森町議会 令和3年第1回 9月会議 2021年9月2日
コロナ禍の地元産業支援について
- 聞いた人
- 檀上美緒子 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 檀上美緒子
2問目、お願いいたします。コロナ禍の地元産業支援について。今新型コロナの感染が爆発的な拡大となり、とりわけ沖縄や東京が深刻な医療崩壊で、必要な医療が受けられずに自宅で亡くなられる方が出る状況となっています。森町においても昨年に比べて今年のほうが新型コロナの感染状況は、クラスターの発生もあり、大変だったと言えます。日本中昨年より深刻なコロナ禍、ワクチン接種は始まりましたが、その対策、支援策は昨年と比べて十分と言えるでしょうか。国や道はもちろんのこと、町としてもコロナの経済的影響も昨年以上ですが、支援策は昨年の比ではありません。国の補正予算の予備費を残しながら、必要な支援金がなかなか届かない状況もあります。とりわけ経済的支援策は国が負うべきところが大ですが、長引くコロナ禍を乗り切るために地元企業、地元業者の支援を町独自策として打ち出すべきと思いますが、町長の所見を伺います。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。町では、現在町外への買物客の流出を防ぐとともに、建設需要の喚起のためプレミアム率を30%上乗せしたプレミアム商品券発行事業に対する支援を行っております。また、企業向けの町独自の支援事業については8月会議で上程する予定でおりましたが、国や北海道から一部支援制度が変更になる可能性があるという情報が入り、その状況が確定してからでないと支援の有効性や支援事業者の対象範囲を再検討しなければならない可能性があるということで取下げいたしました。現在緊急事態宣言が出され、さらに状況が変わっておりますが、当該事業については再検討、再構築した上で町独自の支援策を行う考えでおります。今後も国や道から様々な形の支援策が出されてくることと思いますが、事業者に対してはそれらの周知をしっかり行い、上手に活用してもらった上で国や道の動向を鑑みながら、柔軟に町独自の支援策を検討していきたいと考えております。以上です。
議員の質問 11番 檀上美緒子
財源的な保証がなければ、なかなかこの支援策を取るということは難しいということですから、やっぱり国の去年並みの臨時交付金が、去年は第三次にわたって出されていますから、森町でもかなりそれこそ応援券2回発行したりとか、経営の部分では農漁民も含めて、商工業も含めてですけれども、特に桜まつりのときの補助なんかも含めて結構早い時期に手を打つというか、支援策を取るというような形で取り組まれてきていたかと思うのです。その際、今お話ありましたように、国の動きとの関係で政策を立てていくということは分かるのですけれども、そういう動きが分かっていたからかもしれませんけれども、町としてはできるだけ早く対応策を取ると、支援策を取るという形でふるさと応援基金を使って、例えば桜まつりのときの出店予定のお店だとかもそうですし、それから第1回目の6,000円の応援券のときにも財源としてふるさと応援基金を最初充てているのです。そういう形で、先ほど言いましたように、最終的には第三次までの国のほうの臨時交付金が出ましたから、それで切り替えていくという形で、直接的に町の財源の部分は補填されたということにはなるかとは思うのですけれども、そういうようなことも含めて、私は今、先ほど言いましたように、去年以上の感染の状況もそうですし、2年目に入っているという、自粛というか、時間短縮の要請というか、そういう状況の中で本当に昨年以上に厳しい状況というのはあるのではないかなと思うのです。先ほども昼休み商店街ちょっと走ったのですけれども、なかなかシャッターが開かないお店も増えたかなという感じがやっぱりします。そういうような状況がある、本当に今大変な状況ということで、先ほど言いましたように、去年並みの応援、ふるさと応援基金を使ってでも何とか支援策を早急に打つというようなことを私は今考えるべきではないかと思うのです。先ほど町長がおっしゃられましたように、道や国のほうの動きを見ながらというふうにおっしゃっているのですけれども、経済策も含めて何か出そうな雰囲気、今年それこそ衆議院選挙もありますから、総裁選もありますから、何かその辺の動きも含めてあるのかなという感じはしているのですけれども、やっぱり森町の町民、地元の業者のために今町としてできる最大限の尽力をするというような姿勢をぜひ私は今打ち出す必要があるのではないかなというふうにして思うのです。幾つか道内の中でも今年度になってから支援策をやっている自治体が結構あるのです。ほとんどのところ聞いてみますと、ほとんどはそれこそ今年になってから出された補助金、第三次の臨時交付金を残しておいて、それを使ってというところがほとんどみたいです。ただ、倶知安町はそれだけでは間に合わないということで、調整基金を使って上乗せて、事業者に対しての支援をするというような形で取り組まれているところもあるわけです。ですから、そういうような、やっぱり地元の産業がこの状況の中で生き残っていかなければ、コロナが終わった後やっていける店がもう幾つもなくなってしまったという状況であったら、本当に再生不能になってしまうということもあり得ると思うのです。だから、今できることを考えるということで、今言ったように、ふるさと応援基金なり、または財調を使うとかということも含めて何らかの手だてを町として支援策を練っていくというような姿勢をぜひ考えてほしいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員おっしゃるお話の中で直接いろいろな基金を活用して、ふるさと納税基金ですとか財調ですとかという話もありましたけれども、直接的に支援金というものを昨年のように事業としてお届けするということも短期的な支援ということで有効ではないのかなというふうに考えておりますので、その辺は最初の答弁でもお話しさせていただきましたとおり、道や国の支援策と併せてより効果的なものを町独自なものとして考えて、やっていきたいというふうに考えております。昨年はやはりコロナというものもどこまで続くのか分からないという中でもここまで長引く、もしくはもっともっと長引くのではないかという話も当時はあまりなかったのかなと。どちらかというと、短期的な、集中的な資金供給といいますか、というものに支援策というものが注力しがちだったのかなと思うのですけれども、これからは、アフターコロナという言葉もありますし、産業振興という面からいいますと、長期的な視野で産業をお支えする、そういう仕組みづくりという面でご支援をやはりしていかなければならないのかなということも考えておりました。まだ事業構築が途中でございまして、なかなかはっきりしたものをお伝えすることはちょっとまだできないのですけれども、当町、一次産業の町ということで漁師さん、農家さん、直接ふるさと納税という仕組みを活用していただいて、販路を開拓していただける、そういう仕組みも今しっかりと構築しているところでございます。本当に提携事業者様と話が煮詰まり次第これはオープンできる話でございますので、これは事業者様に対しての周知等もしっかりと行っていきたいというふうに考えております。あと、新規就農に関する新たなルールづくりですとか、そういうことも関係団体の皆さんと検討して、農家さん等への指導に対しても行政もしっかりと協議会や関係事業者をお支えして行っていく、そういったことも担当課と話をしております。あと、漁業にちょっと戻りますけれども、当町、耳づりホタテの養殖が盛んでございますが、先日もとある漁師さんとお話をする機会がありまして、だんだん気候変動で海洋の生態系がちょっとずつ南のものが北のほうに出てきている。それで、当時は育たなかったものが今捕れるようになっているのです。最近は何かアワビがすごく捕れるようになっていて、その方はアワビの養殖もちょっと挑戦してみたい。今森漁協さんのほうに、この間、結構前の全協でちょっとお伝えしたかとは思うのですけれども、ウニの再資源化といいますか、今磯焼け対策で捕っているウニをそこで養殖して、餌を与えて、商品化するという事業もやっておりますが、そういった養殖に特化した漁業者様への支援というものも仕組みづくりでしっかり行っていく予定でございます。あと、林産業、林業に関しましても今この森町でいかに林、森をしっかりと整備して、育てて、木を切って、使って、消費を喚起していく。育てて、使って、売る、そういうところまでしっかりとパッケージ化できるような森町モデル、そういったものもしっかりとつくり上げて、林業の事業者様に対してもご支援を行っていく。今ちょっと申し述べさせていただいた長期的なスパンで考えた様々な産業振興策、こういったものも今現時点で進行している状況でございます。繰り返しの答弁になりますが、直接的な資金の支援事業に関しましては、今北海道、国のほうで確定する流れがございますので、それを見まして、早急に再構築して、再度上程させて、実施に向けて動きたいと思います。以上です。
議員の質問 11番 檀上美緒子
長期的な部分については町長のお考えで進めていっていただければと思うのですけれども、私は今このコロナ禍で本当に近々で大変な思いをされている、そこに対して早急な手だてをやっぱり取るべきだろうというふうにして思うのです。国や道のほうでも月次支援金だとか特別支援金とかってやっていますよね。だけれども、そこは50%以上なのです。対前年度比が月の50%以上の収入減が条件になっているというので、本当に50%以上になったら大変なことだろうとは思うのですけれども、だから先ほどもちょっと言ったほかの自治体なんか見ますとそこまでいかない、例えば25%の減少だとか10%の減少だとかという部分、国とか道の部分で賄い切れない事業者への支援をするというような形で取り組まれている自治体が結構あるのです。だから、そういうような部分も含めて、そのほかにもさっき言ったように、地方交付税みたいな、臨時交付税みたいな形で国が各自治体に応援というか、支給するというようなことを本当に早急に取ってほしいのですけれども、そういう動きを察知した段階であれば、私は先ほど言ったように去年やったみたいにまずとにかく基金として持っている応援基金なり調整、そういう部分も使ってでも、そして入ったときにはそこに充てるというようなことも含めて、のんびりした対策ではないだろうというふうにして思うのですけれども、その辺りのできるだけ早急にというあたりについていかがでしょう。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。できるだけ早急にというお話でございまして、先ほどの答弁にもありましたとおり、8月に1度計画して、担当課のほうで上程を用意しておりました。今議員おっしゃるとおり、国や道のそういう対象にならない方々、そういった方々もしっかりとお支えする、そういった内容というものを今いただいたご意見をしっかり反映させていただきながら早急に新たなそういう事業、施策を構成して、進めていきたいと考えております。以上です。