みんなの議会

松前町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月8日

町民の命を守るための備えは十分か!~防災体制の現状検証と今後の対応~を問う!

聞いた人
勇谷鷹宇 議員
答えた人
町長 若佐智弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 勇谷鷹宇

おはようございます。本日は防災について。また防災かと言われそうですが、それはそれでいいんです。質問、早速させていただきます。本日、先日のカムチャツカ半島沖の地震に伴う津波情報は、松前町には警報は出ませんでしたが、町民にとって不安を感じる出来事であり、町の防災体制を見直すきっかけになったのではないかと、そのように思っております。当日私は、スマートフォンのアラートが鳴って、太平洋側に警報が出された時点で、函館への津波到達予想の時間前に、海沿いに在住している身内を避難させるため、車で迎えに行きました。それで、3時間ほど高台にある私の自宅に留まってもらいました。町内では、その避難の経路の途中で公園の神社の辺りとか、あの辺にも結構車が停まってました。町内では、少なからず高台に避難された方がおられるようです。避難されなかった方も多かったと思います。この違いは、各個人の防災意識の違いであって、どちらが良いということではありません。お仕事をなさっている方、そういう方はそれどころじゃないと、日本海側は警報出ていないから大丈夫だろうと。基本的なとこで松前は大丈夫だろうと、っていうふうに思われた方も多いのではないでしょうか。先週9月1日は防災の日でした。1923年に関東大震災があった日です、全国的に防災訓練が行われていたようです。一昨日に発生した、一昨日は胆振東部地震、要するにブラックアウトがあった、あれから7年が経ちました。今月は防災月間として、町ではこういった防災の訓練は行われるのでしょうか。北海道日本海側の地震、津波による被害想定も出ました。その想定では、最悪の条件で、最悪の条件でね、2千400名ほどの死者を想定しています。当町の人口の半分弱です。町として、こうした事実と想定を訓練に様々な備えを進めるべきだと思います。報道等でご存じかと思いますが、松前警察署が主導し、町内会と共に茂草地区とかと、あと荒谷地区、白神地区で、机上で避難路確認して、実際に避難路を歩いてみるといった訓練が行われたと承知しています。同署では、今後も他の地区で同様の訓練を行いたいということを示しています。大変ありがたい取組だと思います。私個人的に、今年始めから町発行の防災のしおり、黄色い本ですね、あれを持って避難路を歩いておりましたが、こうして松前警察署が住民と一緒に行動していただいているということとを聞きまして、中途半端ではございましたが歩くのはやめました。こうした安全の確認は、公共機関とそこに住んでいる方々が直に確認していただければ一番いいわけであって、やめました。町では総合避難訓練、こういったこういう準備をして、式次第があって、話を聞いて、消防車が出てというような訓練も必要です。必要ですが、規模は小さくても機動的で、実践的な訓練を反復して行うことが重要だと、私個人的には思っています。本題に入りますが、町民の、通告どおりですと町民の命を守るための備えは十分かと、これ何回も繰り返し聞いてんですが、追跡のような形です。私は、防災、災害対策について、昨年6月と12月に、12月の定例会でも同様な質問をさせていただきました。ある意味、追跡と確認の質問です。プラス、少し提案もさせていただきます。よろしくお願いします。まず最初に、通告にあります避難所の現状、避難所の現状、それをどのように把握していて、何か改善するべき点があったりとかなかったりとか、そういったことを住民に周知するとか。そういったことについて、町ではどういう捉え方をしているか、まず避難路、避難路について、町長の見解をお聞かせください。よろしくお願いします。

町の答え 町長 若佐智弘

ただ今、先般ありましたカムチャツカでの地震の関係のお話もございますので、若干、ちょっとこの点について説明させていただきたいと思います。現状国の方では、そういう津波警報、地震に関する津波警報に関しましては、海域でその範囲を決定しております。議員おっしゃったように、松前町は警報は出ました。実は白神岬から太平洋岸、白神以東ですね、福島側、民家はございません。一部斜路等がありまして、漁業者が使ってる部分があります。こちらの方に津波警報が発令され、そして、白神岬から日本海側、西側、こちらの方は注意報も出ておりません。全くの危険はないという、極端な絵でございました。それで、現状、先般気象台の、函館気象台の方にも行きまして、この辺の周知を何とかならないかと。というのも、全く注意報も出てない、本町地区にある金融機関等、そういうところもやはり組織として、松前町全体に警報が出てるという判断で、そこは締めて避難するということになっております。そういう、また注意報も何にも出ていないんで、通常どおりの浜での作業をしてると、旅から来た人が、松前町は警報が出てるのに、なぜ避難させないんだという、こういう指摘もあったりした経緯もございます。今、その海域海域でやるのであれば、そういう放送の仕方ができないか、報道等の警報の周知等もそういうふうにできないか。例えば、八雲町が日本海と噴火湾の方で分かれてますので、噴火湾側には出てますけど、よく出るのが八雲町熊石地区、こういう表現の仕方あります。こういうふうにできないかということで、今こちらの方から要望出しております。もう既に国の方にもこれは伝わっておりまして、もっとわかりやすい方法をということでお願いしているところでございます。現実、カムチャツカの地震で津波警報が出た時には、ちょっとやはり時間、間が空くんですけど、この後、防災行政無線で私ども、これは白神よりも東側だよと、警報が出たのはということで防災行政無線で伝えることは致しましたが、やはり最初の第一報を聞くと、やはり身の危険を感じて避難された方もたくさんいると思いますので、この辺の周知の仕方を今要望しているところでございますし、既に消防庁の方からもどういう状況なのか、詳細ちょっと教えていただけませんか、松前町が求めてるのはということも来てます。消防庁は庁舎の庁の方ですね、長いではなくて、国の方の機関の方からも来ております。これは、何とか報道の仕方を一緒になって考えていただきたいということで、今取り組んでいるところでございますし。防災の総合訓練は年に1回ということで、先ほど、本当に松前警察署の方でいろいろとやっていただいて、私どもも助かっております。9月の10日には、赤神地区をまた3箇所目として想定してるというお話を伺っております。そのほかにですね、私どもこれまでも総合防災訓練は1箇所なんですけど、各町内会単位で開催可能なところは、こちらの方からも声がけをしてやるように、回数を増やすようには取り組んできておりますので、いろんな形でこれは、おっしゃるとおり、反復して意識していくのが大事だというふうに考えております。そして、まず本題の避難路でございます。現在松前町には、最新の情報で72本避難路があります。防災のしおりの中では76本になっております。ところが、これは階段の腐食等により、危険な場所は閉鎖しているところがございまして、そういうものは、その地区の町内会長や近隣の、その近辺に住んでる方には避難路の閉鎖について、説明をしたりしているところでございます。まず、これに関しましては、急傾斜地や道の工事で使った作業用の、そういう点検用の階段等を私ども避難路として活用させていただいている部分もございます。以前はなかなか北海道の方とかも、それに対しては修繕はしないとかですね、そういうお話だったんですけど、やはり道の方もこの辺の対応が変わってきてまして、そこは避難路としても使えるよということで、それでは一部修繕もしようかとか、そういう対応も変わってきておりますので、なるべく使いやすいところを維持していきたいと思っております。そしてまた、各町内会、そして高齢者事業団等に委託をしまして、春から秋には草刈り、そして冬には除雪も行いながら管理をしているところでございます。この中で、ほとんどのところで以前にも、やはり照明付けたらどうだとかというお話もありましたが、ほとんどの避難路には街灯ありませんので、避難する際には懐中電灯とかが必要となっております。ですから、こういうと、考えるとですね、スマホでもできるんですけれど、やはり非常持出の袋をしっかりと準備して、それに貴重品等も入れて、最低3日間くらいの食料品とかそういうものを入れながら準備していただく。ここは本当に繰り返し繰り返し町民の方にも理解していただきながら、準備していただくようにしていただかなければならないと思っております。ただ、また避難路の課題としては、その先高台になります。冬場のことを想定すると、やはりそこに防寒具とかも準備できればいいんですけれど、やはり全てのその場所、72本全ての先にそういうものを準備することは、なかなかこれは難しいものがございます。やはり、そういう点もございますが、そしてまた場所によっては道路等も上の、高台の方になくて、プレハブですら設置することが困難だっていうところもございますので、こういうところが、なかなか技術的にも難しいところがございます。いずれにしても、こういう課題はございますが、やはり町民一人一人の意識改革をしていかなければならないと思っております。日本海側で発生する津波の時の最大被害、これは真冬で、しかも夜間で、そしてまた避難するという意識がとても低かった場合のことを指しておりますので、それをやはり意識付けを持って、早く避難するんだという意識付けをしっかりして、そしてその時にはやはり避難袋とか、必要最低限のものは持ちながらということも併せて。ただ、その時間帯によってはそういうふうにならない場合もありますので、そういうものはこちらの方はきちっと、先ほど言った訓練の際とか、様々な機会を通じて意識付けをしていきたいなというふうに、それが必要だというふうに私は考えております。以上です。

議員の質問 2番 勇谷鷹宇

そうですね、避難路が72本になっているという確認が、私が全部見たわけじゃなかったので、場所によっては、何でしょう、避難路ですという看板等大体出てたりするんですけども、出てないところもあるんですね。またその逆で、出てんのにその先行ったら行き止まりだったりとかっていうところも、中にはありました。この辺は差し替えたりとか、まあお金はかかるんでしょうけども、下コンクリートみたいで差し替えた方がいいんじゃないかなと思うんですけども、そこら辺は、どう検討されるかは町次第だと思いますんで、考えていただければなと思います。この避難路は、防災のしおりとかみたいに見ちゃうと、1本の地図上の線なんですね。線がくねくねとしている場所で、私が歩いた場所では、行けども行けども何か開けた場所に着かず、どんどん笹藪が狭くなってきて、ちょっと怖くて最後まで行けなかったです、クマが出てくるんじゃないかと思ってですね、最後まで行き着けなかった場所もあるんです。そういった形で、昼間にそういった形で見てみたんですが、これ夜間、先ほど町長もおっしゃってましたが、夜間、冬でとか、そういうことになると余計また大変だと。以前の、先ほどおっしゃってましたけど、以前も質問させていただいた中で街灯付けたらどうだっていう話に、当時総務課長でした副町長が、金がかかると。大体1本あたりの、3本建てなきゃないけど、その1本あたりが50万ぐらいするんだと。3本だったら1箇所150万もしちゃうから、これで70何箇所も建てたら大変なことだと。で、しまいに、しまいにじゃない、それと先ほど町長もおっしゃってたように、町の管理でない点検路、道の急傾斜地の点検路になってるところもあるから、町が関与していない場所もある、そういうもの付けてもらったら、北海道の方から困ると言われてるというふうに言われましたが、最終的には皆それぞれ避難袋っておっしゃいましたけども、その時には懐中電灯を用意して、各自でやってくださいという結論に達したんだと思います、達したんです。だったらば、懐中電灯をこれ、皆さん持ってると思いますが、何千万も何億もかかるような仕事でないから、懐中電灯を各世帯に配ってください。で、玄関に置いておくっていうのどうですかね。まあ、それも考えてみてください。避難路については、そういう形で終わりたいと思います。次は、避難場所です。避難路を通って上がって行きました。そこも、今町長おっしゃってましたが、全部の場所に避難所、避難場所はあれども避難所というのは、全部70何箇所あるわけじゃないです。この避難所にたどり着いた人は、そこの場所が収容能力が十分なのか、運営の体制はどうするのか。要介助者の必要性とか、様々な問題もあろうかと思います。そういったことについて、町長はどのように対応するか。見解があればお聞かせください。お願い致します。

町の答え 町長 若佐智弘

ただ今の避難所の件についてでございます。現状、町では災害の種類を洪水、土砂災害、そして地震、津波、この四つの想定に分けまして、それぞれに対応する避難所を設定しているところでございます。洪水には使えるけれど、津波には使えないとか、そういう様々なパターンがありますので、それで防災のしおりの方には、災害の種類によってのページ数見ていただければわかりますけど、避難所等も書いてるところでございます。そして、運営体制でありますが、これは、町の職員もその時の災害の種類、発生時間、これによって、その場にすぐ行ける時、行けない時、これはあります。能登半島の地震の時も、災害の時もそうでしたが、お話を伺うと、全ての職員が集まることができたのは、3日から4日かかったというお話です。やはり、道路網が寸断され、そっから途中まで行っては引き返しということを繰り返してですね、そういうことがあるというところであります。運営体制については、一応職員も配置して、防災計画の中でどこの課がどういう担当をしてということで、そしてどこどこを回るということは決めております。ですけれども、決めてはおりますが、その時間帯によっては、これは発生時間帯によっては、全く根本的に変わるということになります。当然津波の警報が出てる時に、例えば本町地区以外の方が本町に集まってくださいと、これはもう命令はできないということになります。そういうことになると、やはり地元の方に残って地元の避難所の状況の把握、そして町民の安心を考えて避難所の運営に携わっていただくとか、そういう形になろうかと思いますので、一番大事なのはですね、これは、これからもっともっと私どもも、いろいろと地域のそれぞれ町内会はじめ自主防災組織をきちんと構築して、まず第一に、そういうところが自分達の地域、地域は自分達で守るという意識付けをしながらやっていきたいと思っております。そしてまた、避難所と一口に言いましても、一時的避難所、そして、やはりこれが2日、3日と長引いた時にはある程度大きいところに集約するとか、そういうものを含めて考えながら、この避難所については、取り組んでいかなければならないというふうに考えております。現状、いろんなものをつくる時に、今太平洋岸の方に対する財政的な特別な措置があります。先ほど申しましたように、太平洋岸の時にも津波が来るんですけど、来ると想定されてますが、高さがやはり大分低いんです、日本海側で起きた時と全然違います。けど、これをその手立てを、財源を使ってやるとなると、太平洋岸から来る津波の高さに合わせたものしかつくれない。それ以上の高さになると自己財源。これを何とかならないのかって言ってるんですけど、これも何ともならないということで、そうすると全国的な体制になるので、費用がいくらかかるかわからない。今、国では発生確率等を踏まえて、太平洋岸に南海トラフ、日本海溝、こういうところに全て集中しております。ですから、北海道でも釧路とか太平洋岸の方はいろいろやっております。ですから、本当にこれに関しては、私どももそういうものを伝えておりますが、そして日本海側の被害想定が出た時に、やはり早くこれは取り組んでいただきたいということも、こちらの意見としては伝えておるところでございます。何とか、本当に全てが満足できる避難所であればいいんですけど、なかなかそれを一度に納得させられるものはありません。ただ、やはり能登半島の被災は、間違いなく松前町の状況になろうかと思っておりますので、そちらの方の実際に困った点とか、こういう課題があったよというのは、私ども確実にこれを踏まえて、今後の災害対策に役立てていきたいと考えているところでございます。以上です。

議員の質問 2番 勇谷鷹宇

わかりました、避難所についてはわかりました。その避難所の一つになっております中学校ですね、これ行ってみたら、先週の、これも災害だと思うんですが、先週の雷雨で落雷の影響を受けた。これ、私どもは議員の人達は聞いたりとか、もちろん役場の職員の皆さんは事情細かくおわかりだと思うんですが、私なんかもちょうど会合があって、その時に役場に来た時に、中学校に雷が落ちて給食がつくれないから、こども達が午前中で帰ったんだよとかっていう話を知りました。これ、まあ保護者とかはご存じなんでしょうけれども、町のそうじゃない人達にも、これ教えてあげた方がきっといいと思います。何だってね、落ちたんだってねって、その程度の認識で、まあ別にいいならばいいんですけども、そういう皆さん状況の方が多いと思いますって言うか、そういう状況ですのでお知らせしておきます。次の質問です。備品について、お尋ねします。昨年12月に伺っていた数字は、全町で1千400セットの水500ミリリットル、白がゆ1パック、ビスケット1袋が準備され、また毛布とか発電機なども用意されたと。今日現在で水や食料は、誰の何日分を目標にして準備を進めているのか。また、一般食だけでなくアレルギーや乳幼児、高齢者に対応する特別な備蓄などは確保できているか。また、賞味期限を防ぐための管理体制、ローリングストックですね、は、どのように行っているか。非常電源やトイレ、備蓄品、現実にどの程度持ちこたえられるか、要するに自助ですね、個人に、各個人に求めているか。これ、前も聞いたんですが、再度ちょっと認識を、はっきりとこれは用意してくれと、皆さん、用意してくれ、あとは町で何とか用意するようにするからという、そういったお答えをいただきたい。ここ数年、特に今年はそうですが、夏は暑いです。これで避難所の電源が確保できない、エアコンどころか扇風機も回らない、すると熱中症リスクが高まります。以前お聞きした時に、1箇所の倉庫にまとめて保管する方式じゃなくて、いくつかの避難所に分散配置していると伺いました。その後に増えた備蓄箇所や備蓄品などの数を教えてください。備蓄箇所や備蓄品の数は、もっと広く住民に伝わるように周知していただくことを希望しています。これも併せて答弁願います。

町の答え 町長 若佐智弘

答弁させていただきます。まず、先に令和7年度において購入した主な備蓄品でございます。主なと言うより備蓄品でございます。非常食入替分としまして350セット、補充分としまして、追加ですね、追加分として50セット、ですから、入替分の350ですから、追加は50しか増えていないということになります。そして、折り畳み簡易ベッドを82台、そして、毛布を360枚、衛生対策として液体歯磨き400袋、使い捨て歯ブラシを400本ですね、ですから、これ液体歯磨きも1袋1回分と考えていただければ、400人ですと、1日の朝で終わってしまうという数でございます。そして、感染症対策としまして、一応現状のところはコロナの抗原検査キット、これは50回分の購入を予定しております。この中でも既に補充の終わった部分、これからまたお願いする部分もありますので、令和7年度は間違いなく今言ったものは増やしていきます。そして、この備蓄品の保有状況につきましては、町のホームページでも公表はさせていただいております。そして、これらのものは建石、松前消防署の隣にあります備蓄倉庫、こちらの方に入れてあります。そして、発電機等もそれぞれ避難所の方には置いてはありますが、これも全て完璧という話ではございません。そして、全てを電気が点けれる状態かと言うとですね、これは必要最低限。ですから、今の時代ですと携帯電話等の通信手段、こういうものがしっかりと充電できるとか、こういうものを使わなきゃないという、最低限の灯りはとらなきゃないというような部分もございます。確かに様々な心配がございますし、どこまでやったらいいのかっていう話もございます。ただ、実は今日、内閣府の方で災害用の備蓄品、これの一つの指針を示すと。あちこちでこういう災害想定されたり、実際起きたりしております。こういったもので備蓄すべき物資、これの必要量、これの算定方法をですね、またどういうものが必要なのかということを、国の方で指針としてしっかり示してくれるということになりました。ただ、これを来年度予算で、これを構築するという、調査して。ですから、早くても再来年ということにはなるんですけど、今現状の中で、私どもは一度にそこまで、今の数値の目標に達するまでの準備ができるような状況にありませんので、この間も、やはり少しずつでも私どもは進めていかなきゃならないですし、その辺のものを考えながら、情報仕入れながらやっていきたいと思っております。そして、今回先ほど350セット非常食、これに関しましては無駄にならないように、切れる前に先ほどおっしゃってた避難訓練とかで、そういう時に参加者の方に食べていただくとか、利用していただく、そういうふうに有効に使いながらやっていきたいと思っております。私どもとしては、先ほど非常持出用のリュックとかって話しましたが、これに関しては、やはり通常でも3日分、この中で、ですから一人一つずつしょって、それに水、食料品等必要なものを3日分は何とかしてくれ。国の方でも3日間あれば、その後は何とか、それがヘリコプターなり、船なり、陸上なりで行けると想定はしてるんですけれど、やはりそれは思うようにはいかない。津波となるとやはり船も、漂流物があるんで船も入ってこれないというような状況もあります。この辺は、能登半島のやつがまた一つの大きい参考になると思います。ただ、やはりこれが1週間分とかって言われて、じゃあ背負って持って歩ける量になるかっていうことを考えるとやはり無理なので、そういうものを3日間の間に何とか500ミリリットルのペットボトル何本とか、できれば。その間に、私も3日間あれば職員等で何とかまた備蓄品を追加しながら、あとはまた高台に住んでる地域の住民の方の協力も得ながら、こういうものは取り組んでいかなきゃならないというふうに考えているところでございます。

議員の質問 2番 勇谷鷹宇

午前中の町長の答弁の中で、備品に関しては徐々に予算の中で準備して増やしていっていただいているということでしたので、徐々にまた増やして、そして更新していただきたいと思います。引き続きやっていただきたいと思います。そんな中で町長の答弁の中で、災害が起きたら、発生した場合、3日、3日は自分で自分のことをという、水とか食料、3日分は町民が各自用意するということで予算、協力したいと、してください。次ですが、通告で災害時の人的体制、これについてはちょっと飛ばしたいと思います。冒頭、町長ご答弁さしていただいた中にございましたので、ただ、ちょっと1点だけ、これと併せて一緒に聞こうと思ってた人的な配置ということで、聞こうと思ってたんですが、カムチャツカ半島での大きい地震の時に、室蘭とか苫小牧とかあの辺の大きい市ですけども、庁舎が低い場所にあって、要は災害本部、役場の機能、役所の機能を移設、高台に移設するという作業をやったはやったけども、完了したのが発生の6時間後とか5時間後とか、そういう話もニュースでやっておりました。これは移設の仕方というのはやったことがなかったから、ちょっといろいろ手間取ったということだったので、松前町ではそしたら、例えば、この場所が川背負ってたり海近かったりということで、大分、例えば津波とか、水害もそんなにこの間雨降って、ここは山で、すぐ山で海ですから、どうせ勾配が高いんであっという間に水が流れて行ってしまうんで、貯まるということはないと思うんですけども、そういった場合にここは使えないといった場合には、まあ消防に本部を置くとか、そういうのは聞いたことあるんですが、そういう体制、訓練みたいなのはしたことがあるんでしょうか。この辺ちょっと確認だけさせてください。お願いします。

町の答え 町長 若佐智弘

勇谷議員おっしゃるとおり、一応ここは低地になるもんですから、津波被害の時を想定致しまして、町役場庁舎が機能しないという、危険だと判断をとった場合には、これは、松前消防署の方に本部を移転するということで決まっております。何年か前に移転の手続き手順って言うか、一応そういう想定で、段取りでやったこともあります。ただ、やはり一番は電話とかのこういうものの本数が少ないものですから、それプラス、やはりそういう災害の時には負傷者なり何なりも想定されますので、この電話の使う部分がちょっと難しくなります。ただ、携帯電話が可能な時には職員の非常事態と言うか、そういう連絡網はできあがっておりますので、そちらの方で連絡はまずとれるということになっておりますが、ただ、町民の方からの直接の連絡がとれるかどうかというところが、やはり一つの今の、私は課題の一つだと思っております。やはり、こういう場合には、やはり携帯電話も考えていかなきゃなんないのかなあというふうに思っております。今場合によっては、それぞれの大手携帯会社の方では、衛星等を通じて、地上にあるそういうものを使わずに電波って言うか、通信ができるというものを取り扱ってるところもあるようでございますので、様々なそういう、以前にブラックアウトの時に、中継局本体の電源が保たないということで携帯電話使えなくなったという事態もありましたので、様々なことを想定した中にあって、どういうものがいいのか、そういうものもしっかりと構築していかなければならないということは、担当者共々私どもも日頃から話をしているところでございます。一応、そういう形で。

議員の質問 2番 勇谷鷹宇

はい、わかりました。そうですね、衛星電話とかあるので、それは体制整えた方がいいのだと思います。これは早いうちに、いろいろ使いようがあると思うので、災害のみならずいろいろあると思いますので、準備していただけるのであればしていただきたいと思います。最後のところですが、まとめのような形になるんですが、以上のような避難路だったりとか避難所、例えば備品、備蓄品、あと人的なこういう配置。そういうようなものを総合して、町で年に1度防災訓練をしているということですが、そういう防災、年次総点検、訓練として、もっと細かい、先ほど私午前中にも言いましたが、冒頭言いましたが、式次第があって、消防車も来ていて、ご挨拶があってっていう、そういうことも大事ですが、もっと細かな、何か訓練もできれば、例えば本部の同時に本部の移設をちょっとやってみるとか、そういうちょっと踏み込んだ形の年次訓練を行って、備品の確認して、そういった点検を年に1度、2年に1度でも3年に1度でもいいですが、定期的に大がかりに整備するという体制をつくってはどうかなと。そういう、要するに条例とまでは言いませんが、そういう形にして防災は整備していきますということを強く望みます。町長、この辺どうお考えでしょうか。ご答弁お願いします。

町の答え 町長 若佐智弘

全くもって勇谷議員のおっしゃるとおりでございまして、ただ紙に書いてるだけではなく、それをやはり行動に移してですね、実際想定した中でどういう、やはり足りない部分があるのか、そういうものをきちんと想定して見直しをかけていくことは、本当に大事なことだと思っております。実は先般の、先ほどのお話にあったカムチャツカの方の津波のやつで、うちの副町長が自ら、狙ったわけではないんですけれども、札幌移動する途中でございまして、JRが森の駅で停まって、そこで一晩泊まらなきゃならなかったということで、翌朝帰ってきまして、翌朝じゃない、翌日昼過ぎに帰ってきまして、その後、翌々日には避難所での体験談を、きっちりと全職員が見れるようにお知らせいただきました。やはり想定してるものと、また、時期的なものもありました。暑い時期で、やはりそういうところに不足なもの、今回いろいろとエアコン等も整備しましたけど、やはり実体験としての言葉は非常に重みがあります。やっぱりそういったことで、いろいろと、やはり紙ベースだけではなくて、知らしめるものはきちんと紙ベースでも知らしめますけれど、それが実態としてどうなるのかっていうことも検証しながら進めていきたいと。町民の、住民の方が安心できる、そういう説得力のある言葉になるように、私どもも取り組んで行ければと考えておりますので、よろしくお願い致します。

議員の質問 2番 勇谷鷹宇

副町長がそういう経験をされたと、かなり貴重な経験だと思います。私も阪神の大震災とか東日本の震災とかの後に現地に入っていろいろ調査とかしたので、惨状は見てるんですが、実際に現場に行きましたけども、正にその状態、体験してる、避難所で行ってという、一夜を明かしたという経験は私はないので、それはかなり貴重だと。それをフィードバックしていただければいいのかなあって思います。では、最後にこの防災に関しては、防災に限ったことではないと思いますが、当町含め自治体で防災やら、避難訓練やらとなりますと、町内会との調整、これが難しいのかなあと思います。結局最後は町内会とか町とかっていうことではなく、自助、自分のことは自分で考えて行動するといったことに行き着くんだろうなと思っていますが、町はできる限りの防災、災害対策、減災のための努力をお願いして、質問は終わりたいと思います。以上でございます、ありがとうございます。

出典:松前町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月8日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる