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福島町議会 令和4年度定例会3月会議 2023年3月8日

「がんなんかに負けない基本条例」から7年目の検証

聞いた人
小鹿昭義 議員
答えた人
町長 鳴海清春、福祉課長 小鹿浩二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 小鹿昭義

質問事項、「がんなんかに負けない基本条例」から7年目の検証について。町長に質問します。町は、2016年4月に道南の自治体では初となるガン基本条例を施行し、これに合わせて、全てのガン検診を無料化し、2021年度から生活習慣病を見つける特定検診も無料化しております。受診率の伸び悩む現況の中でこれらの検診を促す手法で町民に寄り添う対応は有難い事だと思います。しかし、2020年頃より新型コロナウイルス感染拡大の影響、あるいは万が一、検診で異常が見つかった場合の不安等から受診率の伸び悩みが有るのではないかと考えます。また、受診される方が固定されて来ており、新規に受診される方が少なくなってきている事からも、この基本条例に対する町民意識の改革が必要になってきていると思います。そこで数点質問させて頂きます。- 56 -①2022年度のガン検診受診率は、どの様になっているのでしょうか。また、新規受診者の率は如何ほどになっているのでしょうか。肺がん・胃がん・大腸がん・子宮頸がん・乳がん等の動向をお聞かせください。②基本条例制定から7年が経過しようとしていますが、この間の検証はされているのでしょうか。また、その検証を各年どのように反映させているのでしょうか。③国の目標ライン50パーセントに対して、当町の受診率は低迷していると考えますが、2023年度の目標値設定とその方策について伺います。④働き盛りの世代の方々に、受診に対する必要性と、異常が見つかった場合の仕事や生活に対してのメンタルヘルスケアも今後必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 鳴海清春

小鹿議員の質問にお答えいたします。1点目の令和4年度のがん検診の受診率は1月末時点で、胃がん18.3パーセント、肺がん31.7パーセント、大腸がん28.2パーセント、乳がん15.2パーセント、子宮がん18.8パーセントとなっております。また、受診者のうち新規受診者の割合は、胃がん32.9パーセント、肺がん18.4パーセント、大腸がん16.5パーセント、乳がん39.4パーセント、子宮がん30.6パーセントとなっております。各検診の動向については、胃がん検診は概ね20パーセント前後で推移しており、肺がん(56.2パーセント)及び大腸がん(41.4パーセント)検診は昨年大幅に検診率が向上いたしましたが、今年はその反動を受けて平年並みの受診率となっております。また、乳がん及び子宮がん検診は、18から20パーセント前後で推移しております。2点目の検証についてですが、毎年度、健康づくり推進員会議において状況を報告し、意見をいただく中で検証するとともに、必要に応じて改善を加え次年度へつなげております。また、健康フェスティバルなどの講習会を通じてがん検診の必要性などの啓発に努めております。3点目の国の目標値50パーセントに対する町の目標値設定とその方策についてですが、町では、福島町健康づくり推進計画で掲げた目標を基本とし、令和4年度と同じく、胃・肺・大腸がんは20パーセント、子宮・乳がんは30パーセントを目指してまいります。受診勧奨においては、令和3年度から個別ハガキでの勧奨を実施するとともに、啓発として、来月には新たに作成した肺がんに関するチラシを配布するなど、町民ががん検診を受けてみようと思うようなわかりやすい啓発に努めてまいります。また、令和5年度からは胃がん検診について、胃カメラ検査を従来の50歳から40歳に引き下げるなど、早い年齢からの受診機会を提供するなど早期検診・発見に努めてまいります。4点目の検診受診の必要性については、町広報等での周知を引き続き実施しながら、異常が発見された方のケアについても、地元医療機関はもとより、専門的な医療機関及び北海道と連携を図るなどの対応をしてまいります。私が町長に就任してすぐの平成27年12月に「福島町がんなんかに負けない基本条例」を制定し、8年目を迎えようとしております。条例制定の趣旨は、一人ひとりの町民ががんに負けることなく、健康を維持することで、健康寿命の延伸と医療費の縮減を図り、一人ひとりの健康がまちを元気にする元気循環型社会を目指しているものです。私が職員時代の平成20年に策定した「いきいき健康ふくしま21~健康横綱への挑戦プラン~」にはじまり、平成31年策定の「福島町健康づくり推進計画」に繋がっております。まだまだ、がんなんかに負けない基本条例の理念に到達しておりませんが、引き続き、町内医療機関等と連携を図りながら町民一人ひとりが自分の健康を守るための、がん検診の受診率向上に努めてまいります。

議員の質問 8番 小鹿昭義

2022年度のがん受診率の人数は何人くらいいるのでしょうか。- 57 -男性が何人、女性が何人で合計何人でお答えお願いします。

町の答え 福祉課長 小鹿浩二(福祉課長は2024年3月まで)

それぞれのがん検診で人数・受診率をお答えしますけども、乳がん・子宮がんについては当然女性のみですが、胃がん、肺がん、大腸がんについては男女別は集計しておりませんので、総計ということで、合計でお願いします。まず、胃がん検診については受診者数が216人、肺がんが374人、大腸がんが357人、乳がんが104人、子宮がんが134人、合わせて延べ件数になりますけども1,185件受けております。その内1,185件受けているんですけども、実際受けている方重複して受けていますけども、実際、町のがん検診を受けた方の実人数については662人ということになっております。以上です。

議員の質問 8番 小鹿昭義

差支えなければ2021年の合計も教えてほしいのですが。

町の答え 福祉課長 小鹿浩二(福祉課長は2024年3月まで)

令和3年度になりますけども、胃がんが250(「合計で結構です」という声あり)合計ですか。失礼しました。ちょっと足してみますので少しお待ちください。人数は今把握していないですけど、件数的には令和4年度は1,185件ということで言いましたが、令和3年度については1,733件になっております。以上です。

議員の質問 8番 小鹿昭義

これで乳がんと子宮がんの受診者が若干少ないような気がしていますけど、どうでしょうか。

町の答え 町長 鳴海清春

検診によって、受ける条件がちょっと違いますので、先ほども言いましたとおり、胃がん、肺がんについては、ある程度男女関係なく受けられます。年齢的なもの。女性であれば乳がん子宮がんも毎年受けられるという条件ではありませんので、多少そこのところで受診率が低くなっているという状況でございます。

議員の質問 8番 小鹿昭義

新規受診者の胃がんとか肺がんとかのパーセントは出ていますけど、実際、新規受診者は何人くらい受診されているのでしょうか。

町の答え 福祉課長 小鹿浩二(福祉課長は2024年3月まで)

令和4年度でいきますと、胃がんが新規で71。(「合計で」という声あり)合計で281件になります。

議員の質問 8番 小鹿昭義

- 58 -最後になりますけど、当町は人口の減少も多くなっています。それで、2023年度の受診者の人数の目標は何人くらい予想しているのか、お聞かせください。

町の答え 町長 鳴海清春

今ちょっと数字的には捉まえをしてございませんので、後ほど報告をさせていただきたいと思いますけども、先ほど申しましたとおり、今だいたい国の方は50パーセントを目標にしてございます。ただ、私常々ですね議会の中でも申しているんですけども、がん検診の受診率が今我々が捉えているのは、実際、町のがん検診を受けた方の率で捉まえております。ただ実際はですね、私はもう少し受診率が高いんだと思っています。各事業所で受ける方々、また色んな函館の方に行って個別に受ける方々もいらっしゃいますので、そういった方々が実数として捉まえきれないんですよね。だからある程度、国の予想50に対しては若干低い傾向があります。ただ、私の「がんなんかに負けない基本条例」の目的としては、やはり自分の健康は自分で守るんだという意識をしっかり町民の方々が持って、まずは昔と違ってがんは怖い病気から治る病気に変わりつつあります。部位によってはかなり危険な所もありますけども、胃がん、肺がん等であれば初期であれば相当治る機会が今は医療が発達していますので、増えてございますので、我々としては極力検診を受けて早期発見、早期治療に繋ぎつけるという形を取って行きたいと思います。なぜ受けないんだということのベスト3つぐらいを入れるとですね、なかなか時間がないというのがまず1つ。もう一つは医療的に負担が掛かると。そこについては我々無料にしていますので問題ないんですけども、3番目にはやはり、がんが見つかると怖いというのが3番目にあります。これは本当に我々としてはそっちの方が怖いわけでありまして、やはり、しっかり結果を怖がるのではなくて、結果をしっかり受け止めて、早期治療をすることによってその人の命は長くなりますので、そこのところを我々としてはやはり各全国の例を見ますと、やはり色んな手法によって広報一つ捉まえてもですね、受診率を上げている結果がありますので、先ほど答弁の中にも言いましたけど、わかりやすい、極端にいくと素人が作ってもなかなか町民に訴える力がないんですけど、やはりプロの力を少し借りて、しっかりと分かりやすい広報をするだけでも3パーセント、5パーセントって上げた町もありますので、今年はそういったことを特に力を入れながらしっかりやっていって、町民一人ひとりの命を守っていきたい。そのように思っているところであります。

出典:福島町議会 令和4年度定例会3月会議 2023年3月8日 議事録 PDF(64ページ) 間違いを知らせる