとは思うのですけれども、こういう真空予冷庫の場合、こういう七飯町のようなやり方の市町村というのはあるのですか。私、ちょっと分からないのですけれども。というのは、やはり基本的に、言わんとしているのは分かるのですけれども、やはり町の税金を先に投入して、国から補助をもらって起債を恐らくやってという、そういう通常の町の仕事だと思うのです。それを終わったら、使用料で返していくという、そういうことというのは、真空予冷庫の場合、ほかの市町村であるのかどうか、そこを確認したかったのですけれども。
町の答え 経済部長 青山芳弘
それでは、田村議員の質問にお答えいたします。真空予冷庫のこの制度、いわゆる町が建てて、指定管理でJAがやっていると。それを負担金で頂いている事例は、前にあるのかということでございますが、まず、補助制度の関係でございます。まず、この施設を建てるためには、既存の農業関係の補助で「パワーアップ事業」というものもございました。その中でも検討してまいりましたが、それら農協関係の、農業関係の補助の場合、事業実施自体が自治体あるいは農協と、こういう部分で事業ができると。そうした場合、それを実施した場合の自治体で農協が事業主体になった場合は一部補助金とか、また逆に自治体が事業主になった場合は農協に負担金とか、そういう部分で運用している部分があったと。ただ、この新たな制度、これは平成29年度の国の第2次補正予算で地方創生絡みでできた制度でございます。ですから、その補助制度としては、1年目の中にこの真空予冷庫の建設に関する事業ということで、七飯町が手を挙げて、事業が承認されたと。その中で、うちとしては、その国の指針でありますこの補助を受けるためには、まず、管理は指定管理で公募しなさいということが条件でございますので、公募を行いました。それについて、後は、使用料については負担金という形で徴収をしますよということについても国のほうから御指摘はございません。それで、うちのほうとしては、指定管理の方に負担金ということで、年間、年間頂くと。それでもって、運用してきているということで、この新たな補助制度ができて、初めての承認を得たという自治体でございますので、この地方創生絡みの補助で前例というのはございませんので、七飯町が初めてそういう制度を運用させていただき、国のほうも指定管理者から負担金を頂くのは、別に問題ないということでございますので、そういう形で運用させていただき、当然、工事費、それら指定管理の関係も議会のほうに議案として上げてさせていただき、各議会のほうで議決を頂いて、それで実施をしてきたということでございますので、御理解のほどお願い申し上げます。以上でございます。
議員の質問 5番 田村敏郎
それでは、分かりました。それでは、第5次行政改革大綱、これの「終わりに」という文章がありますけれども、「町の将来像の実現に向け、町民に期待し、自主自立の精神で積極的に行政と関わりを持つことが必要だ」と協働を呼びかけておりますけれども、この5年間で達成度、それから、それらについての呼びかけ、協働についての評価、どのようにしているかお答え願いたいと思います。
町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)
それでは、お答えしてまいります。この5年間、あとの1年は残ってございますが、町として町民の皆様にいろいろ、町民の皆様が委員になって事業を進めているものもございます。また、町の情報については、広報等いろいろなホームページもありますし、いろいろなものを通じて町民にお知らせしてきて、この4年半、進めてきたところでございます。あとは、町が進めてきたというのは、総合計画にのっている事業、また、総合計画にのっていませんけれども、町民の生活また経済活動に必要なものとして取り組んできたわけでございますけれども、町民の満足度としては、事業をすることで満足していただいているというようなことで捉えているところでございます。以上です。
議員の質問 5番 田村敏郎
終わります。