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森町議会 令和5年森町議会3月会議 2023年3月6日

巨大地震対策について

聞いた人
山田誠 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 山田誠

私は1点、巨大地震対策についてを質問いたします。大きな被害が想定される地域に注意を促す北海道・三陸沖後発地震注意情報の運用が昨年の12月16日から始まりました。道内63市町村が対象で、マグニチュード7以上の揺れで発表されます。測定震源域では、マグニチュード7級の地震が2年、3年に1回のペースで起きているため、注意情報も2年に1回程度発表される見込みでございます。国は、昨年9月に避難用施設整備の補助率を2分の1から3分の2へと引き上げる特別強化地域に道内39の市町村を指定いたしました。この中に森町も入ってございます。津波は、発生してから30分で沿岸に到達すると言われております。特に海抜ゼロメートルと言われております砂原5丁目地域等は非常に危険性が高いところであり、避難場所も台場公園よりなく、また道路も2本しかなく、このような状況下では被害が甚大になると予想されます。この地域には、自主防災組織が一部ございますが、地域住民の高齢化が進んでおりまして、自助、共助の取組も大変なため、早急に避難道路及び避難階段等、そして防災対策を施した避難施設、体制を整備し、被害を最小限に食い止めるべきというふうに思っております。町は、住民の生命、財産を守る義務がございます。日本はもとより、世界的に巨大地震が頻発していることから、早急に森町ハザードマップを検証し、各種避難施設整備を行い、充実した防災対策を推進すべきと思いますが、町長の所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。森町津波避難計画では、各行政区域ごとに避難場所や避難目標地点、避難経路等を規定しております。避難方法は、徒歩避難を基本としながらも津波到達時間、避難場所までの距離、避難行動要支援者の支援、避難路の状況等を踏まえ、やむを得ず自動車により避難せざるを得ない場合には自動車の使用を制限しないこととしております。また、各行政区域ごとの津波到達時間と避難する住民の想定歩行速度から、避難対象地域の外へ避難することができない避難困難な地域はないものとしております。しかし、津波はいつ、どの場所で発生するか分からず、季節や時間帯、当日の気象条件等により避難行動が大きく影響されることになります。このため、早急に津波浸水想定区域内の各町内会との協議を開始し、避難するに当たって地域ごとの課題について情報共有を行い、対策すべき課題についての抽出作業を実施してまいります。また、災害時における自力避難が困難な方の避難支援については、要支援者ごとの個別避難計画の作成が市町村の努力義務となったことから、避難に係る支援体制の強化、効率化を目指し、現在の要支援対象者が真に自力避難が困難な方なのかどうかという点の見直しを実施しております。今後は、災害の危険度の高いところに住んでいる自力避難が困難な方の災害発生時の個別避難計画の作成に向け、関係機関を含め、地域ぐるみで作業を進めてまいります。これらの避難対策を早急に進めることにより、災害時の逃げ遅れゼロを目指す取組を実施してまいります。以上です。

議員の質問 2番 山田誠

日本海溝または千島海溝沿いを震源とする巨大地震と津波による犠牲者数が最大で14万9,000人とこの前発表されてございます。その想定された北海道の部分で先般の新聞等では、森町は1,500人が表示されている。簡単に言うと、1,500人が津波にさらわれるよと、こういう言い方でございます。町長は、令和5年の町の執行方針に現状の津波避難体制の見直し、避難路、避難施設の在り方の再検討を早急に進めると述べられております。今もそういうような話が出されました。森町の津波ハザードマップはありますが、これは早めに検証していただきたいなというふうに思っております。それで、避難路、避難施設の整備については多額な財源を必要とするわけでございますけれども、高額な補助率、それから高率な地方債の起債のあるうちに建設整備をすべきだと、私はそう思ってございます。既に数市町村が具体的に検討されているということの報道もございます。我が森町も早めに非常に危険性の高いところから、町長もさっき言っていましたけれども、順次整備すべきであるというふうに思っております。また、森町の防災訓練の実施度が令和元年から令和4年までの間に、町長が知っているかどうかは分かりませんが、2回しかやっていない。僅か2回しかやっていない。それが駒ケ岳の噴火が1回と津波の訓練が1回しかやっていない。これでは駄目ですね、町長。さらなる町民の防災意識を高めて、防災意識を根づかせるような防災教育が重要課題だと私は思ってございます。さらには、森町には避難の区域が11区ございます。避難区域がありますけれども、全ての避難区に避難誘導標識が1か所も立たされていない。ハザードマップでは、図面では線を引いていますけれども、道路にはない。年々高齢化が進んでおるわけですから、これらも早めに設置が必要不可欠であると私は思ってございます。今年度は、ぜひこれらに全力を傾注いたしまして、被害を最小限にすべき、災害はいつ起こっても、先ほど町長も言っていましたけれども、おかしくない状況にあるわけでございます。これらについて早めの施設整備等々の実行について、町長はいかに考えているか再度お伺いいたします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。国の想定の中では、確かに数字としては津波に巻き込まれてしまう、そういった危険地域に住んでいる方というのが一定数いるというのは私も存じているところでございます。しかしながら、だからと言ってすぐそこから引っ越すなんていうことは現実的ではなくて、やはりその場で住み続ける、安心して住み続けるためには、やはり行政としてもしっかりと避難経路、そして避難した後の避難施設、そういったものをしっかり確保して、そして避難訓練も含め、そういった災害に関しての教育といいますか、周知を図っていかなければならない。そして、災害時の、あってはならないとは思いますが、亡くなる方は私はゼロ、そういったものをしっかりと目指していきたいというふうに思っているところでございます。議員おっしゃるとおり、この森町もそういった危険な地域として指定されましたので、避難施設もしくは避難道路の整備に関しまして有利な補助をいただける状況になっております。しっかりとその辺も考慮しまして、早急にそういった必要な道路、施設、どの場所にどのような規模、どのような機能を持たせて設置すべきか、しっかりと並行して検討しながら具体的なものを考えていきたいと思っております。そのプロセスにおいて、先ほどの同僚議員の質問とも少しかぶるのですけれども、やはり基本的には町民の方々の課題感、安心を得てもらうためには、どういったものが足りていないのかということをしっかりと町民の皆様からニーズを調査する、そういったことが必要になると思います。先ほどの答弁でもお話しさせていただきましたとおり、そこは早急に担当課において各行政区分ごとに懇談の場、ニーズを抽出する場、意見交換の場をしっかりとつくっていきたいと考えております。そして、避難路に対する標識がないというところでございますが、それは本当に何とかしなければならないと思っております。本当にあした、あさって起きてもおかしくないというその災害の中で、まずはすぐできることをしっかりと検討して実施に移していきたいなと思っております。本当にその際は、当初予算に載っていないことでも早急に、いろいろとご指摘は受けるのかもしれませんが、そこは本当に検討しまして、補正対応等々をしながら議員の皆様にご理解をいただいて早急に整備を進めていければなと考えているところでもございますので、まずはそういった一定のご理解はいただければなと考えているところでございます。あと、訓練ですね。訓練に関しましても、本当に私もまだまだ足りないと思っております。なかなか防災意識、町民の方の防災意識とこれは連動するとは思うのですが、やはり本当に最悪な状況を想定して、それに近い訓練というものをできれば実施したいなと思っております。本当に最悪な状況というのは、やはり皆さんが寝ている真冬の猛吹雪で真夜中、地震が起きて津波避難、そういう状況になったと。それが一番高齢者にとっても避難困難な方にとっても本当に最悪な状況だと思います。そういったことにできるだけ近づけられるような、そしてそれを繰り返し防災意識として調整できるような、そういった訓練をできる限り多く実施していきたいと考えておりますので、その点につきましてもご理解いただければと思います。以上です。

議員の再質問 2番 山田誠

防災関係に町長からやる気のあるような答弁をいただきました。ありがとうございます。それで、防災対策はやっぱり日頃からの備えが一番大事なわけでございます。町長も先ほど来から各町内会、地域の方々と意見交換を徹底してやりたいというふうな意見でございますけれども、これはやっぱり早めにやっていただかないと、甚大な被害に対して敏速な避難体制の準備が欠かせないというふうになっておりますので、これがないと大変だなというふうに思っております。今年度は、各種の訓練及び防災教育、避難施設の充実を図る年だというふうに私は思っていますので、町長も今の話を、答弁を聞きましてもそのような考え方を持っているということは、町民としては安全で安心な町に住めるなというような考え方も持っているかと思いますので、その辺を十分考慮した対応を検討をして早めに行っていただきたいなというふうに思います。やはり行政と住民と防災に対しての一致した行動実施計画を持ってやっていただきたいなと、そういうふうに思いますので、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。町民の皆様がやはり安全なのは当然なのですけれども、安心感を持って住み続けられる町というものは、やはり行政が今後そういった課題に対してどういう考えを持っているのか、方向性を、私たちの意見を聞いてくれるのかというところが本当に大事だと思います。どういった形がいいのか、まずは本当に町内会単位でそういった意見交換、ニーズ調査というものを担当課もそうですけれども、町長部局としても行政懇談会として様々な機会の中でしっかりと把握できる、そういった機会はたくさん設けられるのかなと思っております。昨年、町長になってから、このコロナ禍の中で懇談の機会というものがなかなかつくれない中ではあったのですけれども、今年になりまして、来年度からはそういった機会もたくさん多くつくれるのかなと思っております。執行方針の中にも書かせていただきましたけれども、各町内会宛ての移動町長室とはまたちょっと違った仕組みの中で行政懇談会、ちょっと気軽に行っていただける行政懇談会的なものもしっかりとやらせていただきたいなと思っております。私と副町長が出かけて、そういった組織にこだわらず、町内会でもその中の女性部でも青年部でも本当にご要望があれば、私たち出かけて様々なことに関して意見交換させていただく機会を引き続き設けたいと思いますので、その辺ももし可能であれば町民の皆様に一緒にご周知いただければ、しっかりと対応させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

出典:森町議会 令和5年森町議会3月会議 2023年3月6日 議事録 PDF(125ページ) 間違いを知らせる