せたな町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月26日
TPPに関する現状認識
- 聞いた人
- 真柄克紀 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 真柄克紀
それでは3問目の質問をさせていただきます。TPPに関する現状認識という質問項目で提出してございます。奇しくもきょう町長もうご覧になったと思いますが、私、国の施策を議論すべきはございませんが、きょう臨時国会開会で当議会と同じ日に、これも偶然だと私思っておりますが、その中でこれは新聞報道によるだけしか私もわかりませんけど、何となく聞こえて来る情報を見ると、今国会最大の焦点はTPPの承認案と関連法案、それと補正予算だというような報道がなされております。その中で山本農相が丁寧に説明し、お金は元気よく営農できるような施策も議論していきたい。これは山本農林水産大臣のお言葉でございます。北海道新聞25日です。また農業新聞では、私は革新系でも何系でもなく保守系の無所属の一議員としてお話してますので、色眼鏡はつけないようにしていただきたいと思いますが、もう一つでは規模拡大すれば効率が上がる、市場のメカニズムに任せれば産業が強くなるというような経済学の原理だけをこの国会で議論をされていって、地域は黙っていてよろしいのでしょうかという論点の発言もございます。それから9月6日のこれも農業新聞です。これは道農連TPP国会承認反対ということで旭川で大集会を開催してございます。これは台風の激甚災害の指定を求めた集会でございます。今、奇しくも国会でこのような議論が非常に12カ月期掛けて行われる状態にございます。それで当せたな町といたしましてもこの問題については、今までも何度も議論してきましたが、本当に地域の存続を掛けた大変大きな問題だと私も認識してございます。そこで去る10月当議会が主催でTPPに関するシンポジウムを、せたな町で開催させていただきました。町側の応援等もいただいた中で約300人に近い参加をいただきTPPを考えるいい機会になったと思ってるところでございますが、その後も議会では今日までにTPPに関する10本の反対意見書の採択が行われております。それから我が国だけではなくて、アメリカでも大統領選も絡んでTPPについては政府の説明と随分かけ離れた内容での報道がなされております。真実はどうかわかりませんが、いずれにしてもなかなか単純な問題ではないと私も思っているところです。そこで伺いますが、当町でことし1月中旬に久しぶりのTPP反対実行委員会が開催されました。その中で実行委員会の委員長は町長でございますので、町長からは、この反対実行委員会の役目はだいたいもう先が見えたのではないか。皆さんどう考えますかというような提案がなされて、ここでいろいろな意見が出て最終的に町長の提案した案については承認したわけでもなく、今後またいろいろと検討するということで確かその会議は終わったと思ってますが、その後、TPP反対実行委員会に対する考えについて何ら情報がございません。現時点でどのように考えておられるのか、まずお聞きいたします。また今定例会でも当議会は最終的に採択されるかわかりませんけれども、また今度11本目の意見書が提出されております。この提出者の内容を見ますと議長を除く全員が賛成者となっております。こういう中で町、議会含めてTPPに対する方向性を町民の方々も大変深い関心を持っているのも事実ですし、現実に今回の台風も含めて今まで以上に農家を取り巻く環境は厳しいということでは町長も認識していると思いますが、先に質問した2点につきましては現時点での所見をお伺いいたします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
真柄議員の3つ目の質問にお答えをさせていただきます。TPP協定については、議員ご承知のとおり平成27年10月に12カ国の間で大筋合意され、平成28年2月に署名式を行い、以降、各国で国内手続きが進められているところであります。国は平成27年11月に総合的なTPP関連政策大綱をとりまとめ、平成28年3月8日に協定承認案、関連11法案が国会に提出され3月24日衆議院でTPP特別委員会が設置され、審議が進められましたが、衆議院では継続審議となり秋の臨時国会、議員おっしゃられましたきょうからでございますが、審議が再開される見通しであることから動向を注視しているところであります。今後、状況の変化などや新たな情報が入り次第、報告などしたいと考えております。まちとしましては、今定例会に提出される農業、農村を崩壊させかねない農政改革とTPPの拙速な国会承認の反対を求める意見書を尊重すると共に、更に本町の農林水産業が持続的に発展できるよう足腰の強い農業の生産基盤の整備や生産性の向上、多様な担い手の育成、確保などの農業振興策に積極的に取り組んで本町の基幹である第一次産業をしっかり守っていきたいと考えているところでございます。ご理解願います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
議会が中心となって行われましたシンポジウムや、これまでの取り組みにつきましては敬意を表するところでございます。1月の実行委員会での考え方などにつきまして、各関係団体から意見をお聞かせいただいたところでございます。議員ご承知のようにいろいろな意見がございました。そういった中で反対実行委員会として皆さんの意見を受けながら、どうやって活動していくべきかということにつきましては、多少悩む状況にはございますが、しかし本来の実行委員会の目的でございますTPP反対ということにつきましては、これはそうした形をしっかりこれからも進めてまいらなければならないと思っているところでございます。
議員の質問 8番 真柄克紀
ここ大事なところですので、町長、私再度伺います。この質問なんでしたのかというと私は町民というより、この地域に営農している方、最終的には商業を含めて町民の方々にもそれはすべてが反対だという意見ばかりでなくて、いろいろな意見があるのも認識はしてる中で、でも圧倒的にこの規模のここのまちの農業形態の中で先ほど言ったように、規模拡大の効率が上がることによって、農家が助かるというこの詭弁的な考え方の、それに立ち向かって、なおかつそれで伸びていけるだけの基本力も、労働力ももった農家、なかなかいないのが現実だし、先に平澤議員、江上議員もおしゃってましたやはり65歳、67歳の夫婦が営農と年金で必死であと17年間生きて行く農家、これは本当に多い数でございます。そういう農家を守っていくというのが、守ることによってこの地域全体の農業あるいは漁業を守るという方法それしか生き延びていく方法私はないと思う。国からどういう形でものすごい施策が出るかわかりませんけれども、それは対応できる方々は限られていると思います。そういう意味で私、農家にいきますと何だと議会は反対意見だすけども、どうなの自治体としては、あるいは町村会としてはTPPはどう考えているのという話もよく伺います。それで1月にああいう話があったので、私、代表という形で再度お聞きしますけど、では町長はTPP自体の反対実行委員会の意義については、設立当時となんら変わらずに認識してるという考えでよろしいんでしょうか。それをまず再度伺います。それと町長きょう意見書出す11人の議員、これは温度差があれ、髙橋町政を支持し応援してる議員も何名もいらっしゃって積極的に応援してる方でもこういう形で反対意見書を出しているわけです。ここにもし違うということになると、整合性が取れないとまたこれも混乱もいたしますので、その辺についての考えもきちんと整理して町民に安心して、必死で先頭になってTPPに対して立ち向かうという形の町長の意気込みを、この機会ですから再度お示しいただければありがたいし、先ほどを確認しますけど反対実行委員会については、当初の設立当時の精神のままで町長も考えていることで理解してよろしいのか、再度お伺いします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
2回目の質問に答えをさせていただきます。当実行委員会の委員長としてその責任を果たしてまいりたいと考えております。
議員の質問 8番 真柄克紀
それでは町長の考え方をお聞きしました。私たち議会もきょうまた再度、一致団結して意見書を提出して、せたな町の一次産業、地域を守るために更にどういう方法があるのか地道に努力を重ねていきたいと思いますので、町側もいろいろな情報を含めて協力方よろしくお願いして3回目の質問を終わります。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
3回目の真柄議員のご意見は質問ではなかったと理解しておりますが、いずれにしましても議会のご意見も十分尊重しながら、また委員会の関係の団体、そうした意見も十分お聞かせをいただきながら、しっかりと責任を果たしてまいりたいと考えております。