みんなの議会

森町議会 令和2年第1回 12月会議 2020年12月8日

1、学校給食費の無償化継続について

聞いた人
檀上美緒子 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 檀上美緒子

それでは、1問目、学校給食費の無償化継続について質問いたします。今年度学校給食費が無償化となりました。これは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う休校や家庭の経済的負担軽減として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金を活用しての施策ですが、給食費の無償化は保護者からも現場からも歓迎されています。保育所、幼稚園の無償化も含め、少子化対策としての子育て支援としてはとても有効な施策と言えます。今までは小学生1人当たり1,520円、中学生は1,600円を町が補助しており、保護者の負担分は小学生で月2,240円、年2万6,880円、中学生は月3,100円、年3万7,200円で、今年度はその負担分の2,963万7,000円を無償化しました。学校給食は、子供たちの成長にとっての栄養はもちろん、食育や生活習慣、人間関係にとっても重要な教育の一環として位置づけられます。そうした場を子育て支援の面から経済的に支えることは、価値あることと考えます。新年度からも給食費無償化を継続すべきと考えますが、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。学校給食は、成長期にある子供たちの心身の健全な発達に資するとともに、食に関する正しい知識や望ましい生活習慣を身につける上で重要な役割を担っているものと考え、その実施に努めてまいりました。これまで町では小学生は月額1,520円、中学生は1,600円を子育て支援として給食費の一部調整を行い、保護者には小学生は月額2,240円、中学生は3,100円の給食費をご負担いただき、学校給食の円滑な実施に努めてまいりました。令和2年度につきましては、コロナ禍の影響による緊急対応として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の財源を活用し、給食費を全額減免する対応を講じました。さて、議員質問の給食費を無償とした場合、継続的な予算の確保が必要となり、その財源確保は大きな課題であるため、今後も学校給食の円滑な実施のために引き続き保護者に給食費をご負担していただきながら給食費の一部助成を継続し、子育て世代の経済的な負担の軽減を図ってまいりたいと考えております。以上です。

議員の質問 11番 檀上美緒子

非常に残念な答弁なのですけれども、今までの議員の様々な一般質問の中でも一番施策として評価される実施すべき望ましいものとしてもやはり財源の問題が具体化する上では非常に大きな課題となるとは私自身も思っています。そういう意味で、特にこのたびの町長選挙に当たって公約の中で私自身がすごく同意というか、したのは、公平な税金の使い方ということを明記されているのです。この公平な税金の使い方といった場合に給食費を無償化するということは全ての子供たちに公平に行き渡るという意味からいっても非常に大きな価値というか、政策ではないかなというふうにして思っています。その面で、公平性からいって、財源の問題で言われたのですけれども、非常に不公平な財源が実際に使われているという森町の実情があるわけです。そこにメスを入れたときに、私は公平な税金の使い方といったときに教育費に、給食費に充てるということはそれほど無理なことではないだろうと思っています。今年度も特別な、コロナの場合で国からの交付金があるというようなこともあって、それを活用しての無償化の財源として充てているわけですけれども、2,963万、約3,000万ほどの金額なわけです。これは、考えてみればグリーンピア大沼への補助金の問題や、それから指定管理者へのこのたびのコロナ禍における補助金の出し方なんかも含めて、金額的にいえばそれほど大きな問題ではないわけです。ですから、私はこういう税金の公平性といった形で、そして全ての子供たち、または保護者も含めて歓迎される、そういうような事業に対して積極的に財源として確保するということから不公平な今現在森町が行っている税制を見直しながら、財源に充てていくというような取組をぜひ考えてほしいと同時に、ふるさと応援基金の部分に関わっても、今までのふるさと応援基金というのはいろんな事業に、いろんなといっても基本的には6分野ですか、には決まってはいるのですけれども、実際的には200近くの事業にばらまいていて、町民自身も何に使われているか分からないみたいな状況が現実的にはあるわけです。そういうような点からいっても、次代を背負う子供たちのためにこういう形で使いますとかという形で明確に打ち出すとか、そういうような方法も含めて知恵を出せば、または見直しを図れば、十分財源としては出てくるだろうと思うのです。それで、ほかの議員の質問の中でもあったのですけれども、今後見直すとかこれからの課題としてという検討課題としてあるのですけれども、私はぜひ、今年も3月で今年度は終わるわけで、新年度が4月からスタートするわけですので、見直すとか検討するではなくても本当にやるというような姿勢の下にその財源を確保するための、見つけ出すというか、検討するというような姿勢でぜひとも臨んでほしいと思っているのですけれども、その辺りの、今現在の財政の今言った問題点、指摘した問題点に対する見直しも含めて、無償化への姿勢というのをもう一度ご答弁願いたいと思います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。檀上議員おっしゃるとおり、確かに税の使い方という面で公平、公正に様々な施策や町民の方々の住みやすいまちづくりのため、もしくは教育環境改善のために本当使っていかなければならない、そういった思いは私重々承知して、心の中にあります。それと、今回の子育て支援策の一つとして学校給食、そういったものの負担を全額ただにする、そういったものがいいのか、またその資源をほかの、資源というか、財源をほかの子育て支援のほうに割り振って、さらなる子育て支援に関する拡充を行っていくかということは切り離してちょっと考えていただきたい部分が少々ございます。今年度につきましては、先ほどもご答弁、檀上議員も御存じのとおり、コロナ対策ということの一環として給食費を無料とさせていただきました。今後の基本的な子育て支援に関する方針といいますか、これは財政ともいろいろ相談をしながら、今後の先行き等々見据えながら決定していかなければならないことではあるのですが、何か一つの事柄に対して全額補助にするということよりかは、財政上許容する限りではございますが、子育て世代への様々な経済的な支援、いろいろな面でそういった支援を拡充していきたいと考えております。そういった意味でも、先ほど来ちょっとご答弁の中でも、議員の皆様からご質問もいただいておりますとおり、入学支援金の10万円の制度ですとか、本当様々な子育て支援、もしくは子供たちが未来に向けてこの森町でどう住んでいくか、ご家族がどのように将来設計をご家族とされていくか、そういうことに対しての広い意味での補助ということを私ども検討していきたいと考えておりますので、その辺どうかご理解賜りたいと考えております。以上です。

議員の質問 11番 檀上美緒子

今切り離してという部分が、ちょっと何をどう切り離すのかというのがよく分からなかったのですけれども、私は今年度はやっぱり緊急というか、特別な事情で、コロナ禍という、そういう状況の中での無償化だというのは十分承知しているのです。ですから、それができたというのはそういう財源の補助というか、国からの交付金があったということが大前提ではあるのですけれども、それを契機にやっぱりそれこそ、先ほど言ったように、給食というものの持つ意味だとか、または税金の使い方の公平性という観点からすれば、給食費を無償にするということは非常に意味のあるというか、公平性を担保する事業としては大きな存在があるのではないかなというふうにして思っているわけです。やったから奨学金は要らないのだとか準備金は要らないのだとかということではないのですけれども、それらも含めて何を優先的に施策として取り入れていくのかというのは、これはもちろん十分総合的にというか、判断しなければならないとは思うのですけれども、そこの中でもやはり給食費というのをかなりの重点化した上で考えてほしいし、考えるべきではないかなということを改めて強く言いたいと思うのですが、それに対する考え方もぜひお聞きしたいなと思っているのです。現実に渡島の中でも無償化をしている町村が幾つか出ていますよね。そういうところ、児童数が少ないとか小さな規模だとかということもあるのかも分かりませんけれども、それこそそういうふうに実際にやっているところもありますので、森町の財政規模からいって、先ほども言ったように、本当に財源がないのかといった場合に不公平な税金の使い方をしている部分もあるので、そこにやっぱりメスを入れていくと。本当に必要なというか、本当に町民の役に立つために税金を使うというような方向性を持って給食の無償化というのを、今年やったのだから引き続きそれを、父母にとっても喜ばれているという状況もありますので、このコロナ禍も状況によってはまた第三次の国家予算の予備費、補正予算も組まれるとかというので、その中身もこれからの検討になるかと思うのですけれども、コロナ禍の状況も分かりませんから、何とも国の方向がどうなるかまだ分からない状況の中ではあれなのですけれども、森町の今後の子育て支援、そして、税金を公平に町民のために役立てるというような観点からぜひこの給食の無償化ということを優先的に検討課題として取り組むという、そういう姿勢をぜひ示してほしいなと思うのですけれども、その辺りいかがでしょう。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。檀上議員おっしゃるとおり、今回のこの給食費が全額免除というか、無料になるということに対してのお母さんたち、父兄の皆さんの評判というか、すごくいいものであるということは私も重々承知しております。今後の子育て支援に対する選択肢として、この給食費の無償化というものが決して駄目であると、選択肢としてないというわけではございません。その辺は、ご理解いただきたいという点でございます。財源、これから人口減少も進む中、いろんなことを検討しながら、当然その不公平な税金の使い方というものは是正していかなければならないというふうに思っております。そういう点は、当然やっていかなければならないと思っておりますが、財政を見直し、子育て支援、または子供たちに対する教育の現場に対する支援というものを財源的に確保できるのであれば、それは適時適正に見直しして、拡充を総合的に見て判断して行っていくというふうに考えております。以上です。

出典:森町議会 令和2年第1回 12月会議 2020年12月8日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる