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森町議会 平成26年第1回 9月会議 2014年9月1日

森町の土砂災害対策について

聞いた人
松田兼宗 議員
答えた人
町長 梶谷惠造、防災交通課長 小田桐克幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 松田兼宗

それでは、通告に従いまして、質問させていただきます。まず、森町の土砂災害対策についてということで質問いたします。8月20日未明、広島市で、そして今年の6月に議会の行政視察で訪れた伊豆大島でも昨年の10月16日に大規模な土砂災害が発生し、多数の犠牲者を出しており、異常気象が日常化している中でこれまで経験したことがないほどの集中豪雨が各地で発生しております。森町においては、最近8月11日2時20分に蝦谷、本茅部、石倉町に土砂災害の危険が高まったとして避難勧告が発令され、同じく午前5時30分に解除されています。そこで、森町の土砂災害対策についてお聞きいたします。1つ目に、森町の土砂災害対策は具体的にどのようになっているのか。2つ目に、平成9年の広島の土砂災害発生後の制定されましたいわゆる土砂災害防止法の警戒区域、そして特別警戒区域に指定されている森町の場所はどこなのか。3つ目に、中でも人的被害が予想される場所としてあるはずなのですが、そこの住んでいる住民の認知度はどの程度なのか。それと、4つ目ですが、8月11日の避難勧告が発令された後の住民の避難状況とそれに対して行政としてはどのように評価しているのかをお聞きいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

松田議員のご質問にお答えいたします。1点目についてですが、森町地域防災計画、第6章、災害応急対策計画、第10節、地すべり崖崩れ等対策計画によるほか、大雨警報が発表されている状況で土砂災害発生の危険度が非常に高まったとき都道府県と気象庁が共同で発表する防災情報に土砂災害警戒情報があります。当町においては、この情報が発表された時点で避難勧告等の発令の判断をしております。8月10日から11日にかけての台風11号による大雨の際は、旧石谷小学校及び石倉小学校、2カ所の避難所開設に向けた準備を整え、該当する地域の防災行政無線及び広報車巡回により避難の呼びかけを行いました。2点目についてですが、当町において土砂災害防止法に基づき指定されている土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域は、森上台5区域及び砂原二ツ山区域の2カ所でございます。3点目及び4点目のご質問につきましては、一括でお答えさせていただきます。台風11号による大雨の際は、土砂災害警戒情報発表を受け、蝦谷、本茅部、石倉中部地区に避難勧告を発令いたしました。理由としましては、過去に崖崩れなどの災害が発生し、また人的被害もあったという実績を考慮したものでございます。なお、当該区域は、土砂災害警戒区域に指定されておりませんが、前述の事情を考慮し、避難勧告を発令したものであります。避難勧告後の住民の避難状況等ですが、2時20分避難所開設後、時系列で申し上げますと、3時23分現在、旧石谷小学校に4名、石倉小学校に5名、15分後の3時38分現在、石谷小学校は変わらず4名、石倉小学校は8名に増えました。19分後、3時57分現在、旧石谷小学校、27名に増えました。石倉小学校は変わらず8名でございました。以降5時15分まで増減はなく、5時30分に土砂災害警戒情報解除を受け、避難勧告を解除しました。6時現在旧石谷小学校、石倉小学校とも避難者はゼロ名となってございます。30分後、6時半になりましてから各避難所を閉鎖し、6時55分、災害情報連絡室を廃止いたしました。以上が避難状況等のまとめでございます。行政としての評価ですが、土砂災害警戒情報の発表から避難勧告発令まで約1時間要しており、決して素早い対応とは言えないかもしれませんが、おおむね避難住民の受け入れ態勢及び短い時間ではありましたが、避難所の運営につきましても毛布、飲料水等の提供などそごなく行えたのかなと、そのように感じております。以上でございます。

議員の再質問 4番 松田兼宗

たまたま本日9月1日は防災の日ということであります。そういうことで、あちこちで防災訓練とかやられていますけれども、そして今日山田議員のほうから津波に関する質問も出されまして、日程的にはちょうどあれだと思うのですが、ちょうど防災の日ということでタイムリーな部分なのかなと思っています。さらに、先ほど冒頭に言いましたように広島でありましたし、この森町でも先ほど話がありましたように避難勧告も出されたという形で避難を実際にしているわけです。広島、そして大島も同じ夜中なのです、今回の森町も。それで、先ほどの話では避難所の避難している世帯が石谷小学校に、これは全協でも町長が最初に冒頭挨拶している部分でも答えているのですが、そのときに10世帯27人と。うち子供が3名。石倉小学校、4世帯8名という形でその人数が、まず聞きたいのは先ほどおおむね良好というようなふうに言ったと思うのですが、この時間帯にしては確かにいいのかなというふうに思ったりもしていますけれども、そして石谷地区、蝦谷地区、その辺の世帯数が多分五、六十戸、世帯数からすると結構な数の避難をしたのかなと、その時間の割にはというふうに思っています。ただ、先ほどの話で特別警戒区域とか、土砂災害防止法の絡みでいう警戒区域になっている2つの地域があるのですが、それにはその場所は当たっていないです。にもかかわらずそういう警報、過去があったからという形で避難勧告を出しているわけですけれども、もしこの部分を警戒区域あるいは特別警戒区域に指定されていればまだ多いのかなと。そういう区域が指定された地域がほかの知らされていない地域と比べてみますと3割ぐらい高い住民の避難が行われるというデータがあります。そこからすると、今後そういう地域に指定するかどうかは、当然していくことになるのでしょうが、その辺いかがかということと、これは道の仕事の話でして、今の森町の状況について確認したいのですが、まず土砂災害防止法によりますと最初に基礎調査というのをいたします。そして、その中で都道府県が出すわけです。そして、市町村長の意見を聞いた後に住民説明会をやって、そして告示して警戒避難態勢の整備をしていくという形になっています。今の段階で、最近たまたまそういう問題が広島の災害以降かなり新聞記事も出ていまして、それに基づいた形のものというのは多くありまして、特に渡島、檜山管内で危険性が指摘されているのは1,819カ所、さらに特別警戒区域にその中で指定されているのは223カ所、この中に先ほどの森町の2カ所が入っているのでしょうけれども、12%にすぎないのだという話をされています。そうだとすると、今の森町の段階でどういう形になっているのかをまず、どういう状況にあるのか、そしてそれに指定される可能性があるのは何地区あるのか、それを確認したいと思います。というのは、今回の決算委員会において出されているやつの防災マップというのが8,000部できています。それからすると、これにそれが該当するのだと思うのですが、ただ住民説明会というのは、住んでいる人たちがまだ全然知らない状況だということになるのです。とすれば先ほど言いましたように3割、住んでいる人たちが知っているということになると3割避難するということが上がるということになっていると言われていますから、ということからすれば早急に住民説明会を、その地域に住んでいる人たちには早目に知らせる必要があるだろうと。それが一番大事な部分になってくると思います。そして、そういうことからすると当然に早急に説明会なりをやっていって、その地域に指定していかなければならないのだというふうに思いますことを含めまして、今その辺どういう状況になっているのかをもう少し説明をお願いしたいというふうに思います。そして、同じことになるかもしれないですけれども、この土砂災害防止法というのはソフト対策だというふうに言われています。という観点からしても、要するに危険なときは避難する態勢を整えること、そのために知らせるということなのです。だから、それを早急にやっていかなければならないという観点からしましても、再度その辺のどういう状況になっているか詳しい説明をお願いしたいと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えをいたします。まず、再質問の中にございました避難勧告やそういったいろいろな特別警戒区域、警戒区域に指定されなくてもこういう避難勧告をしたりとか、それは状況判断によってどこの地域でも勧告はすると、そのように思っております。そしてまた、まだ町内には指定された警戒区域、特別警戒区域は2カ所しかございませんが、この秋以降順次町内会、もしくは指定区域に当たる町内会に対して説明会を開く予定でおりました。これは、7月ごろに担当課といろいろと話をしておって、そう話ししておったら広島の土砂災害ですとか礼文島のそういう土砂災害とか起こったということで、これは私どもも2年ほど前からのデータを早目に地域の皆さんにお知らせしなければならないなと、そのように思ったところでございます。あと、事務的な部分につきましては、防災交通課の課長のほうから答弁をさせます。私からは以上でございます。

町の答え 防災交通課長 小田桐克幸(防災交通課長は2019年3月まで)

私のほうから基礎調査の関連の質問がございましたので、お答えをさせていただきます。ただいま北海道、渡島総合振興局の建設管理部でございますが、現在森町では16カ所の基礎調査が終了しておりまして、そのうち2カ所、先ほど町長の答弁にございましたが、この2カ所について指定をしているところでございます。残り14カ所につきましては、先ほど町長からお話ありましたが、順次説明会を開いてまいりたいと。その上で、地域住民の同意を得て、その後に指定という運びになるものでございます。あと、マップの関係でございますが、このマップにつきましても一部ちょっと修正する部分が発生をしております。この部分を解決しながら、早い時期に何らかの配布するなり、検討してまいりたいというふうに思っております。以上でございます。

議員の再々質問 4番 松田兼宗

再々質問ということで質問させていただきますが、16カ所のうち14カ所まだこれから、基礎調査が終わったところだという話なのですが、先ほどの話で課長の答弁の中で住民の同意という言葉が出てきたのだけれども、必ずしも同意というのが必要なのかどうかの確認と、そうするとたまたま広島の土砂災害が起きてからの新聞報道なんかで随分あちこちのそういう問題が報道されています。その中で小樽の話が出ていて、かなり住民の方が反対されて進んでいないのだという話出たりもしています。そういうことからすると、住民の同意がなくても大丈夫ではないかなと思ったりもしていたので、それをちょっと確認をしたいということと、結局今回たまたま8月11日にそういう森町が避難勧告を出さなければならない状況になったということの絡みで、一番問題になるのは、夜中の2時半です、2時20分。そんな時間にどうやって告知するのという。それは、視察してきた大島でもそうだったですし、今回の広島でも同じような状況なわけです。とすればその周知の方法を広報車を走らせて知らせたという話をしているのけれども、そういうことをやって、これも見方によるのでしょうけれども、10世帯27人、その数字が本当にどうなのというところなのです。自分の住んでいるところは大丈夫だと思っている人が多いとすれば、当然そんな時間に起きてまで行かない。行くわけがないのです。さらに、去年の8月18日の大雨で各地で、森町でも災害がいろいろと出ました。そのときもそうなのですが、いろんな大雨の警報とか洪水の警報とか出るのです。それを時間帯もそうだし、知らないのです。たまたま私個人的にいいますと、防災情報のメールが来るのです。2時20分に夜中に起こされるのです。メール来ますから、何だかんた。そうすると、2時20分に避難勧告出たのだと。そして、朝方の5時30分には解除になったのだということもわかっているわけです。それで、その時間内で終わったということは大したことなかったのだなと、それで一安心してまた寝てしまうことになるのですけれども、それをもう少し利用することを考えたほうが、例えばここにいる職員の方がどの程度そういう情報を得れる仕組みを持っているのか、情報収集できる能力を持っているのかどうか。それは職員ばかりではなくて、議員の人たちもそうなのですが、それをもっとやるべきなのではないかと思うのです。そうすればもっとその情報に対する、それはここにいる人たちが住民にもっと知らせる方法。みんな少なくても携帯は持っている時代になっていますから、そういうことも考えて、エリアメールとかいろんな形のものがあるのだと思いますけれども、それはドコモにしてもauにしても各メーカーそれに対応できるようなものを持っているはずなものですから、その辺を含めて検討をする考えはないのかを含めて、その2点で最後の質問にしたいと思います。

町の答え 防災交通課長 小田桐克幸(防災交通課長は2019年3月まで)

先ほどの同意必要云々という話でございますが、ちょっと私の説明不足でございまして、法律によりますと住民の同意はなくても市町村長の判断でできるというふうになっております。ただしかし、現実としましては、やはりそこに暮らしていらっしゃる住民の方々、または地権者の方々に説明をし、同意を得られない場合までも首長の判断でするのかとなったときには疑問が残るところでございまして、やはり懇切丁寧な説明の上に住民の同意をいただいてからの手続というふうな意味合いで私申し上げたところでございます。法律上は必ずしも地域住民の同意は必要ないと言えば語弊ありますが、首長の判断でできるというふうになってございます。それから、周知の仕方のお話でございますが、やはり森地区につきましては屋外拡声器しかございませんので、まずそれがお知らせのメーンとなります。あとは巡回車を手配して、今回は3台でございましたが、周知を図りました。その他町内会長さんにも連絡を事前にしております。この周知方法まだまだ考えていかねばならない、ご指摘のとおりでございます。よりよい方法がないのか検討していきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。以上です。

出典:森町議会 平成26年第1回 9月会議 2014年9月1日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる