森町議会 平成25年第1回 9月会議 2013年9月2日
参議院議員選挙の結果(低投票率)について
- 聞いた人
- 宮本秀逸 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 宮本秀逸
通告に従いまして、質問をいたします。参議院議員選挙の結果(低投票率)についてであります。7月21日投開票の第23回参議院選挙は、選挙区、比例代表とも過去3番目の低投票率だと報道されております。昨年12月の第46回衆院選の投票率は戦後最低の記録とも報じられました。選挙は、民主主義の基盤であります。今回の参議院選挙においては、森町の投票率は市部を除き管内では最下位でございました。今回の結果について、1つ、どのように総括をされましたか、2つ目、投票率アップのための課題と対策について伺います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
宮本議員のご質問にお答えいたします。なお、答弁につきましては森町選挙管理委員会と連携、共同して選挙の管理、執行を推進する立場から町としての考えを述べさせていただきたいと思います。1点目のどのように総括されたのかについてであります。昨年12月に執行された衆議院選挙の小選挙区投票率は全国で59.32%、全道で58.73%、森町では57.17%であり、本年7月に執行された参議院選挙の投票率は選挙区、比例代表ともに全国で52.61%、全道で54.41%、森町では52.13%でありました。衆議院選挙は29年ぶりの師走選挙となり、大変寒い中での選挙となったことが影響したのか、戦後最低の投票率となり、参議院選挙は前回3年前と比較して5.31%ポイント下回って過去3番目の低さとなりました。今回参議院選挙については、インターネットによる選挙運動解禁という新たな取り組みがあった中で投票率アップの期待もありましたが、同時に争点の有無、明確な争点がわかりづらかったと報じられております。そのことが国民の関心の低さにつながった可能性があり、当町においても同様の影響があったものと考えるところです。もちろん投票率には当日の天候、候補者の数など、さまざまな要因が影響するものと考えられることから一概に論ずることはできませんが、結果として低投票率となったことは大変残念な思いであります。町といたしましても選挙管理委員会及び森町明るい選挙推進協議会と連携を密にしながら、次に述べる各種啓発事業等を中心に投票率向上に向けて取り組んでいきたいと考えております。2点目の投票率アップのための課題と対策についてであります。これは、政治選挙に対する関心を高めるということに尽きると思います。そのために、選挙時においては従前より多様な啓発を実施しております。今回実施した啓発の一例を挙げますと、町内主要箇所へののぼり掲出、各町内会及び町内事業所宛てに投票参加、棄権防止呼びかけの文書の送付、食KING市等行事開催時における呼びかけ及び啓発物品配布などがございます。また、投票しやすい環境づくりについては、これまでも体の不自由な方や高齢の方のために入り口等にスロープを設置するほか、全投票所に車椅子の配備、車椅子用記載台を設置するなど環境整備に取り組んでおり、今後も投票所の点検などを行い、選挙人、特に高齢者の方などに配慮した環境づくりを推進してまいります。そして、若い世代に対しての投票率向上対策であります。若年層の投票率は全国的にも低い傾向にあり、当町においても同様の傾向が見られます。若年層に対する常時啓発事業につきましては、森町明るい選挙推進協議会と連携をとりながら、特に新成人となる方を対象として成人式の際に啓発用の冊子やパンフレットを配布し、政治や選挙に関心を持っていただけるよう啓発をしているところであります。何点かポイントを述べさせていただきましたが、選挙人のニーズを的確に把握しながら、できる限り誠実に対応し、今まで実施してきた活動を地道に継続して行うこと、そして充実させていくことが肝要と考え、今後も取り組んでまいります。以上でございます。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
答弁をいただきまして、ありがとうございました。総括は、いろんな形でやられたというようなことで、それでいいのかなと思いますが、問題はこの投票率をどうやってアップするかというような話になってこようかなと思うのです。そして、若年層というのですか、20代、30代が非常に悪いというようなことでございまして、なぜ悪いかというようなことに実はなってこようと思うのです。私は、期日前投票を行いました。そして、若い人が期日前投票に行ったのを聞きましたら、第1番目に返ってきた話がティッシュぐらいではだめだよねと、こういう話です。有権者ですよ。若い有権者がそう言うのです。笑った方も今いらっしゃいますけれども、笑えるような話だと私も思ったのです。だけれども、よく考えてみました。今の若い人たちは、特に生まれたときから何かをもらって育ってきているのです。物を買ってもポイントがつくのです。電話かけてもつくのです。あらゆることに対してそういったサービスがなされる状況で育ってきた若い人に説教がましい話をしてもこれは無理ですよと、こういう話でした。若い人の話です。ある一部の若い人の話です。そうしたら、私が言ったのは1,000円の商品券をみんなに上げるといったら行くかと言ったら、それは行くでしょうと、そういう時代感覚だと私は思っているのです。今までやってきたことを踏襲してまたやりますというふうに町長は言われましたけれども、恐らく町内会に働きかける、あるいはいろんな団体に働きかけるというようなことは、当然これはやっていかなければなりませんが、私はそれだけで果たして投票率が上がるのかなという心配を実はしているのです。極端な話ですよ。投票率70%に持っていったら1万人が投票するわけです、森町で。その人たちに1,000円の商品券を上げたら1,000万かかります。だけれども、これはすごい投票率が私は上がっていくと思います。それがいいか悪いか、正か邪かというのは、これはまた別問題としまして、やはり投票率をどうやって上げるかというのが一番の先決の問題だと思うのです。そして、興味を持ってもらうと。興味を持たせて投票に行かせるというのも一つの方法でしょうけれども、正論でしょうけれども、私はなかなかそういうわけにはいかないのではないかなというような実は気がしています。行った人が、町長も聞かれたと思いますけれども、いろんなところで聞かれたと思いますけれども、あの人があそこに座っているから行かないよという人がいるのです。投票所に何人かの方が座っていらっしゃいますね。当然必要だと思いますけれども、そういう方も中にはいらっしゃる。そして、行ったけれども、じろじろ見られるのが嫌だと言うのです。そして、どこに何が書いてあるかわかりませんと、こう言うのです。場慣れしている人たちはどうでもないことが、あの場に行くとやはり舞い上がってしまう人も実はいるようなのです。はっきりわかるように書いて張り出してあるつもりなのだけれども、そういった人たちについては、こういう背の低い人がですよ、町長。あそこにあるやつ見えると思いますか。これは無理だと思うのです。だから、環境整備の話をなさいましたけれども、そういった工夫もやはりこれからは非常に具体的に必要なのかなというような感じが私はいろんな話を聞いて思いました。ぜひ参考にしていただきたいと、こんなふうに思うのです。ちょっとさっき商品券の話をしましたけれども、ばかげた話だというふうに思われるかどうかは別としまして、育ってきた年代というのは完全に変わってきておりますし、先ほど町長も言われましたが、ネット選挙においても本来だったらネットを扱っている若者が多いでしょうから、それに呼応するかというと、そうでもなかったというようなことが実はございました。いろんな方面からこれはぜひ検討していただきたいと、こんなふうに思います。私が直接聞いた話で一番気になったのは、その投票所での空気と言ったら失礼ですけれども、なかなかいろいろじろじろ見られるのが嫌だと、繰り返しになりますけれども、そして書いてある人たちの名前がわかりづらい、見えづらい。それは普通の大きさというのですか、背の高い人というのですか、そういった人たちにすればどうでもないことなのでしょうけれども、背の非常に低い方もいらっしゃいます。非常に見にくいという話がありました。そして、何よりもあの投票所で見られるのが嫌だと。これはどうしようもないことですから、そんなこと言ったってそれはだめだよみたいな話を私はしましたけれども、そういった方もたくさんいらっしゃるということなのです。そして、私は開票の立会人も行かせていただきましたけれども、残念ながら白票も多いし、それからほかのことを記載した投票用紙もたくさんございました。せっかくあそこに行って、白票は一つの投票の方法かもしれませんが、全くわけのわからぬことを書かれたり、何かに抵抗するようなことを書かれたりみたいなことがありますと選挙を運営する側というのですか、これは町に責任があるとは言いませんけれども、そっちのほうの責任も多々あるのかなみたいな、こんなふうに感じましたので、実際にとり行う側としましてやはりこの選挙問題については考えていかなければならぬと思います。そして、申しわけありませんが、先ほど言われた明るい選挙推進委員会とか、いろんな団体との協力をなさっていくというのは、これは当然のことでありますけれども、それだけでは絶対に私は投票率は向上していかないと思います。さきの午前中の一般質問でも触れられましたけれども、残念ながら森町は非常に悪いイメージがついてしまいまして、投票率にまでこんなに影響したのかなみたいな気持ちで残念だったのですけれども、やっぱり一つ一つアップの方向に持っていかなければならないと思いますので、もう一度私の話も評価していただきながら答弁いただきたいと思います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
宮本議員の再質問にお答えしたいと思います。非常に投票率が低い、この結果は真摯に受けとめなければならないなと思うわけでございますけれども、いろんな中には理由がございましょう。宮本議員が直接若い方に伺ったように、非常に投票所に行くとちょっと苦手な方がいると、だから足が向かない、そういったちょっと頼りないなと思うような若い方も今、日本の中で育ってきていると、そのような部分は私も非常に残念だと思います。ただ、投票率だけのことを考えると、こういう方々にもっと来ていただけるような対策も考えなければならないなとは思うわけでございますが、一方では私の分野ではちょっと離れますけれども、やはり町の若い方々の教育をもう一度少しは考えていかなければならないなと。もうちょっと積極的にどなたのところにでも赴く、またいろんな方とおつき合いできる、そういった人づくりも教育長とちょっと相談してみたいなと、そのように考えるところでございます。また、一方でこの投票率につきましては、やっぱり立候補していらっしゃる方が身近であったり、また例えば我が町の議会議員選挙、町長選挙と同時に投票が行われる、そういったものも含められると逆に投票率がまたアップしてくるのかなと、そのように思うわけでございますけれども、それにしてもこの低投票率、市を除いて町としては管内で最低だということでは少し改善を図らなければならないなと思います。ただし、これに対して何か贈り物とか、それから何かがもらえるから投票に行くのだよと、これは私は避けたいなと、そのように思います。もっと何がしか違った方法で、やはり投票によって町がどういうふうに変わるか、町をよくするために1票をどう使うかという、そういったものを教育長とともに進めていきたいなと、考えていきたいなと、そのように思っております。以上です。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
繰り返しになりますが、私は決して物でつるのがいい方法だとはもちろんそれは思いませんが、くどいようですけれども、そういった世代にやっぱりなってきているということなのです、1つは。カードを使ってもポイントがつくだとか、何か利益があるからやるのです、利益があるから。そうでしょう。商工会だってそうです。みんなやりますよね、ポイントカードで。だから、そうやって呼ぶのです。好きな選べるような商品だけ並べたら来るかということではないのです。何かを付加しないと行かないということなのです。それは、今町長がおっしゃったように教育をやって選挙というのは大事なのだ、政治というのは大事なのだというようなことを教えて、それで自覚して、そうしたら行くぞみたいなことになれば、これは理想でしょうけれども、それが果たしてなせるかということになりますと、かなり私は難しいと思います。ティッシュを配るのも……配りましたね。ティッシュを配りましたね、期日前投票で。ティッシュをこの前は配りましたね。だから、それもやっぱり一つの方法だと思うのです。それが私は悪いとも思いませんし、それはやっぱりご苦労さんの意味も兼ねてということだと思いますし、だから1,000円の商品券にしろということではありませんよ。だから、そういった何がしかもやっぱり考えることもこれからは必要なのかなと、そんな時代になってきているのかなと、こんな感じがするのです。ですから、物でつるということが本意ではありませんが、そういったことも考えていただいたらどうかなというようなことでございますので、その評価だけやっていただいて私は終わります。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えいたします。ポケットティッシュという、これは期日前投票等に配っているということではなくて、投票に行きましょうというものを日ごろから宣伝するための、そういう宣伝するための啓発活動用の商品ですので、その点を勘違いする方も中にはいらっしゃるのかもしれません。これは、そういったものが何がしか投票に向けてというか、投票とつながるそういった商品があれば、それについては考えたいとは思いますが、あくまでもこの投票については何がしか魅力的な啓発物品と申しますか、その点についてはちょっと検討してみたいと思いますが、一方で先ほど申し上げたようにやはり地道に人に対して啓発と申しますか、教育をしていく、そういったものも並行していきたいなと、そのように思います。以上でございます。