七飯町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日
福祉灯油について
- 聞いた人
- 上野武彦 議員
- 答えた人
- 福祉課長 村山德收、町長 杉原太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 上野武彦
2問目に行きます。2問目は、福祉灯油についてであります。今年は物価が高騰しておりまして、生活環境が非常に厳しい中での冬を迎えようとしているわけでありますが、灯油の価格が今年は高騰しま し て 、 平 均 価 格 で 昨 年 よ り も 1 2 円 以 上 上がっていると言われております。11月17日現在で、生協価格の灯油がリッター122円という状況になっております。これは一般的な標準の価格と見られているわけでありますが、七飯町内ではこれよりも安い価格で販売しているスタンドもあります。そこで、以下の点について改善する考えはないか伺います。1点目、有資格者全員へ申請の案内と申込用紙を郵送する取組ができないか。2点目、50%以上の自治体が1万円以上の福祉灯油を支給している中で、七飯町は5,000円だけであるが、1万円に引き上げる考えはないか。3点目、役場に申請に行けない事情がある対象者には、本人から電話で申し込みを受け、役場職員が自宅に訪問して受け付ける取組ができないか。以上であります。よろしくお願いします。
町の答え 福祉課長 村山德收(福祉課長は2023年3月まで)
それでは、御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目についてでございますが、この制度開始の平成27年度から令和2年度までの平均申請率は51.5%、令和3年度は60.4%、令和4年度は、11月30日現在で41.9% で あ り 、 事 業 終 了 時 に は 約 7 0 % と 推 計 され、年々申請率が向上していることから、引き続き窓口申請受理の方法により実施したいと考えております。次に、2点目についてでございますが、高止まりが続く現在の灯油価格は、議員おっしゃるとおり、現在、121.6円であり、福祉灯油等助成事業条例施行時の灯油価格111.6円と比較し、約8.9ポイント上昇していることから、助成額を見直すべき要素であると捉えております。一方で、低廉な灯油価格期間においても助成を 実 施 す る こ と を 条 例 で 規 定 し て お り ま す ので、灯油価格を含め、物価高が続く現状を見定め、助成額の増額については、今後の検討課題であると考えております。次に、3点目についてでございますが、申請に行くことが困難な方への対応については、民生委員や地域包括支援センター、相談支援事業所などの福祉事業所職員などの方など、身近にいる方が申請書を窓口へ届け出るなどの援助をしております。また、電話により申請書の郵送を希望する方については、その際に実態を把握し、郵送する対応も行っております。以上でございます。
議員の質問 9番 上野武彦
従来の申請率が高くても60%、50%台、40%台というような状況であるということでありますが、今年度、受給可 能 な 対 象 者 は 町 内 に 何 人 い て 、 今 年 は 何 人分、幾らを予算化しているのか。それから、従来どおり、広報に載せているからというようなやり方で今年もやろうとしているのか。私が言ったように、これまでは継続して申し込んでいる人もいると思うのです。有資格者ということで。そういう有資格者で、これまで何度も申請して受給している人たちには、自動的に支給を実行すべきではないかと思いますが、その辺についてどうなのか、一つお伺いしたいと。それから、これまで受給しなかった対象者、こういった人たちは、例えば広報を見ていないとか、いろいろな情報不足の中で支給を受けていない場合もあると考えられるわけです。最初の頃は、町もそういう対象者全員に案内の文書を 送 っ て い る け れ ど も 、 そ れ は や ら な く な って、広報だけになったということでありますので、これは、特に、有資格者でもこれまで受給しなかったような対象者には、申込用紙とか案内を送るという取組ができないのか、それについて伺いたい。それから、先ほど本人が来られないような場合には、町は本人のところに出向いて対応することもやっているような答弁になっておりましたけれども、実際は、誰がそれをやって、どのくらいそういった形の受給があったのか、その実態をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
町の答え 福祉課長 村山德收(福祉課長は2023年3月まで)
それでは、まず、今年度の対象となる世帯数と現在の予算についてお答えいたします。今年度の対象世帯数でお答えさせていただきますが、1,682世帯でございます。現在、予算 措 置 し て い る 世 帯 数 に つ い て は 8 6 0 世 帯分。そして、本定例会に補正としまして、プラス310世帯分を今回提案させていただいてございますので、そちらも含めれば1,170世帯分という形でございます。あと、対象者全員の分を自動的にという形の御質問であったかと思いますが、この条例については、非課税かつ高齢者世帯、障害者がいる世帯、独り親世帯という形でございます。また、条件についても、例えば住民基本台帳がそこの住所にあった場合、例えば同じ住所、同じ住宅に2世帯で住まわれている方がいらっしゃる場合については、そこの部分を聞き取りしながら、片方が課税世帯であれば、そしてそこの課税世帯が燃料等を負担しているようであれ ば 、 こ の 事 業 の 対 象 に は な ら な い と い う 条例・規則になってございます。そういった部分で、こちらについては、課税者の方は助成の対象とならない制度でございますので、そういった部分で、丁寧に申請者の方から聞き取りをしながら助成のほうを決定させていただいていると。そういう条例の制度でございますの、うちのデータだけではなかなか、非課税で高齢者世帯であっても、ほかの世帯、例えばお子さんの世帯と同居している場合、なおかつ住民票上世帯分離している場合については、なかなか実態が把握できないところでございますので、なかなか自動での決定というのは困難であると考えてございます。3点目の職員等がどの程度申請のほうを扱っているかという件数でございますが、そちらについては、申請書のほうに誰が持ってきたかというカウントは、チェック項目がないものですから、そこの部分については、具体な数字は押さえてございませんが、大体感覚的には、ほぼ毎日誰かが、どこかの事業所であったり、民生委員であったり職員であったりというのが、1日数件ずつ申請いただいている状況でございますので、そういった形でいろいろな者の援助を得ながら申請を受け付けているということでございますので、御理解願います。以上でございます。
議員の質問 9番 上野武彦
今年度、対象世帯としては1,682世帯が考えられると。そういう中で- 7 -1,100世帯とか1,200世帯に満たない状況だと、予算が言われておりました。この福祉灯油というのは、町が負担するばかりでなくて、道のほうでも負担をしているわけです。そうしますと、道のほうは半分負担します の で 、 町 の 負 担 は 予 算 の 半 分 で 済 む わ け です。そういう中で、このような厳しい年に、より以上の努力をして、多くの対象者に支給できるよう努力すべきだと思うのです。その辺について、余り積極的な努力がされるようではないと見て取れました。灯油については、北海道は特に暖房の中心になります。灯油を使用しているのは、暖房のうちの84%が灯油を利用していると言われております。そして、北海道でもそういった福祉灯油に対して50%近い補助をしているわけですから、これは何とか多くの人に届けるように努力をすべきではないかと思います。七飯町の福祉灯油、従来、1世帯当たりどのくらいの灯油が使われるのかという平均的な数字が出ておりますけれども、1世帯当たり1,417リッター、一冬に使われているという数字が出ておりますけれども、これは、生協価格122円で計算しますと、年間17万2,874円という金額になります。これは給湯だとか風呂だとか、そういうものにも使った部分ということになるわけですけれども、この17万3,000円近い灯油の使用がされている中で、今の福祉灯油、七飯町の5,000円、これはどのくらいになるかというと40.98リッターにしかなりません。しかも、この5,000円というのは、一般家庭での17万2,874円に対しまして2.9%なのです。これで本当に困窮する高齢者への援助と言えるのか、これについてもう少し認識を改めていただきたいと思います。旭川市の場合は2万円支給していると言われています。そういうのに比べると、2点何%という割合しか支給しないというのは、ちょっと考えていただきたいと思いますので、特にこれについては、課長のレベルではなかなか答弁しづらいと思いますので、町長に少し意向をお伺いしたいと思います。
町の答え 福祉課長 村山德收(福祉課長は2023年3月まで)
まず、御質問の中にあ っ た 補 助 率 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 七 飯 町は、北海道の補助を使ってこの事業を展開してご ざ い ま す が 、 議 員 の お っ し ゃ る よ う な 補 助率、半額ではございません。人口規模に応じて交付されるものでございますので、現在、道からの補助については60万円であるということでございますので、実際、今回補正で上程しているものが皆様に御承認いただければ、585万円となるものでございますので、そのうち60万円が道の補助金というところでございますので、御理解のほどよろしくお願いします。また、福祉灯油等については、リットル数に対して5,000円では少ないのではないかと、確かに議員のおっしゃるとおり、パーセント的には、現在の灯油価格に対して5,000円であれば、議員のおっしゃる年間の灯油使用についてのパーセントからすると低いものと理解しているところでございますが、あくまでもこちらについては、この条例を平成27年に皆様に提案させていただいたときには、ある程度昔からずっとやっていた、27年前も一時的に灯油が上がった際に、1年度限りの条例を2回ほどやらせていただいて、その中である程度、ポリタンク18リットルの3個分ということで、54リットル程度の助成という形で進めてきたものでございますので、現在、その部分について、高止まりは続いてございますが、その辺についても、金額が幾らがいいかというものについては、今後、議員の御質問にある1万円がいいものなのか、実際にそれ以上がいいのか、そこまでいかなくていいのかというのは、今後の国の支援策とか道の支援策とかがあると思いますので、そういったものも見定めながら今後検討していきたいと思ってございます。また、先ほど私、この条例については、価格の安い時期も同じ助成額で助成しなければならな い と い う 趣 旨 の 条 例 の 規 定 で ご ざ い ま す ので、そういったときにその価格がいいものなのかどうか、灯油価格が高いときの金額に合わせた助成額で、灯油価格が低いときも助成するの- 8 -かどうかも含めて検討していかなければならないのかと考えてございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。
議員の質問 9番 上野武彦
福祉灯油の価格については、灯油自体が安い時期の条例によるものだということで、今後考えるような意向も示しておりましたけれども、今年度、これだけ困窮するような状況が生まれているわけですから、条例改正するぐらいの気持ちで取り組むべき問題ではないかと思うのです。それについてちょっと姿勢が弱過ぎるのではないかと思いますので、もう少し積極的な姿勢でこの問題に向き合っていただきたいと思います。今年度やる気がないような状況だったのですけれども、その辺もう少し前に進める意向が示されないかと思いますので、よろしくお願いします。
町の答え 町長 杉原太
福祉灯油の件につきましては、福祉課長が答弁しているとおりでございます。ただ、今現在、物価高騰だとかで、今年度につては町民の皆さんも大変厳しい生活をされているということは十分承知しております。今年度、そして当面については、これまでも行っておりますコロナ対策、物価高騰対策、臨時交付金事業を活用しながら、今現在、高齢者世帯等地域生活支援助成事業、それからクーポン券発行事業というように、全世帯あるいは低所得世帯にも重複してというか、総合的に対策をしているところでございまして、総体的に今後も対応してまいりますので、御理解していただきたいと思います。以上です。