森町議会 平成26年第1回 9月会議 2014年9月1日
国保病院の元薬剤師について
- 聞いた人
- 黒田勝幸 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造、総務課長 木村浩二、病院事務長 坂田明仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 黒田勝幸
それでは、2問目でございます。国保病院の元薬剤師についてでございます。国保病院で医薬品を横流しして利益を得たとして、業務上横領などの罪に問われた病院の元薬剤師、村上恵一被告の控訴審判決が3月18日、札幌高裁でありました。懲役2年とした一審、函館地裁判決を支持し、村上被告の控訴を棄却いたしました。その後の情報がありません。町民からその後どうなっているのかと言われております。以下4点についてお尋ねいたします。1、これまでの経緯と今後の流れについて。特に村上被告は、現在どのような状況下に置かれているのか。2、現時点での被害額はどれぐらいを推定しております。3、村上被告の資産を町で預かっているとのことですが、いつ町のものになるのか。4、町長は、これまで病院の改革の一環である町民会議の開催や病院だよりの発行をしたいと言っておりましたが、どのようになっておりますか。以上です。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
黒田議員のご質問にお答えをいたします。1点目のこれまでの経緯でございますが、平成26年3月18日に行われた札幌高等裁判所での控訴審判決で控訴を棄却され、二審でも懲役2年の実刑判決が下された後について、こちらで把握している範囲において説明をさせていただきます。二審でも実刑判決が下されたことから、4月に顧問弁護士と損害賠償請求について打ち合わせをし、町で預かった現金及び起訴事実の供託金約1,070万円を被害額の一部として歳入歳出外会計に入金しております。その後、元薬剤師と損害賠償請求額を協議するため、入所している可能性の高い刑務所へ通知文を送付するも不在のため返却となっております。現在元薬剤師が上告したのかも含めて、服役場所について顧問弁護士に調査を依頼しております。今後の流れにつきましては、服役場所がわかり次第通知文を送付し、金額を確定させ、請求することになります。2点目の被害額でございますが、平成7年から行ったとされる医薬品の横領について、全期間の被害額を把握することは困難な状況となっております。顧問弁護士との協議の結果、平成14年から平成24年までの薬品を販売し、収入を得た額約7,800万円に入金額に対する被害額、消費税等修正申告分を含めて請求することが妥当であろうということになっております。3点目の預かっている資産についてですが、先ほどもご説明したとおり、服役場所がわかり次第通知文を送付し、元薬剤師同意のもと金額を確定させ、その後に町のものになります。4点目の町民会議の開催につきましては、諸事情により行えなかったのが実情でございます。開催方法も含めて検討させていただきたいと思っております。また、病院だよりの発行につきましては、平成25年度は5月の1回の発行にとどまっております。今後は院内で新たに係長クラスでの組織を立ち上げ、発行してまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の質問 15番 黒田勝幸
4点聞いたのだけれども、1点目の村上被告の現在どうなっているかということに対して答弁言わなかったのでない。言ったか。わからないと言ったのか。それ一番いいものね。まず、わからないというのが問題なのだ。判決二審で出たでしょう。それ不服として東京高裁に上告というのしたものなのだか、また再度訴えたものなのだか、それを認めて収監されているものだかわからないわけでしょう。そういうことなのでしょう。ということは、3月に二審終わりました、札幌で。もう6カ月たっているわけ。東京高裁でやったとしても6カ月あれば結果出ているわけ。それいまだに出ないから、収監されたのかなと思うのです。それで、町で顧問弁護士もいるのでしょう。いるのでしょうというよりいるのだから、もう少し弁護士の権限でできないのか。町で調べることはできないだろうけれども、弁護士ってそういうことぐらいできないのかな、どこにいるかぐらい調べられないのかなと不思議なのだ。その辺1点。それから、1,070万円入金になったとか言ったよね。供託金、なったのでしょう、入金。まだなっていないの。これから。何か入ったような話ししなかった、今。何か今聞いていて1,070万もう入金になったということで聞いたものだから、その辺ちょっと再質問のときにしゃべって、再度。そして、被害額は17年間に及んでいるからわからない部分もあるけれども、7,800万と言ったよね。ということは、今まで議員協議会なり、議会で聞いているのは、刑事が終わらないと被害額の請求できないと言ったのだ。民事でなかったらだめだと言ったのだ。だから、刑事が終わって初めて被害額の請求なりするために民事ということなのでしょう。まだ民事やっていないでしょう。ということは、この被告人がどうなっているのだかわけわからないから恐らくまだやっていないと思うのだけれども、この辺がいつなるものがさっぱり見えていない。それと、いろいろと資産を預かってあるわけでしょう。預かってあるのでしょう。それが大体どのぐらいの金額になるものか。この7,800万に充当するだけの金額なものだか、まだその処分するための手続もしていないから金額わからないのだろうけれども、大体これに該当するだけがあるのかどうかということ。それと、町長いろんな事情で町民会議の開催、病院だよりの発行諸事情により思うように進んでいないと今言った。25年3月議会で言っているのだ、町長、これ。25年3月議会で言っているの、この言葉、同じこと。いまだに言っている。どうなっているの、1年半たっているのに。このときは解明の暁にはと言っているのだ。まだ解明の暁になっていないからやらないのだろうけれども、1年半たっているのだ。解明しなくても中間発表ぐらいやったらいいのでない。だから、町民怒っているのだ、何やっているのだと。やっぱりやるべき。それと、一番の問題は病院運営なのだ。今後どうするかということ、町民心配しているのは。今先生も足りなくて、午前中休んだり、午後休んだりしているでしょう。そうでしょう。そういう現状があるから、その理由もちゃんと町民に説明しなければだめ、この不祥事と絡めて。町長が今後病院運営についてはこういうふうにしたいのだという町長の考え方を示さないから町民が心配しているわけ。議会も心配しているわけ。その辺もう少し積極的にやっていかないと困るのでないかなと思うのだけれども、どうですか。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
黒田議員さんからの再質問にお答えをいたします。まず、私からは、病院の運営等につきまして町民会議を開催まだしていないという部分につきましてご答弁をさせていただきたいと思います。諸事情と書かせていただきましたけれども、やはり国保病院の体制が非常に不備になってしまったと。私が就任をする前後で限界に来ておったところから看護師等そういった関係者が非常に減少を続けていって、体制に不十分な部分がありましたので、まずはその体制づくりについてとにかく全力を尽くしてまいりました。今現在でも医師の十分な確保というところにはなっておりませんけれども、看護体制につきましては非常に皆様方にご満足をいただけるような状況まで復活しております。そういった中で、今後町民会議の開催については考えさせていただきたいなと、時期も含めて検討してまいりたいと、そのように思っておるところでございます。そういった中で、院内のこういった便りと申しますか、イメージアップにかかわる部分も今後取り組んでいく必要があるだろうと。今まではやっぱり院内の人間、担当者それぞれがとにかく自分の持ち場を取り組むのに精いっぱいという状態でございましたので、今後幾らか余裕を見ながら、そして特に若い方々にいろんなイメージアップをさせようと、新しい体制を、そういった形をつくっていこうかなと、そのように思いながら指示をしているところでございます。この病院の医師確保につきましては、森町だけではなくて、本当に全国的に15万人ぐらい足りないと。そういう中で皆さんいろいろと努力しておる。今やっと森町の町立病院も看護体制が充実してきて、今後ドクターが来ても大丈夫かなと、そういうイメージが表から見ても聞こえてまいっております。今後私も足を運びながら、いろんなところに新しい医師を確保するために努力してまいりたいと、そのように思っております。また、この裁判につきましては、当初も申し上げておりましたように刑事事件が終了してから、その後民事が始まると。非常に長期間にわたるそういった取り組みになるということは以前にも申し上げさせていただきましたけれども、その内容に先ほど再質問でいただいた調査等についての内容につきましては、総務課長と病院事務局長から答弁をさせたいと思います。以上でございます。
町の答え 総務課長 木村浩二(総務課長は2016年12月まで)
事務的なことでもありますので、私から答弁をさせていただきます。まず、1点目の村上被告の所在でございますが、これについては3月18日の新聞発表、札幌高裁での実刑判決ということを確認しまして、その後すぐ弁護士と相談をしたところでございます。ただ、そのときの協議内容としましては、この後最高裁判所に上告する可能性もまだ残っているということなので、弁護士と協議の結果もう少し時間を置きましょうということになってございました。そういう意味で所在もその時点ではわからないということです。その後4月、5月と弁護士と協議を重ねてきて、被害額について準備を進めてきたというところでございます。この時点でも上告したという情報がありませんでしたが、でもその可能性はまだ残っているということでしたので、少し時間を置きました。その後もうそろそろわかるころだろうという時期も来ましたので、顧問弁護士と相談して、私と事務長のほうで警察なり、検察庁へ出向き、村上被告が今どこにいるのかということを確認したわけですが、これは制度的に教えられないということでございました。そうなれば顧問弁護士に頼むしかないということでございます。そこで、弁護士の権限で今調査を依頼して、居場所を確認してもらっているところでございます。この過程で我々としましては、町としまして、初犯ですので、初犯の人がいる可能性の高い施設、そこに一旦手紙を送ってございます。しかし、そこからは本人不在ということで返ってきておりますので、その後の調査はやはり弁護士の権限でしかできないということになってございますので、依頼をしたところでございます。それから、1,070万円の内金としての一部入金でございますが、これにつきましては歳入歳出外という町の会計がございます。ここへ今一旦入金してございます。これは、町の入金ということでございますので、町のものになってございます。ただ、病院会計へ入れてしまえばその年の収入になってしまいます。これは、会計上どうしようもないので、一旦町のほうで預かっておいて、被害額が固まり、あるいは全て入金になった時点で病院の収入にするというふうにしなければならないというふうに考えてございますので、一旦町で保管しているということでご理解をいただきたいと思います。これは、町の入金でございます。それから、民事についてでございますが、以前からの説明で私のほうも何度か説明したと思いますが、やはり刑事事件が終わって、被害額を確定させて民事に入っていくという流れになるかと思います。これで今弁護士と被害額について相談をしているところでございますが、まずうちが確定させた被害額、うちが考えている被害額です。うちが考えている被害額を村上被告にまず確認します。これで村上被告がわかりましたと、了解しましたということであれば、これはこれで解決します。しかし、認めない場合、ここから民事に発展していくという形になろうと思います。それで、村上被告にこの金額を確認させるべく居場所を今弁護士に依頼しているということでご理解をいただきたいと思います。それから、全体金額になりますが、刑事事件で村上被告の弁護士からは、自分たちで認めた被害額は約7,800万円というふうに提示をしてまいりました。これをもとに我々のほうで、病院のほうで仕入れ金額や、あるいは消費税等々を含めて約1億円ということで顧問弁護士と相談して、弁護士のほうもまずではこの金額でいきましょうということに今なってございます。これで村上被告が確認していただければ、今後賠償額請求に向けて発展していくということになろうかと思います。以上です。
町の答え 病院事務長 坂田明仁(病院事務長は2019年3月まで)
損害賠償返済に充てることのできる資産の額でございますが、先ほど言いました約1,070万、そのほかに町のほうで共済積立金だとか、あと普通預金の通帳を押さえておりまして、全体で3,400万円ほどあろうかと思います。そのほかに家だとかそういうことについても本人はそちらの被害に充てるというふうになってございます。あと、株の証券の通帳につきましてもこちらで控えておりますけれども、本人の了承が得れないとおろせないという形になっておりますので、そういう形になっています。以上です。
議員の質問 15番 黒田勝幸
1,070万になったのがいつ入ったのか。入金になった日付。
町の答え 病院事務長 坂田明仁(病院事務長は2019年3月まで)
まず、先ほど言いました供託金の関係なのですけれども、4月24日に約590万ほど入っております。その前に町として現金を預かっていました金額481万円について4月10日に入っています。順番でいいますと、4月10日に480万円、4月24日に595万ほど入っております。以上です。
議員の質問 15番 黒田勝幸
訂正箇所ありますので、先に。東京高裁と言いました。これ最高裁の誤りでありましたので、訂正申し上げます。それと、答弁に対する質問でございますけれども、今まで議員協議会なり、議会での町長なり、総務課長の答弁で、お金のかかわり、被害額のかかわり、刑事事件が終わらないと被害額というのは民事でないとできないのだよということをずっと言われてあった。ところが、今話聞いていると4月10日に480万、4月24日に595万、1,070万入金になっていますよと言ったでしょう。そしたら、今9月で5カ月もたっているのだ。この間議会もあったし、議員協議会もあったのに何で一言も議会なり、議員に話ないの、入金になっているのに。おかしいのでない。何やっているの。議会軽視でしょう、それならまるで。今まで言っている話と全然違うのでしょう。だから、民事でないとお金の請求できない、もらえないのだと議員の人たちみんな思っている。思っているでしょう、皆さん。それ既に4月に入っているのに、何で報告ぐらいできないのですかと言っているのだ。我々ももらっていることを知っていれば、その一部でも知っていれば自発的にこういうこともあったのですよと、総額についてはこれから調べて、刑事終わってから民事で請求正式にすることになるのですよと言えるでしょう、町民に対して。今までもらっていないと思っているから、こういう質問出てきているのだ。何やっているの。全くおかしいのでないの、やっていることと思うのだ、私は。あなたたちはそれ当たり前だかしれないけれども。そう思う、普通。その辺ちょっと納得できないのだ。それいつまでもしゃべっても時間食うだけだからあれだから、その辺もう少しちゃんとやってくれなければ困るということ。それで、普通は悪いことする人はみんな銭こ使ってしまって何もないのだけれども、この人幸いにしてあるからよかった。7,800万だけのものあるかどうかはこれからのことだけれども、既にもう3,400万も共済だとかなんとかということでもらったとか、一部もらったとかめどがついているから幸いだと思っている、この人。まだそのほか土地とかあると言っているから、かなりの部分返済してもらえると思うからよかった。それと、町長、町民会議、早い時期にというの、1年半前もそんなこと言って、1年半もやっていないのだから、町長の早い時期というのはいつの早い時期だかわからないから、できれば年内にやってほしいし、早い時期という言葉の具体的に明示してください。そうでないとまた同じ質問されることになるから。その辺お願いします。
町の答え 総務課長 木村浩二(総務課長は2016年12月まで)
1,070万の入金について私からちょっと説明させていただきます。
町の答え 総務課長 木村浩二(総務課長は2016年12月まで)
入金については、黒田議員おっしゃるとおりで、私どももそういう考えでいて、議員協議会の中でそういう説明をさせていただきました。ただ、顧問弁護士と3月以降に相談した結果、今こういうふうに宙ぶらりんになっている現金があるのですということを相談したところ、民事になった場合にはっきり町の収入になっていない現金があるのであれば、それは相手の弁護士がついた場合どうなるかわからないので、早目に町の収入にしたほうがいいというアドバイスを受けたので、即入金という形をとらせていただきました。この辺について議会にご報告申し上げなかったことは、大変申しわけないと思ってございます。よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
町民会議の部分について私から再度。以前からお話し申し上げながら具体的な取り組みに至っていないのは、大変私からもおわびを申し上げるところではございます。ただ、先ほど申し上げましたようにやはり基本はあり方よりも本当の病院の医療体制を先にきちっとした確立することが大事だということで今まで取り組んでまいりました。かなりおくれた部分をこれからきちんとした形で町民会議のあり方も含めましていろいろと検討してまいりたいと、そのように思っております。以上でございます。(「議長、時期の明示を答えてくださいと」の声あり)
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
時期でございますけれども、この体制も含めましてきちっと固まったものがございません。その点で、時期に関しては後日また改めましてそういうご報告をさせていただきながら会議を開催したいと、そのように思います。大変申しわけございませんが、ご理解をお願いしたいと思います。(「議長、納得できない」の声あり)
議員の質問 15番 黒田勝幸
体制ができてからって、体制いつできるの。ずっとそういうふうにきているのでしょう。だから、中間でいいからやってくださいということを言っているのだ。町長の言葉を聞きたいの、町民は。町長の考え方を聞きたいの。体制いつできるの。努力していることは理解しているのだ。理解しつつも中間発表ぐらいしたらいかがですかと言っているのだ。病院のあり方今後どうするのか。だって、町長、この病院関係で不祥事続きでしょう。薬剤師の話から臨時職員の医療費窓口で不正した58万、それから山口医師のわいせつ行為あって、新聞にみんな載っているのだ。町民みんな知っているのだ。立て続けで3件も続いているのだ。それは、議会で謝罪したとか給料減額した、それはいい。だけれども、町民の前でちゃんと言うべきでしょう。特に病院のことについて今後どうするのだろうと、梶谷町長はどうするのだろうとみんな心配している。町長だって年間4億も赤字になっている中でも頑張ってやっているのでしょう。2億はルール分で国から来るにしても、2億というのは町民の血税を投入しながらやっているの。毎日病院100万以上ずつ赤字なの。それでもやっているわけでしょう、やらないわけにいかないから。だから、その辺も町長の口からきちっと町民に説明すべきではないの。立て直しできた時点といったっていつ立て直すの。いつまでにそしたら立て直すと、そしたらそっちのほうちゃんと言ったらいいでしょう。いつまで責任持って立て直すと。それでなかったら全然姿見えないでしょう。本当に今なった町長にこういう言葉言うのは酷だと思って理解しつつも、やっぱり町長に言うしかないのだ。だから、その辺町民会議もう少し前向きに、年内にやりますとか言ってくれたらいいでしょう。もう一回頼みます。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再度のご質問でございますけれども、私個人の思いだけを町民の方々に伝えるのは、それは今すぐでもできます。しかし、それだけで町民の方々は満足されないと思うのです。看護の体制、介護の体制、リハビリの方法、それから医療システム、もちろん病院の医師を本当にあなた確保して連れてこれるのかと、そこまでの答えを持たないで安易に私はこの町民会議は開けるものではないなと、そういう思いはございます。ですから、きちんと町民の方に説明できるような体制ができるまでちょっとお時間を下さい、そういう思いでご答弁をさせていただきました。よろしくご理解をお願いいたします。