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七飯町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日

財政計画の策定について

聞いた人
田村敏郎 議員
答えた人
総務財政課長 俉楼司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 田村敏郎

次、二つ目行きます。二つ目、財政計画の策定について。令和元年第3回定例会の一般質問で、北海道新聞の町長選候補に聞くという記事について質問した際の答弁の中で、財政計画について遅ればせながらでも、今年度末あるいは来年度にかけても、それは総合計画との、総合計画の見直しを含めた中で、財政計画というものをしっかりと作り上げて、ぜひ、その時期になりましたら御協議させていただきますので御理解を頂きたいなというふうに存じますとしております。それから1年経過しようとしておりますけれども、財政計画の内容に- 30 -ついて伺いたい。

町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)

それでは、私のほうから答弁してまいります。財政計画については、今までも前年度予算、決算等踏まえた見通しとして策定しておりましたが、このたび、第5次総合計画の後期計画と整合するため、令和3年度から7年度までの5か年を計画期間とする七飯町の財政の見通し中長期財政計画案を策定しております。この策定案では、策定方法として歳入の町税は、個人町民税が直近5か年の人口減少率等を考慮。固定資産税は、3年ごとの評価替えを想定し推計。その他の税目についても、直近5か年の課税実績等をベースに推計しております。地方交付税は、町税と収入見込み、人口減少率及び公債費需要額を考慮。特別交付税は、5か年の実績状況をベースに推計し、国庫支出金、道支出金は、扶助費や普通建設事業費などの財源として現行制度で推計。地方譲与税等、分担金及び負担金、使用料及び手数料、財産収入などについては、5か年の実績などをベースに推計するなど、予算科目別に定めております。歳出についても、人件費は、現状の人数を維持するものとして算出し、物件費、補助費等、繰出金においては、対前年比0.5から1%を削減するものとして算出。一方、維持補修費は、5か年の実績をベースにしますが、今後は5%程度増加するものとして算出。扶助費においては、現行制度での推計を基本としていますが、高齢者人口の増加等も見込み、0.5%程度増加するものとして算出。普通建設事業費は、補助事業は5億円、単独事業は3億円とするなど、それぞれ算出方法を定め推計しております。この推計の結果、計画の最終年である令和7年度には、基金約8億円を維持し、町債現在高は、令和元年度決算時点での140億7,000万円を115億8,000万円まで減ずる計画としています。次に、この推計による財政指標等の数値について申し上げます。実質公債費比率については、令和6年度にピークとなる16%の想定ですが、そのまま減少します。起債許可制団体となる18%を超えないよう努めてまいります。また、将来負担比率については、令和2年度にピークとなる105.9%になりますが、この後、令和7年度までに87.9%に減少します。将来負担比率は、早期健全化団体となる350%を超えることのないよう努めてまいります。策定した案の概要は、御説明いたしましたとおりとなりますが、ただし、現時点で新型コロナウイルス感染症が及ぼす影響の全容を把握することができておりませんので、それらを考慮しておりません。現在は、ウィズコロナとして新型コロナウイルス感染症の感染拡大を警戒しながら経済活動を進める日常生活を送ることが新しい生活スタイルとなっております。町として、町民の生命と健康を守り、経済の回復を第一に考えるとき、この新型コロナウイルス感染症の対策を講じながら、行政運営を図ることが現在の最重要課題となりますので、そのための財源の確保が必要となります。このため、現在行っている事業、今後も取り組むべきとして検討されている事業においても大胆に凍結、先送りすることなども進めて行かなければならないと考えているところでございます。今後、これら計画策定の前提となる新型コロナウイルス感染症の状況、国・道による対策・支援などを総合的に勘案し、財政計画をまとめ上げてまいります。その際には、議員の皆様へは御協議させていただきたいと存じますので、御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。- 31 -

議員の質問 5番 田村敏郎

今、説明を伺いました。なかなか正直言って、私にはちょっと理解できなかったのです。令和3年から令和7年までの5か年ということで、科目別にそれぞれ実績に基づき、あるいは係数をかけたりというようなことで出されたようでありますけれども、一番気になるのは、やはり目標値というのですか、科目ごとに出しているという、そういう話でしたよね。そうであれば、あるいは5年間それぞれ令和3年、4年、5年、こういったような数値は恐らく積み重ねて、トータルではなくて、恐らく年度ごとに出ているのではないかと思うのですけれども、そこら辺で、もし税なんかは、恐らく来年コロナの関係で非常に減収になるのではないかと思うのです。したがって、過去5年ベースで平均掛ける幾らといっても、なかなかそれは、そのようにはいかないのではないかと思うので、単年度ごとに令和3年から令和7年までの単年度ごとに微調整、これは当然するのではないかと思うのですけれども、そこら辺の考え方、微調整の考え方、こういったようなものをどういうふうにする。例えば固定資産、あるいは町民税、こういったようなものが、なかなか思い通りには入らないといった場合の、トータル的には減りますよね、入らなかった分。ところが、微調整をすることによって、と言ってもなかなか難しい問題だと思うのですけれども、そこら辺のトータル的にそこに行くような持っていき方というのですか、財政計画の持っていき方、トータル的に持っていくにはどうするのかと。単年度、単年度見ると、微動してなかなかうまくいかないものを、どういうふうに微調整しながらトータル的に合わせていくのか。まず、そこら辺の考え方をお聞きしたいなというふうに思います。それから、基金について前の報告の部分については7億円という話ですけれども、今回、8億円というそういうような数字が出てきております。これは、端的に言って目標なのか、それ以上であればそれで構わないのか、そこら辺の考え方をお聞きしたいです。それから、令和3年から令和7年までの間の5年間で、借金の返済30億円減らしますよということですよね、140億円から115億円。5年間ということは、大体端的に言えば、年間6億円。これが公債費というのは、大体基本的な考え方としては、法定ですから、返す額と大体決まっていると思うのです。例えば、令和元年であれば12億何ぼですよね、年間返すのは。そういうふうに決まっている中で30億円、今の状況の中でそこまで可能なのかどうか。いきなり6億円ずつということではなくて、やはり増えながら今の返還というか、それをさらに30億円減らすという話ですから、圧縮するという話ですから、そこら辺可能なのかどうか。そこら辺について、説明をもう一度お願いしたいと思います。

町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)

それでは、答えてまいります。まず、確認というか、1問目でお答えしたとおり、現在、計画案としてつくってございますが、コロナ対策については、今後いろいろな状況を踏まえて、そこを盛り込んで計画というのをきちんと作成していかなければならないという時点でございますので、そのコロナ対策に対する、例えば町税の減収だとか、そこら辺は、今、その町税の減収もどのぐらい減収されるかということは、今、想定をしている最中でございますけれども、そこの数字については確定しておりませんので、そのコロナ対策を、影響を除いた形でのまずは計画をつくったと、案をつくったということで、その数値についてお知らせするということで御答弁させていただきたいと思ってございます。また、歳入歳出というか、トータルをどうもっていくかというところのお話でございます。町税等につきましても、当然その人口の減少するということになると、例えば、去年と同じままの歳入ということになりませんから、そこについては人口減少等も考慮した中で税収を落としているというところでございます。その中で、トータル、目標という形ではこの財政の見通しの中では単年度、単年度、このぐらいにしますよという目標値としては、設定をしておりませんけれども、少なくともその基金を残して- 32 -いくという前提から、歳入歳出を極力合わせていかなければならないというような基本的な考え方の下、つくっているところでございます。基金につきましては、それらを推計、歳入歳出をそれぞれ推計したところでいくと、今の現状では、令和7年の計画の最終年には8億円残るというような推計となっているところでございます。この8億円につきましても、あとは、これからの新たな事業があればまた変わってくるかと思うのですけれども、前から言っておりますとおり、7億円は維持してまいりたいと、最低7億円はということで、今までも言ってございますので、最低このぐらいはということで、それ以上の積み上げについてもあれば、あっただけ基金は何かのためになるものでございますので、そういう意識で考えております。借金をどう減らしていくかというところになりますけれども、今の町債につきましても、非常に今までにない数値となってございます。ただ、これから何年間は、町債、単年度ごとの支出というのは増えてくるところでございますけれども、今後、事業のやりくりでここの繰り入れするというか、歳入とする起債、これを極力少なくすることで、お支払いする以上の起債をすると、これは借金が増えていく一方になりますので、そうではなくて、毎年度お支払いする借金より少なくうまく借りていく、そういう形で事業を運営してまいりたいということで、それも方針として持ってございます。以上、答弁漏れはありましたでしょうか。

議員の質問 5番 田村敏郎

大体分かりましたけれども、ただ、財政課長が言うように起債を、借金を増やさないというのはそのとおりなのです。返す額より借りる額を少なくすると、必然的に減っていくと、もうこれは普通の摂理ですよね。だけれども、なかなか今までの決算なんかを見ると、借りるのが多くて、返すのが少なかった、それで、雪だるま式に増える。これがやはり、どうしてもいろいろなことをするという上では、出てきてしまうので、やはり、健全な財政運営を維持するためには、どうしても町債、借金をどう抑制していくか。国庫補助なんかを使ってしまうと、起債は当然出てきますよね。その中では、やはり皆さんが言うように、交付税の算入があれば、ただ返すよりも交付税で幾分見返りがあれば、それはいいんだとなるのだけれども、借金には変わらないのです。額が大きいか少ないかの問題であって、やはり借金は借金、どこまで行っても子供や孫について回る話、10年、20年、30年の償還の中では、やはりついて回る話だということで、この借金をどう抑制していくかという、これをまず、きちんと考えたかどうか。それともう一つには、新たな財源の確保をどうするかと。今までの話を聞くと、どうしてもその従来どおりの流れの中で対応して、財政計画を立てられたのではないかと思うのですけれども。やはり、これからは新たな自主財源をどう見つけていくか。函館市あたりは、宿泊税でしたか、そういうものをいろいろやったりと。やはり、そういう新たな、税をつくれという意味ではないです、新たなやはり自主財源の確保、これに向けてやはり総力を挙げて知恵を絞っていかないと、なかなか借金体質と言ったらおかしいのですけれども、依存体質ですよね。要するに、地方交付税、国庫補助、起債、一般財源はこのぐらいでいいよ。だけれども、ほかから見ると、やはりゆくゆくは回り回って、借金が増えていくと。こういう依存体質からの脱却のためには、やはり自分たちの新たな自主財源の確保、こういったようなものをどうしっかりと確保していくかという、この部分について何か考えられていたら答弁頂きたいと思いますけれども。

町の答え 総務財政課長 俉楼司(総務財政課長は2021年3月まで)

それでは、再質に対して答弁してまいります。まず、今までの借金の仕方とこれからどういうふうに考えていくのだというような御質問だったと思いますけれども、今の町財政の考え方というか、歳入としては町税、あと地方交付税と、その他事業をする際に起債なども入りますけれども、国のほうからの地方交付税につきましても、十何年前に交付税を抑制されたということで、それから交付税に代わる代替措置として起債をできるよ- 33 -うなシステム、財政対策債のようなものができてきて、町財政をする上で、そこも取り入れていかなければ財政運営ができないというようなところもありまして、今現状、そのような流れでございます。これをなかなかすぐに変えていくというのは、歳出に合わせて、町税がそれだけあればいいのでしょうけれども、なかなかそうはなっていっていないのも事実でございますので、そこは借金を減らすというか、うまくその借金を減らすということは大前提ではございますけれども、うまく借金を利用するというか、有利な借金を、町に対して有利なものを使っていくというようなことは方針に今後も掲げていかなければならないかなとは思ってございます。二つ目ありましたのは、新たな歳入対策ということでございます。ここについても、隣の市の状況もお話しされてございましたけれども、七飯町として何ができるのか、何がいいのかというのを以前から考えているところではございます。なかなか新しい税ということも必要なのかなと思っておりますけれども、ピンポイントにこれにしたいというのは、なかなかない状態でございます。今までも、ふるさと納税等やってきて、一定程度の成果を上げているところでございますけれども、今後、そういうふるさと納税で拡充をして全国の皆さんに七飯町を応援していただくというものが必要ではないかと思ってございます。また、最近、全国の市町村のほうで自治体のクラウドファンディング、自治体の事業に対して応援していただくというような制度もございます。これらも、七飯町として、例えばその応援していただきやすいものとして、イベントを開催する際に、全国の方からそういうので寄附金を募ってイベントをやるだとかというのは、今後できるのではないかなと思ってございます。また、数は、金額としてはそれほど大きくはなりませんけれども、遊休資産なども、町有地なんかも売却を進めて、今後も積極的に進めて、少しでも収入を増やすというような取組をしてまいりたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。

議員の質問 5番 田村敏郎

2問目終わります。

出典:七飯町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる