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知内町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月26日

新生児聴覚検査の実施状況及び検査費用の公費負担について

聞いた人
西山和夫 議員
答えた人
町長 大野幸孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 西山和夫

一般質問を行います。『新生児聴覚検査の実施状況及び検査費用の公費負担について』まず、お尋ね致します。新生児聴覚検査は、生まれたばかりの新生児に聴覚障害がないかを調べるため、国が自治体に、全ての新生児を対象に公費負担による実施を求めている検査であるが、厚生労働省の「平成26年度新生児聴覚検査に係る検査結果の把握状況等」によると北海道179市町村の54.7%(98市町村)が検査結果を把握しているという状況の中、検査に係る費用の公費負担の実施については、北海道内では0%となっています。当町における検査の実施状況や、検査費用の公費負担のあり方、又、今後の対応について、お尋ねを致します。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

新生児への聴覚検査についての説明は、保護者がそれぞれ通う病院で行っている今、状況であります。また、病院で説明された内容について、詳しく知りたい方などについては、町の保健師に検査の内容等を再度確認されている方もいる今、状況にあります。聴覚検査受診の有無は、保健師が個別に聴き取りをしており、昨年度の出産児数16名のうち1名が検査を受けていませんが、未検査の理由についてはプライバシー等の関係もあり、保護者からの聞き取りは、行っておりません。この検査は、必ず受けなければならない検査ではありませんが、議員ご指摘のとおり、国が推進しており、聴覚検査を実施することによって早期に適切な援助が開始され、コミュニケーションの形成や言語発達の面で大きな効果が得られているということについては承知しておりますので、当町においても、全児が早期に受診できるよう検査に係る経費助成の整備を検討したいというふうに考えております。また、検査の前後等で保護者の精神的不安や悩みなどを含めたケア体制についても、各関係機関との連携を図りながら支援できる体制づくりについても、早急に対応したいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。

議員の質問 6番 西山和夫

この質問をさせていただいて、答弁書をいただきました。正直がっかりしています。検討ではなくて、多分、全額公費でやってもらえるだろうなという思いがあったんです。その1つになぜ、そう思ったかというと、平成19年度からですね、交付税措置、要するに国から交付金として市町村に要するにやっていますよと、それで対応してくださいというお願いは国はしているわけですよ。それで、なかなか実らないということで、なかなか各市町村やってもらえないということで、改めて28年度3月にですね、こういうペーパーで要するに各市町村に促しているわけですよ。まして、29年度の予算で、北海道が主体となってパンフレットを作って、その啓発にも努めている。そうした中で質問しているわけですから、なぜ、できないのか。公費をもらっていて、なぜ、出さないのかという話です。出すべきものでしょう、交付税措置しているわけですから。なぜ、出さないんですか。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、ご指摘のとおり、国も今、先ほど答弁させていただきました省令をしているということは把握しております。ですから、今、議員が言われるように、がっかりしたという話ではなくて、前向きに今、検討をさせていただきたいということでありますので、補助助成額についても今、差があります。要するに各自治体によって、いろいろと差があります。これも全部、今、調べておりますので、これ来年の定例会までにですね、その体制を整備しながら、提案をしていければなというふうに思っていますし、それから、今、渡島檜山管内の検査機関についてでありますけれども、今、その聴覚検査をする要するに検査方法として、2通りあります。その検査方法で言って、渡島管内では6医療機関、それから、もう1つの検査方法では、1医療機関がもう既に実施をしているということも把握していますし、3千円から5千円の助成をしているということが今、大半でありますので、果たしてそれでいいのかどうかもですね、今、調査をさせていただいていますので、前向きに検討をしていきたいということの思いで答弁をさせていただいていますので、決してやらないということではありません。前向きに検討をするということでご理解をいただければと思います。

議員の質問 6番 西山和夫

必ずやるという方向性で、今、そういう調査に入って、最終的に結論を出すんだという方向なんだと思います。まず、やる方向で何とかいろいろ情報を集めながら進めていただきたいと思います。答弁書の中で、自動聴性脳幹反応、ABRと書いていますけれども、自動付く場合は、ABRですので、自動付ければ自動ABRでいいんでしょうけれども、これは後で訂正をしていただきたいと思います。いろいろな方法でその聴覚の異常がないかどうか検査をするわけですけれども、その今、答弁書にもありますように、自動ABRとOAEを使った、それぞれ検査方法があるんですけれども、国の奨励をしているのは、自動ABRなんですね。これはなぜかというと、いろいろ理由はあるそうなんですけれども、OAEで反応しなかったものが、自動ABRで反応するということで、リファー、再検査ですけれども、その確率が低いということで、国は自動のABRを推奨している。ただ、これは各医療機関の体制でありますので、なかなかこちらからそれを備えてくれ、その機械でないとなかなか完璧な検査はできないんだろうと思いますけれども、これは各機関のそれぞれの事情がありますので、それは差し支えますけれども、できれば、その自動ABRに付いた大きな病院の方が確率性は上がるんだろうなと思っております。最終的になぜ、この検査をやるかと言えば、障害の程度、特に音声言語発達等の影響を受けないように、最小限に食い止めるために、この検査を行うわけですから、必ず受けるべき検査項目だと思いますので、答弁書の中では必ず義務はないんだみたいな感じでいっていますけれども、国は19年からずっとやってください、交付金措置していますので、各自治体の皆さんは、子どもが生まれたら3日以内にその検査をして、リファーが出た場合は、最低一週間以内にという指針まで出しているわけですから、それに則って、ある程度、検査を推進すれば、そういう聴覚障害も要するに言語障害、発達障害ですね、その確率が下がるということでありますので、是非、生まれた場合には必ず、公費で負担をして検査を受けさせるという姿勢の中で進めていただければ、大変有り難いなと思います。町長に改めてお尋ねします。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、ご指摘いただきました、先ほども答弁させていただきましたけれども、検査方法については、2通りあるということであります。今、ご指摘のように、ABRとそれから、OAEという、それで、今、議員言われましたように、全てそれを受けさせてくださいと、行政がなかなか言い切れない部分があると思っています。やっぱりその家族の考え方ありますし、お母さんの考え方がきっとあるんだろうというふうに思います。ですから、強制的こういうことは絶対必要なんだから、あなた受けなさいということは、果たしてどうなのか、それは少し慎重にやらせていただければと。それで、妊婦の皆様方、今、定期的にうちの保健師が対応をさせていただいていますので、その段階で、こういう検査があるので、リスクを解消するために、早く検査をすることが要するに効率的だよということも含めながら進めさせていただき、さらには、町としても財政支援が要するにきちんとバックアップしてもらっていますので、是非という形でですね、新年度から是非、そんな形で取り組んでいければなというふうに思っていますので、ご理解いただければというふうに思います。

議員の質問 6番 西山和夫

まず、前向きに進んでいただけるものだと認識しておりますけれども、ただ、今回、今までですね、検査を受けた中で、過去に1名、検査を受けてもらえなかったということで、その理由はいろいろプライバシーがあって言えないということなんですけれども、ただ、書き方とすれば、プライバシーがあるから聞き取り調査ができませんでしたという書き方ですよね。行政として、受けなかった理由というのは、強制的にどうのこうのではなくて、ある程度、把握した中で、我々が聞いた中で、プライバシー保護のために理由は言えませんというのはわかるけれども、ある程度、受けなかった人の理由というのは、行政として把握するべきなんだろうなと。いろいろ財政的なこともあるだろうし、また、それ以外にもいろいろな理由で受けなかった人がたまたま1名いた、前年度ですか、1名いたということなんでしょうけれども、そうした受けなかった理由の中に、ワクチンのような接種のように、要するに防護する、体内の免疫を高めるという措置ではないわけですから、この検査は。あくまでも超音波なり、そういういろいろなヘッドフォンで反射信号だとか、音響のものを使ってですね、信号を捉えて要するに探知するだけですから、内部的なものにどうのこうのということはないんですね。あくまでもヘッドフォンでそういう音が聞こえているか自動で探知する自動ABRで進めていくのがベストだということで、生後3日間、なぜ、3日までにやるのかということなんですけれども、新生児中耳炎ですか、それが生まれたばかりの子どもに少ないと、あと動きがないとか、眠っている間にやるだとか、いろいろ理由があるらしいですけれども、体に影響はないんですよ、赤ちゃんに。やって特なんですよ。損はないんですよ、影響があるわけではないですから子どもに。やって、確率的に1,000分1、1,000人に1人の確率でそういう聴覚障害の方が出る可能性があるわけですから、それを前もってその検査で、例えばリファー、引っかかったとすれば、再検査で何とかその確率を下げるだとか、子どもの将来の影響を抑えるという工夫ができるんですよね。そういう意味では、是非、強制という言い方は変ですけれども、実質、公費全額、公費で負担するんだということになれば、親御さんもすんなり受け入れて検査をしてもらえるだろうと思いますので、是非、これから拒否、受けないよという方が出ないように努力していただきたいと思います。もう一度、答弁お願いします。。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

先ほども申し上げましたけれども、強制的に行政が要するに受けなさいということは、なかなか難しいというふうに私は判断しています。ただ、受けることによって、リスクを解消するという検査ですから、全員が受けてもらいたいという思いはあります。そうすると、要するにお母さん方にそういう状況を如何に保健師が要するに親身になって説明できるかなんだろうと思います。ですから、受ける、受けないは、行政が強制してやるべきものではないというふうに思っていますけれども、今、議員が言われるように、この検査というのは、リスク解消のために必要な検査ということも私なりにも理解をしていますし、私の身内でも要するに未熟児で生まれて、保育器の中で長時間、それで今、障害を持っている親族もいますので、状況を見ると、もう少し早く対応できればなという思いもあります。ですから、その辺は、強制という話ではなくて、保健師がきちんとお母さん方に教室の中でこういう検査がありますよと、受けてくださいということをですね、徹底して、要するに指導していければなというふうに思っていますので、ご理解をいただければと思います。

議員の質問 6番 西山和夫

是非、音声言語発達等への影響が最小限に抑えられるように、行政として工夫していただきたいなと。それで、最後にちょっとお尋ねするんですけれども、先ほど言われましたように、国から平成19年に交付税措置をされているということで、やってくださいということで通達が出ました。なぜ、今まで認識されなかったのか、今回、課長といろいろと前座でお話をさせていただいて、まず、この認識がなかったと。現場とこの本部という言い方変ですけれども、同じ担当課の中で、どういう議論をされているのか、こういう北海道から、国から、こういう案件が来た場合にですね、各課の検討というのはどういう体制になっているのか、最後にお尋ねを致します。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

交付税の一般化というのは、この事業でなくて、ほかの今、国がやるものについては、全て交付税に算入されていますという項目はいっぱい出てきています。これは要するに図書の購入等もそうであります。うちは図書購入については、他の自治体は要するに交付税に算入されていますけれども、100%要するに図書費に回っていないという自治体もありまして、一時問題もあった時期もあろうという、議員はそれご承知の通りだと思います。ですから、うちは今ですね、交付税にその部分は一般財源化しましたというのが、たくさん項目があります。ですから、交付税に算入されたから、全て事業をやらなければならないかというのは、それはやっぱり自治体の判断だというふうに思っています。ただ、今回については、今、ご指摘のように、19年度ですか、要するに交付税の一般財源化にされていますということを今、ご指摘していただきました。ただ、今、議員もご指摘のとおり、北海道内では0%なんですよね、やっていないのは。どういう理由でやっていないのか、その辺は承知はしておりません。ただ、今回、今、ご指摘いただきましたし、うちらも今、その調査をした結果、この要するに指摘していただいた検査については、やはり私は重要な検査であろうというふうに認識をさせていただいておりますので、新年度に制度をきちんと整備した中で対応をしていきたいということでご理解いただければと思います。

議員の質問 6番 西山和夫

確かに交付税措置していますよ、やってくださいという今、事例を挙げました。図書費もそうですし、いろいろあるんだろうと思うんですけれども、ただ、考え方を担当課長は担当のトップなわけですから、それと現場と考え方、思いを一緒にしておかなかったら、なかなかそれが実行できないわけですよね、これは今、町長が言われたように、必ず実行すべきものと、交付税措置はしていますけれども、今、ちょっといろいろな事情があって、様子を見ていますという答弁をいただけるのなら、それはそれでいいんでしょうけれども、ただ、交付税措置をして、町長が言われるように、新生児には大切な検査ですよということになれば、各現場と担当課が意思疎通を図っておかないと、なかなかこれが表には出てこないわけですよ。ずっと眠っていたという経過があるわけでしょう。それが長崎県と岡山県は100%なんですね、だから、そうした国と道と市町村と連携を取っていれば、100%やっているところもありますし、認識の違いで北海道はたまたま0%ということですけれども、ただ、状況的には把握していたということですから、その状況をせめて把握していたという町に入っているわけですから、なぜ、それ現場から上がって来なかったのか、または、担当課長から何かないのかというやりとりの中で、そういうものを堀りだせなかったのか、非常にちょっと残念ですけれども、いろいろな課にまたがってそうした事例というのは、多々あるんだろうと思いますけれども、せめて、こういう案件はないように努めていただきたいなと思います。大切な案件であれば、どんどんどんどん交付税措置しているのであれば、行政も積極的に手当をするというのが妥当だと思いますので、是非、これからお願いしたいと思います。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、ご指摘のとおりだというふうに思います。その件については。交付税に一般財源化をしたということで、国からもそれから、道からも要するに通知があったということを。ですから、私は今、子育て支援を充実したいということで、いろいろと他の自治体がやられていないことについては、もし、必要であれば、予算化をしますよということを担当の方に今、話をしています。ただ、一般財源化になったから、すぐということが果たして要するにどうなのかと、それは状況を見極めなければならないだろうと、その案件、案件によって。ただですね、今回、そういうご指摘があって、それで新年度予算編成の中で、今、ピロリ菌も然りであります。これはやっている自治体もありますし、いや、それを検査をしたとしても、そんなに効果がないんだということもありますし、高齢者の皆様方を対象にしている肺炎球菌だってそうですね、それは町が今、積極的にやっている要するに対策であります。ですから、その辺は意思疎通が図れてなかったのではないかというふうに、今、ご指摘でありますけれども、確かにその辺は要するに担当課と財政部門ときちんと連携が図られていたかというのは、少し検証をする必要があるのかなというふうに思っています。その辺はきちんと子育て、今、3千円から1万円という今、財政負担という話になりますので、どのくらいの負担をしていけばいいのかもですね、含めながらちょっと私は縦割り行政はだめよ、横の連携をしなさいよということをずっと言い続けていますので、その点から言うと、少し共有することが欠けていたのかなというふうに思っていますので、その辺は十分、これから各課連携をしながら、行政を進めていければというふうに思っていますので、ご理解をいただければと思います。

出典:知内町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月26日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる