みんなの議会

森町議会 令和8年第1回 3月会議 2026年3月4日

物価対応交付金の支給早期化について

聞いた人
野口周治 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 野口周治

それでは、昨年12月26日に決定したもりまち応援券が3月16日から使えます。国の交付金2億1,000万円余りを使う事業で、国の金額内示から丸3か月たちます。物価が上がって賃金も年金も目減りする中で、年末年始にかかったこともあって、この交付金をもっと早く町民が使えるようにできたらよかったのではないでしょうか。そういう視点で、もりまち応援券の採用を議会に提案してもらうまでにどのように検討したのか。視点は今申し上げたことです。また、ほかの近くの自治体での施策や住民が使える時期も念頭にして今後に向けてどう考えるのかということでお答えください。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。長期化する物価高騰の影響により町民の皆様の生活が圧迫されている現状において、迅速な支援の実施は町政の最優先課題であると認識しております。本事業の財源である物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金につきましては、昨年12月16日に国からの通知及び内示を受け、当町では実効性と地域経済の循環を両立させるべく、直ちに検討を開始いたしました。検討の過程では、迅速な支援を第一に、行政ポイントの付与についても比較検討を行いました。行政ポイントは、利便性が高い一方、利用可能な店舗が一部に限られる懸念がございます。そのため、デジタル環境に不慣れな高齢者を含む全町民がひとしく利用できる公平性、町内の幅広い小規模店や飲食店での利用を通じた地域経済への波及効果、そして日常の買物で使いやすく、事業者の売上げに直結する実効性を総合的に判断し、現時点で最適であるもりまち応援券の採用を決定いたしました。昨年12月26日の補正予算成立後速やかに取扱店の募集、登録、偽造防止を施した券面の印刷、全世帯への配送準備に着手いたしました。3月16日の利用開始は、適正な事務執行を前提とした最短のスケジュールであったと考えております。今後は、今回の応援券配布における事務手続や利用状況を精査するとともに、自治体で実施されている現金給付やお米等の現物支給、お米券の配布など、地域の実情に応じた多様な支援実例についても幅広く調査、比較を行ってまいります。これらの事例から得られる効果や課題を森町の地域特性と照らし合わせ、将来的な行政ポイント付与の可能性も含め、よりスピード感と実効性を兼ね備えた町民の皆様に寄り添う支援の在り方を追求してまいります。以上です。

議員の質問 6番 野口周治

これからもう一度実績も検討するし、ほかの町でやられているものも見ながら考えると。内容もお米券という話が出ましたが、それはともかく、現金なども含めてということで答弁をもらったので、可能性は広がったのかなと思いましたが、もともとこの交付金の事業メニューは非常に広いです。いわゆる個人に渡すものだけではなくて、ある業界をきちんと支援することで町をもっと振興すると、そういうことを含めた使い方が幅広く指定されている上に、いろいろと国も慣れてきて柔らかく運営しています。例えば先行して施策を打っておいて、後からこの施策がかぶった場合にそれに利用することもできるとまではっきり書いています。そうすると、国からの金額と内容の指示が通知や内示がある前でもスタートしておくことは可能であったはずだと。そのことは既に世間では取り沙汰もされていたし、動きがあった。この時点でスタートをすればもっと早く進められたのではないかと私は考えているものです。それから、やはり越年資金ということを考えると、現金というのは大きな選択肢としてあり得るのではないか。この話をすると出てくるのが小規模店、特に町に拠点のあるお店と外から来ている大規模店とのバランスという話が出ますが、実際にそれほど大きな偏りが出るのかどうか。お金が入ってきたら、その分がほかのを押し出す形で、基本的な消費はそう大きく変わらない。むしろ町民にぜひ町の店を使ってください、町で使ってくださいと、町に拠点のあるところにお金を回してくださいという呼びかけを誠心誠意するというやり方もあると思うのですが、いかがですか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。遡って改めて当時の国の内示等々を含めた情報共有に関してお話しさせていただきますと、この情報というものは報道にもされておりましたし、当時の政府の対応方針としては早くから、このような具体的な案ではありませんでしたが、経済対策を行っていくという話は情報としては伝わってきておりました。コロナ禍における交付金の活用等々のスキームも各自治体それぞれございましたので、そこは特段の事業メニューの周知等々はありませんでしたけれども、多分この方向で来るのではないのかなというところは私も想像しておりました。その点においては、先ほどの答弁では内示が16と話しましたけれども、当然その情報は早くから私のほうもつかんでおり、副町長をはじめ担当課のほうに準備をするように、あれはたしか11月中の話だったような気がしますけれども、あらゆる選択肢を通じ、すぐ動けるように指示は出しておりました。そのような状況でございます。そしてまた、現金支給についての考察というか、お話もいただきました。これに関しましては、私としてはこの現金給付、呼びかけをセットにするということは当然しなければならないのかなと思いますけれども、やはり町外に対してこの資金が流れ出るというところは、これはある一定数否めないのかなというふうに考えております。そしてまた、それを定量的に検証として評価することもなかなかちょっと難しいのかなと思います。そして、プラス現金給付になりますと、非常にこの事務手続が最終的な支給までに時間を要すというところも担当課としては承知しておりました。現に現金給付を選択しているほかの自治体においては、当町はもう既に券は配りましたけれども、まだ完了に至っていない、そういう実態もあります。その辺は、事務の進め方というか、マイナポータルの活用、現金口座へのひもづけ等々も今後進めばそれはかなりのスピード感を持ってできることなのかなと思いますけれども、現状においては資金が町外に流出しないこと、そしてより早く事業を進めることに関しては、今回のこの商品券事業が一番適しているものと判断して、指示させていただきました。そして、事前実施の事業に対しても充当可能であるというところに関しても、これは情報をいただいておりました。実際充当できる事業は確かにございました。しかしながら、その事業に充当すれば財政的にはその分浮きますので、我々にとってというか、財政的には非常にそういう使い方も選択肢の一つとしてあるのかなと思いますが、やはり目に見える、町民の皆様にとって手に取って感じ得れる、使うことで実感できる、そういった商品券事業が一番適当なのかなと考えております。以上です。

議員の質問 6番 野口周治

時間が少ないので、1点だけ、最後におっしゃった事前に組んだ事業というのは今回のような例えば商品券でもいいのです。そういうものを走っておいて目的が国が設定するものに沿うものであれば使えると、つまり先行して走ることができるという意味ですから、そういうことを踏まえてぜひ、別に町が財源取り込む話をしているのではありません。もう一度お願いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

端的に話させていただきまして、やはり議会の皆様に財源措置を説明する上では、これらの国の事業内容がはっきり明確化した上でなければこれは説明できないと捉えております。事前にこの予算規模で走るとなりますと、説明としてはふるさと納税を充当した商品券事業を行いますという説明にしかならないのかなと思います。その中において、確定はしていないのだけれども、こういった事業メニューがこれから国のほうで予算が可決される可能性もある、されない可能性もある、その中においてそれを事業化して進めるというところにおいて議会の判断がどのようなものなのかなというところは、私どもとしては非常に何とも、こうしてくれというところはお話ししづらい部分もあります。今回そういった説明の仕方が果たして皆様の審議におけるその判断材料としてどうなのかというところは、ぜひご意見を聞かせていただきたいところではありますけれども、議会上程の担当課からの説明においてはそのような説明にとどまってしまうのかなというふうに考えております。いずれにいたしましても、いただいた今のお話、担当課のほうでも引き続き検討というか、その要点をもう一回整理してみたいと思います。以上です。

議員の質問 6番 野口周治

去年の6月にさわら福祉会への6,800万円の財政支援が決まりました。町内の老健施設のベッド数を確保するための緊急措置です。町は、将来の方向性として2つの施設を統合したいと言っています。検討するために外部コンサルタントも使っていますが、その大前提は町、または2つの施設が主体的に課題に取り組むことです。さらに、町は去年の12月、新たに統合推進人材も採用しています。その中で、今年2月、本件の調査特別委員会で福祉会から来年度9,700万円の支援要請があったと説明を受けました。委員会で事業の大枠整理の途上であるとしても昨年の支援決定から来年度末まで1年半、数字に何らの改善も見られないことは問題だと議論をしました。国の福祉削減政策の中で、自治体が地方自治法の本旨に基づいて住民の生活を守ることは当然ですが、現実に施設の巨額の赤字を町が支える続けるのは大変です。昨年の支援決定以降、町と2つの施設はこの課題をどう捉えて、自らは、コンサルと推進人以外の当事者です、は具体的に何をしてきたのか、また今後1年間何に取り組むのかを答えてください。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。さわら福祉会への財政支援補助につきましては、これまでも補助金の適正な運用を図る観点から、稼働率の向上や経費圧縮への取組状況を随時確認しながら必要な財政支援を行ってまいりました。まず、収入面の課題であります。さわら福祉会においては、待機者の減少や入院者数の増加により、稼働率が低下していたことが大きな課題でありました。そのため、町としては入所者が入院された際に生じる空室期間の圧縮を徹底するよう指導してまいりました。加えて、令和8年1月からは、さくらの園へ申込みされた方に対し、シャリテさわらを紹介する取組を開始しております。その結果、現在は入所者50名となり、高い稼働率を確保できている状況であります。次に、支出面の課題であります。昨年実施した外部監査及び経営計画策定業務の報告書において人件費、プロパンガス費、給食業務委託料が高水準であるとの指摘がなされました。しかしながら、人員削減は連鎖的な退職を招き、事業継続自体が困難となるリスクが高いと判断いたしました。そのため、人員削減は行わず、特別手当の見直しや夜勤帯に対応可能な職員の採用を進め、効率的なシフト運用へと転換することで経費圧縮に努めてまいりました。今後につきましても、稼働率向上による収入増加の取組並びに経費圧縮の進捗を確認しつつ補助金の適正な運用を図ってまいります。そして、本件の本質的な課題は、統合後に持続可能な施設運営体制をいかに構築するかにあると認識しております。統合決定後、統合後のあるべき運営体制について多角的な検討を重ねてまいりました。本当に直営でよいのか、合併後の町財政に過度な固定負担を残さないか、職員の身分整理をどうするのか、入所者様の移動による身体的、精神的負担をどう最小限に抑えるのか、これらを総合的に検討した結果、統合後は町直営ではなく社会福祉法人による運営とする方向へ大きく方針を転換させていただきました。令和8年度当初予算審議直前での転換表明でございます。数多くの議案をご審議いただく中で、議員各位に追加の検討負担をお願いすることとなりましたこと改めておわび申し上げます。この方針転換の最大の理由は、現在シャリテさわらで勤務している職員の能力の高さと管理体制の水準の高さを詳細な精査の中で確認できたことであります。率直に申し上げ、当初私はそこまでの戦力が現場に残っているとは想定しておりませんでした。しかし、統合に向けた戦力分析の中で明らかになったのは、従来型50床の運営はコロナ以前において極めて健全に黒字を維持していたこと、そして現在も施設長をはじめ相談員、支援専門員、事務職員が高い能力を有し、現場の介護職員と共に質の高い介護環境を維持しているという事実であります。この事実を踏まえたとき、町が直営化し、全職員を公務員化することが最適解であるかについて疑義が生じました。むしろ現在の社会福祉法人としての柔軟な運営体制を生かすほうがさくらの園とシャリテ両方の介護職戦力を最大限に発揮できると結論づけました。直営化すれば人件費は固定化します。また、組織文化の衝突や行政特有の意思決定の鈍化というリスクも否定できません。一方で法人運営であれば人事の柔軟性、迅速な意思決定、市場環境に即した採用戦略が可能となります。私は、民間現場の戦力を信じ、その積み上げられてきた能力を民間法人の枠組みの中で最大限に生かす選択をさせていただきました。今後のスケジュールであります。令和9年3月末をもって統合を完了し、4月1日から新シャリテを開始いたします。これに伴い、さくらの園は令和8年度末をもって完全廃止とし、現在の社会福祉法人を維持いたします。統合後当町職員はさわら福祉会へ派遣いたしますが、法人給与表基準で算出した人件費との差額は町へ返還していただき、実質的な人件費補助とはいたしません。また、行政からの退職者補充は行わず、統合後の採用は法人主体で行います。令和8年度は、入所者様が引き続き安心して生活できる居住環境を確保するため、期限を明確に定め、持続可能で質の高い特別養護老人ホームの運営へと転換してまいります。以上です。

議員の質問 6番 野口周治

今説明があったとおり、統合推進人を採用し、また外部コンサルタントを使ってシャリテの実態、あるいは今後の損益試算が出てきて、これが意思決定に寄与したということで、2つはやってよかったのだと思いますが、私はそれでもやはりこの人たちに委ねっ放しだったのではないかという懸念を持っています。具体的には出てきた資料、これは委員会で出てきた資料です。前に書いてあったものと同じ何々に取り組みますという表現ばかりで、そこからのアウトプットが中間的なものも何もない。そこに係る質問が出ていても、それに関わる答えがなかった。その上で、おとといの全協の中で初めてレポートが出てきて、そこでそれが基でいろんな判断をしたのだということを語られた。推進人の話を聞きたいと求めたら、そのレポートが出てきた。振興局にあの特別委員会の朝電話をして、森町から相談に来ましたかと尋ねたら、当初挨拶はあったけれども、その後一度も来ていない、これは指導係の係長さんでしたけれども、という答えだったのです。一体役所に相談せずに何をしていたのかが、自分たちで絵を描くのはいいけれども、基本的には監督官庁があるのだから、そこと話をせずに進むはずもないではないかというのが私の指摘でしたが、そういうこともあった。それから、おとといの全協でさくらの園からシャリテに移る人に関する条件で大事な条件が提示されていないということが明らかになりました。それが見えない中でどうやって進めるつもりなのかということが理解できない。本当に入所者の立場に立って進める立場でやっていたのかということを心配します。それから、推進人のレポート私たちももらいましたが、この中で私は、かねてから言われていて私も聞いたことはありますが、ここでもいわゆるパワハラがあるのではないかって。これが退職をたくさん生んでいるのではないかという話があるし、このことは離職された方に話を聞けば分かるはず。ないのだったらないでいいことなのです。ですが、そういう話がずっとあるということは、これをちゃんとヒアリングしてみるべきではないか、今後の運営体制に関わることですから。そういう点で本当に主体的にやってきたのかいということをやはり懸念しますが、どうなのか。それと、今最後に申し上げたパワハラの関連ですが、組織運営の在り方としてパワハラをする人はどんなに有能でもやっぱりよくないと考えるのか、有能な人はパワハラがあってもいいと考えるのかと言ったらどうかということを併せてお答えください。お願いします。(「休憩していいですか」の声あり)

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。方針転換の前は、町直営で進めるというその流れの中においては、今社福での継続という方針転換をさせていただきましたが、行政手続上の手順、そういったものは担当課の中で、資料のほうにも載っていたかどうかあれですけれども、整理させていただいております。それを基に工程等々の整理も行っておりました。振興局とのやり取りの中で具体的な内容をヒアリング、聴取できなかったということに基づいて、しっかりとやっていたのかというご質問かと思いますけれども、その辺は内部的に整理するものは整理し、進めるべきものは進めておったと、私はそのように解釈、認識しております。そしてまた、以前そのようなお話が、お話があったというか、確かに私ももう退職された方と偶然あるところで会いまして、その方がお話ししていた内容等々も直接聞いたこともございます。しかしながら、それは正規の私がこの雇用主というか、責任者としてのそういった内容を聴取するという形ではなく、物すごく不満をお伝えいただいたという内容でありました。確かにいろいろな職場での不満、不平というものは生じるのかなと思います。今回のこの件に関しましては、それをどれだけ当時の町長なり、担当者、責任者が認識し、さばいておったかというところに関しましては、双方から詳しく聴取を別途しなければならないと思いますけれども、現段階においてはそういった直接的な関係性が目に見えるような、そういった兆候等々は推進人材のほうからも報告は上がっておりませんし、改めてちょっとお話は聞かせていただきたいかなと思いますが、現状では懸念するほどのレベルでは私は存在していないと認識しております。以上です。

議員の質問 6番 野口周治

ありません。

出典:森町議会 令和8年第1回 3月会議 2026年3月4日 議事録 PDF(142ページ) 間違いを知らせる