みんなの議会

知内町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月3日

「グリーンインフラ」を取り入れたまちづくりについて

聞いた人
笠松悦子 議員
答えた人
町長 西山和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 笠松悦子

私の方からは、『「グリーンインフラ」を取り入れたまちづくりについて』ということで質問させていただきます。現在、少子化の問題を抱える今、若者が定住するためには町が元気にならなければなりません。そこで自然に恵まれたこの町で子供たちから若者、そして、お年寄りの方々が楽しく生き生きと暮らすためには、自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力あるまちづくりを一層推進する必要があると考えますが、国が国土形成計画で推進する「グリーンインフラ」の取り組みについて、どのような所見をお持ちか町長さんにお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 西山和夫

お答えをさせていただきます。グリーンインフラに関する所見と致しまして、基本的には『自然環境が有する「生物の生育の場の提供、良好な景観形成、気温上昇の抑制」などの多面的な機能を上手に活用して、防災・減災、地域振興、環境などの地域課題の解決を図っていこうとする概念』であると認識をしております。町においてそのあり方を考えると、第6次まちづくり総合計画にあるとおり、「かがやく自然」、「環境と調和したやさしいまち」、「花と緑に包まれたまち」を目指す中で、花壇などの身近な場所はもとより、本町の自然風景をなす緑豊かな山々や知内川の清流は、人々の心身に潤いと安らぎを与えてくれるだけでなく、防災の観点からも大変重要な存在であり、未来に渡ってその魅力と機能を維持していくことが今を生きる私たちの使命であると思います。山を守り、川を守ることは、防災・減災に貢献する取り組みであり、また、自然がもたらす地域資源を活用した木質バイオマスエネルギー利用は地域振興に貢献する取り組みであるほか、カーボンニュートラルとして地球温暖化防止対策にも寄与するものであるものと思います。更には、松前矢越道立自然公園が有する豊かな自然と壮大な眺望は、観光資源としての活用が既に図られており、町外からも多くの観光客が訪れております。今後も自然環境との調和を保ちつつ、こうした豊かな自然資本を活用しながら適正な保全に努めていくことが、グリーンインフラの理念に沿った知内らしい取り組みであり、子供からお年寄りまで全ての住民が安心して暮らし続けられるまちづくりであると考えております。それに向かって邁進をさせていただきます。

議員の質問 3番 笠松悦子

当町で取り組んでいること、このグリーンインフラという言葉が歩き回る前から、花壇のコンクール、また、いろんな公共施設で老人クラブなり何なりが主体となって、花壇の手入れから何から本当にこの町としては進んでいることだと思います。それにも増して、公民館を始め、役場を始め、公民館とか公共施設等で木質バイオマスエネルギーを取り入れたことは、地域資源を活用した地球温暖化、その防止策を講じている事例は、私も町民として他所16に凄く胸を張れる事例だと思っております。私は、以前よりね、この町の自然を他所に、山があって、川があって、その川も綺麗な水、鮎もある川、ここの水は本当に美味しい水だということを常にどの時点に居た時からも何からも、全国に発信して参りました。その中ででも今、段々変わってきていることが沢山あると思うんですよ。例えば、人口減少によって農地を守っている農家の方々が後継者不足にも陥ったりするってことは、この先、耕作放棄地とか、そういう有休農地とかが絶対現れるような気がしてなりません。そこで、このグリーンインフラが謳っております、自然環境が有する多様な機能。例えば、生物の生育、それから生息、良好な環境形成を持続可能で魅力ある地域づくりをしていくために、この人口減が起きた時、後継者不足になった時に、町長さんとしてはどういうお考えを持って政策を続けて行かれるのか。ちょっと、もし今、お考えがありましたら、お聞かせ願えればと思いますけれども。

町の答え 町長 西山和夫

グレーインフラからグリーンインフラへということで、それぞれ27年から国土形成計画に基づいて、ページだけでも173ページの膨大なものでありますけれども、その中で、どうこれから持続可能な社会に向けて進めて行くかという話しの中で、今、盛んにSDGsという言葉。持続可能な開発目標ということで、今、盛んに謳われております。その考え方にも最終的には繋がっていくんだろうなと思っています。じゃあ、知内はどうなんだということで、今、本当にそういう意味では議員もおっしゃられましたけれども、豊かな森から海まで大自然のある中で、我々はこうした恵まれた自然豊かな環境の中で、どう豊かさを求めて仕事をして、そしてまた子ども達と過ごしていくか。そして家族で過ごしていくか。そうした豊かな、豊かさを感じられる。我々が誇りを持てる。そんなまちづくりになっていくんだろうと思います。そうした意味では、全てこの計画の中にあることは、今、それぞれの形の中で進めているのかなと思っております。ただ、昨年、非常に防災関係で関東から東北地方まで台風の影響で甚大な被害を被ったということで、国の直轄河川も不幸にも決壊してしまったという事例もあります。そうした中で、本当にコンクリートから緑豊かなということだけでいいのか、シフトしていいのかということになれば、また、そこもまた課題が残るところなのかな。やっぱりハードに、コンクリに頼らざる部分というのは、多々出てくるだろうと思います。ただ、我々、やっぱり町民の安全・安心を守る災害のない町を目指すためには、そこはハードな取り組みも必要だろうと考えておりますので、そういう全体の中で、これから持続可能な開発目標に向けて我々がどう取り組むだろうかということだと思いますので、それは重々認識しながら、これからもまた町民の豊かさを守るためにも日々努力させていただきたいと思います。

議員の質問 3番 笠松悦子

今、町長さんのお考えを聞かせていただいて、凄く感動というか、安心致しました。実は、私、さっきの1番さんの議員さんと重なる面もあるかもしれないんですけれども、何で今、こういうふうに、特に思ったかと言うと、今年の成人式本当に感動したんです。皆さん一人17ずつ毎年自分の考えを保護者なり、来賓の方の前で発表していたんですけれども、今年は本当にほとんど全員の方が何らかの形で知内に何かをしたい。自分達の町に何かをしたい。私、それでたまたま皆と話しをする機会がありましてね、貴方たち何であんなことを言ったのって、皆で約束して言ったのって聞いたら、言っていた当人達がびっくりしたようです。だから、これは結局さっき教育長さんがおっしゃったように、今まで知内の教育が実を結んできたことだと思います。ということで、それともう一つ。その中で言っていたことが、お金を掛けないで町の良さを生み出すことが出来るんではないかって、若者達は思っています。女の子だったかな。やっぱりもう20歳になると車も乗りますよね。去年、免許を持っていて、そこの橋、渡って向こうから来た時にそこの堤防に芝桜が咲いていたって。自分達が前に居た時は無かったものだって。それ、知内でもやったんだねって。だから、そういうふうな自分達も何かしたいということも言っていましたので、そういう若者、それを手伝ってくれるお年寄り、町民皆で何かのね、形をしていったらいいかなと私は思いました。私、前に兵庫県のコウノトリの米。兵庫県でかなり前なんですけれども、コウノトリを、居なくなったコウノトリなんだけど、そこで、ふ化させて育てていて。だから、自然の凄く良い所で育った米ってことで、その米の付加価値が凄く付いて、持て囃されたったら、ちょっと言葉おかしいんですけども、そういうふうにここで水も綺麗、まして本当に環境も綺麗、そういう所で育てたね、産物にもっともっと付加価値、そうなったらそこで、その浜で採れた海産物というか、漁業関係の物も素晴らしくなるんでないかと思って、私、こういう提言をさせていただいたんですけれども、せっかく子ども達というか、若者がこうなっている中で、是非、取り込んでいただきたくて、町長さんもですけれども、私、これは全て役場、役場って言うか、役場の何々課、何課だけじゃなく、全て私いつも言うように一つになって考えていってもらいたいなと思うんですけれども、町長さん、それを引っ張っていくお考えありますか。

町の答え 町長 西山和夫

先ほどの一般質問の中で、1番議員が「森は海の恋人」でしたか。そういう言葉もありますし、自然環境一体の中で我々は暮らしている訳で、その豊かさを感じながらこれからどうしていくか。それは当然、小さい子どもからお年寄りまで一人一人の気持ちがまず繋がって、それぞれの役割の中で、出来る範囲の中で、この知内を盛り上げるという、そういう自然の力が働いた時に本当に素晴らしい町になっていくんだろうと思っています。そういう意味では、本当に一人一人との語らいの場も必要でありますし、我々が現場に行って、どれだけ町民のお話を聞けるチャンスを作るかという、そういう場面もこれから必要になってくるだろうと思います。そうした活動、そして教育関係では、教育関係のいろんなふるさとの思いをどう増幅させるかということの教育もされておりますし、成人式でもあったように、本当に将来は帰って来て、知内のために貢献をさせていただきたいという言葉、そして町民以外の20歳の成人を迎えられた方も恩返しをしたいという言葉もありましたように、本当にそういうそれぞれの立場の中で、どう社会教育をしながら育てていくかということもこれから大変重要になってくるだろうと思います。まずは、本当に我々行政がどれだけ町民と距離感を詰めながらそれぞれの役割を果たすかということは、今後もまた十二分に検討させていただきながら進めて、より一層町民に近い立場になれるように頑張りたいと思っております。18

議員の質問 3番 笠松悦子

ありがとうございます。先ほど町長さんからもSDGsのこと、エズディージーズのこと言っていただきました。2030年を目標としているSDGs。これに目掛けて作る責任、使う責任等を考えて、今後、このグリーンを入れて、やっぱり素晴らしいまちづくり、楽しいまちづくりを目指していきたいなと思っていますので、皆で、町民皆で頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

出典:知内町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月3日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる