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森町議会 令和5年森町議会3月会議 2023年3月6日

行政としての責任の取り方について

聞いた人
檀上美緒子 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 檀上美緒子

1点目、行政としての責任の取り方について。私が町議会議員となった2015年、平成27年以降、行政執行上、看過できないことが幾つか挙げられますが、その決着のつけ方、とりわけ行政としての責任の取り方としていかがかと思われることが幾つもあります。この3月までに責任も含めて2億円に及ぶ不納欠損を出した下水道事業と土地改良事業の調査結果をそれなりに出すことになっていますが、こうした事態とこれまでの行政としての責任の取り方と無関係ではないと私は思っています。私は、何度か補助金や延滞金の問題、尾白内地区の残置物処理等で執行上の問題や責任の取り方について一般質問で取り上げてきました。岡嶋町長からは、法令や規則にのっとり適正に取り組むと今後の姿勢に関わっての答弁をいただいていますが、責任の取り方で具体化したのは2021年、令和3年の農林課の補助金告知問題だけです。とりわけ町民に直接的に関わる問題であればなおのこと、町民への真摯な説明と謝罪が必要と考えますが、その点でも全く不十分と言えます。延滞金の件では、2021年、令和3年3月議会で私の一般質問に岡嶋町長は、規則にのっとり徴収してこなかった事実は大変遺憾と言っていますが、これは議会だよりの私の一般質問報告に載ったのであって、町として町民の皆さんへは2021年度、令和3年から延滞金を徴収しますの告知のみです。失敗や過ちはないにこしたことはありませんが、人間ですからないとは言えません。私も大小様々な失敗や間違いがあります。そのときの責任ある対応が大事だと思います。その点が今までは、あまりにもひどいと言いたい。昨年の3月の住民説明会で、下水道事業と土地改良事業の不納欠損問題の調査結果を3月中に最終報告ができない場合は中間報告をすると町民に約束をしていますが、その目途と進捗状況を伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。国営駒ケ岳地区土地改良事業受益者負担金、土地改良施設使用料及び下水道事業受益者負担金の滞納処理に関して、最終報告にはまだお時間をいただきたいと考えているため、現在中間報告書という形で詰めの作業を進めているところではありますが、住民説明会でお約束したとおり、3月中には議員の皆様並びに町民の皆様にお示ししたいと考えております。以上です。

議員の再質問 11番 檀上美緒子

今3月中に住民説明会でお約束していただいたとおり、中間報告でされるということですので、ぜひその内容についてしっかりとしていただければと思っています。そこの中身なのですけれども、住民説明会の場でもそうなのですけれども、責任の取り方の問題についても報告するということになっているかと思いますので、その件、具体的な経過の調査のみならず、責任をどう取っていくのかということについての報告もされるのかどうかということをまず第1点目としてはお聞きしたいと思っています。特にこの説明の部分でいきますと、今回の2億円の不納欠損については住民説明会もやりましたし、その前にはおわびとご報告という形で町長の名前で広報に差し込みのチラシが入りました。そういう形で、それなりの報告というか、反省というか、おわびというか、町民に対する謝罪というのはあったかと思うのですが、私は非常にこの問題で不満というか、ちょっといかがかなと思っているのは、先日行われた今年度の執行方針の中では一切この問題については触れられていないわけです。やっぱり去年の令和4年の状況において不納欠損を9月議会でやったわけですから、それに関わって本当に反省の姿勢というか、それを明らかにする上では、令和5年の執行方針に当たって、そのような不適切な事務処理が行われてきたということに対する真摯な反省と今後のやっぱりきちんとした的確な行政執行、それについてきちんと町民の皆さんに行政執行方針として述べるというのが本当ではないかなというふうにして感じているところなのです。そういう点で、今回の執行方針の中でそれが述べられなかったことは非常に残念でたまらないわけです。この問題に関わっては、直接岡嶋町長が関係した事件ではないのですけれども、ちょっと関連してあれなのですけれども、前の梶谷町長のときには薬剤師の横流しの問題があったのです。それも梶谷町長自身のときではなくて、その前の佐藤克男町長のときの問題だったのですけれども、そのときに梶谷町長は執行方針の中で、前段でこの問題についてはきちんと反省というか、謝罪を述べているわけです。その点では、私はその姿勢については評価できるなというふうにして思って、今回の岡嶋町長の部分においては非常に残念でたまらなかったわけです。それと、やっぱりこの間の様々な、先ほど最初に述べましたように、この2億円のみならず、この間、私が2期8年務めさせていただいたのですけれども、そこの中でいかがなものかというふうな問題で幾つかあるのですが、ここにも書きましたように延滞金の問題については町長も遺憾だというような宣明は出されてはいるわけなのですけれども、現実的にきちんとした町民に対しての説明がないままに、延滞金だけ徴収しますというふうな形で報告がされている。しかも、もっと言えばグリーンピア大沼の補助金の問題についても明らかに私はこれは確信犯かとは思うのですけれども、補助金の支給に当たって完全に要綱の違反があったわけです。それに関わってもグリーンピア大沼の側から出すというような形で出てはきているのですけれども、町側としてはそれに対してきちんと問題だから出してくださいというような形でやったわけではないわけです。ですから、そういうようなもろもろのことが非常にきちんとした反省や訂正という形で行われてきていないというのがやっぱりこのたびの2億円の不納欠損においてもそういう今までのあしき慣習にのっとってやってきたという結果になったのではないかなということをすごく危惧するわけです。ですから、そういう意味でやっぱりきちんとした反省、そしてその場で担当した者に対するきちんとした責任の取り方というのが必要ではないかなというふうにして思っています。とりわけ尾白内の残置物処理に関わっては、議会でもそうだったのですけれども、町長一人の責任ではないという形で、この処分については1か月の減給の部分、それについては議会としては否決したわけですよね。だけれども、責任を取らなくていいということではなかったわけです。町長一人の、しかも直接担当、責任のある立場にはなかった岡嶋町長のみに責任を取らせるというのは、それはおかしいでしょうという意味合いだったわけですよね。特に森町の……

議員の再質問 11番 檀上美緒子

分かりました。それで、森町の行政処分の部分においてもきちんとした規定があるわけで、適正な事務処理に関わっての部分と監督責任の部分とあるわけで、私はこの責任の問題に関わって、今までのところのさかのぼっての部分はともかくとして、今回のこの土地改良の問題と下水道の問題については理事者のみの対応ということではなくて、それなりの執行上の問題、または監督責任の問題という形での責任の所在も明確にした形での報告書が必要かと思っているのですけれども、その辺りについてお願いいたします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。非常にちょっと多岐に、多岐にわたるという表現が正しいのかどうかは分かりませんが、非常に幅広いご質問をいただきましたので、もしかしたら答弁漏れといいますか、そういったことがもしございましたら、次の質問で改めていただければなと思います。まず、行政としての責任の取り方というところで、執行方針に記載がまず今回なかったということを檀上議員おっしゃっております。基本的には、まだ中間報告というところでございますし、現状としてこれを本来やってこなければならなかったことは執行方針に載せるようなことではなく、淡々と正しいことをやってくるべきことで、それを理事者も含めてマネジメントの中でしっかりと組織として行ってくるべきことであったと考えております。謝罪がまだ不十分ですとか、報告がもっともっとすべきであったというご意見は真摯に受け止めたいなとは思うところではございますが、この間、様々な議会でお話しさせていただく機会において私もある一定の謝罪はさせていただきましたし、町民の皆様への報告会の中でも直接町民の皆様に謝罪もさせていただきました。その中で今後、様々な方からの事情聴取、状況を調べた中で結果をお示ししたい。その中で、今回は中間報告というところになってしまう。その点におきましても、ある一定のご理解はいただきたいなと考えております。まずもって、中間報告となったことに関しましては、改めて次の議会でご説明させていただくときに詳しくお話はさせていただくと思っておりますが、今回のこの事件がどのような経緯でこのような結果になってしまったのかというところは、本当に調査を様々な方の事情聴取も含めて行ってきました。しかしながら、当然元理事者2名に対しても事情聴取を行う手はずで担当課も本当に長い期間にわたって奮闘してきました。しかしながら、事情聴取に応じてもらえない、一切応じてもらえない、そういった事情もございます。その中で、現理事者として我々の調査権限上、これ以上独自に調べること、そして強制的に事情聴取を行う、そういったことはもう不可能でございます。その中で、どういったことが今後できるのか、その点も含めて中間報告と併せましてご説明、ご報告しなければならないのかなと考えておりますので、その点もお含みおきいただいて一定のご理解はいただきたいなと考えているところでございます。はっきり申し上げまして、現状として言えるのは、この問題が明るみになりまして、本当に担当課とも町民の皆様からの信頼を回復するために何ができるのか、それを一生懸命やって1年間、1年少々の間やってきました。その中ではっきりと以前とは違う、定量的に本来であれば、あのままだったら時効延長を迎えて不納欠損し続けなければならなかった状況というのは、すばらしいという表現は不適切かもしれませんけれども、本当に職員一同みんな頑張って、定量的に数字として出してきております。そういった数字的な面も合わせて、ある一定の評価をいただきたいというのはおこがましいかもしれませんが、信頼回復に向けて頑張った成果の一つとしてある一定は認めていただきたいと、そのように考えているところでございます。重ねての答弁になりますけれども、そういった点も含めまして3月のタイミングで報告と説明を中間報告というところで実施させていただきたいと考えております点につきまして、改めましてのご理解をいただきますようお願い申し上げます。以上です。(「責任問題」の声あり)

町の答え 町長 岡嶋康輔

当然責任問題、檀上議員がおっしゃるその責任問題というのは処分に関することだと思われます。しかし、私にとっては責任といいますのは様々な幅広い要素があります。定量的に実証しなければならない責任問題、それがまず先頭に来て、実証されてからそういった処分というものは検討すべきことなのかなと考えております。しかしながら、現時点でいろいろな状況を調査して検討している中では、本当にこれを職員を処分するということで解決するのかなと、私は甚だ疑問に思っております。ある一定の権限がございます。その権限の中での責任もありますので、処分をするのは簡単です。しかしながら、この20年近くにもわたって行われてきたこのことを単純に職員を処分することだけで終わるのかなと。私は、そうではないと考えています。その点も含めまして中間報告の説明の中で具体的なこと、責任の取り方とはどういうことなのかということもしっかりと説明させていただきたいと思いますので、その点も中間報告の中でお聞きいただければなと思います。以上です。

議員の再々質問 11番 檀上美緒子

今お聞きして、前理事者の事情聴取ができなかったというのはすごく私にとっては衝撃的というか、えっと。それも本当は確かめるつもりではいたのですけれども、町長のほうからお話があって、やっぱりそこの部分がきちんと聞き取りがされないというのは、この特に2億円の不納欠損に関わる経過というか、原因究明の部分で非常に大きな位置づけがあったのではないかなと思うのですけれども、それができなかったというのは非常に不十分さを残す結果になってしまうと思うのです。そういう私は最高責任者ですから町長なり、現職の岡嶋さんもそうなのですけれども、前の佐藤さんや梶谷さんも含めてですけれども、そこの責任はやっぱりすごく大きいものがあるとは思っています。ただ、実際に担当として執行してきているわけですよね。もちろんその下にいてというか、その指示を受けて、または認可を受けてということにはなるとは思いますけれども、実際にやってきているという部分におけるその自分の担当している部署についての実務に関わる責任というのはやっぱりあると思うのです。そこに対して明確に職務怠慢、注意義務違反というのがあるわけですよね。完全に私は、これに引っかかると思うのです。というのは、やっぱり今回の不納欠損の部分で、どうしてこういうきちんとした時効が成立しているのに催促してきたのだとか、またはきちんとした処理ができてこなかったということだとか、それについての理由があまりにも初歩的というか、そういう状況が挙げられているわけです、実際に。例えば受益者負担金に関する法令等を十分に理解することなく業務が引き継がれてきたこと、これって担当課としてどうなのということですよね。自分の職務に対しての理解が不十分だったからという、まさしくそれこそさっき言った怠慢、注意不適正というか、その何物でもないのではないかしらというふうにして私は感じるわけなのです。そこにおいて、やっぱり減給にするのか、戒告にするのか、厳重注意にするのか、その処分の在り方というか、対応の仕方というのは経験だとか、または関わり方の状況だとかということにおいて様々違ってそれは当然だとは思うのですけれども、全て担当の部分については上からの指示においてやってきたから、そこの部分については一切不問に帰すると。そして、最高責任者である町長と副町長だけで責任は取りますとかという形では、私は収まらないだろうと。もちろん長年ですから、ずっと積み重なっていますから、そこのもう退職した人も含めて責任を追及するということはできませんけれども、少なくともこの間において明らかになった時点での担当の部分において、そこの担当をしていた分かる範囲で、今現在勤めている範囲内であって、職員においては、それは明らかにするべきではないかなというふうにして思うわけです。そこの辺りについて、さっき言った薬剤員の問題もそうなのですけれども、副町長と町長のみの減給処分で終わっているのですよね。だから、やっぱりそこの部分については、どうなのだろうという思いももちろんしているのですけれども、先ほども言いましたけれども、農林課の部分においては担当課の方の減給もやっているわけですよね。担当課の課長の戒告ということでやっているわけですよね。ですから、やっぱりそこはそれぞれの直接関わったというような状況において、その状況に応じたやっぱり責任の取り方というのをきちんと明らかにするべきではないかというふうにして思います。そうすることによって、もちろん処分したからいいという、全て解決するとは私も思いませんけれども、やっぱり責任の取り方として、そういうきちんとしたけじめをつけるというようなことがあまりにもこの間、先ほどのグリーンピア大沼の問題も含めてですけれども、もっと言えば会館問題も含めてですけれども、いっぱいあるのですが、そういう……

議員の再々質問 11番 檀上美緒子

過去にさかのぼることはしませんけれども、少なくともこの2億円の問題に関わっては、きちんと責任を取るという方向性で報告書においてはまとめてほしいと思いますけれども、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。檀上議員、再度質問をいただいた内容の中で、檀上議員にもそうですし、これをお聞きになっている町民の方々にも誤解いただくとちょっとあれなので、ちょっと1点、ご説明させていただきたいと思います。薬剤師の横領事件に関しましては、当時理事者だけではなく、当時の院長、そして事務長も減給処分をしております。そのように再度確認いただければなと思います。そして、先ほど私が理事者からの聴取、応じていただけなかったという説明をさせていただきましたが、前理事者2名のうち、片方の方は応じていただけましたが、もう片方の方が応じていただけていないという状況でございます。そして、当時の住民説明会の資料の中で怠慢だった、不注意だった、そういう表現を使わせていただいております。この間、様々な事情聴取、当然担当職員からのさらなる事情の聴取、そして当時の理事者からの聴取、そういったものを進める中で、確かに怠慢だった、不注意だったと言われても、それは仕方のないことなのかなという思いの反面、本当にそうだったのかなと。私はそういった、この件を調べる現理事者としての考えの中で、本当にそうだったのかなという思いが非常に今強いです。その中でも本当にこの件、当時の理事者からの状況の説明、考え、事情聴取は本当に必要なことでありましたが、それが実現しなかったというところで今回のこの中間報告というところに切り替えさせていただいた次第でございます。重ねての答弁にはなりますが、3月中に行う中間報告の中でより具体的に、そして今後取るべき責任の取り方、責任とは何なのかというところも併せてご説明させていただきたいと思っておりますので、その点ご理解いただければと思います。以上です。

出典:森町議会 令和5年森町議会3月会議 2023年3月6日 議事録 PDF(132ページ) 間違いを知らせる