みんなの議会

厚沢部町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月5日

厚沢部町国保健康病院の経営改善について

聞いた人
浜塚久好 議員
答えた人
町長、国保病院事務長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 浜塚

それでは、一般質問をさせてもらいたいと思います。1点目でございますが、厚沢部町国保健康病院の経営改善についてということでございます。皆さん御存じのとおり、国保病院には一般会計より毎年多額の繰入金が繰り出されております。このことから、病院存続の意味もございます経営の改善が必要と考えますので、次の5点について、町長の所見を伺います。まず、1点目です。年度別、これ直近10年ということでございますけれども、収支決算及び繰入金の状況についてお願いしたいと思います。2つ目、新病院事業改革プランについての内容でございます。これは平成29年から平成32年度を平成28年にプラン立てたのかなと思っております。それから、次ですが、3つ目ですが厚沢部町国保病院経営改善診断の内容ということでございますけれども、こちらにつきましては、吉岡経営センターですか、こちらから報告書が出されております。この内容、ちょっと私、勉強不足で分からない部分がございます。そんなことでお願いをしたいと思います。それから、新病院事業改革プラン及び経営改善報告書の内容で、必要と思ってとった取り組みはありますか。5点目です。今後の病院経営改善について、どのように考えてどのように進めるのか、具体的にお示しください。町長の所見を伺いたいと思います。

町の答え 町長

浜塚議員の厚沢部町国民健康保険病院の経営改善についての質問であります。1点目の直近10年間の年度別の収支決算、さらには繰入金の状況でございますけれども、当該年度の収入額から支出額を差し引いた純利益は、千円単位で申し上げますけれども、平成29年度が1万7,000円、平成28年度が83万6,000円、平成27年度が83万7,000円、平成26年度が86万8,000円、平成25年度が20万5,000円、平成24年度が101万5,000円、平成23年度がマイナス399万8,000円、平成22年度が143万9,000円、平成21年度が168万4,000円、平成20年度が698万2,000円ということであり、これが収支決算の経緯であります。それから、一般会計からの繰り入れにつきましては、資本的経費を除いて運営費充当分として申し上げますが、平成29年度が2億400万円、平成28年度が2億1,027万円、平成27年度が2億2,200万円、平成26年度が2億3,770万円、平成25年度が2億3,573万円、平成24年度が2億5,826万円、平成23年度が2億4,544万円、平成22年度が2億182万円、平成21年度が1億9,119万円、平成20年度が1億4,843万円であります。これが収支決算と繰り入れの状況でございます。2点目の改革プランでございますが、総務省が示す新公立病院改革ガイドラインに基づきまして、北海道の地域医療構想を踏まえて、平成29年度から平成32年度までの4年間を期間としまして、平成28年度に策定したところであります。このプランは、「国保病院の役割明確化」、「経営の効率化」、「公立病院の再編・ネットワーク化」、「経営形態の見直し」これら4つの視点から病院の改革、推進をするための取り組みや方向性を示したものであります。ポイントとして、病院間の広域的連携体制を強化すること、在宅医療を充実し、地域包括ケアシステムを推進すること、経営効率化を図るための指標となる数値目標の設定と、達成するための基本的取り組み、医療圏域全体の協議によって、当院の病院機能、病床数、療養病床のあり方を検討していくという方向性を示したものであります。3点目の国保病院経営改善診断でございますけれども、新病院事業改革プラン策定に当たりまして、経営の専門家の目を通じて当院の経営状況を調査、分析、診断をしていただいたもので、経営形態、外来機能、入院機能、圏域における医療機能、それぞれの側面から見た改善点が提言されておりまして、示された改善ポイントについて、当院の経営改善手法として参考にしていこうというものでございます。具体的な提言内容として、現状の町立による経営形態を当面は堅持していくこと、長期処方の見直しや健診・在宅医療を充実させて外来患者を確保すること、医学管理料や加算等の算定を徹底することで外来診療単価のアップに取り組むこと、近隣病院との連携強化により入院患者の確保を図り、病床利用率向上に向けて取り組むこと、生理検査や画像診断のオーダー増加や各種加算の取得、リハビリテーションの充実により、入院診療単価のアップに取り組むこと、現在休床中である療養病床を削減し、一般病床の利用率向上に向けた取り組みを徹底することが提言されております。4点目の改革プラン及び経営改善報告の内容を踏まえて取り組んでいる内容ということでございます。当病院の場合、医業収益の約6割を入院収益が占めておりまして、入院収益を向上させることこそが経営改善を進める上での根幹になるというふうな認識をしております。1日当たりの入院患者数を伸ばすことを最優先に取り組んでおります。道立江差病院を基幹とする南檜山圏域内の病院や診療所、また、函館市内の高度急性期病院との連携、情報共有体制を持ちながら、他町からの患者も積極的に受け入れようと努めております。重篤な救急患者については、函館市近郊の病院に依存せざるを得ませんけれども、一定期間の治療入院を経ていた患者がさらに継続入院を必要とする場合など、受け皿となりながら他町からの患者も積極的に受け入れているところであります。今後も、南檜山・南渡島圏域の各医療機関との連携をしながら、病院職員の意識改革を図りつつ、医業収益の確保に努めてまいります。5点目、今後の病院経営改善についてでありますけれども、基本的には新病院事業改革プランに基づく取り組みを継続してまいりたいと思っております。医師不足による診療機能の低下、住民への不便と不安を与え、病院運営に最も大きな影響をもたらすことになります。健全な病院経営の根幹となる医師や看護師、医療スタッフの安定確保に努めながら、医療提供体制を維持していくことを基本としてまいります。医業収益については、道立江差病院及び圏域内の各医療機関、函館近郊病院との連携体制をより強化して、入院患者を着実に伸ばしていくよう努力したい。また、診療報酬については制度改定に即応した適切な請求事務を行うよう、委託業者との連携強化を図るとともに、医師や看護師等へも積極的な情報提供を行うことによって請求制度を向上させながら、医業費用のロスが発生しないように努めてまいりたい。職員体制については、退職時における再任用制度の推進や、病院機能に応じた適正な人員配置に留意をしたい。また、使用頻度や費用対効果を勘案した医療機器の計画的整備、各種委託業務の内容精査、一括購入の推進、経費節減などの管理的経費の節減を継続してまいります。当院が存続していくために、町民が利用してくれる病院であることが大前提であります。町民に当院を利用していただけるよう、近くにかかりつけ医を持つ、この大切さについて、住民へ継続的に発信していくことが重要であると、このようにも考えております。以上です。

議員の質問 浜塚

今、町長から説明ありましたけれども、多額の繰入金、これは決して自治体病院ということで、ある意味ではそういう姿がほとんどかなとは思われます。ただ、病院は医療を担う事業体であります。特に、地域住民の健康を守る使命を有することから、事業継続が求められております。自治体病院は、根拠法である地方公営企業法第3条では、経営の基本として、常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するように運営されなければならないと定められております。自治体病院は、地方公営企業法に基づき、地方公営企業として運営されております。同法では自治体病院に企業としての経済性を最大限に発揮するとともに、公共の福祉を増進すること求めております。また、その経営に要する経費は、経営に伴う収入を充てる独立採算制の原則が基本とされている一方、地方公営企業法では、経費負担の原則を定め、地方公営企業が企業の経営に伴う収入をもって充てることが適当でない経費、行政経費や当該地方公営企業の性質を超えているような経営を行っても、なお、その経営に伴う収支のみをもって充てることが客観的に困難であると認められる経費、不採算経費について、当該自治体の一般会計が負担することになっている、これが一般会計から繰り出される根拠だと思います。私、監査委員をしております。平成29年度では、国保病院について職員の接遇などは改善されているというふうに感じております。ただ、監査の指摘で、病院経営についても、専門的な人材の投入など、改善に向けて努力されたいという監査で指摘をしております。それにつきまして、まだもうちょっと足りないのかなというような、私、感じております。そんなことで、先ほど町長から一般会計からの繰り入れ、それから純利益等の数字がありましたけれども、私、ということは皆さん、町民もそうだと思いますが、例えば平成29年度の2億400万円、一般会計から繰り入れされております。ただし、それには企業債、建設業企業債ですか、これは含まれておりません。そして、これはマイナスの要素ですよね。それで、プラス要素としては交付税、特別交付税、普通交付税、これが入っていると思うんです。そこで、知りたいというのは、差し引き、町が幾ら負担しているのという部分が、私一番の最後の答えではないかと思うわけでございます。知りたい額、幾らかでも少ないほうがよいかと思います。今までも交付税を引いた金額までは余り耳にしておりません。そんなことで、これからも一般会計の繰り入れはあるものと思いますけれども、ただ、一般会計、繰入金が多少なりとも減少しているような状況でございます。この主な要因、原因、いろいろあることかと思いますけれども、町長はこの点についてどうお考えでしょうか。

町の答え 町長

今、浜塚議員が言われましたように、一部公営企業法の活用をしている病院であります。全く全部公営企業法ではありません。したがって、公営企業法の経済性というのは、今法的に言われているとおりでございますけれども、これは経済性がとれて、黒字会計をどんどん出せる病院であれば何ら問題はありません。起債については、今言われましたけれども、これは4条予算、公営企業法の中では3条予算は運営、4条予算というのは資本投資、幾らする機械だとか建物つくったりとか、こういうふうな、この4条予算のほうで企業債が入ってくるわけで、一般会計から繰り出すのは3条のほうが主体でありますけれども、これは今、浜塚議員が御指摘のとおりであります。経済性をとりながらやりなさい、それは当然の話であります。4条については、当然これは一般会計から持ち出すというのが本来の考え方。財産的な資産整理でありますから、これ3条で黒字になって4条へ回すということはまずできませんので、そういう考え方の中で厚沢部町の国保病院は2億円前後というふうな繰入金になっているところであります。これからの中で、先ほど申し上げましたように、病院改革というものは大きな課題でもあります。この課題の中で、どういう改革をしていけるのか、国の医療法の改正がどんどん進んでいる中に、この法改正と同時に相まって厚沢部町の国保病院の経済性というものを一緒に考えていかなければいけない、こういう中で。幸いにして厚沢部町の国保病院は御承知のように定数は全て満タンに、ドクター、看護師、これらについては定数どおりであります。全道の中で定数どおりに持っている病院は2カ所よりありません。厚沢部町と中富良野町、あとはほとんどの病院が定数不足というのが実態であります。そういう中で、厚沢部町は患者は定数どおり幾らでも受け入れる、こういうふうな体制でもっているわけですから、あとはいかにして患者数をふやすかと、こういうことに、病院職員もこぞって努力をしなければいけないと、こういうふうなことだろうと思います。いずれにしても、病院経営の中では、毎年度こういうふうな大きな赤字を持っているわけで、交付税も年々減少している、当時は病院の77床時代の交付税が算定されておりましたけれども、今は利用率の算定にかわりました。おそらく10分の1にかわりました、交付税そのものは。そういうふうな大変厳しい状態になってまいりましたから、これからの経営というのは十分この制度改革、制度を考えながら進めていかなきゃいけない、こういうふうに思っているところであります。

議員の質問 浜塚

病院制度というんですか、いろいろ変わるというようなこと、まさにそのとおりだと思います。医師も看護師も定員を満たしている、あと入院患者の増という。入院収益が病院の占める収益が大きい部分があろうと思います。そんなことで、入院をふやすということが、第1の使命ではないかと思います。収益を確保するというふうでの。そんなことで、大変難しい、少子高齢化、患者が他の市町村に流れるというような状況もあろうかと思いますけれども、なるべくその辺については、細かい心遣いをもって対応をしてまいりたいなというふうに思います。次、2つ目でございます。新病院事業改革プランでございます。ここには、平成29年に出したプランがあります。14ページをちょっと参考的に聞きたいと思いますが、第4章、経営の効率化という項目があります。第1に、医療機能等に関する数値目標、これについては、1が外来患者数、2が外来患者単価、3が入院患者数、4が病床利用率、5が紹介率、この辺について、平成29年の実績でていると思いますが、どのくらいの数値になっているのかお知らせ願いたいと思います。

町の答え 国保病院事務長

プランの14ページ、数値目標に係る平成29年度のそれぞれの実績でございます。まず上から、外来患者数、一日平均外来の患者数でございますが、平成29年度は60.7人でございます。それから、外来患者の1日当たりの単価でございます。それが5,678円。それから、入院患者数につきましては、1日平均23.2名。それから、病床利用率につきましては、51.6パーセントでございます。以上です。(紹介率を忘れているの声あり)それで、5番にあります紹介率につきましては、数値としてはとっておりませんが、先ほどのプランの中にもありますとおり、他病院との連携等踏まえてうちが受け得るほかの病院の患者の情報ですとか、それからこちらの、どちらかというと受け入れるほうが多いんですけれども、各病院の連携室を通して御紹介いただくように、具体的に言いますと、院長、それから事務長等で各近郊病院のほうにその旨お願いしに行って、訪問したり、あと院長のほうで書類、お願いの文書を出したりということで、一応厚沢部町出身の他町に入院されている患者さんを、何かあった場合に、こちら厚沢部町のほうに戻していただくようにというような形のことを、それで紹介率につきましては、申しわけありません、数値はとっていませんでした。すみません。

議員の質問 浜塚

今、数値目標、やはり外来患者数が少ない、入院も大分目標には近づいているということだろうと思いますけれども、やはりこの辺について、もっともっと改善というんですか、手を尽くさないといけない部分あろうかと思います。そんなことで、考えるわけでございますけれども、病院の経営とすればこれだけの手当というようなことでは終わらないものと思います。その辺のことについては、また後ほどの質問で質問をさせてもらいたいと思います。そういうことで、2点目を終わらせてもらいたいと思います。

議員の質問 浜塚

それでは、午前中に引き続き質問をさせてもらいたいと思います。3点目の国保病院経営改善診断、こちらですが、これの11ページにちょっと気になった点がありましたので、質問したいと思います。11ページです、一番上、経営形態とありますが、「町民の命と健康を守る責任は町にあります。仮に民間病院が経営移譲先として名乗り出たとしても、不採算を理由とした診療科の縮小、撤退という不安要素は常につきまとうため、開設以来の町立による責任ある経営形態を当面は堅持していくことが肝要です。その他の選択として、以下に示すように経営形態が複数存在しますが、いずれも体制の大幅な変更を伴いますし、メリットに対するデメリットも非常に大きく、経営の大幅な改善には結びつかないのが現状です」という報告書が出されています。町長、これに関してどのような考えをお持ちでしょうか。

町の答え 町長

経営形態としては、どういうふうな形態が好ましいかというふうなことだろうと思います。ここにも改善ポイントの中に書いておりますように、それぞれ外来、あるいは入院、こういうものの中で病院それぞれの機能の中で、得意な機能を持つというのがやっぱり大事だと思っております。そういうことから、今ただ内科、外科あるのみじゃなくて、一つ病院というものの、今後患者を引きつけるためには、それなりの内科なら内科、外科なら外科の得意分野を持つと、必然的に患者はついてくるというふうな傾向があるわけで、患者が病院を選ぶというのはそもそもそういうことから来るわけですから、そういうふうなことを十分考えた中での、これからやっていかなければならない。それで、地方公営企業法の、まずそこでいっている全部適用、これはまず我々の病院ではあり得ないというふうに思っています。公営企業法というのは、独立採算制の話ですから、一般会計から繰り入れもできません。したがって、会計の中で全部経営をするということですから、もし赤字が出れば職員の給料を全部下げるとか、そういうふうな採算性をとるわけですから、公営企業法の全部適用ということは、うちの病院では現段階では2億円も突っ込んでいるわけですから、それを埋めることができるのであれば公営企業を使いますけれども、まずそれは不可能であるというふうに思います。それから、特別医療法人化という、これも今言っているように合併だとかいろんなものとの法人化するということが、これも我が町の国保病院には適合するようなものではないというふうに思います。指定管理者の導入、これは言うなれば行政が経営するんではなくて、民間の病院に完全に委託して指定管理をさせてしまうと、こういう方式ですから、これはこういう病院でもあり得る話であります。可能性はあるのはこの指定管理という方法はあります。ですから、この事業改革プランのときにも、何度もこの件についてはプランの中でこういう方法がありますよという協議をされているわけであります。それから、民間譲渡、民間譲渡というのは、町民が好むかどうかわかりませんけれども、民間がやりますよという、いわゆる。これも我が町の中では、当然民間譲渡しますと職員も全部民間になるわけですから、そういう中ではかなりの抵抗があるだろうというふうに思いますし、これも。それから診療所化方式、診療所化、これは今の経営の中では入院が20人未満になります、診療所と全く同じになる。これも可能性はあります。いろいろと可能性がある中で、ではこの町がどんどん人口が減って、今の半分くらいになるということになりますと、その辺も検討していかなければならない時期が来るだろうというふうに思います。ですけれども、今この南部の中で町立病院というのは3カ所あるわけですから、この3カ所の中で、それぞれ道立の基幹病院を補うという格好では、今厚沢部町の国保病院というのは今の位置づけはなくすことはできないだろうというふうに思っております。そんなふうなことで、今考えられることは、この中での5項目の中の2つくらいが厚沢部町の国保病院としては大きな決断をしながらやろうと思えばやれると、こういうことだろうと思います。

議員の質問 浜塚

町長、わかりました。経営となるとそのとおり、いろいろメリット・デメリットあると思います。ただ、そこでどのような形であろうと、特異な機能を持った病院に持っていくというような話でございます。なるほど、そのとおりだと思います。4点目の改革プラン及び経営改善報告書でございますけれども、先ほど来、営業収益の約6割を入院収益が占めているということでございます。それで、町長、毎月例月検査、病院も一緒にしていますけれども、他町からの患者も積極的に受け入れしているというような状況は、事務局のほうから聞いております。まさにそのとおりで、これからもそういう点にもどんどん力を入れてもらいたいなというふうに感じるわけでございます。それから5点目です。今後の病院の経営改善でございますけれども、町長はこういうふうに、5ページ話しています、真ん中辺。職員再生については、退職時における再任用制度の推進や病院機能に応じた適正な人員配置に留意して進めてまいります。そのとおりだと思います、ただし、ここで私ちょっと望みたいのは、人材育成及び人材の確保ということにちょっと視点を変えてもらいたいなというようなことで、今回病院の経営改善ということでの一般質問をさせてもらいました。自治体病院の経営課題の一つに、経営計画を推進する人材の育成があります。自治体病院の場合、病院のトップマネジメントを補佐するアドバイザースタッフが不足しておるのが現状かと思います。病院に勤務するほとんどの事務職員は、自治体の人事ローテーションの一環として配属され、3年程度で次の職場に移っていくのが一般的であると思います。病院職員、経営陣としての役割を主に担うのは事務職員、今話したとおりでございます。しかしながら、病院の事務職員の人材開発の取り組みには、他の職と比べて十分ではないというふうにも思われます。これ民間病院ですけれども、今、大学、高等教育ということでございますが、経営学修士、または病院経営学修士を取得した人材を要している例も少なくなく、こういう人、そんなにあるのかといったらどうかわかりません、ただ、こういう勉強する場所もあるというようなことでございます。ただ、そこにそこを卒業する人、確保という意味で、そういうふうに目を向ける、あるいは自治体病院の経営に関しては、市町村アカデミーで、ここも大事なことだと思います、病院事業の経営管理コースが市町村の担当職員から課長補佐職員までを対象に、9日間の日程で設置されているそうです。これには全国自治体病院協議会でも事務部職員を対象とした研修会が取り組まれている、こういうこともあるということですね、研修会の場面として。そこで、こういうふうに考えます。病院の経営人材として、一定のプロセスを経て育成した職員が、再び病院の現場に戻って経営改革に貢献できるような道筋をつけることが重要であると思います。病院において経営人材として通用する職員は、ここからが大事だと思います、病院において経営人材として通用する職員は、経営戦略論や組織論等の経営学、会計学、医療政策等に精通していると思われることから、自治体の他の部分でも十分に活躍ができると考えられますということでございます。町長、この辺についてどうでしょう、研修のことについて、それから勉強してきた人の確保ということでお願いしたいと思います。

町の答え 町長

病院経営するのには、当然そういう経営学が達者な者でなければ、なかなか事業を進めていくのは大変だということは当然である。ただ、そういうプロの知識を持つような職員を行政の場合、なかなか持つことができない。そのために、現在はそういう部門には委託をして専門屋を置いていると、こういうふうなことであります。病院そのものの8割9割は、医療学のほうですから、医者、看護師、そういうおのおののところに。事務というのは、1人きりの部門ですから、そういう中でなおかつ専門的な知識を持つ医療精算だとか、1つの患者でもどの部門まで全部医療点数に入れるかとかそういう専門的な考え方を持つのは、やはりそういう医療の会社のメンバーが一番詳しいわけであります。そういうことから事務の委託をしているわけです。ですから、私どもは少なくても町職員よりも、町職員は準じて3年ないし4年くらいでかわる者もいますけれども、ただ、いずれにしてもその部門については専門屋を置きたいということから、現在民間に窓口から会計まで全部お願いをしているところであり、そういう今言われるように、経営学は当然必要ですし、専門的な考え方が必要だと、これは職員を順次回してオーケーということにはならない。そういうことから、今、我々は要するに管理の事務をつかさどる者を事務に置いているということですから、そういう中で今言われるように、基本的なアカデミーで指導されることはそのとおりです。いろいろと専門屋、人事異動できないような、そういう専門屋になるためにアカデミーに行っているわけです。我々もアカデミーは2回ほど、千葉のほうへ行っていますけれども。そういうふうな補填しておく場合にはそういうことが必要である。ただ、町村の人事というのは、ある程度の経営学といいましょうか、そういう運営学といいましょうか、そちらのほうがきちっと、それぞれ職員が持って、その仕事に入るということですから。今、大きな病院に行って、それぞれのそういう部門でやるんだよというのは、今浜塚議員が言われるような専門的な話です。ここは一つの屋根の下で一つの部屋の中で全部やるというふうな、そういう部門の話とはまた別の話になります。そういうことで、少数精鋭の中での経営論理を働かす、これが厚沢部国保病院の方法だろうというふうに思っています。

議員の質問 浜塚

最後の言葉に、少数精鋭で頑張るという、そういうような言葉が出ました。その言葉に期待をしたいと思います。

出典:厚沢部町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月5日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる