森町議会 平成30年第1回 6月会議 2018年6月5日
公共施設の受動喫煙防止対策について
- 聞いた人
- 檀上美緒子 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 檀上美緒子
2問目お願いいたします。公共施設の受動喫煙防止対策について。森町では去年の6月1日より役場庁舎など町が所有する施設において建物内全面禁煙に向けた取り組みを順次実施してまいります、町民の皆さんのご協力をお願いしますと広報紙もりに掲載しました。そして、実際に議会ロビーにあった喫煙コーナーから灰皿等が撤去されたことは、愛煙家にとっては憩いの場が奪われた感があったかもしれませんが、とてもすっきりとした感じになりました。しかし、建物内全面禁煙は順次実施ということからか、建物内全面実施となっているのは病院や学校、さくらの園等といった施設であり、役場本庁舎は屋上に喫煙所を設置しており、町内にある会館は管理を委託している町内会に分煙、禁煙化の判断を任せてのスタートとなっています。国のほうでも飲食店初め営業への影響からいまだ結論は出ていませんが、2020年までには何とかしようとの動きとなっています。健康面から考えて、喫煙の害悪は医学的に明らかとなっています。とりわけ成長著しい胎児や乳幼児、子供たちへの影響は重大です。しかも、受動喫煙という本人にはどうしようもない状況下に置くことは絶対に避けるべきです。だからこそ森町においても順次のただし書きつきですが、建物内全面禁煙をうたっているわけです。2年前になりますが、いじめ防止条例を森町として制定しています。条例を制定したからいじめがなくなるというものではありませんが、いじめを許さない、いじめから守るという町としての姿勢や対応をはっきりと打ち出し、町民との合意を得ることに条例制定の意味があると私は思っています。受動喫煙防止も同様で、町としての姿勢、対応をはっきりと示し、町民の合意で具体的な公共施設の建物内全面禁煙に向けた計画的取り組みをすることが必要と考えます。受動喫煙防止条例を制定し、町民の合意形成に努め、公共施設の建物内全面禁煙のできるだけ早期実現に向けた計画的取り組みを進める必要があると思いますが、町長の所見を伺います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
お答えします。受動喫煙が周囲の方に与える影響を考慮し、当町におきましては平成29年6月1日より受動喫煙防止対策として町が所有する施設において町民の皆さんのご協力をいただきながら建物内全面禁煙に向けて順次取り組んでおります。既に建物内全面禁煙としている施設もありますが、国では望まない受動喫煙防止を図るため3月に健康増進法の一部改正を閣議決定しております。さて、町の職員も含め喫煙者の皆さんには加熱式たばこへの切りかえなど周囲への配慮を検討される方々も年々増加しており、喫煙マナーは大幅に向上していると捉えております。町といたしましては、喫煙者の皆様の存在も考慮しなければならないと考えております。現段階で条例制定などについては予定しておりませんが、今後におきましても国の動向を含め各施設の利用実態などを踏まえながらたばこを吸う方、吸わない方、両者の環境改善に向け、継続して順次取り組んでまいります。以上です。
議員の再質問 6番 檀上美緒子
非常に残念な答弁だなというふうにして思ったのですが、国でさえというか、2020年、再来年です。再来年の4月1日に全面実施の方向で今法改正をしていると。ただし、飲食店関係のいわゆる、先ほども言いましたように、営業関係で面積がどうだとかというようなことで分煙だとかという表示も含めていろいろ考えられているところかと思うのですが、今私が問題にしているのは少なくとも公共施設なのです。公共施設にかかわっては、国のほうとしてもそれこそ2019年には何とか全面実施というふうな方向性を打ち出しているわけです。ということは、来年なのです、2019年ということは。ということであれば、森町として全面禁止を目指して順次ということでスタートしたのが去年ですから、今年は2年目になるわけです。3年目でほぼ公共施設の中で建物内全面禁煙ということを目指すとすれば、それなりの方向性という、準備というものを私は明確にしていく必要があるのではないかなというふうにして思うわけです。今の町長の話であれば、喫煙者のことも考えてということなのですが、もちろん喫煙者のことも考えた上で建物内の禁煙、ちょっといろいろ聞いたところでは敷地内も禁煙にしている場所も森町にはありますよね。だけれども、建物内は禁煙だけれども、敷地内はオーケーですというところも数多くあります。だから、私は少なくとも建物内における禁煙、受動喫煙を防止するためには建物内の禁煙というのは非常に重要なものがあるだろうと思っています。そういうような観点からして、あしたそれこそ保健センターで肺がんの講演会も行われるわけですけれども、そういう取り組みを片方でやっていながら、なかなか公共施設の中の全面禁煙に一歩踏み出すという、もう一歩踏み出していくという取り組みが非常に弱いのが今の町長の答弁の中でうかがえたのです。もう既に美唄市などでは条例を制定しているところも市町村単位であるわけです。ですから、先ほどお話ししたように、いじめ防止と同じようにまず町民向けに自分たちの健康も含めてしっかり受動喫煙をなくしていこうという、そういう意思表示を明確にする上でのやっぱり条例の制定というのは前向きに検討するべきだと思いますし、2020年、先ほど言った2019年の公共施設での全面禁煙を目指して、今の段階で町としてできること、そこについてもう少し踏み込んだ取り組みの必要性を町長からお聞き願いたいなと思っています。もっと言えば、先ほど言いましたように、施設内のはオーケーと言ったらあれですけれども、そこまでは言っていませんので、それこそ施設内に喫煙者用のコーナーというか、病院は一応つくっていますよね、喫煙コーナーみたいなの。それと同じように、もしあれでしたら本庁または支所もそうですけれども、そういう屋外に、敷地内に喫煙場所を設置するとかということも含めれば、建物内の受動喫煙をなくする全面禁煙ということは可能ではないかなと思うのですが、もう少し踏み込んだ受動喫煙防止対策についての今後の、特に来年に向けた施設内の、目指した取り組みということについてお聞きします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
お答えします。町の保有する大きな施設に関しては、もう建物内全面禁煙にはなっています。あと、なっていないとすれば、各会館か、そういうところかなと、そのように思っております。そういう各会館などにつきましては、利用される方、それから各会館を管理されている方がそれぞれおりますし、やはり町で決まっている基本的な事項についてはお伝えいたしますが、町内会を初め皆さんでどういうふうにするのかということを相談して、自発的に決めていただければいいのかな、そのように思います。確かにおっしゃっているようにたばこが……たばこそのものが直接的に病気を誘発しているという、そういう実験結果ないのです。消去法で全部データをとっていった場合に最終的にたばこを吸われる方が、もしくは吸われる方のそばにいた方々がそういう病気になっているということであって、直接たばこによって病気になったという例はまだ実証されていないと、そういうふうに私伺ってございました。間違いであれば、後ほど私も訂正したいと思いますけれども、医学的にそういうことはまだ実証されていないと、そのように思います。しかし、可能性として高いのであれば、考えなければならないということで、町では建物内を全面禁煙しておりますが、各会館につきましては、先ほど申したように、皆さんで決めていただければいい。恐らく今こういう世の中で、国でもそういう建物内全面禁煙、もしくは学校敷地内は敷地内全面禁煙になっておりますので、それに準じた方向性を出してくれるのではないかな、そのように思っております。条例をつくったから進むという、そういう例もありますけれども、これは条例をつくらずとも人のマナーとして皆さんお守りいただけるものと、そういうふうに考えておりますので、それを信頼しながら進めていければいいのかな、そういうふうに思っております。以上でございます。
議員の再質問 6番 檀上美緒子
すごく重大な発言されたと思うのですが、保健センターの金丸さんがいらっしゃるので、ぜひお話ししていただければと思うのですが、受動喫煙、もちろん喫煙者も含めてですけれども、はっきりとしたこれが原因で肺がんになりましたとかということはありませんけれども、それこそ傾向としてのデータとして喫煙者と非喫煙者との比較をしたときに雲泥の差が出ているわけです。そういう傾向というか、状況からして国でも受動喫煙、そしてまた喫煙自体の問題点ということで先ほど出た加熱式のたばこなんかというのも出てきているわけで、本当に問題がないのであれば、そういう対策なんかとられるはずがないわけです。こういう状況になってきていると。特に2020年、パラリンピック、オリンピックがあるということで、国際的に日本もそういう国際レベルまで受動喫煙をなくそうという国ぐるみの取り組みの中で森町がそういう姿勢で臨むというのは、私は問題な発言が今町長からされたのではないかなと思って、非常に心外に思っているわけです。国際的にも国レベルでいって公共施設で、こういう分煙も含めてですけれども、許されているというのは日本が最下位なのです。もうほかの国では……
議員の再質問 6番 檀上美緒子
ですから、ぜひもっと前向きに積極的に、とりわけ会館は町の施設なわけです。それを管理を委託しているのであって、公共施設であるということには変わりがないわけですから、公共施設としての喫煙という問題をもっと町がこの受動喫煙をなくそうという姿勢を明確にすることによって打ち出す必要があるだろうと。それの一つの大きなきっかけというか、動機づけになるのが条例の制定ではないかなというふうにして思いますので、そのあたりもう一度再々質問いたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えします。先ほどと同様になりますけれども、各会館につきましては町で決まっている基本的な事項、本当にそれはお伝えします。しかし、会館の管理者、利用者皆さんでお話しされて、そして恐らくは同じような扱いになる可能性も高いのですけれども、そこに委ねたいと思います。以上です。