みんなの議会

森町議会 令和8年第1回 3月会議 2026年3月4日

森消防のパワハラ処分などについて

聞いた人
野口周治 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 野口周治

去年の3月、1年前ですが、森消防署のパワハラ問題を指摘して対応を求めました。その後1年がたちます。関係者の処分などの結論は出ましたか。加害職員とされている人は定年の年齢が近いです。時間切れとなることも心配です。また、役場組織全体にパワハラ問題についての啓発を行う方針であったと理解をしていますが、いまだに気になる話を耳にします。町議会議員として考えるところもありますが、まず町として現状をどう捉えているか、声を拾い上げて対応する機能が正常に働いているのかどうかお答えください。(「休憩いいですか」の声あり)

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。昨年3月、議員からご質問をいただいた森町消防組織内におけるパワーハラスメント等の問題につきましては、昨年3月以降相談者全員から聞き取り調査を実施してまいりました。行為者とされる職員は複数名おりましたが、その中から数名の職員に対して聞き取りを行い、事実関係の確認は既に終了しております。現在はこれらの事案が処分に該当するかどうかについて結論をまとめている段階であり、パワーハラスメント行為が認められた職員に対しては処分案が決定次第森町職員懲戒審査委員会に諮問し、速やかに懲戒処分を実施する所存でございます。消防という職務は、自らの命を守りながら住民の命を救うという極めて厳しい責任を伴うものです。日々の訓練や指導において妥協が許されないという上司の判断や認識は、組織運営上必要不可欠であり、今後どのような状況になろうとも堅持していかなければなりません。一方でいかに職務の厳しさが求められているとしても、その方法が部下の名誉や人格を傷つけるものであってはなりません。組織の強さは、恐怖ではなく信頼によって支えられるべきものです。今回声を上げた職員は、対立を望んだのではなく、我慢を重ねた末に辞めていく仲間や士気の低下を見過ごせず、組織を守るために勇気を持って申し出たものと受け止めております。その思いは尊重されなければなりません。本件は、双方の主張が大きく異なり、慎重な聞き取りと整理が必要でした。拙速な判断は組織にさらなる分断を生むと考え、時間をかけて事実確認を行ってまいりました。組織が強くありつづけるためには、町全体がこの案件の本質を理解し、前に進む必要があります。これはどちらかの主張にくみするのではなく、消防組織が住民の命を守る機能を最大限に発揮できる状態を維持するという観点からの判断でございます。そのため、今回厳しさは守りつつ人権侵害は決して許さないという線を引きました。改めて町として再発防止と職場環境の改善に取り組んでまいることを表したいと思います。以上です。

議員の再質問 6番 野口周治

結論は出たかと尋ねましたが、今の答弁では結論は出ていないということだと思うので、聞き方を変えます。いつ結論が出ますか。そのとおりにならなくても、今どう考えているかということをお答えください。それから、大局としてはおっしゃったことはそうだと思うのです。ただ、その中で幾つかケースを耳にしているとさっき言いましたが、例えば精神的につらくなって出社できなくなった職員がいると。この人が出ていけませんということになったけれども、家族が電話をしたと。そうすると、それを受けた上司に当たる方が、これ一方からの話です、方が何であなたが電話してくるのだと、俺のところに来て謝れと言ったという話があります。これは話ですから、名前をつけた言い方はしませんが、そういう話がある。先ほどシャリテのことも言いましたが、仕事は厳しいことはもちろんあります。ただ、その中であってはならないことが現実に起きている。ほかにも例えば町は町民のことを考えていろいろ新しいことをしなければならない。ですから、職員が新しいことを提案をしたと。これは本人から聞いた話ではありませんが、そうすると新しいことはしなくていいと言われた。なぜかは分かりません。ですが、そんな受け方は私はないと思うのです。その方は異動になったのです、いろいろなところから話を聞いていると。聞こえてくる話です。資料を置いていけと言われたと、一体なのだろうと周りの人たちが言っていると、こういう話もあります。私は、このくらいのレベルになると火のないところにとか、思い違いだとかいう話ではないのではないかと思うのです。もしもそういうことがまだあっているのであるならば、それは組織の中だけで改善は難しいということを示しているのかもしれない。それなら、私自身はこれまでは町の組織がやることについて直接的な介入はなるだけしないことでやってきたけれども、ではお手伝いしましょうというふうに立たざるを得なくなるなと。これはほかの議員も同じだと思います。もしそういうことがあるのだったら、それには関わりましょうと。ただ、ああしろ、こうしろはないけれども、言っていることをちゃんと伝えると。そのために必要ならそういう話があったとき録音もしてくださいと、その録音を基に話をしましょうということだってあると思います。こういうことをちゃんとやらなければいけないのではないかと感じるのです。先日聞いたいい話です。課題を発見して解決する力、状況に応じて柔軟に思考する力が必要だと。多様な価値観を持つ他者との対話を通じて相互理解を深めて、既存の枠組みにとらわれない発想を受け入れて、協働的に他者と力を合わせて解決する力が要ると。まさしくその課題がここにあるのではないですか。いかがですか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。具体的なお聞きされた話ということで今お聞かせいただきました。そのことだけをもって今私がそれに対してこうだ、こういうふうだ、ああいうふうだという、その考えを示すにはなかなか難しい端的な情報であると思います。この問題の本当に難しいところは、上司、部下という外から見た強さ、上下関係という関係性の中において、先ほどもお話しさせていただきましたけれども、まずもって大前提は信頼関係が大事だというところであります。今回は消防という特に特殊な、町民の命、そしてまた自身を命を管理しなければならない、そういった特殊な組織でございます。また、その関係性においては時に厳しく、そして誤解されるようなやり取りが、これはないにこしたことはないのですけれども、当然人間ですから感情的にやってしまう、話してしまうことがあると思います。それは、双方において私は発生していると思います。ですので、この難しいところというのは、では上職はいろいろなことに気を遣わなければならない、それは配慮はしなければならない、パワハラはあってはならない、それは当然だと思います。そういいながらも本当に伝えなければならないこと、そしてまた話さなければならないことのコミュニケーションが取りづらくなってきている。それが組織運営において非常に致命的なことになってきているという感覚も一方で私は持っています。本当に非常に難しくて、今このハラスメントという言葉に関しては、いろいろな立場から見たハラスメントがあります。この町の町長として、責任者としては、特に消防に関しては本当に自身の命、そして町民の生命というところを管理しなければならないというところにおいては、時に非常に厳しい態度、言動が生じることもあります。それと相手を否定するその人格等々の攻撃は、私は区別しなければなりません。それは先ほど申し上げたとおりです。ですので、その点に関しては、議員がお話しされた聞いたというお話に関しては、改めて私ももう一度各課から聴取してその実態がどうなのか、実際問題お互いの立場から見たそのコミュニケーションの内容がどうだったのかというのは確認させていただきます。そして、結論が出ているのかどうなのかという話でございました。これは、最初答弁させていただきましたとおり、その判断をした段階においては懲戒審査委員会にかけ、その答申をもって最終的な判断をさせていただきます。当然そのパワハラの事情聴取を行った担当課からの詳しい状況のお話も聞かせていただいておりますし、当事者からの直接的な話も聞いております。当然懲戒処分というところだけにとどまらず、今この場において何を残して組織にしっかりと継承していかなければならないか、自分の行いの何が過ちで、それはしっかりと対応していかなければならないか話させていただきました。本人はそれを理解しております。私は、その点も含め注視し、今後どうするか決定していきたいと思います。以上です。

議員の再々質問 6番 野口周治

あと10分ですか。

議員の再々質問 6番 野口周治

およそ10分。では、ここでやめます。

出典:森町議会 令和8年第1回 3月会議 2026年3月4日 議事録 PDF(150ページ) 間違いを知らせる