みんなの議会

松前町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月17日

町民生活を守るため、住民の足をいかに確保するか!(高齢化する社会において交通手段は万全か)

聞いた人
川内谷進 議員
答えた人
町長 石山英雄、教育長 森定勝廣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 川内谷進

おはようございます。大変今日は賑やかな一日になりそうなんですけども、簡潔に質問をしていきたいなというふうに思ってます。表題については、「町民生活を守るため、住民の足をいかに確保するか。高齢化する社会において、交通手段は万全であるか」という考え方であります。で、実はなぜこういう質問になったかということになると、これからの今の状況を考えていくと大変な事態になるなと。汽車がなくなってから、足は全部バスに委ねられる状況にありますんで、そういう状況から考えていくと、今の状況をもう少し、やっぱりきちっと整理しておく必要があるんじゃないかなと。そんな思いで質問させていただくことにしました。国は、成長戦略ということで今、経済優先の政策を推し進めております。このことは結果的に、特にこの年末ですか、税政調査会等の中で、大幅な税政の改革の見直しをやってます。特に大企業に対しては、それなりに法人税の減税とか、かなり手厚い保護がなされつつあります。その反面において、高齢者や低所得者においては70歳から74歳については医療負担費の増額と。1割から2割へ変更するということが検討されてますし、また消費税においても来年の4月から8%。2年後には10%ということで大幅な消費税がかかってくると。こういう状況の中で町民の生活なり、弱者に対しての手厚い保護が必要だというふうに考えますけども、流れはそういう方向には行ってないんじゃないかな。そんなふうに感じてます。また、特に私共の財政に影響があります。地方交付、交付税の見直しについても、具体的に削減をしようという動きが出てきました。結果として町民の生活を面倒をみる補助金の予算の制定についても、大変な後退、厳しい査定が必要になってくるんじゃないかなと。こういう厳しい状況の中で、町としても26年度の予算編成には大変な苦労が予想されています。とりわけ、そういう財政が厳しくなってきた時に、一番影響を受けるのが、公共、補助金等の仕事をなさっている補助事業であるというふうに思ってます。町もいろんな角度から独自の補助態勢をやっておりますけども、当然そういう予算等においても減額の見直し等を査定していかなければならない、厳しい環境にあるんだということであります。こういう状況の中で、我々議会としても、また自身としても高齢者の足を、一番弱い所で守るためにはどういう対策が必要なのかと。そういう立場に立って、少し議論をしていきたいなと。そんなふうに思ってます。やっぱり、これからのこと、将来のこと考えるとどうしてもそういう町民の足っていうものは、生命、あの生活していく実態を作っていくのに、どうしても抜けて欠けられない部分だということでありますので、やっぱり、この際少し、新年度予算との関わりもありますが、町長にその辺の見解を伺ってまいりたいなと、そんなふうに思ってます。で、まず最初に公共交通を考える場合に、今、松前町には地域公共、松前町地域公共交通活性化協議会というものが発足されて、住民のニーズについて応えるという働きをしている団体がございます。まあ、町も入ってますし、バス会社も入ってるし、観光協会も入ってるし、いろんな団体の人が数多く入っていただいて、いろんな町民の足を守るための協議をされているというふうに聞いています。平成24年度、当協議会においてはコミュニティバス、大漁くんの実証実験等についても町民の生活の向上のために、生活手段としての定期的な安定的な公共体系の確立のために、検討をなされているというふうに伺っております。しかしながら、取り巻く状況はかなり厳しい環境にありますので、町が進める補助金態勢の支援態勢においても、一定程度の限界を感じざるを得ないというふうに思ってます。町としては地域住民の足と生活路線の確保に向けて、ニーズを図るためにコミュニティバスの運行等をはじめ、直営バスや民間業者による委託等についてのバス運行と、いろんな角度から支援を行って補助態勢で運営をしているという現状がありますんで、そういう中心的な施策を作る会として、交通、公共交通の中心的な役割を今日まで担っている同活性化協議会を今後どのように運営し、どのように指導していくのか。その辺についての町長の見解をまず伺っていきたい。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

ただ今、川内谷議員から活性化協議会に対し、どのような支援を考えているのかというふうなお尋ねがございました。松前町の地域公共交通活性化協議会は、平成20年2月25日に設立されております。第1回の活性化協議会を開催し、規約の制定や副会長などの選任、財務、事務局規程の制定を行いながら、松前町の地域公共交通の現状についてを協議しております。この協議会の目的と致しましては、松前町でずっと懸案になっている町内の公共交通の総合的な考え方を作っていくということが目的でありまして。例えば、路線バスが、を、路線バスを安くして利用しやすい時間帯を工夫しながら、利用客が増えないだろうか。或いは観光の時期の点と、観光の時期の点と点を結ぶシャトルバスが出来ないか。或いはどういうルートが良いのか。更には豊福町内会など路線バスから外れた地域をどうしていくのかということを検討するために設立されたものだというふうに考えております。松前町公共交通活性化協議会は、現在20名の委員で構成されておりまして、構成と致しましては、今、議員からご指摘ありました、バスとハイヤー会社各1社、道路管理者、これは開発建設部と北海道土現であります。警察、町内利用者団体10名、運輸局、渡島振興局、労働、交通労働組合、行政からは2名となっております。今日まで5年間で15回の会議を開催しておりまして、この間、さくらまつり期間中のシャトルバスの運行や本町地区巡回バス運行も実施しております。しかし、松前線の廃止や木古内松前線のダイヤ改正なども協議しておりまして、23年には大漁くんバスの実証実験運行や今回の100円バスの運行なども協議を行ってきたところであります。公共交通の重要な役割としての協議会でありますので、松前町の公共交通の課題について、情報提供しながら、今後の方向性につきまして検討してまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 3番 川内谷進

今、町長から、活性化協議会強化について説明を縷々いただきました。全くそういう方向に動いているんだろうと思ってますし、たまたまシャトルバスなり、それからコミュニティの大漁くんなりという運行がね、地域の住民のニーズにあった形の中で進められてるということについては、大変ありがたいなというふうに思ってます。しかし、この協議会をいかに充実させるか。いかに指導、あの連携を取りながら町としての主体的な役割を担っていくかということについては、相当の決意がないとね、なかなか先程の網羅した団体は結構ですけども、本当に松前の状況について、きちっと整理をしながら運営をして、育てていく。こういうことについての町の姿勢なりね、考え方についてもう少し突っ込んで教えていただければありがたいというふうに思ってます。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今、原口線や今後の進め方についてお尋ねがございました。現在の路線バスにつきましては、国と道から補助によって運行しておりまして、函館まで直行の松前号と、木古内松前線の2路線が走っておる状況でございます。この路線が地域間幹線経路線となっておりまして、また道と町の補助による広域生活路線としての原口線が運行されているところでございます。生活路線バスとして、特に原口線は赤字路線ということもあって、大変危惧しているところでありまして、町としては町民の足を守ることは大事なことでありますので、路線バスに関わる予算につきまして、毎年12月補正で対応しているところでございます。平成26年度においても、同様に考えておりますけども、将来的なことも含め、100円バスの本格運行について、その検討や、或いは競合となります原口線については存続を含めた検討を行っていくよう、いきたいというふうに考えておりますので、この点につきましても活性化協議会の中で議論していただくよう、次回の会議を考えているところでございます。

議員の質問 3番 川内谷進

取りあえずね、公共交通の協議会の関係についてはね、やっぱり、これからやっぱりきちっと大事に育てていってほしいと思うし、行政の中でもきちっと管理していただければありがたいなというふうに思ってます。次に町長も触れてましたけど、路線バスの関係の在り方なんですね。松前線が廃止になってから、本日までかなりの時間、バス運行というふうに考えられてます。ただ、今、ここにきて、平成27年から新幹線が開通をすると。それから、今、江差線の廃止の問題が出てきます。当然、これに基づいたダイヤの改正なりルートの改正が出てくるんだろうというふうに思ってます。ただ、具体的にどういう形で出てくるかっていうことについては我々もまだ想像の域を出ていません。そういうことについて、町としてはきちっと、民間の営業所なんかともタイアップしながらね、地域住民がどういう形で足を確保していった方がいいのか。これは生命線でありますんで、その辺についてね、どういう形で変更になっていくのか。その辺についてわかる範囲内でお答えいただきたい。特にあの先程出てますように原口線の関係ね。これが将来的にどういう形になるのか。それから、もう一つには函館までの通院のためのバス。直行バスが走ってます。で、そのバスとの、それから今、走ってる松前木古内間の路線の対応、こういう部分についての対策が、これからどういう形で進んでいくのか。新幹線が出来るということによって、新たに出来る新駅との関係も出てきますんで、その辺についての町の対応策について、あったら教えてください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

先程の答弁でも申し上げました。議員ご指摘のとおり、生活路線バス、特に原口線、或いは函館に通う方々の足をどう確保するのかというふうなことが、大変大きな問題だろうというふうに思います。特に先程も申しましたけども、原口線につきましては赤字路線でということもありまして、大変危惧しております。また、町民の足を守ることは大事なことでありますので、路線バスに変わる予算の確保についても万全を期してまいりたいというふうに考えておりますし、将来的なことも含めまして、100円バスの本格運行についての検討や、先程申しましたように、或いは競合となるような原口線について、存続を含めた検討を更に行っていきたいというふうに考えておりますので、いずれに致しましても地域交通活性化協議会の役目は大変大きなものだというふうに考えておりますので、何卒ご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 3番 川内谷進

積極的にね、対応していただけると。特に問題となる原口線の関係、それから函館の病院に行く通院バスと、この辺についてはね、特に平成26年度の予算編成においては、十分配慮したね、対策を考えていただければなというふうに思ってます。次に、生活のバスの足の確保の問題なんですね。ここが町民が一番関心のあるところだと思うんですけども、こういう名前が正しいのかどうなのかちょっと僕にもよくわかりませんけども、生活してるね、つまりあの町内を走ってるバスの運行の仕方の問題なんですけど。本年4月より小学校の4校統合によって新しくスクールバスの運行ということに変更が成されてます。で、生活路線バスはその性格上からも、行政が補助金をもって運行させるということになります。そうすると特に小中高校のスクールバスの運行を始め、町が実施している病院の通院バス、保育所の入園児を運ぶための運行してる保育所のバスに対する補助。それから、町が直営で、直轄で運行する買い物や福祉バスと。まあ温泉バスなんかも入ってくるんだろうと。こういうふうに、今の段階では全部目的別バスになってる。果たして、こういう形で運行することが将来的に対応出来るのかなと。そういう気がしてますんで、今後こういうバスの、生活支援のためのバスの運行がどういう形になってくるのか。現状をどういうふうに考えているのか、聞きたいと思ってます。それともう一つは、通学バスの関係で特に問題なのは、高校生の交通費の補助の関係も出されてますね。今後ね、まあ、確かにこれいきなりどうのこうのっていうのは難しいと思うんですね。高校生の窓口問題が絡んできますんでね。これはやはり閉めると今度窓口が苦しくなるということも出てきますんで。この辺についてのね、教育委員会としての考え方がもしあればね、この際教えていただいて、今後どういうふうに対応していけばいいのかというふうに考えていきたいと思うので、この2点についてそれぞれからお聞かせ願いたい。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

目的バスにつきましては、スクールバスや通院バス、それから保育所バスなどを現在運行しておりますけども、今回のコミュニティバス、100円バスでありますが、1年間運行させていただきました。高齢者の外出機会の提供であり、温泉バスの一元化。或いは路線バスの空白地帯の解消を図りつつ、利用者の把握を行うことを目的と致しまして運行してきました結果、非常に多くの方々から利用をいただいたところであります。実績と致しましては、1年間で2万5千294人の利用となっております。これは路線バスの原口線8便を上回る乗車率となっているところであります。しかしながら、利用者が多くても、バスの運行費用が大きくなると費用対効果の面で検討していくことになりますので、今後の方向性と致しましては、路線バス原口線とコミュニティバスの競合路線について、利便性と一元化を含めた内容について、活性化協議会などで検討していただきたいというふうに考えております。通学バスにつきましては、教育長の方から答弁させます。

町の答え 教育長 森定勝廣(教育長は2014年9月まで)

松前高校の生徒さんに対する通学費の補助についてでございますけれども、通学費の補助につきましては、保護者の負担軽減、それから町内、それから近郊からですね、松前高校の進学率を高めて、安定した高等教育の場を確保すると。そういう目的の下に、下宿費の補助と合わせてですね、新たな補助要綱の下で平成23年度から実施をしているところでございます。利用状況を申し上げますと、平成23年度につきましては、利用された生徒さんの数が26名。全体的な補助金額が約258万円。昨年度24年度ですけれども、昨年度につきましては利用された生徒さんが29名で、補助をした額が約86万円と、186万円となっております。今年度は、今、進行中ですので、最終的な額は申し上げれませんけども、利用されている生徒さんの数が32名ということになっております。通学費補助につきましては、次年度以降もニーズが見込まれるということもありますし、もう一つは議員おっしゃられたとおりですね、松前高校の維持存続対策という側面もありますので、教育委員会としては引き続きですね、支援を継続してまいりたいと、そのように考えているところでございます。ただ将来的なことを少し申し上げますけれども、いろんなこう環境・状況の中でですね、交通体系の見直しなどによって、今、高校生は路線バスを利用するという形になってるんですけども、そういったそのバスの運行、それから高校生の利用形態に変化、変動が生じてくる場合はですね、そういった中にあって、どのような支援が適切なのか。そういった部分については、そういったその環境変化が起こる中でですね、しっかりと検討させていただきたいと。そのように考えております。

議員の質問 3番 川内谷進

まあ、それぞれ町長さんはじめ、教育長さんからお話をいただきました。生活バスの関係なんですけども、僕はとっくにね、今回心配してるのは、平成24年、7年の4月からね、中学校統合ありますよね。そうすると今のスクールバスの運行の仕方が変わってきます。で、ここで僕、一番問題にしたいなと思ってるのは、4校の学校統合になって、財産管理っていうかそれぞれの学校が利用どうするかってことで、散々悩んでいる状況もあるんですね。本来僕らは、そういう状況をある程度こういう形にしますよっていう方向性を定めてからね、統合っていう問題が発展してくれれば大変ありがたいんですけども、逆に統合してしまってからその後始末どうするかっていう話になってます。そういう形から考えると今の段階の中で既にね、27年で中学校を統合すると。そうすることによって、本町のバスが中学校1本という形になりますよね。学校一つですからね。そういう形の中でやっていくとすれば、どういう形で運行させようとしているのか。そういう計画づくりにね、もう着手していいんではないのかなと。そんな感じをしてますんで、その辺についての考え方について、もう一回お願いをしたいなというふうに思ってるのと。特にこれからの生活バス、町長さんね、生活バスの問題なんですけども、これについてはね、これからはやっぱり町民が一番ね、必要としているバスなんですね。で、松前の場合は長いもんですから、来たで行ったでってのはなかなか大変なんですけども、ここがやっぱり停滞すると大変なんで、今後ね、これを今のような形で運行していくっていうことでいいのかね、それとももうちょっと抜本的な改革方法があるのかどうなのかね。その辺を検討される用意があるのかどうなのか、その辺についてももう一回お話、できればお願いしたいなと思います。

町の答え 教育長 森定勝廣(教育長は2014年9月まで)

今、平成27年4月にですね、予定されておりました中学校統合にかかわるスクールバスの運行についてのお尋ねがございました。27年4月のですね、中学校統合に向けて、統合準備委員会っていう検討組織を立ち上げておりまして、その中でスクールバスの運行、それからPTA組織、それから教育課程等々についてですね、検討を進めているところでございます。それで、スクールバスにつきましては、27年4月の統合によって、今、大島中学校に通っておられる生徒さん、清部、江良、原口の生徒さんが松前中学校に通学することになりますので、現行は今、スクールバスは3便運行しておりますけれども、新たに江良、清部、原口の生徒さんを乗せて松前中学校に登下校するバスをですね、1便増便すると。そういったことで今、検討を進めているところでございます。12月にですね、検討の中間まとめを行いまして、年度内には最終的な検討を、報告を、最終的な報告をまとめると。そのようなスケジュールで今、進めております。以上です。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

将来の路線バス、生活路線バスの在り方についてのご質問がございました。本当に大事な問題だというふうに思っております。今現在、コミュニティバスの実証の試験やりましたけども、なかなかこれも問題のある部分でありまして、今、議員ご指摘のとおり、平成27年には中学校の統合がなります。それに合わせましてですね、松前町と致しましては将来の公共交通の在り方の姿を、きちんと明確にしていく立場にあるというふうに思ってますので、それは活性化協議会の方で十二分に議論していただきながら、将来の町の交通の在り方を確立してまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 3番 川内谷進

そういう形で、スクールバスについてもね、今後そういう検討をしていただけるということでご理解、理解をしていきたいなというふうに思ってます。で、4点目としてね、僕、このスクールバスの混乗方式っていう考え方なんですね。今の走り方は、バスはバス、それから学校のバスはバス、教育委員会のバスはバス、それから保育園のバスはバス。こういう形で目的別に走ってるんですね。で、どうもそのバスの運行の仕方っていうのは効率が悪いんじゃないのかなっていう、ずっと僕、考えてましてね。この混乗の方式っていうことについて、真剣に考えてくれないかっていうことで、再三、こう何回かね、このバスの問題で教育委員会の方に問題を投げ掛けてきた経緯があるんですけども。これからのバスの運行を考えたり、財政的なことを考えるとね、先程教育長もちらっともらしてたけども、やっぱり子どもさんと、お孫さんとお年寄りの人が同乗出来るようなね。生徒が段々減ってくることもはっきりしてますんで、そういう効率を考えると、逆にいうといろんな時間帯に乗れるバスが増えてくるんだよ。経費は同じでも空バスよりも人の乗ってるバスが走るって可能性があるもんですから、そういうことを念頭に置きながらね、この混乗のバスの研究をしてくださいよと。そうするとなかなかこう教育委員会の方からいいですよ、学校は学校ですよって、こういう厳しい抵抗を受けるもんですから、僕もそうなのかなっていうふうにずっとこう考えてあった。ところが、今回新聞の報道でね、今金さんが、今金町ですか、スクールバスと一般乗客を同乗させると。開放するという実証実験をされると。こういうふうに、我が意を得たりね、という部分もあるんですけども、そういう研究をされるということなんでね。町でもね、やっぱり教育委員会としてもそういう先行的な発想をされてるね、今金がなぜそういうふうになったのか。なぜ、そうしなければならないのか。うちの方ではそういう方法はとれないのか。この辺についてね、重々検討していただければありがたいなと思うんですけど、その辺はどうですか。

町の答え 教育長 森定勝廣(教育長は2014年9月まで)

スクールバスの混乗についてでございますけれども、スクールバスはですね、遠距離通学となる児童生徒の通学支援。それから、登下校の安全確保。そういったことを目的にですね、各市町で運行をしているところでございまして、松前町におきましては現在、民間事業者にですね、委託して運行を行っているところでございます。今、今金町のお話をご紹介いただきました。これ、9月か10月の新聞で紹介された話なんですけども、本当にこれは地域のこれからの公共交通を考える上でですね、本当に先進的な取り組みだなと、そんなふうに記事を読ませていただきましたし、議員の話をお聞きしました。ただ、議員ご承知のとおりですね、今、松前町におきましては、適正配置計画、これ23年度に策定したものなんですけれども。その計画に基づいて、本年4月に4小学校の統合を行いました。で、先程来お話が出てますとおり、27年の4月には大島中学校と松前中学校の統合が予定されているということで、今、先程申し上げたとおりいろんな準備を進めているところでございます。統合に際してですね、地域、それから保護者の方々が一番おっしゃってることが、スクールバスを適切に運行してほしいと。子ども達の足の確保をしっかりやってほしいと。そういった要請を受けてですね、今現在、そういったその統合を進めてきておりますので、当面はですね、統合を進めて行く時の約束事という側面もございますので、現行の運行形態を維持していきたいというふうに考えております。ただ、当町におきましては、今後ですね、人口減少。それから少子高齢化の進行に伴って、児童生徒のこれから減少が見込まれてきます。将来的にですね、スクールバスがスクールバスとして運行し続けるということも、まあ、それは一つの形態なんですけれども、公共交通全体の中で、例えばスクールバスも含めた見直しは、検討が行われるという時にはですね、最善の選択が出来るようにですね、教育委員会としてもしっかりとそこに参加をさせていただいて検討していきたいと、そういうふうに考えております。

議員の質問 3番 川内谷進

ありがとうございます。少しなんぼか、一歩前に出たかなって、そんな感じをしてます。いずれにせよね、これから将来の関係を考えていくと、スクールバスが今のまんまでいいっていう話にはなり得ないんじゃないのかなって、そんな感じがします。それから、次にコミュニティバスの運行の状況なんですけども、町内に、今、先程から出てますけども、かなり多くの買い物や通院、大漁くんの運行と、100円バスとか。いろんなこう地域の利便を図るためにコミュニティバスを運行させる回数も多くなってきてます。しかし、僕はここで問題が発生するのはね、民間の業者と競合をどういうふうに調整させる、してるのかっていうことなんですね。町の独自バスが動くことによって民間のバスが後退するっていうね、こういう環境になるっていうことについては絶対に避けていかなきゃならないだろうと。今、うちの方としてやってるのは、出来るだけバスにお願いして、バスの運転手さんを使って、何とか財政的にもね支援しながら、また町民の足も守っていく。こういうスタイルだと思うんですけども、今後ともそういう対策を通じていってね、お互いに共存出来る態勢づくりに力を入れていただけるかどうか、その辺の考え方についてね、ちょっとご理解、ご説明いただければありがたいなと、そう思ってます。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

町内の民間業者との連携をどう図るのかというふうなお尋ねだというふうに思います。コミュニティバスの運行につきましては、函館バスに運行委託致しまして実施してきたところでございます。これまで無料の大漁くんバスの運行を5ヶ月間実施しました。アンケート調査などを行いながら、更に昨年から今年にかけて100円のコミュニティバスの運行もしました。利用者のニーズの把握を行ったところであります。運行にあたっては、高齢者など利便性を考慮し、停留所を多く設けながら路線バスの空白地帯にも運行経路を設けて、事業者とも利便性の確保の観点から協議を重ね実施してきたところであります。今後のコミュニティバスの運行については、過去2年間の試験運行を基に、利用者が多い実態を把握出来ましたので、協議会の中には民間事業者も入っておりますので、充分課題を整理しながら、本格的な継続運行を視野に検討してまいりたいというふうに考えております。いずれに致しましても、町内の民間業者との連携は図る、強く連携を図るべきだというふうな思いをしております。以上でございます。

議員の質問 3番 川内谷進

コミュニティのバスの関係についてはね、ここは本当に業者さんと町民と利用する側との、それから町との、補助する町との連係が僕は大切だと思うし、そういう意味からしても協議会の活性化という部分についてもあるんだろうと思います。何としても民間の業者が事業縮小するようなね、そんな事態にならないように、常に配慮をしていただければなというふうに思ってます。で、路線バスの関係で少し聞いておきたいんですけども、非常に高齢化して足を確保する路線っていうのは、函館まで行く、木古内に行くっていう場合に乗車率が非常に後退してきていると。それと27年から新幹線に伴ってね、どういう形でダイヤが組まれていくのか。そのことによって、本当に足の確保が出来るのか。直接間接的にもどういう影響を受けるのかっていう話も非常に我々としても関心があります。特に先程から出てるように、高齢者に対する函館行きにおける通院の足っていうことになると、これしかない関係もありますんで、この辺についての見解についても、もう少し検討していただければなと。特に最近江差線の転換に伴って、観光バスと一般の乗客等の連携という話が出てきてます。これは本数が少ないんだけど観光バスも走りますよと。従って、その時に一般の乗客も乗ってもいいですよみたいな話で、これは停留所の関係も、停留所の関係も出てくると思うんですけども、こういうことが既に議論されている関係もありますんでね、この辺についてやっぱり町としてもアンテナを高くしながらね、やっぱり、本数をね、何とかして確保するということに努力をいただければなと思うんですけど、この辺についてはどういう考え方持ってますか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

新幹線の開業に向けまして、観光客受け入れのために現時点では道南の9町の連絡協議会などによる誘客促進のための協議がされているところであります。観光客の誘致のために定期観光バスを運行し、道南の魅力を知ってもらうための函館から江差、松前を経由した運行バスも検討されていると聞いております。広域観光の観点から、これは支援をしていきたいというふうに考えているところであります。また、一方では現在江差、上ノ国でJR江差線廃止に伴いまして、代替バスの運行が決まっております。このことにより、上ノ国町より町単独路線の充実を図り、町内原口までの運行延長を考えているとの情報も現在得ておりまして、冬だけ路線補助を受けて実施したいとの見解のようであります。まだ、これにつきましては正式な要請ではありませんけども、この点も含めまして、平成26年の10月運行に向けての対応を考えていくことになるというふうに考えておりますので、何卒ご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 3番 川内谷進

いよいよ最後になりますけども、今後の交通状況をどうしておかなきゃならないのかという観点から、最後の質問をしていきたいなというふうに思ってます。平成27年4月、松前中学校の先程から出ております新築完成に当たって、再度スクールバスの運行についても先程来ありましたように再検討が必要になってきていると。この際、町民全体に関わる生活基盤の整備について、総合的に生活負担の在り方についても充分検討がなされるべきだというふうに考えています。私としては、平成22年2月15日、総務経済常任委員会として、交通、公共交通体系について調査結果を取りまとめて、議会に対して調整をし、報告書を提出させていただいた経緯もありますし、当然意見書でありますので、町の方にもそういう要請がなされていると思ってます。で、この中で所見として、町の交通手段はバス路線のみが町民唯一の交通手段となっており、現状において指摘を行い、現状について指摘を行ってるように、同時に自家用車の普及等に伴い、利用客の減少など厳しい環境になってると。このような状況の中で、生活交通路線バス、スクールバス、温泉バス、保育所バス、病院、町立病院の患者送迎バス等の一元化に向けて研究、乗車密度の向上により、財政の負担の軽減についても指摘をされております。患者送迎のためのバスなど、生活交通路線バスの運行拡大が民間の経営を圧迫しないようにする点についても、厳しく要請をさせているところであります。町民の福祉や児童生徒の通学の安全確保など難しい調整は必要とされていますが、利用者の増を図りつつ、乗客、乗車密度の向上によって財政の負担の軽減、更には軽減になるように、更に努力されるよう要請されています。このように、これは5年ぐらい前なのかな、4年ぐらい前なのかな、そういう形の中で町の交通体系について、議会としては皆さんにこういう形で整備をしていただきたいという要請をしております。この所見に対して、町長並びに教育長の関連する部分もひっくるめて、最後に決意を含めてご答弁いただければありがたいなと思ってます。よろしくお願いします。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

議員ご指摘のように松前町におきましては、公共交通の、これからの公共交通の在り方、大変大きな問題、課題だというふうに考えております。先程も申しました。平成27年には中学校が統合される。私は政策判断として、これは27年の4月までに松前町の公共交通の在り方をきちんと政策判断する必要があるだろうというふうな認識しております。ご指摘のとおりだというふうに思っておりますので、松前町の交通手段として大変大きな役割を果たしております現在の公共交通、とりわけ生活路線バスやハイヤーについても、今後課題解決に向けたいろんな取り組みを行いながら、利用者の利便性を高め、町民が安心して利用出来る公共交通を作り上げるために、その環境整備に向けて努力してまいりたいというふうに思います。議員ご指摘のように、松前町にとっては大きな課題である公共交通であるというふうな認識をしております。

町の答え 教育長 森定勝廣(教育長は2014年9月まで)

ただ今、石山町長から全体的なお話がありましたので、私の方からは繰り返しになりますけれども、これから児童生徒の減少が見込まれてきますので、そういった状況もしっかりと受け止めながら、町全体としてですね、公共交通を見直し検討する。公共交通活性化協議会の場等々でそういったことが行われているというふうに考えますので、その中でですね、しっかりと検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

議員の質問 3番 川内谷進

今、町長並びに教育長の方からね、決意も絡めてこれからも公共交通の確保のためにご努力いただけるという決意をいただきましたんで、私の質問はこれで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。

出典:松前町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月17日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる

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