森町議会 令和3年第1回 9月会議 2021年9月2日
オニウシ公園及び道の駅YOU・遊・もりの再開発について
- 聞いた人
- 斉藤優香 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 斉藤優香
通告に従いまして質問させていただきます。オニウシ公園及び道の駅YOU・遊・もりの再開発について。道の駅YOU・遊・もりは、平成元年に建設された展望物産館プラザを平成7年より道の駅として利用しています。国道5号線に面し、交通量もあり、ほかの道の駅と引けを取らない好条件でありますが、YOU・遊・もりの建物は老朽化し、駐車場も売店も小さく、レストランや休憩するところもないので、利用客が少ないのが現状です。また、このたび北海道北東北の縄文遺跡群が世界遺産に登録されました。森町の鷲ノ木遺跡は構成資産にはなりませんでしたが、関連資産ということで国内はもとより、海外からも注目されることになります。そこで、オニウシ公園にストーンサークルの実物大レプリカを作り、誰でも太古の森町を感じてもらい、道の駅には縄文資料館、幕末資料館、レストランを併設し、森町が誇る農水産物を集結し、国内外の方々に喜んで楽しんでもらえる施設整備が必要だと思います。町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。道の駅YOU・遊・もりに関しては、平成28年度の入り込み客数約18万7,000人から年々減少していき、新型コロナ感染症の影響もあり、令和2年度には約9万7,000人となっております。コロナ禍以前では、食事どころの募集や物販商品の内容充実の2点に注力し、施設の魅力化を検討しておりましたが、食事どころに関しては今のところ出店募集に対する応募はなく、募集を進めているそのさなかに新型コロナが流行し始めた経緯がございました。今後もコロナ終息後を見据え、引き続きどのような出店者募集を行うのがよいのか検討した後、再開する予定です。物販商品の内容充実に関しては、関係業者や団体とも協議を重ね、より多くの人が利用したいと思えるような持続可能な道の駅の運営管理の方法を引き続き模索していきたいと考えております。さて、オニウシ公園に鷲ノ木遺跡の実物大レプリカの設置というご意見でございますが、鷲ノ木遺跡が現在地にあるということに最大の価値があり、国指定史跡となっております。太古の森町の状況を調査、発信するということも含め、一層鷲ノ木遺跡の現地保存、整備をしっかりと行うことが最優先だと考えております。しかし、鷲ノ木遺跡は縄文文化を象徴する貴重な遺跡であると同時に観光資源としても十分に魅力的なことから、今後遺跡の整備に併せ、道の駅と連携したPR方法を模索していきたいと考えております。また、縄文資料館につきましては発掘調査事務所との兼ね合いから、幕末資料館につきましては現存する資料や展示品が正規の資料館を運営する目的としては少ないことから、現時点では既存の施設スペースを有効的に活用して、展示などを行ってまいりたいと考えております。道の駅の役割は、制度発足当時から変化しており、休憩機能だけではなく、情報発信機能、地域連携機能、防災拠点化と様々なものが求められております。多岐にわたる機能の集約の中に森町特有の文化、歴史や農水産物を含めていくことは、議員のお話のとおり、大変すばらしいものであり、必要なことであると感じております。その集約のためには関係団体、町内業者、町民と様々な方々の意見を取り入れ、町民が誇れる道の駅としていかなければならないと考えております。以上です。
議員の再質問 15番 斉藤優香
なぜYOU・遊・もり道の駅及びオニウシ公園に縄文や幕末資料館が必要かといいますと、やはりストーンサークルのレプリカもそうなのですけれども、森町にはほかの町にない唯一無二の歴史資産があるにもかかわらず、あまり知られていない。町民の認知度もそんなに高くはない。ストーンサークルになりますけれども、実物は見学が困難なところにあります。ただいま職員の方々が丁寧な説明と工夫で案内をしていて、見学者も増えている状態ですが、そしてこれからボランティアガイドなどを養成しながら発展していくとは思いますが、保存の観点からしましてもあそこに大勢の人が行って自由に見学できる場所ではないと思います。それは、ちょっと難しいのではないかと思います。かえってあまり簡単に見学できないというのもある意味価値があるのではないかと私は思います。それであるならば、多くの人に親しんでもらうストーンサークルのレプリカが、こういうのがありましたというのは親しまれるものになるのではないかと思います。先ほど発掘事務所の話が出ましたが、事務所はあくまで事務所なので、大切な資料を展示するのはとても残念な気がします。せっかくいいものがあるのであれば、今学芸員の皆さんの努力によって見られるように展示はされています。見やすいという意見もあるかと思いますが、やはり事務所で見せるものではない。できればきちっと資料館を造って、皆さんに見ていただくというのがいろんな、もう埋め戻してしまった資料も含めて皆さんに見てもらいたいと私は思います。それと、幕末資料館なのですけれども、箱館戦争が始まったのはここからと思えるような場所があるにもかかわらず、ほとんど誰も知られていない。今資料がないと言いましたが、今縄文遺跡に関しては資料があるので、資料を見ていただくというやり方もあるのですけれども、今は本当にVRとかバーチャルの世界で皆さんに楽しんでいただく、その当時の森町を感じていただくような展示の仕方ということがあると思うのです。全部が資料を一々を読みながら、見ながらではないとそういうものができないという時代ではないと私は思います。いろんな工夫で見せれることができるのではないかと思います。先ほどの町長の答弁とかにもありましたが、世界遺産登録を目指すのであれば地元に愛され、誰に聞いても地元の人が分かるような身近で学ぶことができる環境づくりは町民にとっても国内外の方々にとってもとても重要な施設だと私は思います。また、先ほど道の駅にも町長は触れましたが、国土交通省の道の駅の登録要件は十分な容量を持った駐車場、2に清潔なトイレ、3に子育て応援施設、そして道路及び地域に関する情報を提供する施設、文化教養施設、観光レクリエーション施設などの地域振興施設があること、施設のバリアフリー化となっています。今のYOU・遊・もりは、この要件を満たしているのでしょうか。そして、道の駅は創設から、四半世紀がたち、2020年からは新たなチャレンジの第3ステージ、地方創生、観光を加速する拠点と位置づけし、ネットワーク化で活力ある地域デザインに貢献、元気に稼ぐ地域経営の拠点として力を高めるとともに、新たな魅力を持つ地域づくりに活用するとなっています。ですから、地域創生、観光を加速する拠点にするために今再開発が必要と思いますが、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員おっしゃるとおり、先日、先ほどの答弁でもちょっとお話しさせていただいたのですけれども、鷲ノ木遺跡の関連資産の登録の際に国から文化庁の方が来ていただいて、いろいろとお話をさせていただきました。北海道からも担当の職員の方も一緒に同席されて、お話を聞かせていただいたのですけれども、その中で改めて構成資産を目指していくのであればまずは町民の方々とその価値をしっかり共有して、それを観光資源に生かす、また文化的なものとしてしっかり保存をしていく、その必要性もしっかりと町民の方々とまずは共有していただくことが大事なのではないかという話を実際いただいておりました。それはしっかりと今後も生かしていきたいと考えておりますし、様々なところでいろいろなものを整備する際はその辺、斉藤議員がおっしゃったとおり、町民の方々の意見を聞く、町民の方々に情報をお出しする、そういうこともしっかりやりながら整備や検討していかなければならないという認識でおります。そして、資料館の見せ方というところもお話に先ほどございました。これは、本当に観光資源化というところで密接に私は関係してくるのかなというふうに考えております。先日も室蘭の市長が森蘭航路の件でちょっと直接ご挨拶も兼ねてお話をしに来ました。そのときにぜひ、今の室蘭のほうで港をちょっと整備して、大きい船が入れるようにするというお話をしておりました。その中で森蘭航路を生かして、先ほど箱館戦争の話もありましたけれども、上陸地を生かしながら遺跡を見てもらって、そこで森町のおいしいもの食べていただいて、そしてまた船に乗って室蘭のほうに戻っていただければなみたいなことを市長がおっしゃっていたのです。ですから、森町の潜在的な魅力というものはやはりもう町外の方々がみんな認識されていて、それを観光資源化するということはそんな難しいことではないのかなと私は考えております。ですから、そういうところをしっかりとこの森町の魅力として、観光商材として売っていくためにも道の駅は大事な拠点であると考えておりますので、その辺の整備はちょっと前向きにどういうものがいいのか、当然町内の方々の意見、事業者様の意見も聞きながら、議員の皆様のご理解とご協力もいただきながらしっかり前に進めたいと考えておりますので、ぜひご理解いただければなと思います。以上です。
議員の再々質問 15番 斉藤優香
再々質問させていただきます。前向きな町長の答弁で、ではこれから先に進むかなとちょっと期待があるのですけれども、いつもできないことを考えるのではなく、町長がおっしゃる挑戦者を応援する町にするためには、町も挑戦しなければならないのではないかなと私は思います。そして、今自治体は昔と違い、努力や知恵で独自に稼ぐことができるようになりました。ふるさと納税は100億稼ぐ市町村もあります。企業版のふるさと納税も始まりました。クラウドファンディングで活用しているところもあります。町長もほかの町長と共に稼ぐ地域を考える会というのを結成されていると思いますので、言うまでもないと思いますが、稼ぐ場をつくるということは大切なことだと思います。定住人口の減少を止めるのは簡単ではないというのは、皆さんも分かっていることだと思います。それを観光交流人口の経済効果でカバーするという観光庁の試算からすると、定住者1人の年間消費金額は127万円、それは観光客73人でカバーができ、森町で宿泊していただいたならば23人、外国の方なら8人だそうです。近隣町の道の駅でいいますと、七飯町のなないろ・ななえは3年間で200万人、鹿部町は3年間で100万人、年間でいうと七飯町は70万人、年によっては違うと思いますが、鹿部は大体30万人の観光客が訪れているとなっています。先ほど町長もおっしゃいましたが、我が町の現状といたしましては携わっている方々は日々いろいろ努力をされていると思いますが、令和元年は15万人、令和2年は10万人ぐらいです。単純な計算でいくと、例えば七飯町であれば1万人分の年間消費額がそこでカバーされているという計算に、なるかどうか個人によって金額が差もあるのですけれども、そういう計算になると思います。ですから、ここは農水産物などどこにも負けない素材があります。それをぜひとも六次産業に発展させ、森町のおいしいもの食べて、買って、公園、資料館で楽しんで、休んで、森町のすばらしさを知ってもらい、満足して帰っていただきたいと私は思います。やりたいことのできる挑戦できる町、笑顔輝く町には人は集まってくる。そして、誇りも持てると思います。先ほど町長と教育長の考えからすると、これは実現できるのではないかと私は思いました。道の駅には、各省庁の支援メニューが豊富にあります。ぜひ活用して、今こそ官民一体で新しい道の駅に挑戦しませんか。再度町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。斉藤議員おっしゃること、本当すばらしいことばかりで、私も本当に共感します。稼ぐ地域というのは、稼ぐエリアを道の駅でちゃんとつくって、農家さん、漁業者さんの六次化を推し進めて、しっかりと販路を拡大して、それが同時に森町のブランディング化といいますか、そういう商品を開発する道しるべにも私はできる可能性は十分にあると思っています。様々な機能をやはり持たせなければならないという中で、先ほど議員もおっしゃっていた、ちょっと足りない部分もあるのではないかというところをおっしゃっていました。その辺もちょっと精査して、緊急性を持って整備しなければならないところは、そこはしっかり取り組んでいかなければならないのかなというふうに考えているのも一つ私は思っております。そして、稼ぐ地域をつくり上げていくという意味では、本当にいろんな要素がありまして、道の駅は大事なポイントであるというのはしっかりと私も、これは議員の皆様だけではなくて、町民の方々にもお話、お伝えしたいことでもありますし、逆に町民の方々からも農家さんも漁師さんからも道の駅で売れたらなというお話はいただいております。そこは、私も公約で挙げさせていただいておりました。できない理由は考えたくないです。本当にどうやればできるのか職員と一丸になって今後もしっかりと考えて、進めていきたいと思っておりますので、ぜひこういったものがあればいいのではないかなという意見をお持ちであれば、今後ともお伝えいただければ参考にさせていただいて、しっかりと進めさせていただきたいと考えておりますので、ぜひご理解ください。以上です。