みんなの議会

松前町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日

持続可能な町づくりの仕組みについて(コンパクトシティ構想について)

聞いた人
勇谷鷹宇 議員
答えた人
町長 若佐智弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 勇谷鷹宇

続きまして、2番目に通告させていただきました、持続可能なまちづくりの仕組み、括弧としてコンパクトシティ構想、これですね、町の総合計画ですね、総合計画に、総合計画じゃなくてですね、松前町のスマート・シュリンク、SXビジョン、この冊子、中にあるんですが、この中では地域のお金、人の巡る住み続けたい町としての中に松前コンパクトシティ構想というのがありまして、2026年に新庁舎の整備に合わせた住環境の整備というようなことをしていきたいんだという10ヶ年計画の中で、来年、再来年ですか、に考えてみたいんだというビジョンがあります。これについてです。これ私、昨年議員になりましてすぐの9月の一般質問でもさせて、同様な感じのことをさせていただいたんですが、ここに通告がありますので、そのなりで行きますけども、令和6年3月末で人口が6千人を割り込み、衰退の一途をたどっております。町では洋上風力発電やRE100まつまえなど、再生可能エネルギーとそれによる様々な効果に期待を寄せています。こうした事業の効果を有効に利活用するにあたっては、現在町民が暮らしている場所は、神山、原口から白神まで散在しており、これをできる限り集約することで住まい、公共サービス、商業施設などを効率的に利用できるのではないかと思っています。基本的には公共交通、または徒歩で移動できる範囲に町の機能をまとめる、いわゆる、これコンパクトシティ構想なんだと思います。これに向けた取り組みを真剣に議論するべきと考えていますが、これ町長のお考えを、今、大ざっぱな話しかしてませんが、これにコンパクトシティに関しては、どのようなお考えでいるのか、町長のお考えをちょっとお聞き、あればですね、お聞きしたいと思うんですが、お願い致します。

町の答え 町長 若佐智弘

コンパクトシティ構想につきましては、地域の資源、そしてまた施設、公設の施設ですね、これを効率的に活用し、そして、住民の生活をより便利で快適なものにする可能性を秘めているのは確かでございます。しかしながら、1町3村の合併町村であります松前町にとりまして、この海岸線南北40キロに渡っての行政区域の中で、そこに住む方々、町民の皆さん、それぞれの権利や地域への思い等も尊重しなければならないというふうに考えております。今、各支所等様々なものがありますが、そういうもののあり方も含めまして、これを利便性を損なわない形でどういうふうにして公共施設を集約していくかとか、そういうものには取り組んでまいりたいと思っておりますが、そこに住む人々をどこかに集めるとか、これはやはりそこに愛着を持って住んでる方々、そういう方々もおられますので、ここは慎重にしていかなければならないと。今、私どもがすべきは、今住んでいるところへのサービスをいかにして維持しながら、そして効率的にやっていくかということを、まず検討しなければならないというふうに私は考えております。以上です。

議員の質問 2番 勇谷鷹宇

そうですね、そのとおりだと思うんです。クリアしなければならないことは、たくさんあると思います。別にクリアして、何が何でもコンパクトシティを実現してほしいと言ってるわけではないんです。そういうことを考え出してはどうかというご提案というか、質問、これ一般質問なんで、一般事務に対する質問の時間なので提案と言ってしまうと駄目なのかもしれませんが、ご提案なんですけど。例えば、集約する場所はどこにするかとか、生まれ育った、今おっしゃられたように生まれ育った家から、土地から離れたくないとか、そういう個人の権利ですよね。細かなことはたくさんあると思うんです。一長一短にはできることではない、そんなことは。ただですね、20年30年先を見据えた構想になるんだと思うんです。だからこそ、今備えていかないとちりちりバラバラな、2050年には消滅するなんていうふうに言われている町ですから、そういうデータがあるやに聞いてますが、そうなんだろうとは思いますけども、その人口が3千人2千人の時代は来ます。その時にそこに暮らす今の若い人達、子ども達、今我々がここで討論して、お話をしている人達は、その時代にはもう、もうって言いますか、そんなに先頭には立っていないであろう、もしくはこの世にいないというようなこともあるかと思うんですが。わりとこの具体的なビジョンを一つ持ってですね、例えば具体的なことをちょっと話させてもらうと、先ほどおっしゃられた1町3村の合併の町だから、長いから難しいとか言うんであれば、昔の1町3村の場所に拠点をつくって、そこにみんな集まってもらうとか、まあ、例えばの話です。そういうコンパクトさでもいいんだと思うんです。そうすると、町の職員も当然人口が減れば減るわけですから、その人手のないところでどうやってそれらにサービスを提供していくかっていうと、そういうバラバラだと要するに移動時間、細かい話ですよ、移動時間がかかるとかいろいろあるんだと思うんです。そういうことを含めて具体的にちょっと考えてみませんかという話です。ですから、そういうことを今から20年30年先のことではありますが、とりあえず目先のことをというようなことをおっしゃられましたけども、なんでしょう、5年10年20年30年といった短期的な、中期的な、長期的なとあれば、中長期的な生活のスタイルって言うか、町のあり方もこれ構想していかないと、考えていかないと、目先だけでいってたらお金も目先だけで出てって、何も残らないと、人口だけ減って行きます、町がなくなっちゃいます。そういうことでは困るというふうに思うので、私これを発言させていただきました。この場でいろいろ、こういった場所でいろいろ議論はしたいところではありますけども、そういう何て言うんですかね、ワーキンググループみたいなのをちょっとつくったりとか、そういった形で考え出してみるということを、一つご提案させてもらっていたいと思うんです。これ、どうでしょう、そういう考えを町で始めるということに対しては、お考えないですか。

町の答え 町長 若佐智弘

まずもって、勇谷議員のおっしゃるとおりだと思います。常に私どもは20年後30年後を考えて、それで取り組んでいかなければならないというふうに考えております。そして、現実私が40年ほど前に松前町に帰って来た時に、出身地であります原口、ここのところ30年後、どれだけの人が住んでるかっていうことを、自分であすこの家のお父さんお母さんもその頃には亡くなられてるかなあとか、あすこが空家になるなあとかってことを想像しておりました。現実、そのようになっております。ただ、今平均寿命も延びてますんで、想定よりはまだ人口、それぞれいらっしゃるなあというようなことも考えております。それで、勇谷議員のおっしゃったようなことを、常に職員の方々も考えながら、そして今ある公共施設、これを将来的にどのように有効に活用していくか、全くもって今おっしゃったような、どっかに集約するとか、そういうことも踏まえながら、ですから、今必要なものを今すぐ建てた方がいいのかっていうこと、じゃあ、あすこの施設をどうするんだ、あすこの施設が今後使わなくなるんであれば、そこを利活用できないのか。こういうことを常に考えながら、様々な事業に取り組んでまいりたいと思っておりますし、今職員の中でもそれはしっかり認識され、先々を考えて取り組むようにしてます。ただ、それを公の場って言うか、そういう特別な検討委員会っていうものはございませんので、こういうものを皆さんそれぞれ、職員の皆さんが発言できるような、意見を交換し、そして共通認識で持てるような、そういうプロジェクトチームをつくることは、本当にやぶさかではございませんし、ぜひ職員の方々の考えてることを私も聞きたいと思っておりますので、その点につきましては、中でいろいろと取り組んでまいりたいと思いますし、スマート・シュリンク、SXビジョンの中でもそういう考えを述べる場所がございますので、そういったものの中で一つの方向性を見い出していきたいというふうに考えております。

議員の質問 2番 勇谷鷹宇

ありがとうございます。まあ、これ当然町で、執行部でやっていく、だけでやっていくということはできない訳で、議会もいろいろこう何ですか、発信力をつけてですね、議会の取り組み、町の取り組み、町民の皆さんへお伝えしていくと。今、ちょっとおっしゃられましたけども、こういった話をですね、特にこのコンパクトシティとか言って、住んでる場所を移動してくれとかいう、そうは私の中では思っていないんですけども、俺はずっとここにいたいんだと、なんでそんな話してんだというお話はよく聞きます。聞きますけども、別に無理やり来てくれと言ってることではない。そのまま住み続けていただいても構わないです、ただ、不便だなと感じたら来てください、そういったスタンスで話をすればいいんじゃないかなと、細かい話です、これも。だから、オール松前でこういったことは考えていかないと、取り組みは何て言うかしぼんでしまうっていう感じだと思いますので、ぜひ協力体制をですね、そういう体制を、環境をつくってぼちぼち話を進めて行きませんかということでございます。先ほど言いましたとおり、公共サービス、これは介護サービスや公共交通も含みます。2040年問題と言われる運輸、運送交通の人材不足、もう既に始まっています。現に函館バスの、先ほど開会の前に政策財政課の方から説明があったんですが、函館バスの減便があります。バスで函館の、これは多分町長がお話されてたと思うんですけども、函館まで病院で行くと、受診しようと思ったら、現地で4時間しか滞在するしかないよ。松前病院で朝7時半に受付をして、採血をして、結果を見て、薬をもらった3時間はかかります。これ、函館に行って採血してレントゲン撮った、CT撮ったって検査したら4時間で済まない。これ、現実的には何て言うんですかね、なかなか厳しい、難しい話、どうしようもない話になっちゃうのかなっていうふうに聞いていました。年をとったら都会に住んでる息子や娘のところへ行くからいいんだと言う人は、結構なことだと思います。そうじゃない、死ぬまで、それこそ死ぬまで町で暮らすんだという方のためにですね、行き届いた公共のサービスを提供する側、そして提供される側、提供する側が、このコンパクトシティにすることによって、しやすい、やりやすい、受けやすい、便利だ、風力発電の電力も使って電気代タダになりますよって言うんであれば、一ヶ所にまとまった方がいいでしょう、電線張らなくてもいいから。そういう形でどんどんいいイメージしか僕はない、私はないんですよね。ぜひ、これ検討する場を設けられたら設けていただきたいなと希望して、これに関しては質問を終わりたいと思います。次に、時間がないので先に進めたいと思いますが、三つ目です。

出典:松前町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日 議事録 PDF(69ページ) 間違いを知らせる