森町議会 平成23年第2回 12月会議 2011年12月13日
救急医療情報キット配付の取り組みについて
2011年12月13日、森町議会の一般質問で、小杉久美子議員が「救急医療情報キット配付の取り組みについて」質問し、町長 佐藤克男が答えました。
- 聞いた人
- 小杉久美子 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 小杉久美子
おはようございます。救急医療情報キット配付の取り組みについてを質問させていただきます。質問にあります救急医療情報キットとは、ひとり暮らしの方や障がいがある方、また健康上不安を抱えている方の安心、安全を確保するためのもので、持病や病歴、かかりつけ医、血液型や薬剤情報等を記入したものを専用容器に入れ、冷蔵庫に保管しておき、万一の緊急時に備えるものです。救急車を呼ぶことができても駆けつけた救急隊員に必要な情報を伝えられない場合、隊員の方がこの容器の中の情報を確認することで適切で迅速な処置を行うことができ、住民の命を救うことができることから命のバトンとも言われております。高齢化社会を迎え、どこの自治体を見ても独居世帯や高齢者世帯が増えているのが現状です。森町においても平成23年4月現在、65歳以上の人口が5,221人となっており、年々健康に不安を感じ過ごされている方が増えているのではないでしょうか。この対象となる方に救急医療情報キットの配付をし、森町の町民が安心して暮らせるまちづくりのため取り組んではどうか、町長のお考えをお聞かせください。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
小杉議員のご質問にお答えさせていただきます。ひとり暮らし高齢者等で健康上不安を抱えている方々に対する安心、安全については、尐子高齢化時代を迎え、ますます重要な問題となってきております。だれもが住みなれた自宅や地域で暮らし続けられることを望んでおられると思いますが、一方高齢化や核家族の進行によってご質問のように独居世帯や高齢者のみの世帯が増加し、緊急時の対応が困難な状況となってきているのも事实であります。町におきましては、合併前よりそれぞれの町においてひとり暮らし高齢者等を対象に緊急通報体制システムを導入し、必要な方に緊急通報装置を貸与しており、ボタンを押すだけで消防署へ連絡が入るようになっております。現在一般住宅と公営住宅等を合わせて約150世帯の利用者がおりますが、機器が高額なため貸与台数を一気に増やすのは困難な状況となっております。また、森町社会福祉協議会においては、小地域ネットワーク事業において各町内会のご協力をいただいて要援護高齢者等の見守りや声かけ事業を行ったり、ただいまご質問の内容とほぼ同様な趣旨であります緊急連絡触れ合いカードというものを要援護者に配付し、緊急時に備えるための対策がとられてきておりました。さて、ご質問の救急医療情報キット配付の取り組みについてでございますが、今まで町や社会福祉協議会で取り組んできたことと重なる部分もございますが、救急隊員の情報収集の迅速化や救急病院に搬送された後の医師による治療の効率化に資するものと思われるところでございます。ひとり暮らし高齢者等の安心、安全を確保するためにいろいろな選択肢を用意することも重要なことだと思いますので、他市町の实態も参考にしながら实現を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
議員の再質問 11番 小杉久美子
この救急医療情報キットとは、明治学院大学の岡本多喜子教授という方がアメリカのオレゴン州のポートランド市で实施されていたものを日本に持ち帰り提案したもので、日本では平成20年の5月に東京都の港区で初めて实施されております。その後、全国に広がりを見せまして、命のバトン事業として今では北海道では30以上の自治体が取り組みを始め、また近隣町村では八雲、七飯、鹿部町でも取り組んでおります。また、今年3.11の災害がございました。最近では、この取り組みは災害時による緊急時の支援体制としても増加しつつありまして、災害時の要援護者名簿とあわせて、さらなる支援体制の強化ということで各自治体が取り組んでいるというのが实態であります。確かに今町長がご答弁くださいました緊急通報システム、森町にもございますけれども、全世帯にはまだ行き届いておりません。希望する対象者という方は待機状態となっているわけです。この森町で事業を進めている緊急通報システムは、全世帯に届けるには費用と時間がかかると思います。しかし、このキットなら65歳以上の方全世帯に配付しても費用は安く、配付した後のメンテナンスなどもございません。このことからもさらなる支援体制の強化も進めるためにも取り組んではと思いますけれども、もう一度ご答弁お願いいたします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
今議員からお伺いした救急医療情報キット、このキットについて私も資料を持っておりますけれども、非常にいいことだなと。費用もさほどかからないようですし、これはぜひ当町でも検討というよりも、やる方向でこれは検討していかなければいけないだろうと、そのように思っております。また、このようないいものがありましたらまたご紹介をいただければと、そのように思います。前向きで取り組んでいきたいと、そのように思っております。以上でございます。
議員の再々質問 11番 小杉久美子
終わります。