森町議会 令和5年森町議会3月会議 2023年3月6日
森町の防災・減災対策について
- 聞いた人
- 松田兼宗 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 14番 松田兼宗
それでは、2問目に入らせていただきます。森町の防災・減災対策についてということで質問いたします。令和2年4月に内閣府が公表した日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデルに基づき、北海道は太平洋沿岸の津波浸水想定を設定し、令和3年7月に公表しました。警戒避難体制を特に整備すべき区域として、津波災害警戒区域を指定しております。森町では、この津波浸水想定に基づき、従来の津波ハザードマップを見直し、森町津波ハザードマップを作成しています。そして、津波災害警戒区域指定後の取組として、地域防災計画への津波警戒避難体制(避難施設、避難経路、津波避難訓練、情報伝達など)に関する事項の記載が義務づけられ、津波ハザードマップの作成、周知(津波に関する情報の伝達方法、避難施設、避難場所、避難路、避難経路などを記載)などが義務づけられています。そこで、質問させていただきます。昨年8月6日に地震津波避難訓練を実施していますが、その実績は芳しくなかったと見ていますが、参加状況と評価、課題は何なのか。今後の対策をどのように考えているのか。2つ目に、指定緊急避難場所及び指定避難所を指定していますが、行政として在宅避難や避難先を親戚、知人宅等にしている町民の状況をどのように把握し、必要な支援を届けるのかが見えてきませんが、いかがか。3つ目に、防災備蓄品共同購入のあっせんなどを行い、防災意識の高揚を図ってはいかがでしょうか。4つ目に、通電火災などを防ぐために著しく危険な密集住宅地の把握をしているのでしょうか。そして、電気関連法令に準ずる規定では、木造住宅密集市街地には感震ブレーカーは設置勧告となっていますが、森町での普及状況はどうなのでしょうか。そして、感震ブレーカーの啓発と併せて設置についての助成をしてはいかがでしょうか。以上です。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。国が日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデルを公表し、それに基づき北海道において津波浸水想定や被害想定等を公表しました。町では、令和3年度に新たな津波浸水想定に基づき、津波ハザードマップを改定し、令和4年4月に全戸へ配布を行いました。また、令和4年度には森町地域防災計画の改定作業の実施を行っているところであります。さて、ご質問ですが、1点目の地震津波避難訓練については渡島管内での統一の訓練ということで、同年8月6日土曜日に新たな津波浸水想定に基づき実施いたしました。前回の避難訓練と比較して参加人数は減少しておりましたが、参加された住民の方についてはそれぞれ避難目標地点や避難場所、避難経路の確認をしていただけたと考えております。今後も開催時期や時間、季節等も考慮しながら訓練を実施し、津波発生時に迅速に避難体制が取れるよう努めてまいります。2点目の避難所以外に避難された方の把握の課題でありますが、こうした方におかれましても必要な物資等の支援が円滑に行えるよう、災害時には防災無線構想や広報車、ホームページなどで役場へ連絡してもらうよう周知を行ってまいります。3点目の防災備蓄品共同購入のあっせん等による防災意識の高揚については、津波ハザードマップの学習面に非常持ち出し品や非常備蓄品について掲載をしており、各家庭での備蓄品等の準備の参考としていただいております。また、家族構成により必要となるものも異なることからも防災訓練や防災講話等によって今後も家庭内備蓄の必要性を啓発していくとともに、必要な備蓄品等の相談についても個別に対応していきたいと考えております。4点目ですが、老朽化した木造住宅等の建築物が密集し、十分な避難道路や避難公園、緑地などがないことから、火事または地震が発生した場合において延焼防止及び避難所を確保されるべき機能が確保されていない市街地と定義されている密集市街地については、当町では該当する地区はございません。また、地震による火災の過半数が電気が原因であることから、地震発生時に揺れを感知し、ブレーカーやコンセント等の電気を止める感震ブレーカーについては森町防火協会の研修会において普及啓発を行っております。都市計画法に基づく準防火地域の住宅等については、民間規格の内線規程により感震ブレーカーの設置について勧告しておりますが、普及状況等については把握をしていない状況でございます。電気火災対策には、感震ブレーカーが効果的でありますが、現在のところ助成については考えていない状況でございますので、まずは啓発活動に努めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。
議員の再質問 14番 松田兼宗
実は皆さん、かなりの方が御覧になっているとは思うのですが、土曜日、日曜日にかけてNHKで南海トラフの話が2夜連続して放送されて、次の日には再放送もされていて、かなりNHKは力を入れているのだなと思って聞いていたのですが、その中で班割りの問題がかなり、初めて私もそういう番組の中を見ていて、ああ、そういうことなのだということを改めて分かったりもしていたのですが、そういった中で関心を持たれるようになるのです。そういう機会を使って、いかに防災意識を高めてもらうかということが大事だと私は思っています。それで、今回、実は令和4年度森町地域防災計画の改定に伴う意見公募についてということでホームページに載っかっています。その中で、今日が締切りなのです。これは何件、応募があったのですか。それをまず確認したいのですが、というのはなぜこれだけの2週間の間にどれだけの人がこれを見ているのか。防災計画自体が332ページですよ。そのほかに地震、津波だけで61ページ、そして森町地域防災計画資料編ということで423ページものページ数があるのです。これを見て意見を出せと言うほうが無理なのではないですかと私は思う。私もこれを印刷しようかなと思っていたのですが、やめました。これだけを印刷しても意味ないかなと思っていまして、そういった中でいかに今回の意見募集公募というものがアリバイでしかないのではないのというふうに、ますます強くしたわけです。今回こういうことが起きてくると。ただ、そんな中で確認したいのですが、本当に4年度の事業ですよ、これ。4年度、あと1か月ないのです。そんな中で公募してできるのですか、これ。それも確認したいと思います。それで、まず感震ブレーカーについての話なのですが、確かに森の場合はその指定、法的には外れている部分の町です。それは分かります。ただ、過去の阪神・淡路大震災、そのうちの原因が特定できた火災の55件のうち60%が通電火災なのです。さらに、東日本においては約半数が電気による火災だったと言われているわけです。いかにその火災の原因が電気から起きているかということを鑑みれば当然、季節にもよりますよ。冬場は特にその問題が大きいだろうと思います、停電後の火災の発生率が。とすれば、北海道の場合は相当気をつけなければならない。そういうことを考えるならば、その市街地がそういう対象、法的な部分で対象になっていないからといって、それをやらなくてもいいとか、先ほど防火協会とか、そういうところでやっているという告知というか、そういうところでやっているとかと言っていますけれども、私はそれを使いながら防災意識を高めていくことを考えなければならないのではないかとは私は思うわけです。だから、それを再度その辺どういうふうに考えるのかをお聞きしたいと思います。それと、最近特に問題になっているのが、記入漏れをしてしまいまして、私。ちょっと関連がないわけではないので話ししますと、2月27日の道新です。道新の中で、後発地震の話です。後発地震がここの森も対象になっていますから、注意報が対象になっています。その中で、自治体の63%は理解が進んでいないのだという自治体が返答しているわけです。森町も同じだろうと、その中に入っているのだろうなと私は思っているのですけれども、その辺いかがかということと、今後避難経路とか確認を促すけれども、避難所の開設とかは想定しないというふうに言っているわけです、国と道は。だけれども、それを森の町に関しては注意報が出て1週間程度避難なり何らかの対応、パジャマではなくて、いつでも出られるような体制を取って寝ていただきたいというまで言われるわけです。だから、そういったことからすれば、当然うちにいるよりは避難所にいて安心感を持つ方がおられると思います。今後町民の方がどういう意識、その辺をどう考えているか分かりませんけれども、その辺をきちっと調査した上で、どういう対応をしていくのか、今後。その辺、いかがなのでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。防災計画、パブリックコメントに関してのことだと思うのですけれども、そちらに関しましては寄せられた意見等々はゼロ件でございました。引き続き防災計画に関しましては、しっかりと事業は進めていかなければならないのですけれども、今後の対応としては先ほど同僚議員の質問にもございましたとおり、より地域に入り込んだ住民の方々の不安感ですとか課題感、そういったものは今後しっかりと組み入れていく、そういった機会は設けていく段取りはございますので、そういった中でのご意見等は実際の現場に即したそういった避難行動の計画に関してもつくっていけるのかなというふうに考えております。そして、感震ブレーカーに関しましては、これも重ねての答弁にはなりますが、まずはその普及啓発に関してしっかりと行っていくと、そういうところを考えております。様々な機会を通じてお話はできると思いますので、まずはこういうものがあるのだよというところをお伝えしていければなと考えております。そして、ちょっと一部聞き取れなかった部分もございまして、避難所の整備に関して国は3分の2のかさ上げ補助を認めていないというところでおっしゃったのかどうなのかというところ、ちょっと聞き取れなかったのですけれども、すみません。もし違いましたら、後ほどお話しいただければ。避難所の避難路、避難所に関しましても3分の1かさ上げの3分の2補助という制度は使いまして、そこは計画にのっとって計画作成後に必要なもの、そういったものを精査しながら検討していけるものと考えております。後発地震の警報というか、注意報に関しましては、これは避難所開設に関しましては要望されれば、これは積極的に開設していかなければなりませんので、その点に関しましては町民の方々に対してそういうふうに運用していきますというところはお伝えできますので、ある一定程度ご不安はないようにできるのかなというふうに考えております。すみません。もし答弁漏れありましたら、ご指摘いただければと思います。以上です。
議員の再質問 14番 松田兼宗
答弁漏れというより、まず注意報が出た場合に、国のほうは避難所開設は求めていないのです。ただ、それに対して各自治体も、対象になっている自治体がまだ悩んでいるというか、はっきり決めかねている状況、さらに下手に注意喚起すると町民に不安感を与え過ぎて、かえってまずいのではないかという考えもあるみたいですし、その辺、森町としてはどう考えているかということです。それで、先ほど町長の施政方針の中でも町内会など地域コミュニティの強化を支援するため、避難行動要請者の避難支援対策や自主防災組織などの育成の充実を図っていくというふうには書いています。かなりコミュニティなり町内会に対する期待度が高いのかなと私は感じていますけれども、事この防災に関しては町内会というよりも地域ごとの温度差があり過ぎるのです、森の場合。私が住んでいる地区と、砂原地区という砂原にかけての人たちと同じだと思っているのですが、相当危機感を持っています。それに対して高台に住んでいる人たちは、あまり関係ないと思っている部分があるわけです。だから、それに対してどうやってそれを巻き込んでいくかというか、意識啓発をしていくのかということを考えなければならないのだと私は思っています。実際、今回でいろんな後発地震のことが問題があったりということで、私の住んでいるところの町内会においては発電機を追加することを考えています。さらに、もう一つは実際にどういう需要があるのかというアンケートも含めて、そのアンケートをすることって、アンケートや意識調査も分かる、調べるというのもあるのですが、それ自体が防災意識を高めるということにつながるのだと私は思っているのです。だから、そういうことも含めて、町のほうの主導というか、指導というか、そういうようなことも各地域なりに働きかけていくことによって防災意識を高めていくのが必要なのだと私は思うのです。そういうことで、その辺を含めて町に期待するところというのは大きいのですが、そもそも住んでいる、自分たちの住んでいる、自分自身の身を自分自身が守ること、それをどうやって意識づけしていくのかということを啓発していかなければならないのだと私は思っていますので、その辺も含めて最後にどう考えているのかをお聞きして終わります。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。すみません。後発地震の注意報に関しましては、先ほども少し答弁させていただいたのですけれども、ある程度、議員おっしゃるとおり後発地震の注意報が出た後に、さらに大きな地震が来るのではないか、そういう報道といいますか、そういったものもあります。その中で、当然一定数、不安を感じられる町民の皆様はいらっしゃると思いますので、当然避難所の開設というものは、これは準備しなければならないと思っております。要望があれば、当然それはお断りできませんので、とは言いながらも災害が起きて要望をしてから開くという話にもなりませんので、そこは積極的に通常の避難所開設の手順と同等レベルに運用は考えていかなければならないと考えております。それと、あと地域の温度差、それこそ住まわれている地域の避難困難度ですとか、災害に被災する可能性の高い場所、そういったものによってやはり備えに対する意識というものに温度差があるというのは、そのとおりだと思います。その点も含めまして、当然行政だけで全てを救護、そして助けるというところは仕組みとして不可能でございますので、自助、共助、公助という言葉の中で、どれだけお互いがつながり合えるのか、そういった仕組みづくりも議員おっしゃるとおり、ニーズを把握しながら早急にまとめていかなければならないと考えています。その中でもやはり避難所として、そして救助者要員として、救助者要員、救助する人ですね。救助する人の力として町民のどれだけの方々にご協力いただけるのか。そういった面でも意識醸成は図っていく必要があると考えております。それら総合的に捉えまして、しっかりと今後町内会単位で意識醸成、防災意識の向上に引き続き努めてまいりたいと思いますので、ご理解ください。以上です。